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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Integratorのインストールと構成
12c (12.2.1.2)
E82816-02
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8 Java EEエージェントのドメインの構成

標準インストール・トポロジでJava EEエージェントのWebLogicドメインを作成および構成します。

8.1 データベース・スキーマの作成

Oracle Data Integratorドメインを構成する前に、このリリースのOracle Fusion Middlewareでの使用について動作保証されているデータベースに、マスター・リポジトリおよび作業リポジトリ(ODI_REPO)スキーマを作成する必要があります。

マスター・リポジトリおよび作業リポジトリ・スキーマの作成の手順に従って必要なスキーマを作成します。

8.2 Java EEエージェントのテンプレートの生成

「サーバー・テンプレート生成ウィザード」を使用して、ODIマスター・リポジトリに定義されているJava EEエージェントをデプロイするための、デフォルト以外のテンプレートを生成します。

デフォルトの名前および設定でJava EEエージェントをデプロイするデフォルト・テンプレートを変更する必要がある場合は、この手順を使用します。サーバー・テンプレート生成ウィザードを使用してJava EEエージェントを作成する手順:
  1. 物理エージェント・エディタ・メニューから、「サーバー・テンプレートの生成」を選択してテンプレート生成ウィザードを起動します。
  2. 「エージェント情報」ステップで、エージェント情報を確認し、必要に応じてデフォルト構成を変更します。この情報には、「エージェント名」「データソースJNDI名」「接続の再試行回数」「再試行の遅延」および「スーパーバイザ・キー」といったパラメータが含まれています。
    • 「接続の再試行回数」は、エージェントによるリポジトリへの接続が切断された場合の再試行回数を指定します。ODIリポジトリがOracle RACデータベースに存在する場合、このパラメータをゼロ以外の値に設定すると、高可用性接続再試行機能が有効になります。この機能が有効である場合、1つ以上のOracle RACノードが使用不可になっても、エージェントは中断もなく引き続きセッションを実行できます。

    • 「再試行の遅延」は、接続再試行の間隔(ミリ秒)を指定します。

    • 「スーパーバイザ・キー」は、スーパーバイザ権限を持つODIユーザーのログインおよびパスワードが含まれるアプリケーション・サーバー資格証明ストアのキーの名前を指定します。エージェントはこれらの資格証明を使用してリポジトリに接続します。

  3. 「次へ」をクリックします。
  4. エージェントのドメインおよび共有ライブラリを追加するには、ライブラリおよびドライバ・ページに移動して、エージェントとともにデプロイするライブラリを選択します。ライブラリとしては、このエージェントに必要な任意のJARファイルまたはZIPファイルを使用できます。ソースおよびターゲット・データ・サーバーにアクセスするための追加JDBCドライバまたはライブラリをこのページで選択します。ライブラリ名の検証は、新しく追加されるライブラリ内に制限され、すでにデプロイされている共有ライブラリに対しては行われません。
    • ドメイン・ライブラリとは、ドメインで実行されているすべてのアプリケーションに使用可能なドメインにデプロイされているライブラリです。このライブラリの追加方法は、通常、変更頻度の低いJARファイルを追加する場合に使用されます。この方法を使用する場合、変更が有効になるように、ドメイン内のすべてのサーバーを再起動する必要があります。

    • 共有ライブラリとは、エージェントをドメインにデプロイする前に、エージェント・デプロイメント・ディスクリプタで指定するライブラリのことです。この方法では、複数のアプリケーションがライブラリ・リソースを使用でき、重複が回避されます。このライブラリの追加方法は、変更またはアップグレードが必要になる可能性のあるライブラリに対して使用されます。共有ライブラリを使用すると、サーバーを再起動せずにライブラリを変更できますが、アプリケーションの再起動が必要な場合があります。

  5. 「次へ」をクリックします。
  6. 「テンプレート・ターゲットおよびサマリー」ステップで、サーバー・テンプレートが生成される「ターゲット・テンプレート・パス」を入力します。
  7. 「終了」をクリックしてウィザードを閉じ、自分の仕様を使用したサーバー・テンプレートを生成します。
生成されたテンプレートは、Oracle WebLogic Serverドメインでのエージェントのデプロイに使用できます。

8.3 ODI Studioを使用したマスター・リポジトリでのエージェントの作成

物理エージェントは、単一のスタンドアロン・エージェントまたはJava EEエージェントに対応し、トポロジで一意の名前を持つ必要があります。ODI Studioを使用してマスター・リポジトリでODIエージェントを作成します。

