Oracle Enterprise Pack for Eclipse Oracle Mobile Application Framework (OEPE Edition)でのモバイル・アプリケーションの開発 リリース2.3.0 E77213-01 |
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次のトピックはOracle Mobile Application Development Framework (Oracle MAF)の新機能と変更された機能、およびこのガイドで説明されているその他の重要な変更点について概要を示しています。
Oracle MAFリリース2.3.0には、このガイドで説明されている次の新規および変更された開発機能が含まれています。
ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)へのMAFアプリケーションのデプロイメントのサポート。詳細は、次を参照してください。
Oracle Enterprise Pack Oracle Enterprise Pack for EclipseのインストールのユニバーサルWindowsプラットフォームのアプリケーションを開発するための必要事項に関する項。
Oracle Enterprise Pack Oracle Enterprise Pack for EclipseのインストールのユニバーサルWindowsプラットフォームの開発ツールの設定に関する項。
アプリケーションをローカル・マシン、またはサポートされているUWPデバイス上へのアプリケーションのインストールに使用するインストール・パッケージにデプロイします。詳細は、第27.5項「ユニバーサルWindowsプラットフォームへのMAFアプリケーションのデプロイ」を参照してください。
このリリースのMAFでは、新しいバージョンのCordova (4.x)を使用します。MAFアプリケーション・エディタの「プラグイン」ページは、MAFがサポートする各プラットフォームについてMAFで使用するCordovaのバージョンを表示するように強化されています。詳細は、第9章「MAFアプリケーションでのプラグインの使用方法」を参照してください。
このリリースを使用して作成したMAFアプリケーションのデフォルトである、新しいバージョンのmobileAlta
スキン(mobileAlta-1.5
)。詳細は、第7章「MAFアプリケーションのスキニング」を参照してください。
RestServiceAdapter
。新しいファクトリ・クラス(RestServiceAdapterFactory
)が、REST Webサービス・アダプタを作成するために導入されました。RestServiceAdapterFactory.createRestServiceAdapter()
APIを使用して、REST Webサービス・アダプタを作成します。RestServiceAdapter
インタフェースでは、新しいパッケージの場所(oracle.maf.api.dc.ws.rest
)が使用されています。このインタフェースで指定される機能は変わりません。REST Webサービス・アダプタの作成の詳細は、第15.2項「WebサービスにアクセスするためのRESTサービス・アダプタの作成」を参照してください。
データ視覚化コンポーネント
areaChart
またはbarChart
コンポーネントを使用してレンダリングできる新しいチャート(レンジ)。詳細は、第12.5.3項「レンジ・チャートの作成方法」を参照してください。
iOS 9を使用するデバイスにアプリケーションをデプロイする場合、geographicMap
コンポーネントでOracleマップをレンダリングするには、コンポーネントでHTTPS
を使用するよう、アプリケーションのadf-config.xml
ファイルにエントリを構成する必要があります。詳細は、第12.5.24.1項「地理プロバイダ情報を指定した地理マップ・コンポーネントの構成」を参照してください。
このリリースでは、ゲージ・コンポーネントが様々な方法で機能強化されました。たとえば、人間の形、ratingGauge
コンポーネントの垂直方向のサポートに加えて、これらのコンポーネントをカスタマイズするその他の属性の範囲が導入されました。詳細は、付録E「サンプルのMAFアプリケーション」のCompGallery
サンプル・アプリケーションにおけるゲージ・コンポーネントの実装に関する説明、Oracle Mobile Application Frameworkタグ・リファレンスおよび第12.5.22項「評価ゲージの作成方法」を参照してください。
アプリケーションのlogging.properties
ファイル内のプロパティは、アプリケーションのパフォーマンスをモニターするように構成できます。MAFには、このタスクを行う場合に役立つAPIも多数用意されています。詳細は、第30.7項「MAFアプリケーションのパフォーマンスの測定」を参照してください。
MAFアプリケーションは、診断情報および分析情報をOracle Mobile Cloud Serviceに送信して、このサービスによる分析を受けることができます。
MAFがこの目的のために導入したアダプタ(McsRestServiceAdapter
)を使用して、診断情報(デバイスID、セッションIDおよびリクエスト時間)をMobile Cloud Serviceに送信します。詳細は、第30.8項「Oracle Mobile Cloud Serviceへの診断情報の送信」を参照してください。
logging.propertiesファイルを構成して、またはMAFがこの目的のために導入したAPIを使用して、分析情報を送信します。詳細は、第30.9項「Oracle Mobile Cloud Serviceへの分析情報の送信」を参照してください。
MAFには、認証関連のタスクを行う場合に役立つ新しいAPIが多数用意されています。詳細は、第29.9項「MAF認証APIの使用」を参照してください。
エンド・ユーザーは、デジタル証明書(クライアント証明書)をMAFアプリケーションのキーストアに自動的にインストールして、クライアント証明書を必要とするサーバーで認証用の双方向SSLセッションを確立できるようになりました。クライアント証明書の自動インストールが有効となるようにMAFアプリケーションを構成する方法の詳細は、第29.11項「認証に双方向SSLを有効にするためのMAFアプリケーションの構成」を参照してください。
AdfmfContainerUtilities.resetApplication()
APIは、構成サービスからダウンロードしたすべてのカスタマイズを、アプリケーションを再起動することなく適用できるようになりました。詳細は、Oracle Mobile Application Framework Java APIリファレンスおよび第14章「MAFアプリケーションで使用するエンド・ポイントの構成」を参照してください。
コンテナ・サービスにアクセスするリモートURLアプリケーション機能用のホワイトリスト作成
MAFアプリケーションにホワイトリストを実装するアプリケーション開発者は、第20.3項「MAFアプリケーションでのリモートURLのホワイトリストへの追加」の説明に従って、Cordovaプラグインを使用できます。
このリリースのMAFでは、以前のリリースでOEPEにより提供されていたデザインタイム・サポートが削除されました。たとえば、「リモートURL Whitelist」入力フィールドは、MAFアプリケーション・エディタから削除されました。AdfmfJavaUtilities.addWhiteList
APIの使用は非推奨になりました。
このドキュメントは、このリリース用に一部が更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
Android上のMAFアプリケーションのUIコード(JavaScript、HTMLおよびCSS)をデバッグする方法に関する情報が追加されました。詳細は、第30.4.2項「AndroidプラットフォームでのUIコードのデバッグ方法」を参照してください。
Mobile-Social認証サーバー・タイプの使用方法を説明する内容が削除されました。この認証サーバー・タイプは、前のリリースのMAFで非推奨になり、現在はサポートされていません。
SOAP Webサービス・データ・コントロールの使用方法を説明する内容が削除されました。この機能は前のリリースのMAFで非推奨になり、現在はサポートされていません。REST WebサービスとJSONオブジェクトを使用することをお薦めします。詳細は、第15章「MAFアプリケーションでのWebサービスの使用方法」を参照してください。
MAFがサポートする言語を説明する情報が追加されました。詳細は、第6.7項「MAFでの言語のサポート」を参照してください。