3 GUI の基本操作

内容

関連項目

GUI へのログイン

GUI には、前面タッチスクリーン経由で、または基本モジュールに接続されたキーボードとモニター経由で、ブラウザを使用してリモートでアクセスできます。

ノート:

無効なログイン試行を 5 回繰り返すと、30 分間ロックアウトされます。アカウントをロック解除する必要がある場合は、ライブラリ管理者に連絡してください (ユーザーアカウントのロック解除を参照)。

関連項目

リモートでのログイン

  1. ライブラリのホスト名または IP アドレスを取得します。標準ポート番号を使用していない場合は、ライブラリ管理者からポート番号を取得します。

  2. ブラウザで、次の場所に移動します。

    <ライブラリのホスト名または IP アドレス>:<ポート>

    80 (http) または 433 (https) の標準ポート番号を使用していない場合は、ポート番号のみが必要です。たとえば、ポート 7102 を使用している場合は、MyLibrary.mycompany.com:7102 になります。

    ノート:

    「HTTPS connection untrusted」という警告を受信した場合は、ブラウザの画面上の指示に従って、ユーザーインタフェースサーバーを信頼するようにブラウザを構成してください (HTTPS 用のライブラリの SSL/TLS 証明書の管理を参照)。
  3. ログイン画面で、ユーザー名とパスワードを入力します。「Log In」をクリックします。

サポートされるブラウザ

  • Microsoft Edge 25.x

  • Microsoft Internet Explorer 11

  • Google Chrome 53+

  • Mozilla Firefox 45+

  • Apple Safari 8 および 9

ノート:

ブラウザ操作に若干の違いや異常がある可能性があります。問題が発生している場合は、別のブラウザを試してください。

ライブラリの前面タッチスクリーンでのローカルでのログイン

  1. オペレータパネルの画面にタッチしてそれをアクティブ化します。何も表示されない場合は、表示が背面の VGA ポートまたは別のコントローラのどちらかに設定されています。SOURCE ボタン (図については、オペレータパネルを参照) を押して、コントローラソースをアクティブなライブラリコントローラ (L1) に設定します。

  2. ログイン画面で、ユーザー名とパスワードを入力します。「Log In」をクリックします。

キーボード、マウス、およびモニターを使用したローカルでのログイン

  1. キーボードとマウスを基本カードケージ内のライブラリコントローラ上の USB ポートに接続します (図については、ライブラリコントローラを参照)。

  2. モニターを基本カードケージ内のビデオカード上の VGA ポートに接続します (図については、ビデオカードを参照)。

  3. ビデオカード上の SELECT ボタンを押して、表示を VGA ポートに設定します (図については、ビデオカードを参照)。コントローラソースをアクティブなライブラリコントローラ (L1) に設定します。

  4. ログイン画面で、ユーザー名とパスワードを入力します。「Log In」をクリックします。

GUI の領域

ポイントのない GUI の図
  1. マストヘッド — 現在のユーザーを表示するほか、ユーザープリファレンスを設定したり、ヘルプにアクセスしたり、ログアウトしたりできるようにします。

  2. ステータスバー — 現在のライブラリ、デバイス、およびパーティションの状態を表示し (ステータスバーでのライブラリ、デバイス、およびパーティションの状態の表示を参照)、ライブラリの制御状態を制御できるようにします (ライブラリのオンラインまたはオフラインへの設定ライブラリの再起動またはライブラリ OS のリブート、および ライブラリの電源切断を参照)。

  3. ナビゲーション — GUI の別の部分を表示する場合にクリックします。ユーザーのロールによっては、これらのボタンの一部が表示されない場合があります (各ユーザーロールが使用できる機能を参照)。

  4. コンテンツ領域 — ナビゲーションや選択されたタブに応じて変化します。

  5. タブ — 現在のページの別のコンテンツを表示します。

  6. アクションボタン — さまざまな GUI タスク (パーティションの追加やリフレッシュなど) を実行します。マウスのポインタをアイコンの上に置くと、ツールチップが表示されます。