起動順序の一部としてエージェントがマスター・リポジトリに接続し、その名前でマスター・リポジトリに定義された物理エージェントがあるか確認します。そのエントリが見つかった場合、エージェントは起動を続行し、起動した後、それ自体のスケジュール済ジョブをすべてリポジトリから読み取って処理を開始します。エージェントに対する物理エージェント・エントリが見つからない場合、起動は失敗します。

ODIエージェントを作成する前に、まずODI Studioを起動してODI Studioでマスター・リポジトリに接続する必要があります。次を参照してください。

ODI Studioを使用してマスター・リポジトリで物理エージェントを作成する手順:

  1. 左側のナビゲーション・ペインで「トポロジ」タブを選択し、「エージェント」を右クリックしてから「新規エージェント」を選択します。
  2. 次の表に要約するように、新規エージェントの詳細を指定します。
    フィールド 説明

    名前

    エージェント名としてOracleDIAgent1を指定します。

    この名前はシステム・コンポーネント名と一致する必要があります。

    ホスト

    エージェントが稼働しているマシンのIPアドレスまたは名前を入力します。localhostを使用しないでください。

    ポート

    エージェントがリスニングしているポート番号を入力します。

    注意:

    使用中の環境にクラスタに対するフロントエンドとしてOracle HTTP Serverが機能しているクラスタが含まれている場合、かわりにOracle HTTP Serverホストのホスト名およびポートを指定します。名前は、OracleDIAgent1ではなく、OracleDIAgentにする必要があります。

  3. 「ODI Studio」メニューから「ファイル」「すべて保存」を選択して変更を保存します。

8.4 ドメインの構成

構成ウィザードを使用して、ドメインを作成および構成します。

ドメイン作成に使用するその他の方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のWebLogicドメインの作成、拡張および管理のためのその他のツールを参照してください。

8.4.1 構成ウィザードの起動

構成ウィザードを起動して、ドメインの構成を開始します。

構成ウィザードを起動する手順は次のとおりです。

  1. /oracle_common/common/binディレクトリに移動します。

    (UNIX) ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin

    (Windows) ORACLE_HOME\oracle_common\common\bin

    ここでORACLE_HOMEは、12c (12.2.1.2) Oracleホームになります。

  2. 次のコマンドを入力します。

    (UNIX) ./config.sh

    (Windows) config.cmd

8.4.2 ドメインを作成および構成するための構成ウィザード画面のナビゲート

構成ウィザード画面に必要な情報を入力して、トポロジのドメインを作成および構成します。

注意:

この手順を使用して既存のドメインを拡張できます。この手順の説明では要件が満たされない場合は、その要件に応じた選択を行うか、サポート・ドキュメントで追加の詳細を参照してください。

8.4.2.1 ドメイン・タイプとドメイン・ホームの場所の選択

「構成タイプ」画面を使用して、ドメイン・ホーム・ディレクトリの場所(Oracleホーム・ディレクトリの外部が最適)を選択します。

Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareコンセプトの理解のOracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリとはのディレクトリ構造(Oracleホーム・ディレクトリの外部にドメイン・ホームを置く)に従って、ドメイン・ホームを配置することをお薦めします。このディレクトリ構造は、ソフトウェアのアップグレードや再インストールが必要になった場合に問題が発生しないようにするのに役立ちます。

ドメイン・タイプおよびドメインのホーム・ディレクトリを指定する手順:

  1. 「構成タイプ」画面で、「新規ドメインの作成」を選択します。
  2. 「ドメインの場所」フィールドで、ドメイン・ホームのディレクトリを指定します。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の構成タイプを参照してください。

8.4.2.2 構成テンプレートの選択

「テンプレート」画面で、必要なテンプレートを選択します。

「テンプレート」画面で、次のテンプレートを選択します。

  • Oracle Data Integrator - スタンドアロン・コロケート・エージェント

このテンプレートを選択すると、次の項目が依存関係として自動的に選択されます。

  • Oracle JRF

  • Oracle Coherenceクラスタ拡張

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のテンプレートを参照してください。

8.4.2.3 アプリケーション・ホームの場所の選択

「アプリケーションの場所」画面を使用して、ドメインに関連付けられたアプリケーションの格納場所(アプリケーション・ホーム・ディレクトリとも呼ばれる)を選択します。

Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareコンセプトの理解のOracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリとはのディレクトリ構造(Oracleホーム・ディレクトリの外部にアプリケーション・ホームを置く)に従って、アプリケーション・ホームを配置することをお薦めします。このディレクトリ構造は、ソフトウェアのアップグレードや再インストールが必要になった場合に問題が発生しないようにするのに役立ちます。

