4 ドキュメントの索引付け
この章の主なトピックは次のとおりです:
4.1 ドキュメントの索引付けの理解
この節では、以下のトピックを取り上げます。
4.1.1 索引付けの機能
Captureクライアントで索引付けするためには、次のガイドラインに従います。
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選択したクライアント・プロファイルが索引付け用に構成されている場合、バッチ・ペインでドキュメントを選択すると左下のペインにメタデータ・フィールドが表示されます。
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ドキュメントのすべてのページで同じメタデータ値が共有されるため、ドキュメントの1つのページに索引付けすると、ドキュメントのすべてのページが索引付けされます。ドキュメント・ペインでは、バッチ内のドキュメントが淡色のバーで分割表示されます。バッチ・ペインでは、それぞれのバッチの下にドキュメントがリストされます。
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メタデータ・フィールドが必須の場合は、メタデータ・フィールド名の左側にアスタリスク(*)が表示されます。ドキュメントは、すべての必須メタデータ・フィールドに値が含まれると完全に索引付けされます。バッチをリリースするためにドキュメントが完全に索引付けされている必要はありませんが、その後のバッチ処理ステップでエラーが発生する可能性があります。「バッチ・エラーの処理」を参照してください。
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標準入力が確実に行われるように、メタデータ・フィールドで入力マスクまたは入力書式設定、選択リストあるいはデータベース参照を使用できますが、詳細はこの項の後の部分で説明します。
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読みやすくするために、「プリファレンス」ウィンドウでメタデータ・フィールドのフォント・サイズを調整できます。スキャン・プリファレンスを設定する方法を参照してください。
4.1.2 データベース参照の機能
データベース参照には、データベースに接続するための接続情報、およびメタデータ・フィールド値に関連付けられた一致レコードを検索するため検索情報が含まれています。構成によっては、検索結果のリストが表示される場合があり、データベース・レコードが検出されると、データベース値が他のメタデータ・フィールドに自動的に入力される場合があります。たとえば、データベース参照が顧客名フィールドに対して定義されていて、顧客IDや住所などの顧客メタデータ・フィールドに値が入力される場合があります。データベースから値を参照して索引付けする方法を参照してください。
4.1.3 メタデータ・フィールドで入力マスクを使用する方法
メタデータ・フィールドで入力マスク(フィルタ)を使用すると、メタデータ・フィールドに入力できる内容が制御されます。たとえば、マスクを使用すると、フィールドに数字は入力できるがアルファベット文字は入力できなかったり、入力が4文字に制限されたりします。マスクに準拠しない文字を入力すると、ビープ音が鳴り、アプリケーションで受け入れられません。たとえば、請求書番号という名前のメタデータ・フィールドでは、入力を7桁の数字に制限する入力マスクを使用できます。
4.1.4 メタデータ・フィールドで表示形式を使用する方法
メタデータ・フィールドでは、表示形式を使用して、特定の書式で入力内容を表示できます。別のメタデータ・フィールドに移動すると、表示形式に適合するようにデータの表示が必要に応じて変更されます。たとえば、日付フィールドの入力が標準日付書式の表示に変更されます。保存されるメタデータ値は変更されません。
