プリインストールされている OS を使用する予定がない場合は、この手順を使用して、サーバーがプリインストールされている OS からブートされないようにします。
OS をインストールする方法は数多くあります。たとえば、USB メディアやネットワーク上の別のサーバーから OS をブートし、インストールできます。
方法の詳細は、次の場所にある『Oracle Solaris 11 システムのインストール』について参照して、インストールオプションを比較してください。
「Host Boot Mode」ページが表示されます。
この設定は、ワンタイム NVRAM (OpenBoot) に適用され、次回のホストのリセット後にすべての OpenBoot 変数がデフォルト値にリセットされます。reset_nvram への状態の設定には 10 分の有効期限があり、NVRAM への状態の設定後、ホストが 10 分以内にリセットされない場合、設定は期限切れとなり通常に戻ります。
この設定では、プリインストールされている OS を自動的にブートする代わりに、ok プロンプトでホストが停止するように構成されます。
ホストがリセットされるときに、メッセージがシリアルコンソールに表示されます。リセットアクティビティーが完了するまで数分かかります。ok プロンプトが表示されたら、次の手順に進みます。
詳細については、目的のリリースおよびインストール方法に対応した Oracle Solaris インストールガイドを参照してください。
『Oracle Solaris 11 システムのインストール』、「インストールオプションの比較」
http://www.oracle.com/goto/solaris11/docs
OpenBoot プロンプトで入力できる有効なブートコマンドのリストについては、次を入力してください。
{0} ok help boot
boot <specifier> ( -- ) boot kernel ( default ) or other file
Examples:
boot - boot kernel from default device.
Factory default is to boot
from DISK if present, otherwise from NET.
boot net - boot kernel from network
boot cdrom - boot kernel from CD-ROM
boot disk1:h - boot from disk1 partition h
boot tape - boot default file from tape
boot disk myunix -as - boot myunix from disk with flags "-as"
dload <filename> ( addr -- ) debug load of file over network at address
Examples:
4000 dload /export/root/foo/test
?go - if executable program, execute it
or if Forth program, compile it