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Sun Server X4-4 設置ガイド
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このドキュメントの使用方法

設置手順の概要

サーバーの機能とコンポーネント

フロントパネルの機能

バックパネルの機能

サーバーがサポートする部品

サーバーの管理

Oracle System Assistant

Oracle ILOM

Oracle Hardware Management Pack

UEFI BIOS

サーバーの設置準備

サーバーのラックへの設置

サーバーの配線

Oracle ILOM への接続

Oracle System Assistant を使用したソフトウェアおよびファームウェアの設定

OS インストール用のサーバードライブの構成

インストール済み Oracle Solaris OS の構成

インストール済みの Oracle Linux OS の構成

インストール済みの Oracle VM ソフトウェアの構成

サーバーファームウェアとソフトウェアの入手

システム電源の制御と BIOS メッセージの表示

インストールの問題のトラブルシューティング

索引

UEFI BIOS

Sun Server X4-4 には、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) 準拠の BIOS が組み込まれており、旧バージョンの BIOS に比べて豊富なブートオプションとアダプタカードの構成機能を備えています。

レガシー BIOS と UEFI BIOS の 2 つのブートモードを BIOS に使用できます (下の表で説明)。UEFI BIOS は、いずれかのブートモードをサポートするように構成できます。ただし、一部のデバイスとオペレーティングシステムはまだ UEFI BIOS をサポートしておらず、レガシー BIOS ブートモード用に構成されたサーバーでしかブートできません。

ブートモードは BIOS 設定ユーティリティーで変更できます。新しいモードは、BIOS 設定ユーティリティーで適切に選択してから、「Save Changes and Reset」を実行したあとで構成されます。そのあと、サポートされているオペレーティングシステムでブート候補 (ディスクドライブなど) を構成できます。


注 ‐  ブートモードを変更すると、サーバーが前のモードのときに構成されたブート候補 (ディスクドライブなど) は使用できなくなることに注意してください。これらを使用可能にする唯一の方法は、前のブートモードに戻すか、新しいブートモードで再構成することです (すべてのデータが消去されることがあります)。

ブートモードを変更する前に、スイッチバックする場合に備えて Oracle ILOM BIOS のバックアップおよびリストア機能を使用して、前の構成を保存してください。

ブートモード
説明
レガシー BIOS ブートモード
レガシー BIOS ブートモードは、BIOS 設定ユーティリティーのデフォルトの設定です。ホストバスアダプタ (HBA) によるアダプタオプション ROM の使用を許可するには、レガシー BIOS ブートモードを選択します。ソフトウェアまたはアダプタに UEFI ドライバが付属していない場合、またはシステムがオプション ROM を使用している場合は、レガシー BIOS ブートモードを選択します。
レガシー BIOS ブートモードでは、レガシー BIOS ブートモードをサポートするブート候補のみが BIOS 設定ユーティリティーの画面の「Boot Options Priority」リストに一覧表示されます。

注 ‐  ブートモードを選択し、オペレーティングシステムをインストールしたあとは、サーバーをリブートして BIOS の別のブートモードを選択しても、OS はアクセス不可能になり、使用できません。OS をブートするには、前のブートモード設定に戻す必要があります。

UEFI BIOS ブートモード
ソフトウェアおよびアダプタに UEFI ドライバが付属している場合は、BIOS 設定ユーティリティーから UEFI ドライバを使用する UEFI BIOS ブートモードを選択します。選択を行う手順については、『Oracle X4 シリーズサーバー管理ガイド』を参照してください。
UEFI BIOS ブートモードでは、UEFI BIOS ブートモードをサポートするブート候補のみが BIOS 設定ユーティリティーの画面の「Boot Options Priority」リストに一覧表示されます。
現時点で、UEFI BIOS ブートモードをサポートしているのは、Sun Server X4-4 用にサポートされている次のオペレーティングシステムです。
  • Oracle Solaris 11.1 以降

  • Oracle Linux 6.5

  • Red Hat Enterprise Linux 6.5

  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3

  • Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 および Microsoft Windows Server 2012

その他のすべてのオペレーティングシステム (出荷時にインストール済みの OS イメージを含む) は、レガシー BIOS ブートモードを使用する必要があります。
最新のリストについては、http://www.oracle.com/goto/x4-4/docs にある『Sun Server X4-4 プロダクトノート』を参照してください。

注 ‐  ブートモードを選択し、オペレーティングシステムをインストールしたあとは、サーバーをリブートして BIOS の別のブートモードを選択しても、OS はアクセス不可能になり、使用できません。OS をブートするには、前のブートモード設定に戻す必要があります。

関連項目