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SPARC S7-2 サーバー設置ガイド

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更新: 2016 年 6 月
 
 

概念の概要

SPARC S7-2 サーバーでは、きわめて低コストのフォームファクタで、エンタープライズクラスのパフォーマンスおよびソフトウェアインシリコン機能が提供されます。新たに設計されたマイクロプロセッサおよびハードウェアにより、高度なシステム統合、優れたスループット、短いメモリー待機時間、および高帯域幅の IO インターコネクトが提供されます。これらのサーバーは、水平スケールのデータベース、ミドルウェア、およびクラウドコンピューティングワークロードに対して、妥協のない価格とパフォーマンスを提供します。

Oracle ソフトウェアインシリコン機能

SPARC S7 シリーズサーバーのマイクロプロセッサは、アプリケーションを最高レベルのセキュリティー、信頼性、および速度で実行できるようにする、協調設計されたハードウェアおよびソフトウェア機能を提供します。この機能は Oracle ソフトウェアインシリコンと呼ばれています。これらの機能にはシリコンセキュアメモリーが含まれます。これらの API を使用して、たとえばメモリー破損の問題を検出できるため、アプリケーションが独自のカスタムメモリーアロケータを使用している場合に、アプリケーションデータ整合性 (ADI) を向上させることができます。この機能を有効にした場合、アプリケーションがアクセス権のないメモリーにアクセスしようとすると、多くの場合はエラーが発生します。詳細は、adi(3C)adi(2)memcntl(2)mmap(2)、およびsiginfo(3HEAD) のマニュアルページを参照してください。

Data Analytics Accelerator (DAX) – コプロセッサはハードウェアを介してクエリー関連操作を直接実行し、これによって Oracle Database のパフォーマンスが向上します。Oracle Database 12c インメモリーデータベース操作に DAX ハードウェアアクセラレーションを使用できます。Oracle ソフトウェアインシリコン機能に関する詳細は、https://www.oracle.com/servers/sparc/software-in-silicon.html を参照してください。ADI の詳細については、Oracle Solaris 11.3 のドキュメントを参照してください。DAX を使用するには、Oracle Database 12c インメモリー機能を構成する必要があります。手順については、次の場所にある「インメモリー列ストアの使用方法」を参照してください。http://docs.oracle.com/database/121/ADMIN/memory.htm#ADMIN14257

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