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ユニット間およびユニット内処理の設定

ユニット間およびユニット内処理を設定するには、次のコンポーネントを使用します。

ページ名

定義名

用途

インストール オプション - 基本設定ページ

INSTALLATION_FS1

システムのユニット間、ユニット内方式およびユニット間要約オプションの法人に使用する、インストール オプションを選択します。

ユニット間インストール オプション基本設定の設定」を参照してください。

詳細は、「インストール オプション - 基本設定ページ」を参照してください。

元帳グループ - 貸借一致ページ

LEDGER_GROUP 3

ユニット内貸借一致入力を使用する場合に選択し、元帳グループの貸借一致チャートフィールドと関係会社を選択します。

取引コード ページ

IU_TRAN_CD

ユニット間およびユニット内貸借一致のカテゴリ分類を可能にする取引コードを定義します。

システム取引マップ ページ

IU_TRAN_MAP

取引コードをシステム取引にマップし、デフォルト取引コードを定義して、取引オプション ページにアクセスします。

取引オプション ページ

IU_TRAN_OPT1

請求およびユニット間/ユニット内移動の [ユニット間] オプションと [ユニット内] オプションを入力します。

ユニット間テンプレート ページ

IU_INTER_TMPLT

直接または間接のユニット間貸借一致方法を使用する場合に、ユニット間貸借一致入力の取引コード別チャートフィールドを入力します。

ユニット間テンプレート - 挿入する入力の選択ページ

IU_INTER_ENTRY

ページに挿入する入力タイプを選択します。全ての適用会計入力の選択ボタンの代替方法です。

ユニット内テンプレート ページ

IU_INTRA_TMPLT

ユニット内貸借一致入力の取引コード別チャートフィールドを入力します。

ユニット内テンプレート - 挿入する入力の選択ページ

IU_INTRA_ENTRY

ページに挿入する入力タイプを選択します。全ての適用会計入力の選択ボタンの代替方法です。

ユニット間ペア ページ

IU_INTER_PR_BASIC

ユニット間貸借一致方法がペアの場合に、ユニット間貸借一致入力の取引コード別チャートフィールドを定義します。ユニット間請求取引およびユニット間移動取引のデフォルト オプションを上書きします。

ユニット間ペア - 挿入する入力の選択ページ

IU_PAIR_ENTRY

ページに挿入する入力タイプを選択します。全ての適用会計入力の選択ボタンの代替方法です。

一般会計定義 - ユニット間/ユニット内ページ

BUS_UNIT_TBL_GL6

ユニット間およびユニット内テンプレートを選択します。ビジネス ユニットが属する法人を入力します。ユニット間請求取引およびユニット間移動取引のオプションを指定します。

インストール オプション - 基本設定ページ (INSTALLATION_FS1) を使用して、システムのユニット間、ユニット内方式およびユニット間要約オプションの法人に使用する、インストール オプションを選択します。

画像: インストール オプション - 基本設定ページ

次の例では、インストール オプション - 基本設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

インストール オプション - 基本設定ページ

フィールドまたはコントロール

定義

ユニット間貸借一致方法

システム全体の設定として、3 つの借勘定および貸勘定貸借一致方式の中から 1 つ選択します。値は、直接間接またはペアです。

ユニット間要約オプション
  • 要約: 関係会社チャートフィールドを使用しない場合、[要約] オプションは処理にのみ影響を与えます。このオプションを選択すると、[金額] フィールドと [行連番] フィールドが一致する場合を除いて、システムが作成したユニット間/ユニット内相殺行がまとめられます。たとえば、ビジネス ユニット A がビジネス ユニット B と C の経費を支払う場合にユニット間要約を使用しない場合、2 つのユニット間貸借一致行がビジネス ユニット A (1 つは B 用でもう 1 つは C 用) に作成されます。ただし、ユニット間要約を使用すると、ユニット間処理で 2 つではなくビジネス ユニット A のユニット間売掛金仕訳行が 1 つのみ作成されます。ビジネス ユニット A、B、および C の間で追加のアクティビティがある場合、ユニット間プロセッサはビジネス ユニット間の貸借一致全体を管理しながら、アクティビティを要約して最小数のユニット間仕訳行を作成します。

  • 要約なし: 関係会社チャートフィールドを使用しているときに、システムで作成されたユニット間/ユニット内相殺行を要約しない場合は選択します。

ユニット間取引に法人を使用

含まれる 2 つの一般会計ビジネス ユニットが同じまたは別の法人の一部であるかによって、ユニット間貸借一致入力に別のチャートフィールドを使用する場合は、チェック ボックスをオンにします。ユニット間貸借一致方法がペアの場合は、このフィールドを選択しないでください。

元帳グループ - 貸借一致ページ (LEDGER_GROUP 3) を使用して、ユニット内貸借一致入力を使用する選択をし、元帳グループの貸借一致チャートフィールドと関係会社を選択します。

