レポート属性により、対話モード・レポートがどのように動作するかを制御します。開発者は、対話グリッド属性を編集して、エンド・ユーザーが基礎となるデータの編集、レポートのページ区切りの構成、エラー・メッセージの作成、ツールバーおよびダウンロード・オプションの構成、ユーザーがパブリック・レポートを保存できるかどうかの制御、およびアイコン・ビューと詳細ビューの追加を行えるかどうかを制御します。
関連項目:
親トピック: 対話モード・レポートの管理
対話モード・レポートの左側には、「リンク列」が表示されます。開発者は、単一行ビュー、カスタム・ターゲットにリンクするようにリンク列を構成したり、レポートからリンク列を除外できます。
ヒント:
エンド・ユーザーはリンク列のソート、非表示、移動を行うことはできず、リンク列は列属性ページに定義されている標準の列リンクとは関係ありません。
対話モード・レポートで単一行ビューにリンクするには:
ヒント:
対話モード・レポートが単一行ビューにリンクされており、リンク・アイコンにALT
テキストがないか、ALT
テキストが空である場合、アクセシビリティを改善するために alt="単一行ビュー"
が自動的に含められます。これは、ALT
テキストを行に固有なものにすることで(たとえば、alt="View Row: #COLUMN_NAME#"
。COLUMN_NAME
は現在の行を一意に識別する列である必要があります)、さらに改善できます。
親トピック: リンク列の管理
すべての対話モード・レポートには、そのページの上部に検索バーがあります。開発者は、どのコントロールが表示されるかカスタマイズしたり、検索バーを削除できます。
すべての対話モード・レポートのページ上部には検索バーがあり、そこに、「検索列の選択」アイコン、「テキスト」領域、「実行」ボタンおよび「アクション」メニューの各コントロールが含まれています。
複数のレポートを保存した場合は、保存したレポートの選択リストが「実行」ボタンの右に表示されます。このリストを使用して、保存された特定のレポートを選択できます。複数のビューが構成されている場合、ビュー選択ボタン・グループも表示され、エンド・ユーザーはビューを切り替えることができます。プロパティ・エディタでレポート属性を構成することによって、ページ・デザイナで検索バーを削除したりカスタマイズすることができます。
関連項目:
親トピック: 対話モード・レポートの検索バーのカスタマイズ
「アクション」メニューは、対話モード・レポートの検索バーの「実行」ボタンの右側に表示されます。ユーザーは、「アクション」メニューを使用して、レポート情報の表示方法をカスタマイズします。開発者は、対話モード・レポートの「アクション」メニューに表示するオプションをカスタマイズできます。
ヒント:
対話モード・レポートの「アクション」メニューの構造は、リリース5.1で対話グリッドと一貫するように変更されました。以前の(またはレガシー)構造を使用するように対話モード・レポートの「アクション」メニューを変更するには、「共有コンポーネント」、「コンポーネント設定」に移動し、「対話モード・レポート」コンポーネントを構成します。対話モード・レポートの「アクション」メニューの構造の構成を参照してください。
「アクション」メニューをカスタマイズするには、次のステップを実行します。
親トピック: 対話モード・レポートの属性の管理
「アクション」メニューに「ダウンロード」オプションを追加すると、ユーザーが対話モード・レポートをカンマ区切りファイル(CSV)形式、HTML、Microsoft Excel (XLS)形式、Adobe Portable Document Format (PDF)、Microsoft Word Rich Text Format (RTF)、または電子メール添付のHTMLとしてダウンロードできます。Microsoft Excel (XLS)、Microsoft Wordリッチ・テキスト形式(RTF)、Adobe Portable Document Format(PDF)の各形式では、印刷サーバーの構成が必要です。Microsoft ExcelおよびMicrosoft Word形式ではBI Publisherも必要です。
警告:
レポートからPDF、XLS、Wordなどの拡張形式へのダウンロードには、32Kの制限があります。エンド・ユーザーが表示している列の数が多すぎる場合は、これらの拡張形式にデータをダウンロードしようとすると、エラーが発生することがあります。また、大きいデータ・セットでは、ダウンロードが完了するまでかなりの時間がかかる場合があります。
注意:
グループ化ビューおよびピボット・ビューでは、XLS、PDF、RTFのダウンロード形式は、有効化され、レポート・サーバーが構成されている場合でもサポートされません。
対話モード・レポートでCSVダウンロードを有効にするには:
親トピック: 「アクション」メニューのダウンロード・オプションの構成
特定の電子メール・アドレスに静的HTMLレポートを送信するように「ダウンロード」オプションを構成します。
ヒント:
電子メール・ダウンロードは、認証済ページでのみサポートされています。公開ページで電子メール・ダウンロードを有効にする場合、「ダウンロード」ダイアログには電子メール・ダウンロード・オプションは表示されません。
電子メール・ダウンロードを有効にするには、次のステップを実行します。
親トピック: 「アクション」メニューのダウンロード・オプションの構成
ページ区切りによって、結果セット内の行数および現在の位置に関する情報が提供されます。プロパティ・エディタの属性ページの「ページ区切り」属性から選択することによって、ページ区切りの表示方法を制御します。
対話モード・レポートのページ区切りを編集するには、次のステップを実行します。
親トピック: 対話モード・レポートの属性の管理
デフォルトでは、ほとんどの対話モード・レポートはレポートとして表示されます。必要に応じて、列をアイコンとして表示できます。列をアイコンとして表示するように構成すると、「アイコンの表示」アイコンが検索バーに表示されます。
アイコン・ビューを利用するには、アイコン、ラベルおよびターゲット(つまり、リンク)を識別するために使用する列を指定します。これらの列は通常エンド・ユーザーには役立たないため、非表示になるように設定することをお薦めします。
カスタム・アイコン・ビュー・リンクでは、複数列を使用できるなど、アイコン・ビューのコンテンツをより柔軟に定義できます。
カスタム・アイコン・ビュー・リンクを追加するには、次の手順を実行します。
関連項目:
親トピック: アイコン・ビューの有効化
デフォルトでは、ほとんどの対話モード・レポートはレポートとして表示されます。必要に応じて、各列の詳細を表示できます。構成すると、検索バーに「詳細の表示」アイコンが表示されます。
対話モード・レポートに詳細ビューを追加するには、次のステップを実行します。
親トピック: 対話モード・レポートの属性の管理
詳細対話モード・レポート属性を構成することによって、開発者はリージョンの別名の定義、保存したレポートのIDを格納する値を持つアイテムの指定および対話モード・レポートのサブスクリプションまたは電子メール・ダウンロードの送信者アドレスの定義を行うことができます。
次の2つの方法で、対話モード・レポートから送信された電子メールの送信元アドレスを定義できます。
アプリケーションレベル - アプリケーション定義の編集ページで、「アプリケーションの電子メール送信元アドレス」属性を編集します。
レポートレベル — レポート属性にアクセスします。「詳細」で、「電子メール送信者アドレス」属性を編集します。
いずれの場合も、値には、有効な電子メールを含むリテラル文字列、アプリケーションレベルで定義したアプリケーションの電子メール送信元アドレスを返す置換構文または&APP_EMAIL
.置換を使用してアプリケーションレベルで定義されたアプリケーション置換を指定できます。例:
john.doe@abc.com &MY_APP_EMAIL_FROM. &APP_EMAIL.
注意:
アイテムの置換は、電子メール・ダウンロードでのみ機能し、サブスクリプションでは機能しないため、アプリケーションまたはページレベルでのアイテムの置換の使用はお薦めしません。