リージョンはコンテンツのコンテナとして機能します。Oracle Application Expressアプリケーションの各ページに、1つ以上のリージョンが含まれます。
トピック:
アプリケーションを作成するときに、ターゲット・ユーザー・インタフェースを選択します。選択したユーザー・インタフェースによって、使用可能なリージョン・タイプが決まります。
デスクトップ・アプリケーションのリージョン・タイプ
デスクトップ・アプリケーションを作成している場合、リージョンの作成ウィザードで次のリージョンがサポートされます。
表12-1 リージョンの作成ウィザード: デスクトップ・アプリケーションのリージョン・タイプ
リージョン・タイプ | 説明 |
---|---|
静的コンテンツ |
アイテムのコンテナとして機能し、指定したHTMLが含まれます。入力するHTMLには、置換文字列を含めることができます。 |
複数の静的コンテンツ |
複数の静的コンテンツ・リージョンを一度に作成するには、このオプションを使用します。表示されるフィールドで、各リージョンの順序、タイトル、表示ポイント、レポート・テンプレートおよび列を指定します。 |
レポート、対話モード・レポート |
SQL問合せの結果がフォーマット化されます。カスタムSQL SELECT文またはSQL問合せ文を戻すPL/SQLファンクションを指定します。SQL問合せの記述が不明な場合は、「クエリー・ビルダー」ボタンをクリックします。 注意: jQuery Mobileスマートフォンは、対話モード・レポートをサポートしません。 関連項目: 「実行中のアプリケーションでの対話モード・レポートのカスタマイズ」 |
レポート、クラシック・レポート |
SQL問合せの結果がフォーマット化されます。カスタムSQL SELECT文またはSQL問合せを戻すPL/SQLファンクションを指定します。SQL問合せの記述が不明な場合は、「クエリー・ビルダー」ボタンをクリックします。 関連項目: レポートの開発 |
レポート、Webサービスの結果 |
Webサービスの結果でレポートを作成します。 関連項目: Webサービスの実装 |
フォーム、プロシージャのフォーム |
ストアド・プロシージャの引数に基づくフォームを構築します。ストアド・プロシージャまたはパッケージに実装済のロジックまたはデータ操作言語(DML)が存在する場合は、この方法を使用します。 |
フォーム、表またはビューのフォーム |
データベース表の単一行を更新できるフォームを作成します。フォームを構築する表を選択できます。 |
フォーム、表のフォーム |
2つのページを作成します。1つのページにはレポートが表示されます。各行に2ページ目へのリンクが提供され、これを使用して各レコードを更新できます。レポートおよびフォームを構築する表を選択できます。 ヒント: このオプションでは、127列を超える列が含まれている表はサポートされません。127列を超える列を選択すると、エラーが発生します。 |
フォーム、SQL問合せのフォーム |
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フォーム、Webサービスのフォーム |
Webサービスの定義に基づいて、アイテムを含むページを作成します。このウィザードでは、ユーザー入力フォーム、Webサービスをコールするプロセスおよび送信ボタンを作成し、レポートに結果を表示します。 関連項目: Webサービスでの入力フォームとレポートの作成 |
開発者はプラグインを使用して、Application Expressで使用可能な組込みタイプを宣言的に拡張できます。 関連項目: プラグインの実装 |
|
チャート |
SQL問合せに基づいて線グラフ、棒グラフまたは円グラフを作成します。 関連項目: レガシー・チャートの管理 |
マップ・チャート |
宣言的に定義されたFlashマップを作成します。 関連項目: マップの作成 |
ツリー |
実行時に実行されるSQL問合せに基づいて、階層的なナビゲーション・コントロール(またはツリー)を作成します。 関連項目: ツリーの作成 |
Calendar |
月次、週次、日次およびリスト表示のカレンダを含むリージョンを作成します。 関連項目: カレンダの作成 |
リストと呼ばれるリンクの共有コレクションを含むリスト・リージョンを作成します。 関連項目: リストの作成 |
|
ブレッドクラム |
ブレッドクラムを含むリージョンを作成します。ブレッドクラムはリンクの階層リストです。 関連項目: ブレッドクラムの作成 |
PL/SQL動的コンテンツ |
PL/SQL WebツールキットでHTMLまたはテキストをレンダリングできるようにする、PL/SQLベースのリージョンを作成します。 |
URL |
事前定義されたURLを使用してWebサーバーをコールすることでコンテンツを取得する、URLベースのリージョンを作成します。 関連項目: 他のWebサイトからのコンテンツの組込みについて |
リージョン表示セレクタ |
「リージョン表示セレクタ」リージョンでは、リージョン表示選択が有効化されている、ページの各リージョンに表示と非表示のコントロールを表示できます。 関連項目: リージョン表示セレクタの作成 |
ヘルプ・テキスト |