画像: 元帳グループ - 貸借一致ページ

次の例では、元帳グループ - 貸借一致ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

元帳グループ - 貸借一致ページ

フィールドまたはコントロール

定義

ユニット内貸借一致入力

選択すると、システムにより貸借一致チャートフィールドに複数の値を含む取引に対して、ユニット内貸借一致が自動的に作成されます。貸借が一致しているチャートフィールドが少なくとも 1 つある場合以外は、このオプションを選択できません。つまり、使用可能な [貸借一致] チェック ボックスを 1 つオンにする必要があります。このチェック ボックスをオンにしない場合、または仕訳が他の理由で貸借不一致の場合は、仕訳編集プロセスで仕訳編集オプション ページの貸借一致仕訳に設定したルールを使用して、仮計上勘定を再利用するか、使用します。

貸借一致

貸借一致明細元帳では、ビジネス ユニット、基本通貨コード、台帳コードおよび調整タイプの借方金額と貸方金額が一致している必要があります。この元帳グループに追加の貸借一致チャートフィールドを選択するには、別のチャートフィールドに使用可能なチェック ボックスをオンにします。勘定科目および代替勘定科目など一部のチャートフィールドは、貸借一致チャートフィールドにできず、チェック ボックスを使用できません。

標準または換算元帳グループのこのチェック ボックスの値を変更する場合は、新しい設定が既存のチャートフィールド継承グループに対して有効かどうかがシステムで検証されます。

貸借一致チャートフィールドに特別な検証を必要とするチャートフィールド継承グループの処理」を参照してください。

貸借一致チャートフィールドの場合、システムではユニット ページの元帳に定義した元帳グループと、ビジネス ユニットが元帳グループに使用するセットID を使用するビジネス ユニットがチェックされます。元帳グループに関連付けられているビジネス ユニットに、空白の貸借一致チャートフィールドの継承値がある場合は、警告が表示されます。

関係会社で使用

このフィールドは、チャートフィールドが標準または詳細チャートフィールド設定ページに関連付けられている関係会社がある場合にのみ、使用可能です。

関係会社は、どのエンティティがユニット間またはユニット内取引に含まれるかがチャートフィールド勘定科目の値から判断できない場合に使用されます。

たとえば、ビジネス ユニット US001 で勘定科目チャートフィールド値 114000 を使用して、他の全ての関連ビジネス ユニットからユニット間売掛金を指定するとします。

US001 で関係会社を使用するように選択し、US002 の 200.00 USD と US003 の 300.00 USD の賃料を支払う場合、ユニット間およびユニット内プロセッサで US001 の台帳に 2 つのユニット間売掛金が作成されます。勘定科目 114000 に関係会社の値 US002 のラベルが付いた 200.00 USD の借方が作成され、また勘定科目 114000 に関係会社の値 US003 で 300.00 USD の借方が作成されます。

PeopleSoft 製品と共に出荷される標準チャートフィールドには、2 つのユニット内関係会社チャートフィールドが含まれています。1 つは資金チャートフィールドに関連付けられており、もう 1 つは業務ユニット チャートフィールドに関連付けられています。その他ユニット内関係会社チャートフィールドを追加し、標準または詳細チャートフィールド設定ページを使用して、標準チャートフィールドを他の関連するチャートフィールドに関連付けることができます。

関係会社チャートフィールド

標準または詳細チャートフィールド設定ページから表示され、取得されます。

取引コード ページ (IU_TRAN_CD) を使用して、ユニット間およびユニット内貸借一致のカテゴリ分類を可能にする取引コードを定義します。

画像: 取引コード ページ

次の例では、取引コード ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

取引コード ページ

注: PeopleSoft では、取引コードとシステム取引マッピングを、システム データとしてではなくサンプル データとして出荷しています。必要なユニット間およびユニット内貸借一致を区別するレベルに応じて、取引コードを定義する必要があります。

フィールドまたはコントロール

定義

複数行の追加アイコン

行に新規複数行を追加ボタンをクリックして、選択した行の下に新しい取引コードの追加行を追加します。各システム取引に 1 つ取引コードを作成したり、一度に必要なだけ作成して、多様なユニット間およびユニット内会計処理を反映させることができます。取引コードは、1 つ以上のシステム取引に関連付けることができます。ここまで詳細なレベルに取引を区分しない場合は、取引コードを 1 つ使用して、全てのシステム取引にマッピングできます。

システム取引マップ ページ (IU_TRAN_MAP) を使用して、取引コードをシステム取引にマップし、デフォルト取引コードを定義して、取引オプション ページにアクセスします。

画像: システム取引マップ ページ

次の例では、システム取引マップ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

システム取引マップ ページ

インストールした PeopleSoft 製品に応じて、各システム取引に対してこのページには 1 行あります。たとえばサード パーティ取引について新しいシステム取引を作成した場合は、ここにも表示されます。行を挿入すると ([システム取引] フィールドは入力可能)、複数の取引コード インスタンスが使用可能なシステム取引のみを選択できます。複数の取引コードを使用できる唯一のシステム取引は、一般会計仕訳です。デフォルトでない行のみを削除できます。これも、一般会計仕訳の場合にのみ適用されます。

