次のアクションがサポートされています。
警告の詳細を示す電子メールを送信できます。構成には、電子メールアドレスおよび電子メール件名行が必要です。次のサンプルは、しきい値警告に基づいて送信された電子メールです。
From aknobody@caji.com Mon Oct 13 15:24:47 2009 Date: Mon, 13 Oct 2009 15:24:21 +0000 (GMT) From: Appliance on caji <noreply@caji.com> Subject: High CPU on caji To: admin@hostname.com SUNW-MSG-ID: AK-8000-TT, TYPE: Alert, VER: 1, SEVERITY: Minor EVENT-TIME: Mon Oct 13 15:24:12 2009 PLATFORM: i86pc, CSN: 0809QAU005, HOSTNAME: caji SOURCE: svc:/appliance/kit/akd:default, REV: 1.0 EVENT-ID: 15a53214-c4e7-eae4-dae6-a652a51ea29b DESC: cpu.utilization threshold of 90 is violated. AUTO-RESPONSE: None. IMPACT: The impact depends on what statistic is being monitored. REC-ACTION: The suggested action depends on what statistic is being monitored. SEE: https://192.168.2.80:215/#maintenance/alert=15a53214-c4e7-eae4-dae6-a652a51ea29b
アプライアンスで電子メールを送信する方法についての詳細は、SMTP サービス画面で構成できます。
SNMP トラップの宛先が SNMP サービスに構成され、そのサービスがオンラインになっている場合、警告の詳細を示す SNMP トラップを送信できます。次の例は、Net-SNMP ツール snmptrapd -P によって表示される SNMP トラップです。
# /usr/sfw/sbin/snmptrapd -P 2009-10-13 15:31:15 NET-SNMP version 5.0.9 Started. 2009-10-13 15:31:34 caji.com [192.168.2.80]: iso.3.6.1.2.1.1.3.0 = Timeticks: (2132104431) 246 days, 18:30:44.31 iso.3.6.1.6.3.1.1.4.1.0 = OID: iso.3.6.1.4.1.42.2.225.1.3.0.1 iso.3.6.1.4.1.42.2.225.1.2.1.2.36.55.99.102.48.97.99.100.52.45.51.48. 99.49.45.52.99.49.57.45.101.57.99.98.45.97.99.50.55.102.55.49.50.54. 98.55.57 = STRING: "7cf0acd4-30c1-4c19-e9cb-ac27f7126b79" iso.3.6.1.4.1.42.2.225.1.2.1.3.36.55.99.102.48.97.99.100.52.45.51.48. 99.49.45.52.99.49.57.45.101.57.99.98.45.97.99.50.55.102.55.49.50.54. 98.55.57 = STRING: "alert.ak.xmlrpc.threshold.violated" iso.3.6.1.4.1.42.2.225.1.2.1.4.36.55.99.102.48.97.99.100.52.45.51. 48.99.49.45.52.99.49.57.45.101.57.99.98.45.97.99.50.55.102.55.49.50. 54.98.55.57 = STRING: "cpu.utilization threshold of 90 is violated."
Syslog サービスが有効になっている場合は、警告の詳細を示す syslog メッセージを 1 つ以上のリモートシステムに送信できます。syslog ペイロードの例およびほかのオペレーティングシステムで syslog レシーバを構成する方法についての詳細は、Syslog リレーサービスに関するドキュメントを参照してください。
Analytics のOracle ZFS Storage Appliance Analytics ガイド のデータセットは、再開や一時停止が可能です。これは、散発的なパフォーマンス課題を追跡するとき、およびこれらのデータセットを 24 時間毎日有効にすることが望ましくないときに特に役立ちます。
たとえば、CPU アクティビティーのスパイクが 1 週間に 1 回または 2 回通知され、その他の分析で関連するドロップが NFS パフォーマンスに表示されたとします。一部の追加データセットを有効にしても、問題点を検証するには情報がまったく足りません。ホスト名およびファイル名のデータセットで NFS を有効にした場合は、原因をより深く理解できます。ただし、このような特定のデータセットは負荷が高くなる可能性があります。24 時間毎日有効なままにすると、すべてのユーザーのパフォーマンスが低下します。これは、データセットの再開/一時停止アクションが役立つ可能性のある状況です。しきい値警告は、CPU アクティビティーのスパイクが検出されたときにのみ、ホスト名とファイル名のデータセットで一時停止中された NFS を再開するように構成できます。2 番目の警告は、短い間隔のデータが収集されたあとに、これらのデータセットを一時停止するように構成できます。最終結果として、課題発生時にのみ必要なデータが収集され、このデータ収集によるパフォーマンス影響は最小化されます。
これらのアクションでは、大量のデータセットが含まれる可能性のある Analytics のOracle ZFS Storage Appliance Analytics ガイド のワークシートを開く全体を再開または一時停止します。これを行う理由は、データセットを再開および一時停止する理由と同様です。
ワークフローは、オプションで警告アクションとして実行できます。ワークフローを警告アクションとして使用できるようにするには、その alert アクションが true に設定されている必要があります。詳細は、警告アクションとしてのワークフローを参照してください。