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Oracle® Server Management Agents for Oracle Solaris 11.3 ユーザーズガイド

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更新: 2017 年 3 月
 
 

itpconfig の使用シナリオ

Oracle ILOM からの SNMP トラップ転送を有効にするための大まかなステップは次のとおりです。

  1. Oracle Hardware Management Agent と SNMP Plugins パッケージをインストールします。

    Oracle® Hardware Management Pack for Oracle Solaris 11.3 インストールガイドを参照してください。

    これらのパッケージには、itpconfig に必要なすべてのソフトウェアが含まれています。

  2. ホストと ILOM の相互接続は、itpconfig が機能するために必要となります (Oracle Solaris オペレーティングシステムではデフォルトで有効になります)。

    ホストと ILOM の相互接続がシステムで有効になっていない場合は、itpconfig を使用して有効にできます (ホストと ILOM の相互接続を有効にする方法を参照)。

  3. ILOM トラッププロキシを有効にします。

    トラップ転送を有効にする方法を参照してください


    注 - itpconfig は、ILOM 通知警告ルール 15 を使用してトラップ転送をセットアップします。この警告ルールが使用中の場合、itpconfig は失敗します。回避方法については、itpconfig のトラブルシューティングを参照してください。
  4. サーバーで SNMP サービスデーモンを起動または再起動します。

    OS のドキュメントを参照してください。

  5. トラップを生成できるように、Oracle ILOM で SNMP が構成されていることを確認します。

    Oracle ILOM のドキュメント (http://www.oracle.com/goto/ilom/docs) を参照してください。

  6. itpconfig 引数で説明されているポートとコミュニティーからのトラップを待機するよう構成されたトラップリスナーを宛先サーバーで起動します。

    サービスプロセッサによって生成される障害によって、宛先の SNMP トラップリスナーに送信される SNMP トラップが生成されるようになりました。