注: PeopleSoft では、取引コードとシステム取引マッピングを、システム データとしてではなくサンプル データとして出荷しています。必要なユニット間およびユニット内貸借一致を区別するレベルに応じて、取引コードを定義する必要があります。

フィールドまたはコントロール

定義

システム取引

インストールした PeopleSoft 製品について、このページに全てのシステム取引がリストされます。新しい行を追加すると、このフィールドが入力可能になりますが、システム取引ページの複数インスタンスの許可チェック ボックスがオンになっているシステム取引のみを選択できます (つまりGL 仕訳のみ)。

取引コード

初めてこのページを管理する場合は、ページにロードされている各システム取引にデフォルト取引コードを入力する必要があります。追加の取引コードは、システム取引ページで複数インスタンスの許可が選択されている場合にのみ使用できます。複数インスタンスは、一般会計システム取引に対してのみ使用できます。ただし、複数のシステム取引に対して同じ取引コードを使用できます。

デフォルト

デフォルト取引コードは、このページに表示される各システム取引に指定する必要があります。

デフォルト オプションが選択されている場合は、行が削除されない場合があります。

オプション

このリンクをクリックして、ユニット間請求取引およびユニット間移動システム取引の追加設定を指定します。

取引オプション ページ (IU_TRAN_OPT1) を使用して、請求およびユニット間/ユニット内移動の [ユニット間] オプションと [ユニット内] オプションを入力します。

画像: ユニット間請求の取引オプション

次の例では、ユニット間請求の [取引] オプションのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ユニット間請求の取引オプション

画像: ユニット間移動の取引オプション

次の例では、ユニット間移動の [取引] オプションのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ユニット間移動の取引オプション

取引オプション ページにアクセスするための [オプション] リンクは、請求書およびユニット間移動システム取引のシステム取引マッピング ページにのみあります。使用可能な会計入力タイプに、別の必要書類要件を定義できます。法人の識別がインストール レベルで行われる場合、[法人間]、[法人内]、および [ユニット内] が表示されますが、法人が使用されていない場合は、[ユニット間] および[ユニット内]が表示されます。

ユニット間貸借一致方法が直接または間接で、チャートフィールドの値がユニット間またはユニット内テンプレートから取得される場合は、これらのオプションにより、必要書類の作成が管理されます。ペア方式の場合、新しいユニット間ペアが定義されている場合は、これらのオプションでデフォルトが提供されることはあまりありません。特定のビジネス ユニットのペアについて、これらのいずれも上書きできます。

請求書システム取引にマッピングされている取引コードの場合は、請求書の印刷、売掛金オープン アイテムの作成、AP (買掛金) 伝票の作成、またはこれら 3 つの任意の組合せを選択できます。[売掛金] オプションは、売掛金管理がインストールされている場合にのみ使用できます。[買掛金] オプションは、売掛金管理と買掛金管理の両方がインストールされている場合にのみ使用できます。[売掛金] オプションおよび [買掛金] オプションの両方とも、ユニット内取引には使用できません。

原価管理 (管理) ユニット間移動システム取引にマッピングされている取引コードの場合は、会社間請求を作成し、未着商品の所有者ユニットを定義するオプションがあります。会社間オプションは請求管理がインストールされている場合にのみ使用でき、選択されている場合は、所有者ユニットを移動先ユニットにする必要があります。

システムでは新しい取引コードを作成できますが、原価管理ユニット間移動には、適切な会計入力を作成するために必要な追加入力タイプがあるため、別の処理が行われます。

新しい在庫取引コードを通常の IU 買掛金および IU 売掛金入力タイプの他に、1 つ以上の原価管理ユニット間移動 (CMIUT)、原価管理払出トランザクション (CMDEP)、または原価管理代理出荷 (CMSHB) システム取引に追加して、マッピングすると、PeopleSoft では使用可能な次の追加入力タイプが取得されます。

  • 未着

  • 商品原価

  • 未払金

  • 売上原価

ユニット間テンプレート ページ (IU_INTER_TMPLT) を使用して、直接または間接のユニット間貸借一致方法を使用する場合に、ユニット間貸借一致入力の取引コード別チャートフィールドを入力します。

画像: ユニット間テンプレート ページ

次の例では、ユニット間テンプレート ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ユニット間テンプレート ページ

フィールドまたはコントロール

定義

取引コード

使用可能な場合、複数の取引コードをユニット間テンプレートと入力済の追加設定に追加できます。

デフォルト勘定残高グループ

このフィールドは、台帳コードや貸借対照表など、1 つ以上の勘定科目属性がアクティブな場合にのみ表示されます。勘定科目属性のいずれかがアクティブな場合、このページには、表示されているデフォルト勘定残高グループのデータのみが表示されます。

