静的 IP アドレスを NET MGT ポートに割り当てる

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NET MGT ポートから SP に接続する予定の場合は、SP に有効な IP アドレスが存在する必要があります。

デフォルトでは、サーバーは、ネットワークの DHCP サービスから IP アドレスを取得するように構成されています。サーバーが接続されているネットワークが IP アドレス指定を行う DHCP をサポートしていない場合は、この手順を実行します。

注 - DHCP をサポートするようにサーバーを構成するには、Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。

SP にログインする (SER MGT ポート)。

静的 IP アドレスを受け入れるように SP を設定します。
```
->set /SP/network pendingipdiscovery=static 
Set 'pendingipdiscovery' to 'static' 
Set the IP address for the SP.
```
デフォルトの IPv6 DHCP プロパティーを変更して静的 IPv6 アドレスのプロパティー値を設定するには、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイド』の「デフォルトの接続構成プロパティーの変更」セクションを参照してください。

SP ゲートウェイの IP アドレスを設定します。

-> set /SP/network pendingipgateway=gateway-IPaddr
Set 'pendingipgateway' to 'gateway-IPaddr'

SP のネットマスクを設定します。
```
-> set /SP/network pendingipnetmask=255.255.255.0 
Set 'pendingipnetmask' to '255.255.255.0' 
```
この例では、255.255.255.0 を使用してネットマスクを設定します。使用しているネットワーク環境のサブネットでは、異なるネットマスクが必要になる場合があります。使用している環境にもっとも適したネットマスク番号を使用してください。

パラメータが適切に設定されたことを確認します。

この例は、SP を DHCP 構成から静的構成に変換するように設定されたパラメータを示しています。

-> show /SP/network -display properties
  /SP/network 
     Targets: 
     Properties: 
        commitpending = (Cannot show property)
        dhcp_clientid = xxx.xxx.xxx.xxx
        dhcp_server_ip = xxx.xxx.xxx.xxx
        ipaddress = xxx.xxx.xxx.xxx
        ipdiscovery = dhcp
        ipgateway = xxx.xxx.xxx.xxx 
        ipnetmask = 255.255.255.0
        macaddress = xx:xx:xx:xx:xx:xx
        managementport = MGMT
        outofbandmacaddress = xx:xx:xx:xx:xx:xx
        pendingipaddress = service-processor-IPaddr
        pendingipdiscovery = static
        pendingipgateway = gateway-IPaddr
        pendingipnetmask = 255.255.255.0
        pendingmanagementport = MGMT
        sidebandmacaddress = xx:xx:xx:xx:xx:xx
        state = enabled
->

SP のネットワークパラメータに対する変更を設定します。
```
-> set /SP/network commitpending=true 
Set 'commitpending' to 'true' 
```
注 - show /SP/network コマンドをもう一度入力すると、それらのパラメータが更新されたことを確認できます。

SPARC T8-2 サーバー設置ガイド

静的 IP アドレスを NET MGT ポートに割り当てる

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