ヒント:

アプリケーション・ホーム・ディレクトリの詳細は、アプリケーション・ホーム・ディレクトリについてを参照してください。

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のアプリケーションの場所を参照してください。

8.4.2.4 管理者アカウントの構成

「管理者アカウント」画面では、ドメインに対するデフォルトのWebLogic管理者アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。

この画面に入力するユーザー名とパスワードは、メモしておいてください。これらの資格証明は、このドメインの管理サーバーの起動とそのサーバーへの接続で、後で必要になります。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の管理者アカウントを参照してください。

8.4.2.5 ドメイン・モードとJDKの指定

「ドメイン・モードおよびJDK」画面を使用して、ドメイン・モードおよびJava Development Kit (JDK)を指定します。

「ドメイン・モードおよびJDK」画面では、次の操作を実行します。

  • 「ドメイン・モード」フィールドで、「本番」を選択します。

  • 「JDK」フィールドで、Oracle HotSpot JDKを選択します。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のドメイン・モードとJDKを参照してください。

8.4.2.6 データベース構成タイプの指定

「データベース構成タイプ」画面を使用して、データベースとデータベース・スキーマの詳細を指定します。

「データベース構成タイプ」画面で、「RCUデータ」を選択します。このオプションでは、構成ウィザードに対して、データベースおよびサービス表(STB)スキーマに接続し、ドメインの構成に必要なスキーマのスキーマ情報を自動的に取得するように指示します。

注意:

この画面で「手動構成」を選択した場合は、次の画面でスキーマのパラメータを手動で入力する必要があります。

「RCUデータ」を選択してから、次の各フィールドに入力します。

フィールド 説明

DBMS/サービス

データベースのDBMS名(サービス・タイプ・ドライバを選択している場合はサービス名)を入力します。

例: orcl.exampledomain.com

ホスト名

データベースをホストするサーバーの名前を入力します。

例: examplehost.exampledomain.com

ポート

データベースがリスニングするポート番号を入力します。

例: 1521

スキーマ所有者

スキーマ・パスワード

データベースのサービス表スキーマに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。これは、RCUの「スキーマ・パスワード」画面でサービス表コンポーネントに入力したスキーマ・ユーザー名とパスワードです(スキーマ・パスワードの指定を参照)。

デフォルトのユーザー名はprefix_STBで、prefixは、RCUで定義したカスタム接頭辞です。

データベース接続情報の指定を完了したら、「RCU構成の取得」をクリックします。「接続結果ログ」の次の出力は、操作が成功したことを示しています。

Connecting to the database server...OK
Retrieving schema data from database server...OK
Binding local schema components with retrieved data...OK

Successfully Done.

ヒント:

RCUの実行時にインストールされるスキーマの詳細は、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のサービス表スキーマについてを参照してください。

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のデータベース構成タイプを参照してください。

8.4.2.7 JDBCコンポーネント・スキーマ情報の指定

「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面を使用してデータベース・スキーマの詳細を指定します。

「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面に示される値が、すべてのスキーマに対して適切であることを確認します。前の画面で「RCUデータ」を選択した場合、スキーマ表はすでに適切に移入されている必要があります。

ヒント:

可用性の高い環境で、Oracle RACデータベースに適したデータ・ソース構成を行うことに関する追加情報は、Oracle Fusion Middleware高可用性ガイドの次の項を参照してください。

  • Oracle RACでのアクティブなGridLinkデータ・ソースの構成

  • マルチ・データ・ソースの構成

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のJDBCコンポーネント・スキーマを参照してください。

8.4.2.8 JDBC接続のテスト

「JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト」画面を使用してデータ・ソース接続をテストします。

「ステータス」列に示される緑色のチェック・マークは、テストが成功したことを表します。問題が発生した場合は、この画面の「接続結果ログ」セクションに示されるエラー・メッセージを確認し、問題を修正してから接続テストを再試行してください。

