Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理 12c (12.2.1.3.0) E90204-03 |
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注意:
ドメイン・パーティションにログインしている場合は、「ドメイン・パーティション」メニューからナビゲートします。
この章の内容は次のとおりです。
ドメイン内の診断システム・モジュールをモニターするには:
必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。
列: 表に表示されている列を追加または削除します
デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)
ソート: 昇順または降順に列をソートします
並替え: 表示されている列の順序を変更します
例による問合せ
この項では、次のタスクを取り上げます。
新しい収集対象メトリックを作成するには:
「収集プロパティ」ページで、一般メトリックの接続プロパティを定義します。
MBeanサーバーの場所: 構成するメトリックのWebLogic Server MBeanサーバーを選択します。ServerRuntimeMBeanまたはDomainRuntimeMBeanのいずれかを選択できます。
次のリストからMBeanのタイプを選択: 既存のWebLogic Server MBeanを使用する場合は、このオプションを選択します。メニューから、データの収集元となるWebLogic Server MBeanを選択します。
カスタムMBeanのタイプを入力: カスタムMBeanタイプを入力する場合は、このオプションを選択します。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
「メトリック収集の追加プロパティ」ページで、モニターするMbeanを個々に選択できます。「収集対象の属性」セクションで、「使用可能」リストから1つまたは複数の属性を選択します。右矢印ボタンをクリックして、それらを「選択済」リストに移動します。
「属性式」フィールドで、複合またはネストされた属性を収集する属性式を入力できます。各式の新しい行を開始します。
「構成オプション」を参照してください。
「インスタンスの選択」ページで、モニターするMbeanを個々に選択できます。「収集対象のインスタンス」セクションで、「使用可能」リストから1つまたは複数のインスタンスを選択します。右向きの矢印ボタンをクリックして、インスタンスを「選択済み」リストに移動します。
「インスタンス式」フィールドで、インスタンス式を入力できます。各式の新しい行を開始します。
「構成オプション」を参照してください。
診断システム・モジュールのポリシーおよびアクションを構成するには:
診断システム・モジュールで構成されているポリシーをモニターするには:
「ポリシー」ページで、「作成」をクリックして診断システム・モジュールの新しいポリシーを作成することもできます。詳細は、新規のポリシーの作成を参照してくださいポリシーを構成するには、表からポリシーを選択します。「ポリシーの構成」を参照してください。
診断システム・モジュールで構成されているアクションをモニターするには:
「アクション」ページで、「作成」をクリックして診断システム・モジュールの新しいアクションを作成することもできます。詳細は、新規のアクションの作成を参照してください。アクションを構成するには、表からアクションを選択します。「アクションの構成」を参照してください。
この項では、診断システム・モジュールのポリシーおよびアクションを作成する方法を説明します。
この項では、次のタスクを取り上げます。
特定の診断システム・モジュールの新しいポリシーを作成するには:
「ポリシー構成」ページで、新しいポリシーの一般的なポリシー構成設定を定義します。
ポリシー名: ポリシーの名前を入力します。
ルール・タイプ: 「ルール・タイプ」メニューからルールを選択します。
「カレンダ・ベース」を選択して、設定したスケジュールに基づくルールを設定します。
「収集対象メトリック」を選択して、MBean属性から収集されるメトリックに基づくルールを設定します。
「ドメイン・ログ」を選択して、ドメイン・ログに書き込まれたデータに基づくルールを設定します。
「イベント・データ」を選択して、指定されたインストゥルメンテーション・イベントから生成されるデータに基づくルールを設定します。
「サーバー・ログ」を選択して、サーバー・ログに書き込まれたデータに基づくルールを設定します。
「スマート・ルール・ベース」を選択して、組込みのスマート・ルールに基づいたルールを設定します。
有効: このポリシーを有効にする場合は、「有効」チェック・ボックスを選択します。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
「式/スマート・ルール」で、組込みのスマート・ルールを選択するか式を作成することで、このポリシーにポリシー式を割り当てます。
組込みのスマート・ルールを使用してこのポリシーにポリシー式を割り当てるには、「スマート・ルール」を選択して、メニューから必要なスマート・ルールを選択します。スマート・ルールを選択すると、スマート・ルールの説明に加え、選択したスマート・ルールの引数をリストして説明する表が表示されます。「値」フィールドに適切な引数値を入力します。