勘定残高グループのインストール オプションの設定」を参照してください。

追加残高グループ

クリックして、この取引コードの追加残高グループに、ユニット間チャートフィールドを設定します。このリンクは、台帳コードや貸借対照表など、1 つ以上の勘定科目属性がアクティブな場合にのみ使用できます。

全ての適用会計入力の挿入

このリンクを選択して、システム設定に使用可能な入力タイプを挿入します。どの入力タイプがアクティブになるかは、2 つの要因の影響を受けます。それらは、インストール ページの [法人を使用] オプション (ユニット間対法人間および法人内) および取引コードがマッピングされているシステム取引 (請求書、商品原価、未払金、顧客出荷およびユニット間移動の未着の収益および経費) です。

挿入する入力の選択

このリンクをクリックして、ページに挿入する入力タイプを手動で選択します。

入力タイプ

指定の取引コードに使用できる入力タイプは、この取引コードにリンクされているシステム取引によって異なります。使用できる入力タイプは、選択した法人オプションによっても異なります。

基本設定インストール オプション ページで [ユニット間取引に法人を使用] を選択しない場合、次のコア入力タイプを使用できます。

  • ユニット間売掛金

  • ユニット間買掛金

ユニット間オプションの [法人を使用] が選択されている場合は、次のコア入力タイプを使用できます。

  • 法人間売掛金

  • 法人間買掛金

  • 法人内売掛金

  • 法人内買掛金

取引コードが請求書システム取引にマッピングされている場合は、ユニット間または対応する法人間および法人内の収益タイプと経費入力タイプも使用できます。

取引コードが原価管理 (在庫) ユニット間移動システム取引にマッピングされている場合は、ユニット間または対応する法人間および法人内の商品原価タイプ、未払金タイプ、顧客出荷タイプおよび未着入力タイプも使用できます。

ステータス

現在のシステム設定に基づいて、会計入力タイプがアクティブであるか非アクティブであるかを示します。たとえば、[法人を使用] オプションがオフになっているときに、ユニット間買掛金に行を追加します。次に、[法人を使用] オプションをアクティブにします。このページに戻ったときに、ユニット間買掛金入力のステータスが非アクティブになっていることがわかります。これは、法人間および法人内買掛金入力を代わりに定義する必要があるためです。

このページのチャートフィールド グリッドには、次が適用されます。

  • 選択した製品、システム取引、取引コードおよび法人オプションに応じて、グリッドに複数の行を使用できますが、グリッドで [全て表示] オプションを選択した場合以外は、グリッドには一度に 2 つの行のみが表示されます。

  • 勘定科目、代替勘定科目、構成可能チャートフィールド (関係会社を除く)、部門 ID およびプロジェクト ID をこのグリッドで使用できます。

  • 関係会社チャートフィールドの値は自動的にユニット間/ユニット内プロセッサにより入力されるため、このチャートフィールドは使用できません。

  • テンプレートのセットID がセット コントロール値として使用され、グリッドの各チャートフィールドに表示して検証ために使用するセットID が決定されます。

  • 勘定科目チャートフィールドが必要です。その他の全てのチャートフィールドはオプションです。チャートフィールドが貸借一致の場合、このページの選択内容に関係なく借勘定および貸勘定貸借一致入力の値が自動的に継承されます。

ユニット間テンプレート - 挿入する入力の選択ページ (IU_INTER_ENTRY) を使用して、ページに挿入する入力タイプを選択します。

全ての適用会計入力の選択ボタンの代替方法です。

画像: 挿入する入力の選択ページ

次の例では、挿入する入力の選択ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

挿入する入力の選択ページ

現在の設定

取引コードの入力タイプの可用性に影響を与える全ての設定を表示します。台帳コードや貸借対照表など勘定科目属性がアクティブな場合、勘定残高グループも表示されます。

入力タイプ

フィールドまたはコントロール

定義

入力タイプ

[ユニット間][法人間] および [法人内] 入力タイプは、ステータスに関係なく選択できます。これにより、現在アクティブでないチャートフィールドを入力タイプに割り当てることができるようになりますが、今後そうなる可能性があります。

ステータス

ステータスは、現在のシステム設定で入力タイプがアクティブであるか、非アクティブであるかを反映します。非アクティブ ステータスの入力タイプを選択できますが、設定を変更した場合にのみ使用できます。たとえば、現在請求書システム取引にマッピングされていない取引コードの入力を設定する場合がありますが、後日マッピングを変更する予定でユニット間収益入力と経費入力を設定する場合などです。

ユニット内テンプレート ページ (IU_INTRA_TMPLT) を使用して、ユニット内貸借一致入力の取引コード別チャートフィールドを入力します。

画像: ユニット内テンプレート ページ

次の例では、ユニット内テンプレート ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ユニット内テンプレート ページ

