データベース、すべてまたは指定のインスタンス、すべてまたは指定のサービス名、リスナー、またはノード・レベル・アプリケーション・リソース用のOracle Clusterwareアプリケーションを停止します。有効化され、起動中または実行中のOracle Clusterwareアプリケーションのみが停止されます。Oracle Clusterwareの外部で稼働しているオブジェクトは停止されません。
srvctl stop
コマンド実行後に、停止状態のままにするオブジェクトを無効化する必要があります。srvctl disable
コマンドを参照してください。
注意:
オブジェクトを無効化せずに停止した場合、別の計画された操作の結果として再起動されることがあります。障害のためにオブジェクトが再起動されることはありません。stop
コマンドの実行後に、停止状態にしておくオブジェクトを無効化することをお薦めします。
依存アプリケーションおよびオブジェクトの停止に-force
パラメータを使用すると、それらの依存アプリケーションは、オブジェクトが後で再起動される場合やノードに障害が発生した後も再起動されることはありません。データベースが停止した場合は、依存アプリケーション(管理ポリシーがAUTOMATICのサービス以外)を手動で再起動する必要があります。
表A-185 srvctl stopのサマリー
コマンド | 説明 |
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Oracle ASMインスタンスの停止 |
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クラスタ検証ユーティリティ・リソースの停止 |
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クラスタ・データベースの停止 |
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指定した数のノード上にある特定のディスク・グループの停止 |
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Oracle ACFSボリューム・リソースの停止 |
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GNSの停止 |
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特定の高可用性VIP (高可用性NFSエクスポートに使用)の停止 |
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指定したOracleホームのリソースの停止 |
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インスタンスの停止 |
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指定したリスナーの停止 |
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管理データベースの停止 |
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管理リスナーの停止 |
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ノード・レベル・アプリケーションの停止 |
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OC4Jインスタンスの停止 |
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Oracle Notification Serviceの停止 |
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すべてのSCAN VIPの停止 |
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すべてのSCANリスナーの停止 |
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サービスの停止 |
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VIPリソースの停止 |
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ボリューム・デバイスの停止 |