「ヘルプ・テキスト」リージョンでは、アプリケーションにページ・レベルのヘルプを指定できます。 関連項目: アプリケーションのヘルプの作成 |
モバイル・アプリケーションのリージョン・タイプ
モバイル・アプリケーションを作成している場合、リージョンの作成ウィザードで次のリージョンがサポートされます。
表12-2 リージョンの作成ウィザード: モバイル・アプリケーションのリージョン・タイプ
リージョン・タイプ | 説明 |
---|---|
静的コンテンツ |
アイテムのコンテナとして機能し、指定したHTMLが含まれます。入力するHTMLには、置換文字列を含めることができます。 |
複数の静的コンテンツ |
複数の静的コンテンツ・リージョンを一度に作成するには、このオプションを使用します。表示されるフィールドで、各リージョンの順序、タイトル、表示ポイント、レポート・テンプレートおよび列を指定します。 |
レポート、クラシック・レポート |
SQL問合せの結果がフォーマット化されます。カスタムSQL SELECT文またはSQL問合せを戻すPL/SQLファンクションを指定します。SQL問合せの記述が不明な場合は、「クエリー・ビルダー」ボタンをクリックします。 関連項目: レポートの開発 |
レポート、Webサービスの結果 |
Webサービスの結果でレポートを作成します。 関連項目: Webサービスの実装 |
レポート、リスト・ビュー |
リスト・ビューは、スマートフォンでのデータ表示およびナビゲーション用に最適化されています。 SQL問合せの書式設定された結果を含むページを作成します。カスタムSQL SELECT文またはSQL問合せを戻すPL/SQLファンクションを指定します。 注意: デスクトップ・アプリケーションは、リスト・ビューをサポートしません。 |
レポート、列切替えレポート |
モバイル・アプリケーションのレスポンシブなレポートを作成します。デフォルトでは、列切替えレポートはすべての列が同じ優先度に設定されて作成されます。ただし、開発者はレポート列属性を編集し、重要度に応じて列をランク付けできます。優先度がより低い列は、より狭い幅で表示されます。レポートには、エンド・ユーザーが表示する列を選択できる「列」ボタンが含まれています。 注意: デスクトップ・アプリケーションは、このレポート書式をサポートしません。 |
リフロー・レポート |
モバイル・アプリケーションのレスポンシブなレポートを作成します。レポートを水平に表示できる十分な領域がない場合、レポートは、表の列を縮小して、各行に対するラベルやデータ・ペアのブロックのような外観の積上げ表示形式にすることによって機能します。 注意: デスクトップ・アプリケーションは、このレポート書式をサポートしません。 |
フォーム、プロシージャのフォーム |
ストアド・プロシージャの引数に基づくフォームを構築します。ストアド・プロシージャまたはパッケージに実装済のロジックまたはデータ操作言語(DML)が存在する場合は、この方法を使用します。 |
フォーム、表またはビューのフォーム |
データベース表の単一行を更新できるフォームを作成します。フォームを構築する表を選択できます。 |
フォーム、リスト・ビュー付きの表のフォーム |
データベース表の単一行を更新できるフォームおよびリスト・ビューを作成します。フォームを構築する表を選択し、リスト・ビューのテキスト表示に使用する列を選択します。 |
フォーム、SQL問合せのフォーム |
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フォーム、サマリー・ページ |
読取り専用のフォームを作成します。このオプションを使用して、ウィザードの最後に確認ページを作成します。 |
フォーム、Webサービスのフォーム |
Webサービスの定義に基づいて、アイテムを含むページを作成します。このウィザードでは、ユーザー入力フォーム、Webサービスをコールするプロセスおよび送信ボタンを作成します。 関連項目: Webサービスでのフォームの作成 |
フォーム、Webサービスのフォームとレポート |
Webサービスの定義に基づいて、アイテムを含むページを作成します。このウィザードでは、ユーザー入力フォーム、Webサービスをコールするプロセスおよび送信ボタンを作成し、レポートに結果を表示します。 関連項目: Webサービスでの入力フォームとレポートの作成 |
開発者はプラグインを使用して、Application Expressで使用可能な組込みタイプを宣言的に拡張できます。 関連項目: プラグインの実装 |
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チャート |
SQL問合せに基づいて線グラフ、棒グラフまたは円グラフを作成します。 関連項目: レガシー・チャートの管理 |
Calendar |
月次、週次、日次およびリスト表示のカレンダを含むリージョンを作成します。 関連項目: カレンダの作成 |
ブレッドクラム |
ブレッドクラムを含むリージョンを作成します。ブレッドクラムはリンクの階層リストです。 関連項目: ブレッドクラムの作成 |
PL/SQL動的コンテンツ |
PL/SQL WebツールキットでHTMLまたはテキストをレンダリングできるようにする、PL/SQLベースのリージョンを作成します。 |
URL |
