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Oracle® ZFS Storage Appliance RESTful API ガイド、Release OS8.6.x

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更新: 2016 年 9 月
 
 

レプリケーション

リモートレプリケーションは、アプライアンス間のプロジェクトとシェアのレプリケーションを容易にします。


注 -  レプリケーションは Oracle ZFS Storage Appliance のライセンス付与された機能で、レプリケーション RESTful API はその機能を管理します。サービスは URI:https://host.example.com:215/api/storage/v1/replication から使用できます。

レプリケーション RESTful API は次のリソースを管理します。

  • レプリケーションサービス - レプリケーションタスクを管理するサービス。

  • レプリケーションターゲット - 別のアプライアンスピア (ソース) からレプリケートされるデータを受け取って保存するアプライアンスピア。この用語は、別のアプライアンスへのレプリケーションを可能にする、アプライアンス上の構成オブジェクトを指すこともあります。

  • レプリケーションアクション - プロジェクトまたはシェア、ターゲットアプライアンス、およびポリシーオプション (更新の送信頻度、ワイヤ上でのデータの暗号化の有無など) を指定する、ソースアプライアンス上の構成オブジェクト。

  • レプリケーションパッケージ - ターゲット側でアクションに相当するもの。特定のソースの特定のアクションの一部としてレプリケートされるデータを管理する、ターゲットアプライアンス上の構成オブジェクト。ソースアプライアンス上の各アクションには、ターゲットアプライアンス上の正確に 1 つのパッケージが関連付けられます。逆も同様です。どちらかのオブジェクトが失われた場合は、アクションとパッケージのペア (および完全なレプリケーション更新) を新たに作成する必要があります。

この API では、レプリケーションアクションおよびレプリケーションパッケージに対するレプリケーション操作が提供されます。サービス API は、レプリケーションサービスとレプリケーションのソースおよびターゲットの管理に使用します。

表 95  レプリケーションサービスコマンド
リクエスト
パス /api/service/v1/services
説明
GET
/replication
レプリケーションサービスの状態プロパティーを取得します
PUT
/replication/enable
レプリケーションサービスを有効にします
PUT
/replication/disable
レプリケーションサービスを無効にします

レプリケーションサービスの取得

レプリケーションサービスの状態を取得します。

リクエストの例:

GET /api/service/v1/services/replication HTTP/1.1
Host: zfssa.example.com:215
Authorization: Basic ab6rt4psMWE=
Accept: application/json

結果の例:

HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: application/json
Content-Length: 131
X-Zfssa-Replication-Api: 1.0

{
    "service": {
        "<status>": "online",
        "href": "/service/v1/services/replication",
        "sources": [],
        "targets": []
    }
}

レプリケーションサービスの状態の変更

レプリケーションサービスの状態はその他のサービスと同様に変更できます。詳細は、サービス RESTful API を参照してください。