GUI テーブルのスプレッドシートへのエクスポート

GUI 内にある任意のテーブルの .xls ファイルをエクスポートできます。

  1. テーブルに移動します。

  2. Exportテーブルのエクスポートアイコン をクリックします。

  3. ファイルを目的の場所に保存します。

  4. ファイルをスプレッドシートアプリケーション (Microsoft Excel など) で開きます。

    ノート:

    ファイルの拡張子は .xls ですが、形式は html です。ファイルをスプレッドシートプログラムで開くときに、そのファイルが破損していないこと、および信頼できるソースからのものであることの確認を要求される場合があります。
  5. いずれかの「Date/Time」列の形式を変更することが必要になる場合があります。Excel を使用している場合は、列を選択します。「Format Cell」、「Custom」を選択してから、mm/dd/yy hh:mm:ss.0;@ などの形式を入力します。

    「Format Cell」、「Date」を選択し、MM/DD/YY HH:MM などの日付の種類を選択した場合、時間はもっとも近い分に丸められます。

テーブルの検索およびソート

GUI 内のテーブルを検索したり、ソートしたりできます。追加のソート機能が必要な場合は、そのテーブルをスプレッドシートとしてエクスポートできます (GUI テーブルのスプレッドシートへのエクスポートを参照)。

テーブルのソート

  1. マウスのポインタを列タイトルの上に置きます。

  2. 上矢印または下矢印 テーブルソートの上矢印と下矢印 をクリックして列をソートします。

フィルタを使用したテーブル内の検索

  1. 列タイトルの上にある白色の検索バー内をクリックします。

    テーブル検索の例
  2. 検索値を入力します。この値は完全に一致する必要があります (大文字と小文字は区別されません)。または、検索演算子を使用できます。

    • > (より大きい) および < (より小さい) — 数値フィールドまたは値を含む文字列に対して有効です。たとえば、Media Type: <LtoGen6 または Date/Time: >2017-06-16 (YYYY-MM-DD は完全に指定する必要があるため、>2017-06 は機能しません)。

    • ! (に等しくない) — !Complete!DefaultPartition など

    • * (ワイルドカード) — たとえば、Z* は、文字 Z で始まるすべての行に一致します。

      • ワイルドカードはテキストフィールドに対してのみ有効であり、数値または日付フィールドに対しては有効ではありません。

      • フィルタあたり 1 つのワイルドカードのみを使用します。ほかのどの検索演算子とも一緒に使用しないでください。

    • 数値フィールドの場合は、検索でコンマを使用しないでください (たとえば、5,280 の代わりに 5280 を使用します)。

    • null 値はどのフィルタにも一致しません。

    ノート:

    検索は大文字と小文字を区別せず、1 回につき 1 つの検索演算子しか使用できないため、!Default* (2 つの演算子を使用しています) は結果を返しません。
  3. Enter キーを押すか、または「Refresh「Refresh」アイコン をクリックします。

  4. フィルタを削除するには、テキストを削除してから、Enter キーを押すか、または「Refresh「Refresh」アイコン をクリックします。

複数列のフィルタリングの例

結果をさらに制限するために、複数の列に検索項目を入力できます。たとえば、「Tapes」テーブル内のすべてのクリーニングおよび診断 LTO テープを検索する場合は、「Media Type」に対して LTO* を、「Medium Type」に対して !Data を検索できます。

「Tapes」テーブルでの複数列の検索の例

キーボードを使用した GUI のナビゲート

アクセシビリティーのために、次のキーボードアクションを使用して GUI をナビゲートできます。

  • タブトラバーサル — タブトラバーサルでは、そのページのアクティブなすべての要素にアクセスできます。次のコントロールに移動するには Tab キーを、前のコントロールに移動するには Shift+Tab キーを使用します。ほとんどの場合、コントロールにフォーカスがある場合は、Enter キーを押すことによってアクションを開始できます。

  • 矢印キー — 一部の複雑なコンポーネントでは、Tab キーを使用してそのコンポーネントがフォーカスを受信したあと、矢印キーを使用してナビゲートします。

関連項目