デフォルトでは、スキーマの作成時に指定したパスワードが、各スキーマ・コンポーネントのスキーマ・パスワードです。スキーマ・コンポーネントに応じて異なるパスワードを使用する場合は、前の画面(「JDBCコンポーネント・スキーマ」)で各行の「スキーマ・パスワード」列に使用するパスワードを入力して手動で編集します。パスワードを指定した後、パスワードを変更したスキーマに対応するチェック・ボックスを選択し、再度接続をテストします。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のJDBCコンポーネント・スキーマ・テストを参照してください。

8.4.2.9 資格証明キーの作成

「資格証明」画面を使用して2つのキーを作成します。

「資格証明」画面で次のようにします。

  1. スーパーバイザ・ユーザーのキーはすでに存在します。次のように資格証明を変更します。

    1. ユーザー名としてSUPERVISOR (すべて大文字)を指定します。これは、最初にSUPERVISORアカウントに割り当てられたデフォルトの名前で、新しいSUPERVISORアカウントを作成しないかぎり変更できません。

    2. パスワードは、スキーマの作成中にRCUの「カスタム変数」画面で指定したパスワードと同じである必要があります。

  2. 2つ目の資格証明を作成します。

    1. プラス記号(+)アイコンをクリックして新しい資格証明を追加します。

    2. 「キー名」フィールドに、このドメインの名前をキーとして入力します。

    3. 「ユーザー名」および「パスワード」フィールドに、管理者ユーザーのユーザー名およびパスワードを入力します。

    4. ストア名としてoracle.odi.credmapを選択します。

注意:

リポジトリが外部認証モードで構成されている場合は、外部認証設定に従ってSUPERVISORのユーザー名およびパスワードを入力する必要があります。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の資格証明を参照してください。

8.4.2.10 拡張構成の選択

「拡張構成」画面を使用して、ドメイン構成を完了します。

「拡張構成」画面で、次を選択します。

  • 管理サーバー

    管理サーバーのリスニング・アドレスを適切に構成するために必要です。

  • ノード・マネージャ

    ノード・マネージャを構成するために必要です。

  • トポロジ

    Oracle Data Integrator管理対象サーバーを構成するために必要です。

オプションで、他の使用可能なオプションを必要なインストール環境に応じて選択します。このガイドの手順は、標準インストール・トポロジについて説明していますが、異なる方法をとることも選択できます。インストール要件がこのガイドの範囲外の追加オプションに及ぶ場合は、そのオプションを構成するための追加画面が表示されることがあります。すべての構成ウィザード画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の構成ウィザードの画面を参照してください。

8.4.2.11 管理サーバーのリスニング・アドレスの構成

「管理サーバー」画面を使用して、ホストのIPアドレスを選択します。

「リスニング・アドレス」の横のドロップダウン・リストを選択し、管理サーバーが置かれるホストのIPアドレスを選択するか、単一のIPアドレスにマップされたシステム名またはDNS名を使用します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。

管理サーバーにサーバー・グループは指定しないでください。

8.4.2.12 ノード・マネージャの構成

「ノード・マネージャ」画面を使用して、構成するノード・マネージャのタイプおよびノード・マネージャ資格証明を選択します。

ノード・マネージャのタイプには「ドメインごとのデフォルトの場所」を選択し、ノード・マネージャの資格証明を指定します。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のノード・マネージャを参照してください。

ノード・マネージャ・タイプの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理のノード・マネージャの概要を参照してください。

8.4.2.13 Oracle Data Integratorの管理対象サーバーの構成

「管理対象サーバー」画面で、管理対象サーバーを構成します。

「管理対象サーバー」画面で、ODI_server1という名前の管理対象サーバーがデフォルトで自動的に作成されます。

Oracle Data Integratorの管理対象サーバーを構成する手順は次のとおりです。
  1. 「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーを配置するホストのIPアドレスを選択します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。
  2. 「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、JRF-MAN-SVRが選択されていることを確認します。このサーバー・グループでは、Oracle JRFサービスが、作成する管理対象サーバーにターゲット指定されます。

    サーバー・グループは、定義済アプリケーション・サービス・グループを各定義済サーバー・グループにマップすることにより、Fusion Middlewareアプリケーションおよびサービスを1つ以上のサーバーにターゲット指定します。必要に応じて、特定のアプリケーション・サービス・グループを複数のサーバー・グループにマップできます。特定のサーバー・グループにマップされた任意のアプリケーション・サービスは、そのグループに割り当てられたすべてのサーバーに自動的にターゲット指定されます。詳細は、Oracle Fusion Middlewareドメイン・テンプレート・リファレンスのアプリケーション・サービス・グループ、サーバー・グループおよびアプリケーション・サービス・マッピングを参照してください。