事前定義されたURLを使用してWebサーバーをコールすることでコンテンツを取得する、URLベースのリージョンを作成します。 関連項目: 他のWebサイトからのコンテンツの組込みについて |
リージョン表示セレクタ |
「リージョン表示セレクタ」リージョンでは、リージョン表示選択が有効化されている、ページの各リージョンに表示と非表示のコントロールを表示できます。 関連項目: リージョン表示セレクタの作成 |
ヘルプ・テキスト |
「ヘルプ・テキスト」リージョンでは、アプリケーションにページ・レベルのヘルプを指定できます。 関連項目: アプリケーションのヘルプの作成 |
リージョンとは、コンテンツのコンテナとしての役割を持つページ領域のことです。ページの外観を変更するには、リージョン属性を編集します。
トピック:
この項では、リージョン属性によるページの外観およびレイアウトの制御方法について説明します。
表12-3に、ページのレイアウトに影響を与えるリージョン属性を示します。
表 12-3 ページ・レイアウトに影響を与えるリージョン属性
リージョン、属性 | 説明 |
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ページ内のリージョンの表示順を指定します。 |
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現在のリージョンが属している親リージョンを定義します。親リージョンを選択することで、2つのリージョン間に親/子関係を作成します。 関連項目: コンポーネント・ビューでのサブリージョンの管理 |
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ページ内でリージョンを表示する位置を指定します。リージョンは、「表示ポイント」の順序番号順にレンダリングされます。ページ・レイアウトを表示するには、「ビュー」アイコンをクリックして、位置を選択します。 選択可能な表示ポイントは、ページ・レベル・テンプレート(ページ属性)によって決定されます。ページ・レベル・テンプレートを選択しなかった場合は、「アプリケーションの定義」で定義されたデフォルトのページ・レベル・テンプレートが使用されます。 |
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リージョンの外観を決定します。テンプレート属性を表示するには、そのページでテンプレート名をクリックします。 関連項目: カスタム・テーマの作成およびリージョン・テンプレート |
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ページ・アイテムをメイン・リージョン・コンテンツの上部に表示するか下部に表示するかを決定します。 |
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このリージョンを新しいグリッドに表示するかまたは以前のリージョンと同じグリッドに表示するかを決定します。 |
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このリージョンを以前のリージョンと同じ行に表示するかまたは次の行に表示するかを決定します。 |
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リージョンを特定のグリッド列に表示するかどうかを決定します。「自動」を選択すると、リージョンを表示する次の使用可能なグリッド列が自動的に決定されます。 |
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リージョンによって占有されるグリッド列数を決定します。「自動」を選択すると、同じグリッド行のすべてのリージョン内で使用可能なグリッド列を均一に配置します。 |
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グリッド列に設定する追加のCSSクラスを入力します。この値によって、グリッド・レイアウト列テンプレートの |
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グリッド列に設定する追加属性を入力します。この値によって、グリッド・レイアウト列テンプレートの |
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リージョン・テンプレートに置換文字列 |
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置換文字列 |
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リージョン表示セレクタを使用して、リージョンが、リージョン表示セレクタのリージョン・タイプに表示されるように指定します。リージョン表示セレクタを使用すると、ページ上のその他のリージョンを非表示にし、特定のリージョンのみを表示することができます。リージョン表示セレクタは、この属性を使用して指定されたリージョンのみを表示します。 |
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移入されている場合、指定されたイメージがリージョンの左上に表示されます。このイメージの表示に使用される表タグを制御することはできません。 関連項目: リージョン・イメージの追加 |
