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Oracle® Server X5-8 Linux オペレーティングシステムインストールガイド

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更新: 2015 年 7 月
 
 

ローカルまたはリモートメディアを使用して RHEL 6.6 または 7.1 OS を手動でインストールする

この手順では、ローカルまたはリモートメディアから Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.6 または 7.1 オペレーティングシステムのインストールをブートする方法について説明します。この手順では、次のいずれかのソースから RHEL インストールメディアをブートすることを前提にしています。

  • RHEL 6.6 または 7.1 DVD セット (外付け DVD)

  • RHEL 6.6 または 7.1 の ISO DVD イメージ

PXE 環境からインストールメディアをブートする場合は、Install RHEL 6.6 or 7.1 Using PXE Network Bootの手順を参照してください。

RHEL OS のインストールの詳細は、https://access.redhat.com/site/documentation/en-US にある RHEL ドキュメントコレクションを参照してください。

  1. インストールメディアがブートに使用できることを確認します。
    • 配布 DVD の場合は、Red Hat 配布メディアブートディスク (単一の DVD) をローカルまたはリモートの USB DVD-ROM ドライブに挿入します。

    • ISO イメージの場合は、Red Hat ISO イメージが使用可能であり、その ISO イメージが KVMS メニューを使用して Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションにマウントされていることを確認します。

    インストールメディアを設定する方法の詳細は、Selecting the Boot Media Optionを参照してください。

  2. サーバーをリセットするか、サーバーの電源を入れます。

    たとえば、次のいずれかを実行します。

    • ローカルサーバーでは、サーバーのフロントパネルにある電源ボタンを押して (約 1 秒) サーバーの電源を切り、電源ボタンをもう一度押してサーバーの電源を入れます。

    • Oracle ILOM Web インタフェースから「Host Management」->「Power Control」をクリックし、次に「Select Action」リストボックスから「Reset」を選択して、「Save」をクリックします。

    • Oracle ILOM CLI でreset /System」と入力します

    サーバーがブートプロセスを開始し、BIOS 画面が表示されます。


    image:BIOS 画面を示す画像。

    注 -  次のイベントがすぐに発生するため、次の手順では集中する必要があります。画面に表示される時間が短いため、これらのメッセージを注意して観察してください。スクロールバーが表示されないように画面のサイズを拡大してもかまいません。
  3. BIOS 画面で、F8 キーを押して、RHEL のインストールで使用する一時ブートデバイスを指定します。

    [Boot Pop Up Menu Selected] が BIOS 画面の最下部に表示され、「Please Select Boot Device」メニューが表示されます。表示される画面は、「UEFI/BIOS Boot Mode」をレガシー BIOS に構成したか UEFI に構成したかに応じて異なります。

    • レガシー BIOS ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。


      image:Legacy BIOS モードの「Select Boot Device」メニュー。
    • UEFI ブートモードの場合、次のような画面が表示されます。


      image:UEFI モードの「Select Boot Device」メニュー。

    注 -  インストール時に表示される「Please Select Boot Device」メニューは、サーバーに取り付けられているディスクコントローラのタイプや、PCIe ネットワークカードなどのほかのハードウェアによって異なる場合があります。
  4. 「Please Select Boot Device」メニューで、最初のブートデバイスとして外付けまたは仮想 DVD デバイスを選択し、Enter キーを押します。

    数秒後、RHEL インストールのスプラッシュ画面が表示されます。スプラッシュ画面の下半分に、説明、ファンクションキー、およびブートプロンプトが表示されます。

  5. Red Hat Enterprise Linux のスプラッシュ画面で、「Next」をクリックして、標準的な対話式インストールを続行します。

    または、テキストモードで、次のコマンドを入力します。

    boot: linux text
  6. 画面上の指示と Red Hat のドキュメントに従って、Red Hat インストールの基本設定を続行します。

    詳細なインストール手順については、次の Web サイトにある Red Hat Enterprise Linux のインストールガイドを参照してください。

    https://access.redhat.com/site/documentation/en-US


    注 -  Oracle Linux 6.6 または 7.1 OS、あるいは Oracle VM 3.3 ソフトウェアがディスクにインストール済みの場合は、ディスクをパーティション分割してインストール済みの OS を削除するか、またはインストール済みの OS を保持し、ディスクをパーティション分割してデュアルブートオペレーティングシステムをサポートすることを選択できます。
  7. Red Hat インストールの基本設定が完了したら、Post Installation Tasks for RHEL 6.6 or 7.1 OSに示されているインストール後のタスクを実行します。