    これらのサーバー名は、このドキュメント全体の例で引用されるため、別の名前を選択したときには、必要に応じて置き換えてください。

    注意:

    管理対象サーバーのIPアドレスおよびポート番号をメモしておく必要があります。この情報はODIエージェントを構成するときに必要になります。

  3. 2番目の管理対象サーバーの構成は、高可用性の標準トポロジを構成するために必要な手順の1つです。高可用性環境を作成しない場合、この手順はオプションになります。

    「追加」をクリックしてJRF-MAN-SVRを選択し、ODI_server2という名前の2つ目の管理対象サーバーを作成します。

    高可用性の標準トポロジの詳細は、Oracle Fusion Middleware高可用性ガイドのFusion Middlewareの標準HAトポロジの理解を参照してください。

    ドメインを構成した後、高可用性の準備のための次のステップの詳細は、「高可用性のための環境の準備」を参照してください。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の管理対象サーバーを参照してください。

8.4.2.14 Oracle Data Integratorのクラスタの構成

「クラスタ」画面を使用して、新規クラスタを作成します。

「クラスタ」画面で、次のように操作します。

  1. 「追加」をクリックします。
  2. 「クラスタ名」フィールドでODI_cluster1を指定します。
  3. 「クラスタ・アドレス」フィールドは、空白のままにしておきます。

デフォルトでは、クラスタ内のサーバー・インスタンスは、ユニキャストを使用して相互に通信します。マルチキャストを使用するようにクラスタの通信を変更する場合は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverクラスタの管理のユニキャストまたはマルチキャストを選択する際の考慮事項を参照してください。

また、Fusion Middleware Controlを使用してクラスタを作成することもできます。この場合、新しいクラスタを作成するときに、クラスタ通信(ユニキャストまたはマルチキャスト)を構成できます。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのクラスタの作成および構成を参照してください。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のクラスタを参照してください。

8.4.2.15 サーバー・テンプレートの定義

高可用性設定用に動的クラスタを作成している場合、「サーバー・テンプレート」画面を使用して、ドメインに1つ以上のサーバー・テンプレートを定義します。

ドメインの構成を続行するには、「次へ」をクリックします。

高可用性設定用に動的クラスタを作成する手順は、Oracle Fusion Middleware高可用性ガイドの動的クラスタの使用を参照してください。

8.4.2.16 動的サーバーの構成

高可用性設定用に動的クラスタを作成している場合、「動的サーバー」画面を使用して動的サーバーを構成します。

動的クラスタを構成していない場合は、「次へ」をクリックしてドメインの構成を続行します。

注意:

動的クラスタを作成するとき、「マシン名マッチング式」を割り当てた後、動的クラスタ用にマシンを作成する必要がないことに注意してください。

高可用性設定用に動的クラスタを作成する手順は、Oracle Fusion Middleware高可用性ガイドの動的クラスタの使用を参照してください。

8.4.2.17 クラスタへのOracle Data Integrator管理対象サーバーの割当て

「サーバーのクラスタへの割当」画面を使用して、管理対象サーバーを新しい構成済クラスタに割り当てます。構成済クラスタは手動で構成するクラスタです。動的クラスタを構成している場合はこの画面を使用しません。動的クラスタは、1つのサーバー・テンプレートに基づいた生成済サーバー・インスタンスを1つ以上備えたクラスタです。

構成済クラスタおよび動的クラスタの用語の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの理解の動的クラスタについてを参照してください。

「サーバーのクラスタへの割当」画面で、次の操作を実行します。

  1. 「クラスタ」ペインで、管理対象サーバーを割り当てるクラスタ(ここではODI_cluster1)を選択します。
  2. 「サーバー」ペインで、次のいずれかを実行してODI_server1ODI_cluster1に割り当てます。
    • ODI_server1を1回クリックして選択し、右矢印をクリックして「クラスタ」ペイン内の選択したクラスタ(ODI_cluster1)の下に移動します。

    • ODI_server1をダブルクリックして、「クラスタ」ペインの選択したクラスタ(ODI_cluster1)の下に移動します。

  3. 繰り返して、ODI_server2ODI_cluster1に割り当てます。
次の図は、管理対象サーバーがクラスタに割り当てられた後の「クラスタ」ペインの一般的な例を示しています。