設定情報の多くは、ユニット間テンプレートと同じです。例外は次のとおりです。

フィールドまたはコントロール

定義

入力

使用可能なコア入力タイプは、[ユニット内買掛金] および [ユニット内売掛金] です。

取引コードが請求書システム取引にリンクされている場合は、ユニット内収益タイプと経費入力タイプも使用できます。

取引コードが原価管理 (在庫) ユニット間移動システム取引にリンクされている場合は、ユニット内未着入力タイプを使用できます。

ユニット内テンプレート - 挿入する入力の選択ページ (IU_INTRA_ENTRY) を使用して、ページに挿入する入力タイプを選択します。

全ての適用会計入力の選択ボタンの代替方法です。

画像: ユニット内テンプレート - 挿入する入力の選択ページ

次の例では、ユニット内テンプレート - 挿入する入力の選択ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ユニット内テンプレート - 挿入する入力の選択ページ

[現在の設定] グループ ボックスには、取引コードの入力タイプの可用性に影響を与える全ての設定が表示されます。台帳コードや貸借対照表など勘定科目属性がアクティブな場合、勘定残高グループも表示されます。

[入力タイプ] グループ ボックスでは、ステータスに関係なく全てのユニット内入力タイプを選択できます。

フィールドまたはコントロール

定義

ステータス

ステータスは、現在のシステム設定で入力タイプがアクティブであるか、非アクティブであるかを反映します。非アクティブ ステータスの入力タイプを選択できますが、設定を変更した場合にのみ使用できます。たとえば、現在請求書システム取引にマッピングされていない取引コードの入力を設定する場合がありますが、後日マッピングを変更する予定でユニット間収益入力と経費入力を設定する場合などです。

ユニット間およびユニット内テンプレートに関する 3 つの設定シナリオを次に示します。

シナリオ A

組織および業務における想定:

  • US001 から US050 までのビジネス ユニットに法人勘定科目チャートを使用します。

  • 関係会社チャートフィールドではなく、一意の勘定科目値を使用して、ビジネス ユニット取引パートナごとにユニット間貸借一致を区分します。

  • 取引タイプ別にはユニット間貸借一致の区分がありません。

インストール レベルのオプション:

  • ユニット間貸借一致方法は、一意の勘定科目値を使用してビジネス ユニット別の区分をする場合ば間接で、方式は間接またはペアである必要があります。

  • 法人を使用しません。

想定されるその他のオプション:

  • 全てのビジネス ユニットで同じ法人勘定科目チャートを使用するため、50 全てのビジネス ユニットで同じセットID を共有できます。

  • 取引のタイプ別の区分はないため、取引コードは 1 つのみ必要で、それを全てのシステム取引にマッピングできます。

  • 各ビジネス ユニットでは一意の勘定科目値を必要とするため、別のユニット間テンプレートを定義する必要があります。各テンプレートに 1 つの取引コードを追加し、それに対して全てに適用可能な入力タイプを定義します。

シナリオ A で US008 と US009 の間に処理がある場合に、システムで US008 の貸借一致入力を作成するときは、US008 のセットID と US009 のユニット間テンプレートを使用して、適切なチャートフィールドを取得します。これは、ユニット間貸借一致方式が間接であるためです。

シナリオ B

組織および業務における想定:

  • US001 から US999 までのビジネス ユニットに法人勘定科目チャートを使用します。

  • ユニット間貸借一致を、取引のタイプに従って異なる 10 の勘定科目 (AP (売掛金) 伝票、GL (一般会計) 仕訳など) に区分するとします。

  • 一意の勘定科目ではなく、関係会社チャートフィールドを使用して、ビジネス ユニット取引パートナごとに貸借一致を区分します。

インストール レベルのオプション:

  • ユニット間貸借一致方式は直接です。

  • 法人を使用しません。

想定されるその他のオプション:

  • 全てのビジネス ユニットで同じ法人勘定科目チャートを使用するため、全てのビジネス ユニットで同じセットID を共有できます。

  • 10 の取引コードが作成され、適切なシステム取引にマッピングされて、目的の 10 カテゴリに区分されます。

  • 全てのビジネス ユニットに 1 つのユニット間テンプレートを使用できます。1 つのテンプレートに 10 の取引コードそれぞれを追加し、各取引コードに対して全てに適用可能な入力タイプを定義します。

シナリオ B で US008 と US009 の間に処理がある場合に、システムで US008 の貸借一致入力を作成するときは、US008 のセットID とユニット間テンプレートを使用して、適切なチャートフィールドを取得します。これは、ユニット間貸借一致方式が直接であるためです。

シナリオ C

組織および業務における想定:

  • US001 から US989 までのビジネス ユニットに法人勘定科目チャートを使用しますが、US990 から US999 では別の勘定科目チャートが共有されます。

  • ユニット間貸借一致を、取引のタイプに従って異なる 10 の勘定科目 (AP (売掛金) 伝票、GL (一般会計) 仕訳など) に区分するとします。

  • 一意の勘定科目ではなく、関係会社チャートフィールドを使用して、ビジネス ユニット取引パートナごとにユニット間貸借一致を区分します。

インストール レベルのオプション:

