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Oracle® ZFS Storage Appliance 管理ガイド、Release 2013.1.3.0
Oracle Technology Network
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ドキュメント情報

Oracle ZFS Storage Appliance の概要

Oracle ZFS Storage Appliance の構成

サービスの操作

Oracle ZFS Storage Appliance の管理

シェアの操作

アプリケーションと Oracle ZFS Storage Appliance の統合

Oracle ZFS Storage Appliance の Oracle データベースクライアント用の構成

Oracle Exadata Database Machine バックアップ

Exadata 用のアプライアンスの構成

アプライアンスネットワークの構成

アプライアンスプールの構成

アプライアンスシェアの構成

Oracle RMAN および Oracle Database インスタンスの構成

アプライアンス用の Exadata の構成

シェアのためのディレクトリ構造の構成

/etc/fstab ファイルの更新

init.d サービスの作成

アプライアンスのエクスポートにアクセスするための oranfstab の更新

ホスト上にシェアのマウント

マウントされたシェアの所有者の設定

Oracle SuperCluster のバックアップ

SuperCluster のバックアップのためのアプライアンスの構成

ZFS Storage Appliance InfiniBand データリンクの構成

ZFS Storage Appliance を追加する Oracle SPARC SuperCluster InfiniBand スイッチの構成

シングル IP 接続用の ZFS Storage Appliance ネットワークの構成

アクティブ/アクティブ構成用の ZFS Storage Appliance ネットワークの構成

ZFS Storage Appliance ストレージプールの構成

ZFS Storage Appliance のシェアの構成

ZFS Storage Appliance DTrace Analytics の構成

クライアント NFS マウントの構成

Solaris 11 ネットワークおよびカーネルの調整

Oracle Direct NFS (dNFS) の構成

Oracle RMAN バックアップおよび復元用の Oracle Database インスタンスの調整

Oracle RMAN 操作の専用サービスの作成

Oracle RMAN の構成

アプライアンスのバックアップのための Oracle SPARC SuperCluster の構成

ホスト上にシェアをマウントするためのディレクトリ構造の設定

/etc/vfstab ファイルの更新

NFS クライアントサービスの有効化

ZFS Storage Appliance のエクスポートにアクセスするための oranfstab の更新

ホスト上にシェアのマウント

マウントされたシェアの所有者の設定

Oracle Intelligent Storage Protocol

データベースレコードサイズ

同期書き込みバイアスのヒント

データベース名別の分析内訳

OISP 対応プロトコルおよびクライアント

Oracle Solaris Cluster 用のアプライアンスネットワークファイルシステムプラグイン

Oracle Solaris Cluster Geographic Edition 用のアプライアンスプラグイン

Oracle Enterprise Manager System Monitoring のアプライアンスプラグイン

Oracle Enterprise Manager Monitoring の構成

Oracle Enterprise Manager Monitoring の構成解除

Oracle Virtual Machine Storage Connect 用のアプライアンスプラグイン

ボリュームシャドウコピーサービスソフトウェア用のアプライアンスプラグインプロバイダ

Symantec Dynamic Multi-Pathing および Storage Foundation での FC サポート

Appliance Replication Adapter for VMware Site Recovery Manager

ZFS Storage Appliance のシェアの構成

シェアの構成は、クライアントアクセス用の NFS マウントポイントを設定および実行するプロセスです。Oracle SPARC SuperCluster 構成用に 2 つのプロジェクト (プールごとに 1 つのプロジェクト) を作成する必要があります。プロジェクトは、シェアの集合のためにより高いレベルの管理インタフェースポイントを提供するエンティティーです。シェアの管理を最適化するには、プロジェクトに含まれるシェアのデフォルトのマウントポイントを、データベース名を参照するように更新します (/export/dbname など)。パフォーマンスが最適化されたシステムのためには、各プールのプロジェクトごとに 4 つのシェア、合計で 8 つのシェア (ヘッドごとに 4 つ) を作成します。プロジェクトを構成するには次の手順を実行します。

  1. ヘッド 1 の BUI にログオンして、「シェア」>「プロジェクト」に移動します。
  2. 2. プロジェクトの横のプラスアイコンをクリックしてプロジェクトのわかりやすい名前を入力し、「適用」をクリックします。別のヘッドで類似したプロジェクトが作成されるため、プロジェクトにはヘッド 1 の独自の名前 (H1-mydb など) を付けます。
  3. 新しいプロジェクト名の横の鉛筆アイコンをクリックして、プロジェクトを編集します。
  4. 「一般」をクリックして、プロパティーを次のように指定します。
    • マウントポイント」をデータベース名を含むように変更します (たとえば、/export/H1-mydb)。

    • 同期書き込みバイアス」を「待機時間」から「スループット」に変更して、「適用」をクリックします。

  5. 「プロトコル」をクリックして、次のように NFS 例外を追加します。
    • NFS 例外の横のプラスアイコンをクリックします。

    • タイプ」を「ネットワーク」に変更します。

    • InfiniBand ネットワークのサブネットおよびネットマスク (たとえば、/24) を入力します。

    • アクセスモード」を「読み取り/書き込み」に変更します。

    • Charset」が「デフォルト」に設定されていることを確認します。

    • ルートアクセス」ボックスにチェックマークを付けて、「適用」をクリックします。

  6. 「一般」の横で「シェア」をクリックします。
  7. ヘッド 1 の 4 つのファイルシステムを作成し、ヘッド 2 とは異なる名前になるように独自の名前を付けます。バックアップストリームをインターリーブしてデータを 2 つのヘッドに分散させ、それによってパフォーマンスを向上させるため、ヘッド 1 には奇数番号の名前 (backup1backup3backup5backup7 など) を使用し、ヘッド 2 には偶数番号の名前 (backup2backup4backup6backup8 など) を使用します。ファイルシステムを作成するには、ファイルシステムの横のプラスアイコンをクリックしてファイルシステムの名前 (backup1) を入力し、「適用」をクリックします。この段階を繰り返して、残りの 3 つのファイルシステム (backup3backup5、および backup7) を作成します。
  8. ヘッド 2 に対して段階 1 から 7 を繰り返します。忘れずに一意のプロジェクト名 (たとえば、H2-mydb) を使用し、ファイルシステム名として偶数番号のバックアップ ID (backup2backup4backup6、および backup8) を指定します。