8 ポータル・ページの作成、編集および公開
権限:
この章のタスクを実行するには、ポータル・マネージャであるか、ポータル・レベルのBasic Services: Edit Page Access, Structure, and Content
(標準権限)またはPages: Create, Edit, and Delete Pages
(アドバンスト権限)のいずれかの権限を持つメンバーである必要があります。この権限を持つユーザーは、ページの作成と編集、ページ・プロパティの変更、ページ・コンテンツの追加およびページの削除を実行できます。これには、ページのセキュリティをオーバーライドしたり、サブページの作成やページの編集などの権限を、ユーザー・ロールの権限制限をオーバーライドして他のユーザーに付与したりする委任管理も含まれます。
ポータル・ページを作成、編集または公開する権限や、ポータルの管理権限がロールによって付与されるユーザーに、ポータルの表示が自動的に許可されるわけではないことに注意してください。ポータルを表示するには、ポータル・レベルの権限であるBasic Services: View Pages and Content
(標準権限)またはPages: View Pages
(アドバンスト権限)がユーザーに明示的に付与されている必要があります。
ページを公開するには、追加の権限が必要な場合があります。「ポータル・ページの公開」を参照してください。
「ポータルのロールと権限について」を参照してください。
ポータルでのページおよびページ・バリアントの表示
適切な権限がある場合、ポータルでのすべてのページの表示、選択したデバイス・グループのデバイス(スマートフォン、タブレット、デスクトップ・ブラウザなど)にページを表示したときの外観のプレビュー、またはデバイス・グループによるリストのフィルタを行うことができます。
アプリケーション・レベルでは、システム管理者がデバイス・グループ設定を構成し、システム・ページのページ・バリアントを作成します(『Oracle WebCenter Portalの管理』を参照)。
ポータルでのページへのアクセス
次のいずれかの方法で、ポータル内のページにアクセスできます。
-
ポータル・ビュー・モード。ポータル・ナビゲーションでページを選択して表示します。
-
ポータル・エディタ。ポータルのページを編集する権限がある場合。
デバイスを考慮したページのプレビュー
様々なデバイス(スマートフォン、タブレット、デスクトップ・ブラウザなど)でのポータルのページの外観をプレビューできます。このプレビューは、特定のデバイスでのページの表示を最適化するために、そのデバイスのページのためのページ・バリアントを作成する必要があるかどうかを判断する場合に役立ちます。
関連項目:
選択したデバイスでのページの外観をプレビューするには:
名前または説明によるページ・リストのフィルタ
- 「フィルタ」フィールドに、ページの名前または説明の全体または一部を含む文字列を入力します。
ノート:
ナビゲーション・ペインにフィルタ処理されたリストが表示されているときは、リストのアイテムに「アクション」アイコン()は表示されません。ナビゲーション・アイテムに対するアクションを選択するには、フィルタをクリアします。
ポータルでのページまたはサブページの作成
適切な権限がある場合、ポータル作成ウィザードで新しいポータルを作成するとき、既存のポータルを編集するときまたはポータルを表示するときに、新しいページまたはサブページを作成できます。
権限:
ポータルの新しいページを作成するには、ポータル・マネージャであるか、ポータル・レベルのBasic Services: Edit Page Access, Structure, and Content
(標準権限)またはPages: Create, Edit, and Delete Pages
(アドバンスト権限)のいずれかの権限を持つポータル・メンバーである必要があります。
新規ポータル作成時のページまたはサブページの作成
新しいポータルの作成時に、ページおよびサブページを、ポータルの作成ウィザードの特別な構文を使用して、簡単に作成できます。
この方法を使用して作成されたページおよびサブページは、すぐにポータル・ナビゲーションに追加され、ポータルを表示する他のユーザーに表示されます。ページを作成した後は、必要に応じて適切な権限を持つユーザーがページを編集または管理できます。
ポータル管理設定でページ下書きが有効な場合、ページへの更新がページ下書きとして保存され、ポータルを表示したときにすぐに使用できません。Edit Page
権限またはContribute Page Content
権限を持つユーザーがポータル・エディタでページを表示すると、ページ下書きの最新の更新内容が表示されます。これらのいずれの権限も持たないユーザーには、最新の公開済ページのみが常に表示されます。自分や他の承認者がページの更新内容に問題がないと判断した場合は、ページを公開できます。
ポータル編集時のページまたはサブページの作成
ポータル管理設定でページ下書きが有効な場合、ポータル・エディタで作成された新しいページは最初にページ下書きとなり、ポータルを表示したときにすぐに使用できません。Edit Page
権限またはContribute Page Content
権限を持つユーザーがポータル・エディタでページを表示すると、ページ下書きの最新の更新内容が表示されます。これらのいずれの権限も持たないユーザーには、最新の公開済ページのみが常に表示されます。自分や他の承認者がページの更新内容に問題がないと判断した場合は、ページを公開できます。
ポータルの編集時に新しいページまたはサブページを作成するには:
ポータル表示時のページの作成
ポータルの表示時、ポータル・ナビゲーションにただちに追加され、ポータルを表示する他のユーザーに表示される新規ページを作成できます。ページを作成した後は、必要に応じて適切な権限を持つユーザーがページを編集または管理できます。
ポータル管理設定でページ下書きが有効な場合、ページへの更新がページ下書きとして保存され、ポータルを表示したときにすぐに使用できません。Edit Page
権限またはContribute Page Content
権限を持つユーザーがポータル・エディタでページを表示すると、ページ下書きの最新の更新内容が表示されます。これらのいずれの権限も持たないユーザーには、最新の公開済ページのみが常に表示されます。自分や他の承認者がページの更新内容に問題がないと判断した場合は、ページを公開できます。