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「リージョン・イメージ」属性とともに使用します。イメージhtmlに含める属性を入力します。たとえば、高さと幅にこの属性を使用します。 注意: イメージ・タグ属性にALTが定義されていない場合、Oracle Application Expressはデフォルトで装飾的なイメージとしてイメージをレンダリングします(空のALTタグなど)。 関連項目: リージョン・イメージの追加 |
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リージョンの最上部( |
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リージョンを表示するかどうかを決定する条件および適切な式を定義します。条件では、セッション・ステート、現在ログインしているユーザーまたは環境設定(ページが印刷用ビュー・モードかどうかなど)を参照できます。 関連項目: 条件付きのレンダリングおよびプロセスの理解および印刷用ページの最適化 |
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このリージョンでページ・アイテムを読取り専用としてレンダリングするために必要な条件タイプをリストから選択します。条件を選択しない場合、ページ・アイテムが通常どおりにレンダリングされます。 注意: 条件タイプを「なし」に設定すると、このリージョンのアイテムは常に入力可能なフィールドとしてレンダリングされます。これは、ページ・レベルで定義した、読取り専用条件をすべて上書きします。 |
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エンド・ユーザーによるカスタマイズを可能にします。この機能を使用するには、ページ・テンプレートのヘッダー、ボディまたはフッター・セクションに 関連項目: ユーザーによるページのカスタマイズの可能化 |
リージョンのボディ・コンテンツ(レポート、チャートまたはフォーム要素付きのHTML)に加えて、追加のHTMLをリージョンの上下(ヘッダーおよびフッター)に配置できます。
すべてのレポート・リージョンで、置換文字列#TIMING#:
はリージョンのレンダリングにかかる経過時間(秒)を表示できます。この置換文字列はデバッグに使用できます。
クラシック・レポート・リージョンの場合、リージョン・フッターで次の置換文字列がサポートされています。
#ROWS_FETCHED#
: Oracle Application Expressレポート・エンジンによってフェッチされた行数(ページ・サイズ)を表示できます。これらの置換文字列を使用して、カスタマイズされたメッセージをユーザーに表示できます。次に例を示します。
Fetched #ROWS_FETCHED# rows in #TIMING# seconds.
#TOTAL_ROWS#
: レポートに使用されたSQL問合せを満たす行の合計数を表示できます。
#FIRST_ROW_FETCHED#
および#LAST_ROW_FETCHED#:
表示される行の範囲を表示できます。次に例を示します。
Row(s) #FIRST_ROW_FETCHED# through #LAST_ROW_FETCHED# of #ROWS_FETCHED# displayed
「カスタマイズ」属性を使用すると、リージョンの表示属性をユーザーがカスタマイズできるかどうかを制御できます。この機能を使用するには、ページ・テンプレートのヘッダー、ボディまたはフッター・セクションに#CUSTOMIZE#
置換文字列を含める必要があります。
エンド・ユーザーによるカスタマイズが1つ以上のリージョンでサポートされる場合、「カスタマイズ」というリンクがページ・テンプレートで#CUSTOMIZE#
置換文字列を含めた場所に表示されます。このリンクをクリックするとウィンドウが表示され、ユーザーは、ページのリージョンを表示または非表示にできます。
関連項目:
エンド・ユーザーは次の手順でカスタマイズできます。
この項では、ページおよびリージョンのパフォーマンス向上のためにキャッシュを使用する利点について説明します。
ヒント:
リージョン・キャッシュは、対話モード・レポート・リージョンに対しては使用できません。
トピック:
関連項目:
『Oracle Application Express管理ガイド』のページおよびリージョン・キャッシュの管理に関する項
リージョン・キャッシュの有効化は、条件を使用しないリストを含むリージョンまたは静的HTMLを含むリージョンなどの静的リージョンのパフォーマンスの向上に効果的な方法です。
リージョン・キャッシュを有効化すると、Application Expressエンジンによって、リージョンを動的にレンダリングするかわりにキャッシュされた(または格納された)リポジトリからリージョンをレンダリングします。実際のセッション識別子はキャッシュされないことに注意してください。かわりに、Application Expressエンジンでは、&SESSION.
