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JMSシステム・モジュールでのリソースの作成
これらのページでは、キュー、トピック、テンプレート、接続ファクトリなどのリソースをJMSシステム・モジュール内に作成します。
選択したリソースのタイプに応じて、リソースの作成のための基本情報の入力が求められます。スタンドアロンのキュー、トピック、接続ファクトリ、分散キュー、分散トピック、外部サーバー、JMS SAF宛先などのターゲットにできるリソースの場合は、ターゲット指定のページで適切なサーバーをターゲットとして選択することもできます。ターゲットにできるリソースをサブデプロイメントに関連付けることもできます。これは、JMSモジュール・リソースとそのメンバーをサーバー・リソースにグループ化する高度なメカニズムです。
構成オプション
名前 説明 接続ファクトリ JMSクライアントに対する接続の作成に使用される、一連の接続構成パラメータを定義します。
接続ファクトリは、JMSクライアントへ戻される接続のプロパティを構成できる他、デフォルトの配信、トランザクション、およびメッセージ・フロー制御パラメータについて構成可能なオプションを提供します。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.ConnectionFactoriesキュー 非同期のピア通信に使用される、ポイント・ツー・ポイント宛先のタイプを定義します。キューに配信されたメッセージは、1つのコンシューマにのみ配信されます。
しきい値、ロギング、配信オーバーライド、配信エラーのオプションなど、キューの動作を多面的に構成できます。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.Queuesトピック 非同期のピア通信に使用される、パブリッシュ/サブスクライブ宛先のタイプを定義します。トピックに配信されたメッセージは、すべてのトピック・コンシューマに配信されます。
しきい値、ロギング、配信オーバーライド、配信エラー、マルチキャストのパラメータなど、トピックの動作を多面的に構成できます。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.Topics分散キュー 複数のJMSサーバーに分散されるが、単一の論理キューとしてJMSクライアントにアクセス可能な、一連のキューを定義します。
分散キューは、メッセージのロード・バランシングおよび配信に役立ち、スタンドアロンのキューと同じプロパティを多く持ちます。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.DistributedQueues分散トピック 複数のJMSサーバーに分散されるが、単一の論理トピックとしてJMSクライアントにアクセス可能な、一連のトピックを定義します。
分散トピックは、ロード・バランシングおよび負荷分散に役立ち、スタンドアロンのトピックと同じプロパティを多く持ちます。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.DistributedTopics外部サーバー 現在のドメインの一部ではない、外部のメッセージング・プロバイダまたはリモートWebLogic Serverインスタンスを定義します。
これは、他のベンダーのJMS製品と統合を行う際、またはローカルWebLogic JNDIツリーにおいて他のクラスタまたはドメイン内のWebLogic Serverのリモート・インスタンスを参照する際に、役立ちます。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.ForeignServers割当 宛先で使用できるシステム・リソースの割当てを制御します。
たとえば、宛先で格納できるバイト数をQuotaリソースを使用して構成できます。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.Quotas宛先ソート・キー 宛先が受信メッセージに適用できる、一意なソート順を定義します。
デフォルトでは、メッセージのソート順は、各メッセージの一意なJMSMessageIDに基づいて昇順にソートが行われる、FIFO (先入れ先出し)になります。ただし、LIFO (後入れ先出し)など、宛先に対して別のソート方式を使用するように宛先キーを構成することも可能です。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.DestinationKeysJMSテンプレート 複数の宛先について、一連のデフォルト構成設定を定義します。
宛先でテンプレートが指定されているが、パラメータの値が明示的に設定されていない場合、そのパラメータは、指定済みのテンプレートからその値を取得します。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.TemplatesSAFインポート済み宛先 インポート済みのストア・アンド・フォワード(SAF)宛先の集合を定義します。SAF宛先は、ローカル・サーバー・インスタンスまたはクラスタがリモート・サーバー・インスタンスまたはクラスタにメッセージを送信できるよう、ローカル・クラスタまたはサーバー・インスタンスにインポートされるリモート・サーバー・インスタンスまたはクラスタにおけるキューまたはトピックを表します。
宛先に対する「Export SAF Destination」パラメータが明示的に無効化されていないかぎり、デフォルトではすべてのJMS宛先が自動的にエクスポートされます。SAFのインポートされた宛先の各集合は、リモートSAFコンテキスト・リソースと、また必要に応じてSAFエラー処理リソースと、関連付けられています。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.SAFImportedDestinationsリモートSAFコンテキスト JMS宛先のエクスポート元であるリモート・サーバー・インスタンスまたはクラスタのURLを定義します。また、リモート・クラスタまたはサーバーで認証および認可されるセキュリティ資格証明も含まれています。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.SAFRemoteContextsSAFエラー処理 SAFサービスがリモート宛先へのメッセージの転送に失敗した場合に行う処理を定義します。
構成のオプションには、エラー処理ポリシー(「リダイレクト」、「ログ」、または「常に転送」)、ログ・フォーマット、および再試行パラメータの送信などがあります。
MBean属性(アプリケーション・モジュールには適用しない):
JMSBean.SAFErrorHandlings
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