タスク

7x20 コントローラのタスク

固定器具をコントローラシャーシに設置する

固定器具がスライドレールに入った状態で出荷されている場合、この手順を開始する前に、次のようにして取り外す必要があります。

• スライドレールを開梱し、構成部品の前の方にあるスライドレールロックを探します。

• ロックの上下にあるつまみを押したままの状態で (1)、固定器具が止まるまで引き出します。

• 固定器具リリースボタンを固定器具の前方に向けて押しながら (2)、器具を構成部品から引き抜きます。

次の図は、7120/7320 レールキットを取り外す手順を示しています。

次の図は、7420 レールキットを取り外す手順を示しています。

1. 固定器具をシャーシに合わせます。このとき、スライドレールロックがシャーシの前側になるようにし、固定器具のはめ込み用の穴をシャーシ側面の位置決め用ピンに合わせます。
2. 次の図は、7120/7320 の固定器具の取り付け方法を示しています。
   
3. 次の図は、7420 の固定器具の取り付け方法を示しています。
   
4. シャーシの 4 つの位置決め用ピンの頭が固定器具の 4 つのはめ込み用の穴から突き出た状態で、固定器具の留め具がパチンとロックされるまで固定器具をシャーシの前方に引っ張ります。
5. すべての固定ピンがシャーシにしっかり固定されていることを確認します。
6. この手順を繰り返して、残りの固定器具をシャーシの反対側に設置します。

コントローラシャーシをラックのスライドレールに設置する

この手順には、シャーシの重さのため最低 2 人が必要です。この手順を 1 人で実行すると、機器が損傷したり、けがをする可能性があります。装置をラックに積載する際は、常に下から上の順に行なってください。

1. 汎用の 19 インチキャビネットを使用する場合、図に示すように、レールプレートを設置する位置の上と下の穴に角穴 M6 ケージナットをはめ込みます。
   
2. スライドレール構成部品の両端にある器具が、前面および背面のラックポストの外側になるように、スライドレール構成部品をラックに合わせます。次の図に、レール構成部品の器具を示します。
   
3. スライドレール構成部品をラックポストに取り付けますが、ねじを完全に締め付けないでください。
4. ラック前面からレール幅のスペーサを使用して、レールの幅を正しく設定します (1)。
   
5. 器具のねじを締め付けます。
6. スペーサを取り外し、レールがラックにしっかりと取り付けられていることを確認します。
7. ラックに転倒防止脚がある場合、ラックの下から引き出します。
   
8. ラック安定脚を下げていない場合は下げます。
9. スライドレールをラックのスライドレール構成部品にできるだけ奥まで押し込みます。
10. 固定器具の後ろの端がスライドレールに合うようにシャーシを持ち上げ、シャーシをスライドレールに挿入します。固定器具がスライドレール停止位置に合うまでシャーシをゆっくり押し込みます (約 12 インチ、30 cm)。かみ合うと、「カチッ」と音がします。
11. 次の図は、7120/7320 のシャーシの挿入と、スライドレールロックの使用方法を示しています。
    
12. 次の図は、7420 のシャーシの挿入を示しています。
    

ケーブル管理構成部品を設置する

この手順は装置ラックの背面から行います。

1. ケーブル管理構成部品 (CMA) のレール拡張部品を左側のスライドレールに取り付け、拡張部品がロックされるまで押し込みます。
   
2. CMA 固定器具コネクタを右側のスライドレールに挿入し、コネクタがロックされるまで押し込みます。
   
3. 右側の CMA スライドレールコネクタ (1) を右側のスライドレール構成部品 (2) に挿入し、コネクタがロックされるまで押し込みます。
   
4. 左側の CMA スライドレールコネクタ (1) を、左側のレール構成部品に付いているレール拡張部品 (2) に挿入し、コネクタがロックされるまで押し込みます。
   
5. ケーブルを構成部品に設置して引き回したあと、ケーブル固定用の面ファスナー (1) を取り付けます。その後、構成部品を支えるための左右の外側のラッチを取り付けます。