  • ユニット間貸借一致方式は直接です。

  • 法人を使用しません。

想定されるその他のオプション:

  • 各勘定科目チャートについて 1 つずつ、2 つのユニット間セットID が必要です。

  • 10 の取引コードが作成され、適切なシステム取引にマッピングされて、目的の 10 カテゴリに区分されます。

  • 全てのビジネス ユニットに対して同じユニット間テンプレート名を使用できますが、各セットID につき 1 つずつ、2 つのユニット間テンプレート定義を管理する必要があります。1 つのテンプレート定義に 10 の取引コードそれぞれを追加し、各取引コードに対して全てに適用可能な入力タイプを定義します。

シナリオ C で US008 と US009 の間に処理がある場合に、システムで US008 の貸借一致入力を作成するときは、US008 のセットID とユニット間テンプレートを使用して、適切なチャートフィールドを取得します。これは、ユニット間貸借一致方式が直接であるためです。

たとえばシナリオ C で US989 と US999 の間に処理がある場合に、システムで US989 の貸借一致入力を作成しているときは、US989 のセットID とユニット間テンプレートを使用して、適切なチャートフィールドを取得します。これは、ユニット間貸借一致方式が直接であるためです。

ユニット間ペア ページ (IU_INTER_PR_BASIC) を使用して、ペアのユニット間貸借一致方法を使用する場合に、ユニット間貸借一致入力の取引コード別チャートフィールドを定義します。

ユニット間請求取引およびユニット間移動取引のデフォルト オプションを上書きします。

画像: ユニット間ペア ページ - AUS01 から JPN01

次の例では、ユニット間ペア ページ - AUS01 から JPN01 のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ユニット間ペア ページ - AUS01 から JPN01

画像: ユニット間ペア ページ - JPN01 から AUS01

次の例では、ユニット間ペア ページ - JPN01 から AUS01 のフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ユニット間ペア ページ - JPN01 から AUS01

ユニット間ペアは、ペア貸借一致方式を選択して使用する場合に使用できます。関連取引がある可能性のある全てのビジネス ユニット間にチャートフィールドのペアを設定する必要があるため、詳細なレベルの設定をする必要があります。

注: 使用するビジネス ユニットの数が多い場合は、このページではなく [ユニット間ペア マス メンテナンス] 機能を使用して、ビジネス ユニットのペアを管理します。詳細は、「ユニット間ペアのマス メンテナンスの使用」のセクションを参照してください。

ユニット間ペアのマス メンテナンスの使用」を参照してください。

1 つ以上の勘定科目属性がアクティブの場合、このページには、[デフォルト勘定残高グループ] フィールドと、追加貸借一致グループ リンクが表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

開始 GL ユニット および 終了 GL ユニット

[開始 GL ユニット] フィールドは、ユニット間売掛金が記録されるビジネス ユニットを示します。

[終了 GL ユニット] フィールドは、ユニット間買掛金が記録されるビジネス ユニットを示します。

チャートフィールド プロンプトと検証のセット コントロール値として使用するビジネス ユニットは、入力タイプによって異なります。

売掛金、収益、商品原価入力タイプの場合、[開始 GL ユニット] フィールドの値がセット コントロールの値です。

買掛金、経費、未払金、および顧客出荷入力タイプの場合、[終了 GL ユニット] フィールドの値がセット コントロールの値です。

未着入力タイプの場合、[所有権ユニット] フィールドの値が [ソース] であれば [開始 GL ユニット] フィールドの値が使用され、[所有権ユニット] フィールドの値が [移動先] であれば [終了 GL ユニット] フィールドの値が使用されます。

会計入力およびチャートフィールド

前の例では、AUS01 勘定科目 200114 がユニット間買掛金で、対する JPN01 は勘定科目 100114 のユニット間売掛金です。勘定科目 200117 と 100117 には類似した関係があります。

勘定科目 200114 は AUS01 からの JPN01 借勘定を表し、勘定科目 200117 は JPN01 からの借勘定 AUS01 を表します。

このため、AUS01:JPN01 ペアの場合、売掛金は貸勘定 JPN01 (100117) の AUS01 勘定科目で、買掛金は借勘定 AUS01 (200114) の JPN01 です。

JPN01:AUS01 ペアの場合、売掛金は貸勘定 AUS01 (100114) の JPN01 勘定科目で、買掛金は借勘定 JPN01 (200117) の AUS01 です。

JPN01 に記帳される経費について、AUS01 に伝票を入力する場合、プロセッサが AUS01: JPN01 ペアに移動して AUS01 売掛金と JPN01 買掛金の両方を取得します。

ユニット間ペア ページにアクセスします。

画像: ユニット間ペア ページ - ユニット間請求オプション

次の例では、ユニット間ペア ページ - ユニット間請求オプションのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

