7 テープカートリッジの管理
テープカートリッジのリストの表示
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GUI の左側のナビゲーション領域の「Cells/Tapes」をクリックします。
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「Tapes」タブをクリックします。
クリーニングカートリッジのリストの表示
クリーニングテープのリストを使用して、ライブラリ内のすべてのクリーニングテープのクリーナステータス、現在のクリーニング数、クリーニングしきい値、タイプ、および場所を表示できます。システムセル内のクリーニングテープは、ライブラリで管理される自動クリーニング用です。ストレージセル内のクリーニングテープは、ホストで管理されるクリーニング用です。
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GUI の左側のナビゲーション領域の「Cells/Tapes」をクリックします。
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「Cleaning Tapes」タブをクリックします。
テープカートリッジの移動またはマウント
セルやドライブからテープを空のセル、ドライブ、または CAP セルに移動できます。ユーザーおよびオペレータロールは、テープを同じパーティション内のセルにのみ移動できます。管理者および保守ロールは、2 つのオフラインパーティション間とシステムセルまたはドライブまたは CAP にテープを移動できます (ユーザーロールを参照してください)。GUI を使用してオンラインパーティション内のカートリッジを移動すると、ホストアプリケーションを中断させるため、許可されません (ライブラリが SCSI、SCI、および GUI 間で移動要求の競合を回避する方法 を参照してください)。
注意:
パーティション間でカートリッジを移動すると、一部のアプリケーションが混乱し、アプリケーションとライブラリの再同期が必要になる場合があります。-
2 つのパーティション間でテープを移動する場合は、影響を受ける両方のパーティションをオフラインにします (パーティションのオンラインまたはオフラインへの設定を参照してください)。
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GUI テープテーブルまたはセルマップからテープを選択します (テープカートリッジのリストの表示またはセルマップの表示を参照してください)。
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「Actions」ドロップダウン (または右クリックメニュー) から、「Move Tape」を選択します。
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テープをドライブに移動する場合、移動先のドロップダウンには空の互換性のあるドライブのみが表示されます。
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テープを CAP に移動する場合、移動先のドロップダウンにはロックされている CAP のみが表示されます。テープを別のパーティションで所有されている CAP に移動することはできません。
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ドライブからテープを移動する場合、移動先のドロップダウンの最初のオプションはホームセルです。
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移動先を選択します。ドライブ間で移動する場合は、次のオプションを選択します。
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Force unload - 選択すると、ドライブはプロセス内の読み取りまたは書き込み操作を停止し、テープをアンロードします。一般に、強制アンロードは、ドライブに問題がある場合に、GUI を介してのみ行います。この操作は中断を伴います。
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Read-only mount - 選択すると、ドライブはテープを読み取るだけで、書き込みコマンドを拒否します。LTO ドライブでは、この機能をサポートしていません。
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ライブラリが SCSI、SCI、および GUI 間で移動要求の競合を回避する方法
SCSI、SCI、および GUI のカートリッジの移動を要求する機能は、パーティションのオンライン/オフライン状態とパーティションが SCSI 対応かどうかによって異なります。
| 移動を要求するインタフェースタイプ |
パーティションオンライン、SCSI 対応 | パーティションオンライン、SCSI 無効 | パーティションオフライン、SCSI 対応 | パーティションオフライン、SCSI 無効 |
|---|---|---|---|---|
| SCSI | 許可 | 不可能 | 許可されていません | 不可能 |
| SCI | 許可されていません | 許可 | 許可されていません | 許可されていません |
| GUI | 許可されていません | 許可されていません | 許可 | 許可 |
システムセル内のテープのインポート/エクスポート
クリーニングおよび診断テープをシステムセルにインポートし、システムセルからテープをエクスポートできます。インポートおよびエクスポート時に、選択した CAP はホストアプリケーションから使用できなくなります。ホストでこのアクティビティーを調整する必要があります。
システムセル内のクリーニングテープは、ライブラリで管理される (自動) ドライブクリーニング用です (ドライブの自動クリーニングの構成を参照してください)。ホストで管理されるドライブクリーニングを使用する場合は、通常のデータテープの場合と同様に、クリーニングカートリッジをインポートおよびエクスポートします (CAP を介したテープの挿入およびCAP を介したテープの取り出しを参照してください)。