図8-1 クラスタに割り当てられた管理対象サーバー

図8-1の説明が続きます
「図8-1 クラスタに割り当てられた管理対象サーバー」の説明

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のサーバーのクラスタへの割当を参照してください。

8.4.2.18 Coherenceクラスタの構成

「Coherenceクラスタ」画面を使用してCoherenceクラスタを構成します。

Coherenceクラスタのリスニング・ポートとして、デフォルトのポート番号のをそのまま使用します。構成後、Coherenceクラスタがドメインに自動的に追加されます。

注意:

ユニキャスト・リスニング・ポートを0に設定すると、管理対象サーバー・ポート番号のオフセットが作成されます。オフセットは5000で、管理対象サーバーのポート番号として割当て可能な最大許容値は65535ではなく、60535です。

Coherence構成の詳細と次の手順については、表9-2を参照してください。

注意:

Coherenceライセンス情報については、ライセンス情報のOracle Coherence製品を参照してください。

8.4.2.19 新しいOracle Data Integratorマシンの作成

「マシン」画面を使用して、ドメイン内に新規マシンを作成します。ノード・マネージャがサーバーを起動および停止するには、マシンが必要です。

ヒント:

高可用性環境を作成する際に目的のトポロジで必要になるマシンのリストがわかっているときには、この項の手順を実行して、この時点ですべてのマシンを作成できます。詳細は、 Fusion Middleware高可用性ガイドのオプションのスケール・アウト手順を参照してください。

ノード・マネージャがサーバーを起動および停止できるように新しいOracle Data Integratorマシンを作成する手順は次のとおりです。
  1. 新しいマシンを作成するには、「マシン」タブ(Windowsの場合)または「Unixマシン」タブ(UNIXの場合)を選択し、「追加」をクリックします。
  2. 「名前」フィールドで、ODI_machine1などのマシン名を指定します。
  3. 「ノード・マネージャ・リスニング・アドレス」フィールドで、管理対象サーバーを構成しているマシンのIPアドレスを選択します。

    localhostではなく、特定のインタフェースを選択する必要があります。これにより、Coherenceクラスタのアドレスが動的に計算されます。

  4. 「ノード・マネージャ・リスニング・ポート」フィールドのポート番号を確認します。
  5. これらの手順を繰り返して、必要に応じてさらにマシンを追加します。

注意:

既存のドメインを拡張している場合は、既存のマシンにサーバーを割り当てることもできます。新しいマシンが不要な場合は、マシンを作成する必要はありません。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のマシンを参照してください。

8.4.2.20 Oracle Data Integratorマシンへのサーバーの割当て

「サーバーのマシンへの割当」画面を使用して、作成したばかりの新しいマシンに管理サーバーと管理対象サーバーを割り当てます。

「サーバーのマシンへの割当」画面で次の操作を実行します。

  1. 「マシン」ペインで、サーバーを割り当てるマシン(ここではODI_machine1)を選択します。
  2. 「サーバー」ペインで、次のいずれかを実行して、AdminServerODI_machine1に割り当てます。
    • AdminServerを1回クリックして選択し、右矢印をクリックして「マシン」ペイン内の選択したマシン(ODI_machine1)の下に移動します。

    • 「AdminServer」をダブルクリックして、「マシン」ペイン内の選択したマシン(ODI_machine1)の下に移動します。

  3. これらの手順を繰り返して、すべての管理対象サーバーをそれぞれのマシンに割り当てます。
次の図は、管理対象サーバーがマシンに割り当てられた後の「マシン」ペインの一般的な例を示しています。

図8-2 管理対象サーバーのマシンへの割当て

図8-2の説明が続きます
「図8-2 マシンへの管理対象サーバーの割当て」の説明

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のサーバーのマシンへの割当を参照してください。

8.4.2.21 仮想ターゲット

WebLogic Server Multitenant (MT)環境がある場合、「仮想ターゲット」画面を使用して、仮想ターゲットを追加または削除します。このインストールに対しては(WebLogic Server MT環境ではない)、値は入力せず、「次へ」を選択します。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の仮想ターゲットを参照してください。

8.4.2.22 パーティション

「パーティション」画面は、WebLogic Server Multitenant (MT)環境での仮想ターゲットのパーティションの構成に使用されます。オプションは選択せずに、「次へ」を選択します。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のパーティションを参照してください。

