BIOS 設定ユーティリティーでは、必要に応じて UEFI 設定を表示および編集するだけでなく、最適なデフォルト値を設定することもできます。最適なデフォルト値を設定することで、サーバーが既知の適切な構成で効率的に動作するようになります。最適なデフォルト値は、『Oracle Server X5-4 サービスマニュアル』で確認できます。
F2 キーを使用して BIOS 設定ユーティリティーで行なった変更はすべて、次回に変更するまで常時使用されます。
F2 キーを使用してシステムの BIOS 設定を表示または編集するだけでなく、BIOS の起動中に F8 キーを使用して、一時ブートデバイスを指定できます。F8 キーを使用して一時ブートデバイスを設定した場合、この変更は現在のシステムブートのみで有効です。一時ブートデバイスからブートしたあとは、F2 キーを使用して指定された常時ブートデバイスが有効になります。
始める前に
次の要件が満たされていることを確認します。
サーバーにハードディスクドライブ (HDD) または半導体ドライブ (SSD) が搭載されています。
HDD または SSD がサーバーに適切に設置されています。手順については、Servicing Storage Drives (CRU) in Oracle Server X5-4 Service Manual を参照してください。
サーバーへのコンソール接続が確立されています。詳細は、Selecting the Console Display Optionを参照してください。
たとえば、次のいずれかを実行します。
ローカルサーバーでは、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを押して (約 1 秒) サーバーの電源を切り、電源ボタンをもう一度押してサーバーの電源を入れます。
Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」をクリックし、次に「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択して、「Save」をクリックします。
Oracle ILOM CLI で「reset /System」と入力します
サーバーがブートプロセスを開始します。しばらくすると、BIOS 画面が表示されます。
「[Setup Selected]」およびブートモード (Legacy または UEFI) が BIOS 画面の下部に表示されて、BIOS 設定ユーティリティーが表示されます。しばらくすると、BIOS 設定ユーティリティーが表示されます。
メッセージが表示され、「OK」を選択してこの操作を続けるか、「CANCEL」を選択してこの操作を取り消すよう指示されます。
または、「Exit」メニューから「Save and Exit」を選択できます。