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GUI の左側のナビゲーション領域の「Cells/Tapes」をクリックします。
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「Cleaning Tapes」タブをクリックします。
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「Import/Export System Cells」
をクリックします。 -
使用する CAP を選択します。
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エクスポートするテープを選択します (オプション)。新しいテープをインポートするために、既存のテープをエクスポートする必要はありません。エクスポートできるテープの数は、選択した CAP のサイズに制限されます。「OK」をクリックします。
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CAP から取り出されたすべてのテープを取り外します。
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オプションで、クリーニングおよび診断テープをシステムセルにインポートできるようになりました。インポートするテープの数に対して十分な空のシステムセルがあることを確認します。テープを CAP に挿入します。「CAP」ボタンを押して CAP を閉じます。
ノート:
ライブラリは、データテープをシステムセルにインポートしません。システムセルへのインポート中に、CAP 内にデータテープを置くと、ライブラリは CAP を再オープンします。データテープを CAP から取り外します (それらをストレージセルにインポートするには、CAP を介したテープの挿入を参照してください)。
クリーニングテープの使用しきい値の設定
クリーニングテープは、特定の使用回数 (一般に最大 50 回) 後、交換してください。使用しきい値により、クリーニングテープの残りの使用回数がしきい値を下回ると、警告が示されます。テープを交換するのに十分な時間を得られるように、高いしきい値を設定するべきです。デフォルトのしきい値は残り 5 回です。
ノート:
クリーニングテープをインポートすると、ライブラリは、テープが以前に使用されているかどうかにかかわらず、テープの使用回数をゼロに設定します。そのため、新しいクリーニングテープのみをインポートすることをお勧めします。-
GUI の左側のナビゲーション領域の「Cells/Tapes」をクリックします。
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「Cleaning Tapes」タブをクリックします。
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「Set Cleaning Thresholds
」をクリックします。 -
クリーニングテープのタイプごとにしきい値を設定します。しきい値は、そのタイプのすべてのクリーニングテープに適用されます。
テープカートリッジの取り扱いに関するヒント
注意:
テープを不適切に取り扱うと、データの損失やライブラリコンポーネントの損傷が発生する可能性があります。-
テープは清潔に保ち、使用する前に損傷していないか検査します。
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絶対にテープカートリッジを開けないでください。
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カートリッジの外部にあるテープに触れないでください。テープの端が破損する可能性があります。
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テープやカートリッジを直射日光、湿気、過度な温度、磁場にさらさないでください。
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カートリッジは耐衝撃ケースに入れて持ち運んでください
テープカートリッジの検査
テープをドライブまたはライブラリに挿入する前に、常に検査を行なってください。故障したテープや汚れたテープを使用すると、ドライブが破損する場合があります。破損したテープは絶対に使用しないでください。次の点を調べます。
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汚れやほこり
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ハウジングのひびや割れ
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書き込み保護スイッチの破損
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テープカートリッジ内の液体
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ラベルがしっかりと貼付されているか、またはテープカートリッジの端を越えて貼付されていないか
テープカートリッジ外側部分のクリーニング
カートリッジに付いたほこり、汚れ、および水滴は、糸くずのでない布で拭き取ります。Oracle StorageTek Tape Cleaner Wipe を使用してカートリッジ外側をクリーニングします。これらのクリーニング用ティッシュには、イソプロピルアルコールが含まれています。液剤をテープに触れさせたり、カートリッジ内部に入れたりしないでください。
注意:
カートリッジの破損を回避するために、アセトン、トリクロロエタン、トルエン、キシレン、ベンゼン、ケトン、メチルエチルケトン、塩化メチレン、塩化エチル、エステル、酢酸エチル、または同様の化学物質を使用して、ラベルをはがしたり、カートリッジをクリーニングしたりしないでください。