このポリシーの新しい式を作成するには、「式」を選択して新しいポリシー式を入力します。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
「スケジュール」ページで、このポリシーのスケジュールを設定します。
開始時間: 「時」、「分」および「秒」の各フィールドを使用して、このポリシーの開始時刻を設定します。また、「AM」または「PM」を選択して時刻を指定します。
繰返し: メニューからこのポリシーのスケジュールを選択します。
「N秒ごと」を選択して、N秒ごとに実行するようにポリシーを設定します。
「N分ごと」を選択して、N分ごとに実行するようにポリシーを設定します。
「N時間ごと」を選択して、N時間ごとに実行するようにポリシーを設定します。
「特定の曜日」を選択して、指定した曜日の同じ時間に実行するようにポリシーを設定します。
「月の特定の日付」を選択して、指定した日の同じ時間に実行するようにポリシーを設定します。
頻度: このポリシーのスケジュールの頻度を指定します。「繰返し」フィールドで選択したスケジュールにより、このフィールドに指定できる値が変わります。
「繰返し」フィールドで、「N秒ごと」、「N分ごと」または「N時間ごと」を選択した場合は、「頻度」フィールドに適切な値を指定します。また、上矢印や下矢印を使用して目的の値を選択することもできます。たとえば、「繰返し」フィールドで「N分ごと」を選択し、30分ごとにポリシーを実行するように選択した場合は、「頻度」フィールドに30
を入力します。
「繰返し」フィールドで「特定の曜日」を選択した場合は、「頻度」フィールドで適切な日のチェック・ボックスを選択します。たとえば、毎週水曜日と金曜日に実行するようにポリシーをスケジュールするには、「水曜日」と「金曜日」のチェック・ボックスを選択します。
「繰返し」フィールドで「月の特定の日付」を選択した場合は、「頻度」フィールドで適切な日のチェック・ボックスを選択します。たとえば、月の15日目と20日目にポリシーを実行するようにスケジュールするには、15と20のチェック・ボックスを選択します。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
「アラーム」ページで、ポリシーのアラーム設定およびアラーム・リセット設定を指定します。
ポリシー・アラーム: ポリシーのアラーム・リセット設定を選択します。「アラームを使用しない」、「手動リセットのアラームを使用する」または「自動リセットのアラームを使用する」を選択できます。
自動リセット期間: 「ポリシー・アラーム」設定として「自動リセットのアラームを使用する」を選択した場合は、アラームに、秒単位の自動リセット期間を入力します。このリセット期間は、ポリシーがtrue
と評価された後、アラームが自動的にリセットされるまで待機する時間間隔です。この値は保存する前にミリ秒に変換されます。たとえば、50秒と入力すると、50000ミリ秒として保存されます。デフォルトのリセット間隔は60000ミリ秒、すなわち60秒です。設定可能な最小値は1秒(1000ミリ秒)です。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
「アクション」ページで、ポリシーにスケーリングおよびその他のアクションを割り当てることができます。
アクションのスケール・アップ: ポリシーにスケール・アップ・アクションを割り当てます。スケール・アップ・アクションの作成の詳細は、「スケール・アップまたはスケール・ダウン・アクションの作成」を参照してください。
注意:
ポリシーには、スケール・アップまたはスケール・ダウン・アクションのいずれか1つのスケーリング・アクションのみを割り当てることができます。非スケーリング・アクションは、いくつでも割り当てられます。
アクションのスケール・ダウン: ポリシーにスケール・ダウン・アクションを割り当てます。スケール・ダウン・アクションの作成の詳細は、「スケール・アップまたはスケール・ダウン・アクションの作成」を参照してください。
診断アクション: 「使用可能」列から「選択済」列に移動することで、ポリシーに割り当てるアクション(スケーリング・アクションは除く)を選択します。
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
特定の診断システム・モジュールの新しいアクションを作成するには:
この項では、新しいスケール・アップまたはスケール・ダウン・アクションを作成する方法を説明します。
注意:
スケーリング・アクションの作成には、動的クラスタが必要です。
新しいスケール・アップ・アクションを作成する手順:
「WebLogicドメイン」メニューから、「診断」、「診断モジュール」の順に選択します。
「診断モジュール表で、構成する診断システム・モジュールを選択します。
「構成」、「ポリシーとアクション」、「アクション」の順に選択します。
「作成」をクリックし、メニューから「スケール・アップ」を選択します。
「アクションの作成: スケール・アップ」ページで、このアクションの次のような構成設定を定義できます。
アクション名
タイムアウト(秒で指定)
アクションの有効化
サービス名
スケール・タイプ
現在のクラスタ・サイズ
最大クラスタ・サイズ
最小クラスタ・サイズ
必要なサーバー数
これらのフィールドの詳細は、「構成オプション」を参照してください。
「作成」をクリックします。
新しいスケール・ダウン・アクションを作成する手順: