Oracle ACFSボリュームを作成するには、次の手順を実行します。
Oracle ASMの「ホーム」ページから「ディスク・グループ」ページにアクセスします。
Oracle ASMの「ホーム」ページとページへのアクセス方法の詳細は、「Oracle Automatic Storage Managementホームページへのアクセス」を参照してください。
「ディスク・グループ」ページの 「一般」タブで「ボリューム」リンクをクリックします。図13-4を参照してください。
「ディスク・グループ」ページの「ボリューム」 タブで、「作成」をクリックします。
図13-1のように、「ASMボリュームの作成」ページが表示されます。
ボリューム名、そのボリュームが含まれるディスク・グループ名およびそのボリュームの初期サイズを入力します。
また、ボリュームの冗長性設定およびプライマリ・エクテントおよびミラー・エクステントのリージョン設定も選択できます。冗長性の設定の詳細は、「ミラー化、冗長性および障害グループ・オプション」を参照してください。コールドおよびホットのディスク・リージョンの詳細は、「インテリジェント・データ配置」を参照してください。ASMCMD volcreate
コマンドを使用したボリュームの作成の詳細は、「ASMCMDボリューム管理コマンド」を参照してください。
図13-1に、Oracle ASMの「ASMボリュームの作成」ページを示します。
ディスク・グループ内のボリュームにOracle ACFSファイルシステムを作成するには、次の手順を実行します。
「ディスク・グループ」ページの 「ボリューム」タブにアクセスします。図13-4を参照してください。
ディスク・グループで既存のボリュームを選択し、「ASMクラスタ・ファイルシステムの作成」をクリックします。
ディスク・グループの互換性パラメータCOMPATIBLE.ASM
およびCOMPATIBLE.ADVM
は、11.2
以上に設定する必要があります。「ディスク・グループの互換性属性」を参照してください。
「ASMクラスタ・ファイルシステムの作成」ページで、ファイルシステムを作成するための情報を入力します。必要に応じて、ファイルシステムを登録およびマウントできます。
ボリューム名を入力する必要があります。ボリューム・ラベルを必要に応じて入力できます。
必要に応じて、ファイルシステムの作成時に登録およびマウントを選択できます。使用可能なディレクトリからマウント・ポイントを選択します。
画面に指示が表示されたら、コマンドの実行に必要なホスト資格証明を入力します。ファイルシステムを登録またはマウントするには、root権限または管理者権限が必要です。レジストリ・プロセスの詳細は、「Oracle ACFSマウント・レジストリについて」を参照してください。
ディレクトリを選択したら、「コマンドの表示」をクリックして、オペレーティング・システムのプロンプトで実行できるコマンドを生成します。Linuxシステムでのコマンド例を次に示します。
/sbin/mkfs -t acfs -b 4k /dev/asm/volume1-361 /sbin/acfsutil registry -f -a /dev/asm/volume1-361 /oracle/acfsmounts/acfs2 /bin/mount -t acfs -rw /dev/asm/volume1-361 /oracle/acfsmounts/acfs2
また、「ASMクラスタ・ファイルシステム」タブで、Oracle ACFSファイルシステムを登録またはマウントするためのコマンドも生成できます。