この付録には、今回のリリースおよび最近のリリースの Fortran コンパイラの新機能と変更された機能を記載します。
Oracle Developer Studio Fortran 95 コンパイラバージョン 8.8 は、Oracle Developer Studio 12.5 リリースのコンポーネントです。
SPARC M6、M7、および T7 プロセッサのサポート。
Intel Broadwell/avx2_i プロセッサのサポート。
Oracle Solaris と Oracle Linux のどちらでも、デフォルトのコンパイルモードは –m64 です。
x86 データ空間プロファイリングのサポート。
自由プログラム形式の行の最大長が 132 文字から 250 文字に増えました。
新しいコンパイラオプション
–features=[no%]mergestrings は、重複する文字列がリンカーによって削除されるバイナリの特殊セクションに、文字列リテラルおよびその他の適切な const または読み取り専用データを、コンパイラに配置させます。このオプションは SPARC 上でのみ使用できます。
–xsecure_code_analysis は、可能性のあるメモリーのセキュリティー違反をコンパイル時に検出して表示する、コンパイラセキュアコード解析を有効にします。