ユニット間ペア ページ - ユニット間請求オプション

フィールドまたはコントロール

定義

[展開] アイコン

クリックして [ユニット間請求オプション] グループ ボックスを展開し、使用可能になる次のフィールド値の説明セクションを参照します。

ユニット間請求オプション

取引コードが請求書システム取引にリンクされている場合は、ユニット間収益とユニット間経費の追加入力タイプがあります。次のようなデフォルトの必要書類オプションを上書きすることもできます。

  • 請求書の印刷

  • AR (売掛金) オープン アイテムの作成

  • AP (買掛金) 支払伝票の作成

  • AP ユニット (買掛金ビジネス ユニット)

  • サプライヤ (ID)

  • サプライヤ所在地

ユニット間移動オプション

取引コードが原価管理ユニット間移動システム取引にリンクされている場合は、ユニット間未着、売上原価、および未払金の追加入力タイプがあります。次のようなユニット間請求オプションも設定する必要があります。

  • 所有権ユニット

  • 会社間処理フラグ

  • BI ユニット

  • 顧客

これらのオプションのデフォルト値は、システム取引マップと GL (一般会計) ビジネス ユニット定義から取得されます。

[請求書印刷]、[AP 支払伝票作成]、および AR アイテム作成 のオプションは、請求書システム取引にマッピングされている、取引コードに定義されているオプションからデフォルト設定されます。

AP 伝票 (買掛金伝票) の AP ユニット (買掛金ユニット) は、そのペアの 終了 GL ユニット フィールド値の GL ビジネス ユニット (一般会計ビジネス ユニット) 定義からデフォルト設定されます。AP 伝票のサプライヤと所在地は、そのペアの [開始 GL ユニット] フィールド値の GL ビジネス ユニット定義からデフォルト設定されます。

この特定のペアについて、ここにあるこれらのオプションのいずれも上書きできます。[システム取引マッピング] オプションまたは [GL ビジネス ユニット] オプションに後で行う変更は、既存のユニット間ペアの定義に影響を与えません。

ユニット間ペア - 挿入する入力の選択ページ (IU_PAIR_ENTRY) を使用して、ページに挿入する入力タイプを選択します。

全ての適用会計入力の選択ボタンの代替方法です。

現在の設定

取引コードの入力タイプの可用性に影響を与える全ての設定を表示します。台帳コードや貸借対照表など勘定科目属性がアクティブな場合、勘定残高グループも表示されます。

入力タイプ

全てのユニット間、法人間および法人内入力タイプは、ステータスに関係なく選択できます。

フィールドまたはコントロール

定義

ステータス

現在のシステム設定に基づいて、会計入力タイプがアクティブであるか非アクティブであるかを示します。

たとえば、[法人を使用] オプションがオフになっているときに、ユニット間買掛金に行を追加します。次に、[法人を使用] オプションを選択します。このページに戻ったときに、ユニット間買掛金入力のステータスが非アクティブになっていることがわかります。これは、法人間および法人内買掛金入力を代わりに定義する必要があるためです。

非アクティブ ステータスの入力タイプを選択できますが、設定を変更した場合にのみ使用できます。たとえば、現在請求書システム取引にマッピングされていない取引コードの入力を設定する場合がありますが、後日マッピングを変更する予定でユニット間収益入力と経費入力を設定する場合などです。

一般会計定義 - ユニット間/ユニット内ページにアクセスします。

画像: 一般会計定義 - ユニット間/ユニット内ページ

次の例では、一般会計定義 - ユニット間/ユニット内ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

一般会計定義 - ユニット間/ユニット内ページ

フィールドまたはコントロール

定義

ユニット間テンプレート

インストールの基本設定ページで指定したユニット間貸借一致方法が直接または間接の場合、ユニット間テンプレートを指定します。

選択内容のプロンプトと検証には、セット コントロール値として GL ビジネス ユニットが使用されます。

ユニット間貸借一致方法が間接の場合、独自のセットID を使用して、入力したテンプレートが取引に含まれる他の GL ビジネス ユニットで使用されます。その場合、このビジネス ユニットに取引がある可能性のある全てのビジネス ユニットで、同じユニット間セットID を共有するか、テンプレートにもそれらのユニット間セットID がある必要があります。

ユニット内テンプレート

明細元帳グループ − 貸借一致ページで [ユニット内貸借一致入力] が選択済のビジネス ユニットにリンクされている 1 つ以上の元帳グループがある場合に、このフィールドは必須です。選択内容のプロンプトと検証には、セット コントロール値として GL ビジネス ユニットが使用されます。

法人ユニット

インストールの基本設定ページでユニット間オプションに [法人を使用] を選択する場合、GL ビジネス ユニット間に法人階層を設定する必要があります。ビジネス ユニットが属する法人ユニットを指定します。

同じ法人ユニットにあるビジネス ユニット間のユニット間取引は、法人内として処理されます。別の法人ユニットにあるビジネス ユニット間の取引は、法人間として処理されます。

