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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Integratorのアップグレード
12c (12.2.1.0)
E72515-01
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6 Oracle Data Integratorの前の12cリリースからのアップグレード

これは、Oracle Data Integrator 12c環境をこのリリースの12cにアップグレードするために必要な作業であり、次のタスクがあります。

6.1 Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェント環境を前の12cリリースからアップグレードする

アップグレード・アシスタントを使用して、Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェント環境を12.1.2または12.1.3から12.2.1にアップグレードします。

表6-1 Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェントのアップグレード・プロセス

タスク 説明 詳細
アップグレード前の必須のタスクをすべて完了します。

すべてのアップグレードに必要です

アップグレード前に実行が必要なタスクの詳細は、Oracle Fusion Middlewareのアップグレード前チェックリストを参照してください。

これらのタスクを完了していない場合は、アップグレードに失敗する可能性があります。

Oracle Fusion Middleware 12cのアップグレード前チェックリスト

アップグレード・アシスタントの実行前に既存のマスターおよび作業リポジトリをコピー(クローニング)

アップグレードが失敗してスキーマが破損した場合には、クローンしたコピーから元の状態をリストアできるので、リポジトリ・スキーマのクローニングが重要です。

既存のマスターおよび作業リポジトリのクローニング

作業リポジトリが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされていることの確認

アップグレード・アシスタントはマスター・リポジトリにアタッチされるすべての作業リポジトリをアップグレードします。アップグレードを実行する前に、作業リポジトリのそれぞれが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされている必要があります。

作業リポジトリが正しいスキーマにアタッチされていることの確認

アップグレードするODIスキーマのデータベース・バックアップを作成

リポジトリ・スキーマをクローンしていない場合、データベースのバックアップの作成は必須です。バックアップの実行は、アップグレードに失敗し、スキーマ・コンテンツが破損した場合には特に重要です。バックアップがあれば、壊れたスキーマを削除してオリジナルを再クローニングできます。

アップグレードするODIリポジトリのデータベース・バックアップの作成

Oracle Data Integrator 12cのインストールと構成

Oracle Data Integrator 12cをインストールします。この手順には、必要なデータベース・スキーマの作成が含まれます(すでに作成していない場合)。

ODI製品のインストールではアップグレード・アシスタントを利用できます。

Oracle Fusion Middleware 12c製品のインストール

Oracle Data Integratorマスター・リポジトリおよび作業リポジトリ・スキーマをアップグレードするためのアップグレード・アシスタントの実行

アップグレード・アシスタントによって、Oracle Data Integrator 12.1.2または12.1.3リポジトリ・スキーマがOracle Data Integrator 12.2.1にアップグレードされます

マスターおよび作業リポジトリ・スキーマのアップグレード

「構成のサマリー」画面で構成のサマリーを確認し、「再構成」をクリックしてドメインを再構成します。

再構成ウィザードによってドメインが再構成されます。

スタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインなし)のアップグレード

6.2 Oracle Data Integrator Java EEエージェント環境を前の12cリリースからアップグレードする

アップグレード・アシスタントを使用して、Oracle Data Integrator Java EEエージェント環境を前の12cからアップグレードします。

表6-2 Oracle Data Integrator Java EEのアップグレード・プロセス

タスク 説明 詳細

アップグレードの概念を確認して理解します。

アップグレード・プロセスを開始する前に、基本的なトポロジとアップグレードの要件を読んで理解してください。

Oracle Data Integratorアップグレードの概要

アップグレード前の必須のタスクをすべて完了します。 必須のアップグレード前タスクを完了しなかった場合、アップグレードが失敗することがあります。 アップグレード前チェックリスト

アップグレード・アシスタントの実行前に既存のマスターおよび作業リポジトリをコピー(クローニング)

アップグレードが失敗してスキーマが破損した場合には、クローンしたコピーから元の状態をリストアできるので、リポジトリ・スキーマのクローニングが重要です。

既存のマスターおよび作業リポジトリのクローニング

作業リポジトリが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされていることの確認

アップグレード・アシスタントはマスター・リポジトリにアタッチされるすべての作業リポジトリをアップグレードします。アップグレードを実行する前に、作業リポジトリのそれぞれが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされている必要があります。

作業リポジトリが正しいスキーマにアタッチされていることの確認

アップグレードするODIスキーマのデータベース・バックアップを作成

リポジトリ・スキーマをクローンしていない場合、データベースのバックアップの作成は必須です。バックアップの実行は、アップグレードに失敗し、スキーマ・コンテンツが破損した場合には特に重要です。バックアップがあれば、壊れたスキーマを削除してオリジナルを再クローニングできます。

アップグレードするODIリポジトリのデータベース・バックアップの作成

Oracle WebLogic Server 12c (12.2.1)を新しいOracleホームにインストールして構成します。 Oracle Data Integratorコンポーネントをアップグレードする前に、WebLogicサーバー・ドメインをアップグレードする必要があります。 Oracle WebLogic Serverのアップグレード

