Oracle® Developer Studio 12.5: Fortran ユーザーズガイド

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更新: 2016 年 6 月
 
 

5.6 Sun Studio 12 Fortran リリース

  • Fortran コンパイラは、次の Linux (x86 および x64) ディストリビューションで利用できるようになりました。SUSE Linux Enterprise Server 9 (Service Pack 3 以降)、Red Hat Enterprise Linux 4、および 2.6 カーネルを基にしたその他の Linux ディストリビューション (ただし正式なサポートはなし)。

  • -m64 を使用して、64 ビットの実行可能ファイルおよび共有ライブラリを作成できます。

  • -xarch の新しいフラグにより、古いフラグが置き換えられました。

  • -xtarget および -xchip の新しい値により、UltraSPARC T2 および SPARC64vi プロセッサ用にコードが生成されるようになりました。

  • 新しいフラグ -fma=fused を使用することにより、FMA (fused multiply-add) 命令をサポートするプロセッサで、この命令を生成できるようになりました。

  • 新しいフラグ -xhwcprof を使用すると、データ空間のプロファイリングがコンパイラでサポートされます。

  • 新しいフラグ -xinstrument を使用すると、スレッドアナライザによるパフォーマンス分析が有効になります。

  • x86 で、-xregs=frameptr-fast に追加されました。

  • Solaris x86 プラットフォームで、-xarch=sse2 および -xia オプションを使用することにより、区間演算がサポートされます。

  • 明示的な先取り指令が、SPARC プラットフォームだけでなく、x86 プラットフォームで使用できるようになりました。(—xprefetch=explicit)

  • デバッグ情報のデフォルトの形式が「stabs」標準形式から「dwarf」標準形式に変更されました。( -xdebugformat=dwarf)