置換文字列がキャッシュされ、キャッシュされたリージョンをレンダリングしたカレント・セッションが表示時に代入されます。たとえば、リージョンにリンクが含まれ、リンクにセッションが含まれる場合、リンクがすべてのセッションで動作するようにするため、完全なセッションはキャッシュされません。
Application Expressエンジンは、リージョンが定義した条件を満たす場合にのみキャッシュからレンダリングします。また、リージョンは、ユーザーまたはキャッシュされた独立したユーザーに対してのみキャッシュできます。
関連項目:
リージョン・キャッシュを有効化するには、次のステップを実行します。
ページに移動します。
レガシー・コンポーネント・ビューでのページの表示を参照してください。
「リージョン」で、リージョン名を選択します。
リージョンの編集ページが表示されます。
「キャッシュ」までスクロールします。
「キャッシュ」で次のいずれかを選択します。
未キャッシュ: この機能を無効にします。
キャッシュ済: ユーザーとは関係なくリージョンをキャッシュします。
ユーザー別のキャッシュ: 指定されたユーザーに固有のリージョンをキャッシュします。
「キャッシュ済」または「ユーザー別のキャッシュ」を選択する場合は、次のように指定します。
次の後にキャッシュをタイムアウト: キャッシュされたリージョンが有効な期間を指定します。
キャッシュ条件タイプ: リストから条件タイプを選択します。条件がFalseを戻す場合、リージョンは動的にレンダリングされ、キャッシュされません。条件がTrueを戻す場合、リージョンはキャッシュされます。
式1および式2: 選択した特定の条件タイプに基づいて値を入力します。
「変更の適用」をクリックします。
カスタムJavaScriptまたはカスケード・スタイルシートの作成時に静的リージョンIDを指定すると有用です。リージョンの編集ページの「静的ID」属性を使用して、リージョンを一意に識別できます。リージョン・テンプレート、ヘッダー、フッターまたはボディの#REGION_STATIC_ID#
置換文字列を使用してリージョンを参照できます。
静的リージョンIDを含めるには、HTML要素IDとしてリージョン・コンテナ・オブジェクト(表またはDIV)に割り当てます。HTML要素のIDはページ全体で一意である必要があります。たとえば、ページHTMLを有効にしておくため、ボタンとリージョンのIDを同じにすることはできません。
静的リージョンIDを指定するには、次のステップを実行します。
「リージョン・イメージ」および「イメージ・タグ属性」を使用すると、リージョンの左上にイメージを追加できます。
リージョン・イメージを追加するには、次のステップを実行します。
この項では、複数のリージョンを同時に編集する方法について説明します。
リージョン・ページを使用すると、順序、列、リージョン名、表示ポイントなど、ページのすべてのリージョンのリージョン属性を更新できます。
関連項目:
リージョン属性についての詳細は、リージョンの編集ページに移動してください。コンポーネント・ビューでのリージョンの管理を参照してください。
すべてのリージョンにわたる複数の属性を編集するには、次のステップを実行します。
サブリージョンを使用すると、2つのリージョン間に親/子関係を作成できます。サブリージョンは親リージョン内に表示されます。サブリージョンは、リージョンを新規作成するとき、またはリージョン属性を編集するときに、親リージョンを選択することによって作成できます。
このサブリージョンは、様々な方法で使用できます。1つのユースケースとして、情報をグループ化するためにサブリージョンを作成します。たとえば、枠線があるリージョンがあるとします。この機能を使用すると、このリージョン内に2つのクラシック・レポート(サブリージョン)を表示できます。また、サブリージョンを使用して、リージョンをタブまたはアコーディオンとして表示できます。親リージョンとサブリージョンの表示方法を制御するには、リージョン・テンプレートの「サブリージョン」属性を編集します。
関連項目:
サブリージョンを作成するには、次のステップを実行します。
適切なページにナビゲートします。レガシー・コンポーネント・ビューでのページの表示を参照してください。
「リージョン」で、「作成」アイコンをクリックします。