Oracle Data Integrator 12c (12.2.1)のインストールと構成。

Oracle Data Integrator 12c (12.2.1)のインストール。この手順には、必要なデータベース・スキーマの作成が含まれます。

ODI製品のインストールではアップグレード・アシスタントを利用できます。

Oracle Fusion Middleware 12c製品のインストール

Oracle Data Integratorマスター・リポジトリおよび作業リポジトリ・スキーマをアップグレードするためのアップグレード・アシスタントの実行

アップグレード・アシスタントによって、Oracle Data Integrator 12.1.2または12.1.3リポジトリ・スキーマがOracle Data Integrator 12.2.1にアップグレードされます。

マスターおよび作業リポジトリ・スキーマのアップグレード

「構成のサマリー」画面で構成のサマリーを確認し、「再構成」をクリックしてドメインを再構成します。

再構成ウィザードによってドメインが再構成されます。

Java EEエージェント環境のアップグレード

6.3 スタンドアロン・コロケート・エージェント環境を前の12cリリースからアップグレードする

アップグレード・アシスタントを使用して、Oracle Data Integratorスタンドアロン・コロケート・エージェント環境を12.1.2または12.1.3から12.2.1にアップグレードします。

表6-3 Oracle Data Integratorスタンドアロン・コロケートのアップグレード・プロセス

タスク 説明 詳細

Oracle Data IntegratorとOracle Fusion Middlewareのアップグレードについて概念を確認して理解します。

この項では、アップグレード・プロセスを開始する前に目を通して理解する必要がある重要な情報を示します。

Oracle Data Integratorアップグレードの概要

アップグレード前の必須のタスクをすべて完了します。

ODI固有のアップグレード前タスクに加えて、これらの標準的なアップグレード前タスクを完了してください。

必須のアップグレード前タスクをすべて完了しなかった場合、アップグレードが失敗することがあります。 アップグレード前チェックリスト

アップグレード・アシスタントの実行前に既存のマスターおよび作業リポジトリをコピー(クローニング)

クローニングされたリポジトリ・スキーマに対してリポジトリのアップグレードを実行することをお薦めします。

既存のマスターおよび作業リポジトリのクローニング

作業リポジトリが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされていることの確認

アップグレード・アシスタントはマスター・リポジトリにアタッチされるすべての作業リポジトリをアップグレードします。アップグレードを実行する前に、作業リポジトリのそれぞれが正しい作業リポジトリのスキーマおよびホストにアタッチされている必要があります。

作業リポジトリが正しいスキーマにアタッチされていることの確認

アップグレードするODIスキーマのデータベース・バックアップを作成

リポジトリ・スキーマがクローン済でなく、非クローン済スキーマをアップグレードしようとしている場合は、バックアップの作成は必須です。ODIスキーマのバックアップの実行は、アップグレードに失敗し、コンテンツが破損した場合には特に重要です。バックアップによって、壊れたスキーマを削除し、アップグレードを完了するためにオリジナルを再クローニングできます。

アップグレードするODIリポジトリのデータベース・バックアップの作成

Oracle Data Integrator 12cをインストールします。

Oracle Data Integrator 12cをインストールします。この手順には、必要なデータベース・スキーマの作成が含まれます(すでに作成していない場合。)

ODI製品のインストールではアップグレード・アシスタントを利用できます。

Oracle Fusion Middleware 12c製品のインストール

Oracle Data Integratorマスター・リポジトリおよび作業リポジトリ・スキーマをアップグレードするためのアップグレード・アシスタントの実行

アップグレード・アシスタントによって、Oracle Data Integrator 12.1.2または12.1.3リポジトリ・スキーマがOracle Data Integrator 12.2.1にアップグレードされます。

マスターおよび作業リポジトリ・スキーマのアップグレード

スタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインあり)のアップグレード

スキーマのアップグレード後に、スタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインあり)をアップグレードできます。

スタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインあり)のアップグレード

「構成のサマリー」画面で構成のサマリーを確認し、「再構成」をクリックしてドメインを再構成します。

再構成ウィザードによってドメインが再構成されます。

再構成ウィザードを使用したドメインの再構成

6.4 アップグレードの確認

  • Oracle Data Integrator Java EEエージェント環境の12.1.2または12.1.3から12.2.1へのアップグレードを完了および確認するには、「アップグレードの実行および確認」を参照してください。

  • Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインなし)の12.1.2または12.1.3から12.2.1へのアップグレードを完了および確認するには、「アップグレードの確認」を参照してください。

  • Oracle Data Integratorスタンドアロン・エージェント環境(WebLogicドメインあり)の12.1.2または12.1.3から12.2.1へのアップグレードを完了および確認するには、「アップグレードの確認」を参照してください。