8.4.2.23 構成の指定内容の確認とドメインの構成

「構成サマリー」画面には、これから作成するドメインに関する詳細な構成情報が表示されます。

画面上の各項目を検討し、情報が正しいことを確認します。変更するには、「戻る」ボタンをクリックするか、ナビゲーション・ペインの画面を選択していずれかの画面に戻ります。ドメインの作成は、「作成」をクリックするまで開始されません。

ヒント:

この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の構成サマリーを参照してください。

8.4.2.24 ドメイン・ホームと管理サーバーURLの記録

「構成の終了」画面には、構成したばかりのドメインについての情報が表示されます。

後で必要になるので、次の項目を書きとめます。

  • ドメインの場所

  • 管理サーバーURL

ドメインの場所はノード・マネージャおよび管理サーバーを起動するスクリプトにアクセスするため、URLは管理サーバーにアクセスするために必要です。

「終了」をクリックして、構成ウィザードを閉じます。

8.5 Java EEエージェントへのライブラリの追加

Java EEエージェントを構成した後、必要に応じて追加ライブラリを指定できます。

Java EEエージェントにライブラリを追加する手順は次のとおりです。
  1. エージェントを起動する前に、環境変数ODI_ADDITIONAL_CLASSPATHを設定して追加のjarsを配置します。次に例を示します。

    ODI_ADDITIONAL_CLASSPATH=/share/libs/mytool.jar:/share/libs/drivers/mydriver.jar

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • 追加ライブラリをDOMAIN_HOME/libディレクトリにコピーします。Java EEによって、これらのライブラリがエージェントのクラスパスに自動的に追加されます。
    • 下の手順に従って、generate_agent_wls_template.shスクリプトまたはODI Studioを使用して、エージェント・テンプレートを生成してから、そのテンプレートを使用してWebLogicドメインを作成または拡張します。

generate_agent_wls_template.shスクリプトを使用してJava EEエージェントのテンプレートを生成するには、次の例に示すように、-domainLibrariesおよび-sharedLibraries引数でドメインと共有ライブラリを指定します。
./generate_agent_wls_template.sh  
  -agentName sample 
  -agentContextName context 
  -odiUser SUPERVISOR 
  -destinationJar /home/userName/NewFormaterJar.jar 
  -retryCount 10 
  -retryDelayMS 1 
  -createDatasourceForMasterRepository false 
  -masterDataSource jdbc/odiMasterRepository,oracle.jdbc.OracleDriver,jdbc:oracle:thin:@mycompany.com-isESSDependency false 
  -addToPath /home/userName 
  -domainLibraries /home/userName/odi/myDomain/userlib/myLib.jar 
  -sharedLibraries MessageBox

ODI Studioを使用してJava EEエージェントのテンプレートを生成し、エージェントの追加ライブラリを指定する手順:

  1. ODI Studioを起動します。
  2. 「サーバー・テンプレートの生成」を選択して、テンプレート生成ウィザードを起動します。
  3. エージェント情報ページで、Java EEエージェント名、データソースJNDI名、接続の再試行回数、スーパーバイザ・キーなどのエージェント情報を入力します。
  4. 「ライブラリおよびドライバ」・ページで、Java EEエージェントとともにデプロイするライブラリを外部ライブラリのリストから選択します。ライブラリ名の検証は、新しく追加されるライブラリ内に制限され、すでにデプロイされている共有ライブラリに対しては行われません。ドメイン・ライブラリまたは共有ライブラリを選択できます。ドメイン・ライブラリは、WebLogicドメインでデプロイされるライブラリであり、ドメイン内で実行されているすべてのアプリケーションに使用できるため、Java EEエージェントに使用可能です。ドメイン・ライブラリは、通常、変更頻度の低いJARファイルを追加する場合に使用されます。この方法を使用する場合、変更が有効になるように、ドメイン内のすべてのサーバーを再起動する必要があります。 共有ライブラリとは、エージェントをドメインにデプロイする前に、エージェント・デプロイメント・ディスクリプタで指定するライブラリのことです。共有ライブラリを使用すると、複数のアプリケーションがライブラリ・リソースを使用でき、重複が回避されます。共有ライブラリは、変更またはアップグレードが必要になる可能性のあるライブラリに対して使用されます。共有ライブラリを使用すると、サーバーを再起動せずにライブラリを変更できますが、アプリケーションの再起動が必要な場合があります
  5. 「次へ」をクリックして、データソース・ページを表示します。
  6. そのページで、エージェント・テンプレートに含めるデータソースの定義を選択します。このウィザードを使用して選択できるのはデータソースのみです。データソースを追加するには、データソースタブを使用します。
  7. 「次へ」をクリックして、テンプレート・ターゲットおよびサマリー・ページを表示します。
  8. そのページで、テンプレートを生成する必要がある場所を「ターゲット・テンプレート・パス」ボックスに指定します。
  9. 「終了」をクリックしてウィザードを閉じ、エージェント・テンプレートを生成します。

