Oracle® Developer Studio 12.5: Fortran ユーザーズガイド

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更新: 2016 年 6 月
 
 

各リリースにおける機能変更

この付録には、今回のリリースおよび最近のリリースの Fortran コンパイラの新機能と変更された機能を記載します。

B.1 Oracle Developer Studio 12.5 Fortran リリース

Oracle Developer Studio Fortran 95 コンパイラバージョン 8.8 は、Oracle Developer Studio 12.5 リリースのコンポーネントです。

  • SPARC M6、M7、および T7 プロセッサのサポート。

  • Intel Broadwell/avx2_i プロセッサのサポート。

  • Oracle Solaris と Oracle Linux のどちらでも、デフォルトのコンパイルモードは –m64 です。

  • x86 データ空間プロファイリングのサポート。

  • 自由プログラム形式の行の最大長が 132 文字から 250 文字に増えました。

  • 新しいコンパイラオプション

    • –features=[no%]mergestrings は、重複する文字列がリンカーによって削除されるバイナリの特殊セクションに、文字列リテラルおよびその他の適切な const または読み取り専用データを、コンパイラに配置させます。このオプションは SPARC 上でのみ使用できます。

    • –xsecure_code_analysis は、可能性のあるメモリーのセキュリティー違反をコンパイル時に検出して表示する、コンパイラセキュアコード解析を有効にします。