Oracle Developer Studio の Fortran コンパイラ f95 は、次の機能と拡張機能を提供します。
引数、共通ブロック、パラメータなどの整合性をルーチン間で調べる、大域的なプログラム検査機能(Oracle Solaris プラットフォームでのみ使用可能)。
マルチプロセッサシステムのための、最適化された明示的自動ループ並列化機能
VAX/VMS Fortran 拡張機能。
OpenMP 並列化ディレクティブ。
大域的、ピープホール、および潜在的な並列化の最適化によって、パフォーマンスの高いアプリケーションが生成されます。ベンチマークによると、最適化されたアプリケーションは、最適化していないコードに比べると、はるかに高速に実行できます。
呼び出し方式が共通しているので、C または C++ 言語で作成したルーチンを Fortran プログラムと結合できます。
64 ビット対応の Oracle Solaris および Oracle Linux 環境のサポート。
すべてのプラットフォームでの IEEE 4 倍精度 REAL および COMPLEX のサポート
FORTRAN 77 と Fortran 95/Fortran 2003 プログラム、およびオブジェクトバイナリの間の互換性
区間演算プログラミング。
符号なし整数型のサポート
多くの Fortran 2003 および Fortran 2008 機能
ソフトウェアのリリースの際にコンパイラに追加された新機能あるいは拡張機能の詳細は、付録 B を参照してください。
このリリースのコンパイラとツールの新機能と拡張機能、および既知の問題、回避策、および制限事項の最新情報については、Oracle Developer Studio 12.5 リリースの新機能ガイドも参照してください。