8.6 サーバーの起動

構成の完了後、ノード・マネージャを起動して、WebLogic管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動します。

注意:

ドメインの管理に使用できるその他のツールの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理のOracle Fusion Middleware管理ツールの概要を参照してください。

8.6.1 ノード・マネージャの起動

ドメインごとにノード・マネージャを起動するには、次の手順を実行します。
  1. DOMAIN_HOME/binディレクトリに移動します。

  2. 次のコマンドを入力します。

    • (UNIX) nohupおよびnm.outをサンプル出力ファイルとして使用します。

      nohup ./startNodeManager.sh > LOG_DIR/nm.out&
      

      ここで、LOG_DIRは、ログ・ファイルを格納するディレクトリの場所になります。

    • (Windows) startNodeManager.cmd

      注意:

      Windowsオペレーティング・システムでは、ノード・マネージャをスタートアップ・サービスとして、ノード・マネージャを構成することをお薦めします。これによって、システムが再起動されるたびに、ノード・マネージャが自動で起動されます。

      Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理の起動サービスとしてのノード・マネージャの実行を参照してください。

8.6.2 管理サーバーの起動

管理サーバーを起動するには、次の手順を実行します。
  1. DOMAIN_HOME/binディレクトリに移動します。

  2. 次のコマンドを入力します。

    • (UNIX)

      ./startWebLogic.sh
    • (Windows)

      startWebLogic.cmd

ドメインの作成時に「ドメイン・モードおよびJDK」画面で「本番モード」を選択した場合、「管理者アカウント」画面に表示されたように、管理者ユーザーのログイン資格証明のプロンプトが表示されます。

ヒント:

管理サーバーの起動の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理の管理サーバーの起動と停止を参照してください。

本番モードでは、起動アイデンティティ・ファイルを作成することで、管理サーバーの起動時に必要なユーザー名とパスワードの指定を省略できます。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理の管理サーバー用の起動アイデンティティ・ファイルの作成を参照してください。

管理サーバー・コンソールにアクセスすることで、管理サーバーが稼働中であることを確認できます。URLは「構成の終了」画面に指定されます(http://administration_server_host:administration_server_port/console)。デフォルトの管理サーバーのポート番号は7001です。

注意:

製品スキーマをホストしているデータベースが稼働中であり、管理サーバーからアクセスできることを確認してください。

管理コンソールの使用方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理のOracle WebLogic Server管理コンソールの使用のスタート・ガイドを参照してください。

8.6.3 管理対象サーバーの起動

管理サーバーを起動するには:

  1. Oracle Fusion Middleware Controlにログインします。
    http://administration_server_host:administration_server_port/em
    

    管理サーバーのホストおよびポート番号は「構成の終了」画面のURLにありました(「ドメイン・ホームおよび管理サーバーURLを書き込む」)。デフォルトの管理サーバーのポート番号は7001です。

    ログイン資格証明は「管理者アカウントの構成」の「管理者アカウント」画面で指定されました。

  2. Enterprise Managerのランディング・ページには、このドメインに構成されているサーバーのリストと、それらのステータスが表示されます(「実行中」または「停止」など)。新しく構成されたドメインでは、AdminServer(管理サーバー)のみが実行されています。
  3. 最初の管理対象サーバーを選択します。
  4. 「WebLogic Server」メニューの横にある「起動」を選択します。
  5. 手順3と4を繰り返してすべての管理対象サーバーを起動します。
  6. メインのランディング・ページで、すべての管理対象サーバーが稼働中であることを確認します。

8.7 構成の確認

すべての構成手順の完了後、ドメインが適切に構成されていることを確認する追加手順を実行できます。

ドメインが適切に構成されていることを確認するには、「追加ドメイン構成タスクの実行」を参照してください。