法人ユニットの有効な値には、管理されている法人の他に、それ自体に法人ユニットがあるその他全てのビジネス ユニットが含まれます。

継承デフォルト

継承オプションが [ユニットのデフォルトを使用] または [ユニット内で継承] のときに、製品固有の継承処理で使用する各チャートフィールドのデフォルト値を設定するために使用します。

次の条件にあるチャートフィールドの継承デフォルトを指定することをお勧めします (必須ではありません)。

  • チャートフィールドが貸借一致している元帳グループのユニット ページの元帳に、管理されているビジネス ユニットがリンクされている。

  • チャートフィールド継承のビジネス ユニットで使用するセットID のチャートフィールド継承グループに、チャートフィールドの継承オプションとして、[ユニットのデフォルトを使用] または [ユニット内で継承] がある。

ユニット間請求オプション

ユニット間請求に対して必要書類を作成するとき (つまり、システム取引マップ オプション ページで [AP 支払伝票作成] が選択されている場合) に、次のフィールドが使用されます。これらのフィールドには、ユニット間ペアのデフォルト値が提供されていますが、これらのフィールドが変更されている場合、既存のユニット間ペア定義に影響を与えません。

請求管理と買掛金管理の両方がインストールされている場合は、次のフィールドが表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

AP ビジネス ユニット

AP (買掛金) ビジネス ユニットは、この一般会計ビジネス ユニットがユニット間請求取引の請求先ビジネス ユニットである場合に使用されます。

一般会計ビジネス ユニットにリンクされている AP ビジネス ユニットのみが有効です。

サプライヤ セットID

支払先のサプライヤのセットID、サプライヤ ID、および住所を指定します。

サプライヤおよびサプライヤ所在地

取引先および所在地は、この一般会計ビジネス ユニットがユニット間請求取引の請求元ビジネス ユニットである場合に使用されます。入力した AP ビジネス ユニットは、取引先および所在地のセット コントロール値として使用されます。AP ビジネス ユニットが、取引先または所在地の入力後に変更された場合、新しい AP ビジネス ユニットに基づいて値を再入力する必要があります。

請求一般会計ビジネス ユニットで作成される伝票請求書に使用される任意の AP ビジネス ユニットのセットID に対して、取引先および所在地が有効である必要があります。そうでない場合は、より詳細なレベルで値を設定するため、ユーザーはペア方式を使用する必要があります。

サプライヤに指定されているサプライヤのユニット間サプライヤとサプライヤの関係会社コードは、管理されている一般会計ビジネス ユニットと同じである必要があります。

ユニット間移動オプション

ユニット間移動に対して必要書類を作成するとき (つまり、システム取引マップ オプション ページで [会社間処理] が選択されている場合) に、次のフィールドが使用されます。これらのオプションには、ユニット間ペアのデフォルト値が提供されていますが、これらのフィールドが変更されている場合、既存のユニット間ペア定義に影響を与えません。

原価管理と請求管理の両方がインストールされている場合は、次のフィールドが表示されます。

フィールドまたはコントロール

定義

請求管理ユニットおよび顧客 ID (顧客 ID)

この一般会計ビジネス ユニットが会社間在庫移動の移動元である場合に使用されます。管理対象の一般会計ビジネス ユニットにリンクされている請求管理ユニットのみが有効です。

顧客 ID は、この一般会計ビジネス ユニットが会社間在庫移動の移動先である場合に使用されます。入力した請求管理ユニットは、顧客のセット コントロール値として使用されます。

入力した顧客 ID は、会社間移動のビジネス ユニットを請求する、請求管理ユニットのセットID に対して有効である必要があります。そうでない場合は、より詳細なレベルで値を設定するため、ペア方式を使用する必要があります。

顧客 ID は出荷先顧客および請求先顧客の両方の顧客 ID である必要があり、またユニット間顧客として指定されている必要があります。

請求管理ユニットが顧客 ID の入力後に変更された場合、新しい請求管理ユニットに基づいて値を再入力する必要があります。

例:

  • 一般会計ビジネス ユニット JPN01 に関連付けられているユニット間請求取引レコードが、一般会計ビジネス ユニット US001 に関連付けられているユニット間顧客に請求を行う場合。

  • 請求書のシステム取引マップに、[ユニット間請求] オプションで選択した [買掛金支払伝票の作成] があるため、伝票を作成する必要がある場合。

  • 伝票が US001 で作成されているため、US001 一般会計ビジネス ユニット定義で伝票の AP (買掛金) ビジネス ユニットを指定する場合。

  • 伝票のサプライヤと所在地が、JPN01 一般会計ビジネス ユニット定義から取得される場合。

必要書類のオプションは、ユニット間貸借一致方法に依存しません。直接方式と間接方式のいずれを使用しても、オプションは同じソース (取引コードおよび GL ビジネス ユニット定義) から取得されます。