データ・ウェアハウス・ジョブ

データ・ウェアハウス・ジョブは、ステージングからデータ・ウェアハウスに取り込まれたデータをコピーしてデータ検証を完了するためにOracle Unityで実行されるジョブです。

取込みジョブまたはストリーミングAPIを使用してデータをインポートする場合は、データ・ウェアハウス・ジョブを実行して、インポートしたデータを検証および処理する必要があります。ニア・リアルタイムAPIを使用してデータをインポートする場合、データ・ウェアハウス・ジョブを実行する必要はありません。

データ・ウェアハウス・ジョブの実行時に、次の値が計算されます。

データ・ウェアハウス・ジョブを実行したら、ID解決ジョブを実行して、検証済データを統合し、マスター・エンティティを作成できます。マスター・エンティティについてさらに学習します。

データ・ウェアハウス・ジョブの順序

Oracle Unity APIを使用してスクリプトを作成することで、データ・ウェアハウス・ジョブをカスタマイズできます。Oracle Unity Developerヘルプ・センターで、DWマッピングについてさらに学習します。

データ・ウェアハウス・ジョブのフローは次のとおりです。

  1. データ・ウェアハウス・ジョブの初期化。

  2. 検証とマッピング(同時に実行されます)。

    検証されるエンティティ: 住所検証が実行されるエンティティ。

    1. 住所検証

    2. データ・ウェアハウスのマッピング(エンティティごとに同時に実行されます)。

      1. オプションのデータ・ウェアハウスの事前スクリプト。

      2. デフォルトの標準データ・ウェアハウス・スクリプト。

    検証されないエンティティ: 住所検証が実行されずにデータ・ウェアハウスのマッピングが直接実行されるエンティティ。

    1. オプションのデータ・ウェアハウスの事前スクリプト。
    2. デフォルトの標準データ・ウェアハウス・スクリプト。

  3. リフレッシュ・スケジュールに基づいてデータ密度の値をリフレッシュします(データ密度の計算に関する追加情報の項を参照)。

  4. 属性参照およびセグメンテーションの属性参照の値をリフレッシュします。

次のステップ

住所検証

さらに学ぶ

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