リージョン・タイプを選択します。リージョンの作成ウィザード実行時のリージョン・タイプを参照してください。
「表示属性」は、次のようにします。
タイトル - リージョンのタイトルを入力します。選択するリージョン・テンプレートにリージョン・タイトルが表示されると、このタイトルが表示されます。
リージョン・テンプレート - リージョンのタイトルを入力します。選択するリージョン・テンプレートにリージョン・タイトルが表示されると、このタイトルが表示されます。
親リージョン - 新しいリージョンが属する親リージョンを選択します。
表示ポイント: このリージョンの表示ポイントを指定します。ページ・テンプレート位置およびページ・ボディ位置という2つのタイプの表示ポイントが存在します。
ページ・テンプレート位置により、ページ・テンプレート内でのリージョンの正確な配置が可能になります。ページ・テンプレート位置は、ページ・テンプレート置換文字列(#REGION_POSITION_01#から#REGION_POSITION_08#
)によって制御されます。ページ・ボディ位置は、ページ・テンプレート内の#BODY#
置換文字列によって指定される位置に表示されます。
「次へ」をクリックします。
画面に表示されるステップに従います。
「リージョン表示セレクタ」リージョンでは、ページの各リージョンに表示と非表示のコントロールを表示できます。
リージョン表示セレクタを作成するには、次のステップを実行します。
リージョン・ページ・セレクタに含めるページおよびリージョンを作成します。
セレクタに含める各リージョンの「リージョン表示セレクタ」属性を編集します。
適切なページにナビゲートします。レガシー・コンポーネント・ビューでのページの表示を参照してください。
「リージョン」で、リージョン名を選択します。
リージョンの編集ページが表示されます。
「属性」で、「リージョン表示セレクタ」を「はい」に変更します。
「変更の適用」をクリックします。
タイプがリージョン表示セレクタのリージョンを作成します。
ページに移動します。レガシー・コンポーネント・ビューでのページの表示を参照してください。
「リージョン」で、「作成」アイコンをクリックします。
リージョン・タイプ「リージョン表示セレクタ」を選択します。
「作成」をクリックします。
注意:
「ツリー」タイプのリージョンには複数のリージョンが含まれるため、コピーできません。
リージョンをコピーするには、次のステップを実行します。
ページに移動します。レガシー・コンポーネント・ビューでのページの表示を参照してください。
「リージョン」で「コピー」アイコンをクリックします。「コピー」アイコンは、小さいページが2つ重なった形をしています。
リージョンのコピー・ウィザードが表示されます。
コピーするリージョンを選択します。
「コピー先ページ」は、次のようにします。
「コピー先ページ」から、リージョンのコピー先のページを選択します。
ボタンを選択するか、「はい」または「いいえ」を選択することによって、コピーするリージョン・アイテムを選択します(使用可能な場合)。
「次へ」をクリックします。
「リージョンのコピー」をクリックします。
この項では、リージョンを削除する方法について説明します。
トピック:
一度に複数のリージョンを削除するには、次のステップを実行します。
適切なページにナビゲートします。レガシー・コンポーネント・ビューでのページの表示を参照してください。
「すべて編集」アイコンをクリックします。「すべて編集」アイコンは、鉛筆が置かれた小さいグリッドの形をしています。
リージョン・ページが表示されます。
「複数のリージョンの削除」タブをクリックします。
次のように指定します。
ボタンを削除するカスケード: 「はい」を選択すると、対応するリージョンのボタンが削除されます。
アイテムを削除するカスケード: 「はい」を選択すると、対応するリージョンのアイテムが削除されます。
関連付けられたリストおよびリスト・エントリを削除しますか。: 「はい」を選択すると対応するリストが削除されます。このオプションは、削除されるリージョンがこのリストを参照する唯一のリージョンである場合にのみ表示されます。
動的アクションを削除するカスケード: 「はい」を選択すると、対応するリージョン・アイテムが削除されます。
削除するリージョンを選択します。
「変更の適用」をクリックします。