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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド
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Document Information

このドキュメントの使用法

 1 Oracle ZFS Storage Appliance の概要

 2 ステータス

 3 初期構成

 4 ネットワーク構成

 5 ストレージ構成

 6 Storage Area Network の構成

 7 ユーザー構成

 8 ZFSSA の設定

 9 警告の構成

警告のカテゴリ

サポートされている警告アクション

電子メールの送信

SNMP トラップの送信

Syslog メッセージの送信

データセットの再開/一時停止

ワークシートの再開/一時停止

ワークフローの実行

しきい値警告

BUI を使用した警告の構成

しきい値警告の追加

警告アクションの追加

CLI を使用した警告の構成

しきい値警告の追加

警告アクションの追加

 10 クラスタ構成

 11 ZFSSA サービス

 12 シェア、プロジェクト、およびスキーマ

 13 レプリケーション

 14 シャドウ移行

 15 CLI のスクリプト化

 16 保守のワークフロー

 17 統合

索引

サポートされている警告アクション

次のアクションがサポートされています。

電子メールの送信

警告の詳細を示す電子メールを送信できます。構成には、電子メールアドレスおよび電子メール件名行が必要です。次のサンプルは、しきい値警告に基づいて送信された電子メールです。

From aknobody@caji.com Mon Oct 13 15:24:47 2009
Date: Mon, 13 Oct 2009 15:24:21 +0000 (GMT)
From: Appliance on caji <noreply@caji.com>
Subject: High CPU on caji
To: admin@hostname.com

SUNW-MSG-ID: AK-8000-TT, TYPE: Alert, VER: 1, SEVERITY: Minor
EVENT-TIME: Mon Oct 13 15:24:12 2009
PLATFORM: i86pc, CSN: 0809QAU005, HOSTNAME: caji
SOURCE: svc:/appliance/kit/akd:default, REV: 1.0
EVENT-ID: 15a53214-c4e7-eae4-dae6-a652a51ea29b
DESC: cpu.utilization threshold of 90 is violated.
AUTO-RESPONSE: None.
IMPACT: The impact depends on what statistic is being monitored.
REC-ACTION: The suggested action depends on what statistic is being monitored.

SEE: https://192.168.2.80:215/#maintenance/alert=15a53214-c4e7-eae4-dae6-a652a51ea29b

アプライアンスで電子メールを送信する方法についての詳細は、SMTP サービス画面で構成できます。

SNMP トラップの送信

SNMP トラップの宛先が SNMP サービスに構成され、そのサービスがオンラインになっている場合、警告の詳細を示す SNMP トラップを送信できます。次の例は、Net-SNMP ツール snmptrapd -P によって表示される SNMP トラップです。

# /usr/sfw/sbin/snmptrapd -P
2009-10-13 15:31:15 NET-SNMP version 5.0.9 Started.
2009-10-13 15:31:34 caji.com [192.168.2.80]:
        iso.3.6.1.2.1.1.3.0 = Timeticks: (2132104431) 246 days, 18:30:44.31
   iso.3.6.1.6.3.1.1.4.1.0 = OID: iso.3.6.1.4.1.42.2.225.1.3.0.1
   iso.3.6.1.4.1.42.2.225.1.2.1.2.36.55.99.102.48.97.99.100.52.45.51.48.
99.49.45.52.99.49.57.45.101.57.99.98.45.97.99.50.55.102.55.49.50.54.
98.55.57 = STRING: "7cf0acd4-30c1-4c19-e9cb-ac27f7126b79"
     iso.3.6.1.4.1.42.2.225.1.2.1.3.36.55.99.102.48.97.99.100.52.45.51.48.
99.49.45.52.99.49.57.45.101.57.99.98.45.97.99.50.55.102.55.49.50.54.
98.55.57 = STRING: "alert.ak.xmlrpc.threshold.violated"
       iso.3.6.1.4.1.42.2.225.1.2.1.4.36.55.99.102.48.97.99.100.52.45.51.
48.99.49.45.52.99.49.57.45.101.57.99.98.45.97.99.50.55.102.55.49.50.
54.98.55.57 = STRING: "cpu.utilization threshold of 90 is violated."

Syslog メッセージの送信

Syslog サービスが有効になっている場合は、警告の詳細を示す syslog メッセージを 1 つ以上のリモートシステムに送信できます。syslog ペイロードの例およびほかのオペレーティングシステムで syslog レシーバを構成する方法についての詳細は、Syslog リレーサービスに関するドキュメントを参照してください。

データセットの再開/一時停止

Analytics のOracle ZFS Storage Appliance Analytics ガイド のデータセットは、再開や一時停止が可能です。これは、散発的なパフォーマンス課題を追跡するとき、およびこれらのデータセットを 24 時間毎日有効にすることが望ましくないときに特に役立ちます。

たとえば、CPU アクティビティーのスパイクが 1 週間に 1 回または 2 回通知され、その他の分析で関連するドロップが NFS パフォーマンスに表示されたとします。一部の追加データセットを有効にしても、問題点を検証するには情報がまったく足りません。ホスト名およびファイル名のデータセットで NFS を有効にした場合は、原因をより深く理解できます。ただし、このような特定のデータセットは負荷が高くなる可能性があります。24 時間毎日有効なままにすると、すべてのユーザーのパフォーマンスが低下します。これは、データセットの再開/一時停止アクションが役立つ可能性のある状況です。しきい値警告は、CPU アクティビティーのスパイクが検出されたときにのみ、ホスト名とファイル名のデータセットで一時停止中された NFS を再開するように構成できます。2 番目の警告は、短い間隔のデータが収集されたあとに、これらのデータセットを一時停止するように構成できます。最終結果として、課題発生時にのみ必要なデータが収集され、このデータ収集によるパフォーマンス影響は最小化されます。

ワークシートの再開/一時停止

これらのアクションでは、大量のデータセットが含まれる可能性のある Analytics のOracle ZFS Storage Appliance Analytics ガイド のワークシートを開く全体を再開または一時停止します。これを行う理由は、データセットを再開および一時停止する理由と同様です。

ワークフローの実行

ワークフローは、オプションで警告アクションとして実行できます。ワークフローを警告アクションとして使用できるようにするには、その alert アクションが true に設定されている必要があります。詳細は、警告アクションとしてのワークフローを参照してください。