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Oracle® Server X5-4 Linux オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2015 年 6 月
 
 

ローカルメディアまたはリモートメディアを使用して RHEL 6.6 または 7.0 OS を手動でインストールする

この手順では、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.6 または 7.0 オペレーティングシステムのインストールをローカルまたはリモートのメディアからブートする方法について説明します。この手順では、次のいずれかのソースから RHEL のインストールメディアをブートすることを前提にしています。

  • RHEL 6.6 または 7.0 DVD セット (内蔵または外付けの DVD)

  • RHEL 6.6 または 7.0 の ISO DVD イメージ

PXE 環境からインストールメディアを起動する場合は、手順について Install RHEL 6.6, or 7.0 Using PXE Network Bootを参照してください。

RHEL OS のインストール方法の詳細は、http://www.redhat.com/en/services/support にある RHEL ドキュメントコレクションを参照してください。

  1. インストールメディアをブートできることを確認します。
    • 配布 DVD の場合は、ローカルまたはリモートの USB DVD-ROM ドライブに Red Hat 配布メディアのブートディスク (単一の DVD) を挿入します。

    • ISO イメージの場合は、Red Hat の ISO イメージ が利用できること、および ISO イメージが KVMS メニューを使用して Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションにマウントされていることを確認します。

    インストールメディアを設定する方法の詳細は、Selecting the Boot Media Optionを参照してください。

  2. サーバーをリセットするか、サーバーの電源を入れます。

    たとえば、次のいずれかを実行します。

    • ローカルサーバーでは、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを押して (約 1 秒) サーバーの電源を切り、電源ボタンをもう一度押してサーバーの電源を入れます。

    • Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」をクリックし、次に「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択して、「Save」をクリックします。

    • Oracle ILOM CLI でreset /System」と入力します

    サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が表示されます。


    image:BIOS 画面を示す画像。

    注 -  次のイベントがすぐに発生するため、次の手順では集中する必要があります。画面に表示される時間が短いため、これらのメッセージを注意して観察してください。スクロールバーが表示されないように画面のサイズを拡大してもかまいません。
  3. BIOS 画面で、F8 キーを押して、RHEL のインストールで使用する一時ブートデバイスを指定します。

    [Boot Pop Up Menu Selected] が BIOS 画面の最下部に表示され、「Please Select Boot Device」メニューが表示されます。表示される画面は、「UEFI/BIOS Boot Mode」をレガシー BIOS に構成したか UEFI に構成したかに応じて異なります。

    • レガシー BIOS ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。


      image:Legacy BIOS モードの「Select Boot Device」メニュー。
    • UEFI ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。


      image:UEFI モードの「Select Boot Device」メニュー。

    注 -  インストール時に表示される「Please Select Boot Device」メニューは、サーバーに取り付けられているディスクコントローラのタイプや、PCIe ネットワークカードなどのほかのハードウェアによって異なる場合があります。
  4. 「Please Select Boot Device」メニューで、最初のブートデバイスを内蔵、外付け、または仮想 DVD デバイスから選択し、Enter キーを押します。

    数秒後、RHEL インストールのスプラッシュ画面が表示されます。スプラッシュ画面の下半分に、説明、ファンクションキー、およびブートプロンプトが表示されます。

  5. Red Hat Enterprise Linux のスプラッシュ画面で、「Next」をクリックして標準的な対話式インストールを続けます。

    または、テキストモードで、次のコマンドを入力します。

    boot: linux text
  6. 画面上の指示と Red Hat のドキュメントに従って、Red Hat インストールの基本設定を続行します。

    詳細なインストール手順については、次の場所にある Red Hat Enterprise Linux のインストールガイドを参照してください。

    http://www.redhat.com/en/services/support


    注 -  Oracle Linux 6.6 または 7.0 OS、または Oracle VM 3.3 ソフトウェアがディスクにインストール済みの場合は、ディスクをパーティションに分割してインストール済みの OS を削除したり、インストール済みの OS を削除せずにディスクをパーティションに分割し、デュアルブートオペレーティングシステムをサポートしたりすることもできます。
  7. Red Hat インストールの基本設定が完了したら、Post Installation Tasks for RHEL 6.6, or 7.0 OSに示すインストール後のタスクを実行します。