詳細は、「ページ下書きについて」および「ポータル・ページの公開」を参照してください。
ポータルの表示中に新しいページを作成するには:
デバイス・グループのページ・バリアントの作成
ページ・バリアントは、デバイスでベース・ページが適切に表示されない場合の、デバイス・グループ用の既存のページの代替ビューで、特定のデバイス・サイズおよび特性をターゲットにしています。ベース・ページとページ・バリアントには、同じURL、セキュリティ、パラメータなどが含まれています。
ノート:
ポータル・ページでレスポンシブでないページ・テンプレートが使用されている場合、各種デバイスの表示でテキストの重複などの書式設定の問題が発生することがあります。
ポータル・エディタで、ポータルのホーム・ページおよびユーザー作成ページにページ・バリアントを作成できます。ポータル・ページと同様に、ポータル管理設定でページ下書きが有効な場合、新しいページ・バリアントは最初にページ下書きとなり、ポータルを表示したときにすぐに使用できません。適切な権限を持つユーザーは、必要に応じてページ・バリアントの下書きを編集または管理して、ページ・バリアントを公開してポータル・ナビゲーションに追加し、ポータルを表示する他のユーザーが使用できるようにすることができます。
ノート:
レスポンシブ・ページ・テンプレートが使用されていないポータルでは、ページ・バリアントを作成して特定のデバイス・グループに対してポータル・ページの表示を最適化できます。 WebCenter Portalでは、実行時に、ポータル・ページの表示に使用するデバイスにページ・バリアントが存在するか、およびページ・バリアントの定義を使用してページを表示するかどうかをチェックできます。 デフォルトでは、このチェックは実行されません。 これを有効にするには、『Oracle WebCenter Portalの管理』のデバイス・グループのページ・バリアントの有効化に関する項を参照してください。
特定のデバイス・グループにページ・バリアントを公開すると、ポータル・ユーザーでは、そのデバイス・グループ内のデバイス(スマートフォン、タブレット、デスクトップ・ブラウザなど)で対象ページを表示するときに、そのバリアントが表示されます。ページ・バリアントが定義されていないデバイス・グループ内のデバイスでページを表示すると、そのデバイスにはベース・ページが表示されます。
ベース・ページのコンテンツへの変更はそのページ・バリアントに反映されず、その逆も同様です。ただし、ベース・ページのページ情報、セキュリティまたはパラメータに加えた変更はすべて、そのページ・バリアントに反映されます。ページ・バリアントには、この情報を編集できる「サマリー」タブ、「セキュリティ」タブ、「パラメータ」タブおよび「詳細設定」タブは含まれていません。
デバイス・グループのページ・バリアントを作成するには:
ポータル・ページの編集
ポータルの最も強力な機能の1つに、ポータル・ページを追加および編集する機能があります。この機能は、ポータル・ページのプロパティ、レイアウトおよびコンテンツの変更、さらにはページ、タスク・フローおよびポートレットの相互の結付けを行うための完全に統合された環境であるページ・エディタを使用して提供されます。
この項では、ページ・エディタの概要を示し、編集タスクの実行方法を説明します。
ページ・エディタについて
ページ・エディタでは、左側のナビゲーション・ペインでページを選択して、編集できます。左側のナビゲーション・ペインの表示と非表示を切り替えるには、「ページ」アイコンをクリックします。
図8-12 ページ・エディタ
![ポータル・エディタ ポータル・エディタ](img/wcpaa_page_editor.gif)
ポータル管理設定でページ下書きが有効化されている場合は、ページの更新内容を調整した後で、ポータルを表示する他のユーザーに対して使用可能にできます。 Edit Page
権限またはContribute Page Content
権限を持つユーザーがポータル・エディタでページを表示すると、ページ下書きの最新の更新内容が表示されます。これらのユーザーは、ポータルの表示時に、フローティング・ツールバーのアイコンをクリックして、公開済ページのビューと保留中のページ下書きのビューを切り替えることができます。これらのいずれの権限も持たないユーザーには、最新の公開済ページのみが常に表示されます。自分や他の承認者がページの更新内容に問題がないと判断した場合は、ページを公開できます。
ページを編集する際、ページ・コンテンツは編集可能ですが、ページのページ・テンプレートの"コンテナ"は編集可能ではありません。
ノート:
ページの「アクション」アイコン()をクリックして「ページ情報」を選択すると、ページ情報の表示と変更、パラメータの定義、ページ・セキュリティの設定、追加ナビゲーション・オプションの指定など、ページやその他のナビゲーション・アイテムを管理できます。
または、編集するポータルを見つけてをクリックし、ポータルのアクション・メニューを表示して「管理」、「ページ情報」の順に選択します。最初に表示されるページの「ページ情報」が開きます。
![このスクリーン・ショットは、ポータルをフリップした後に表示されるポータル・アクションを示しています。「管理」オプションと「ページ情報」オプションが強調表示されています。 このスクリーン・ショットは、ポータルをフリップした後に表示されるポータル・アクションを示しています。「管理」オプションと「ページ情報」オプションが強調表示されています。](img/wcpaa_port_admacc-pageinfo.gif)
ページ・エディタでは、ページとコンテンツがWYSIWYGで表示され、各コンポーネントのコントロールを直接選択して、コンポーネントのカスタム・アクションを移動、削除または実行できます。コンポーネントをページに追加するには、ページの右側で表示と非表示を切り替えられるリソース・カタログを使用します。
ページ下書きについて
-
ページ下書きが有効な場合、ページに対する変更の多くが、ポータルを表示したときにすぐに使用できません。これは、1つ以上のセッションでページへの変更を下書きモードで改善できることを意味します。ページ・エディタのヘッダーにはDRAFTと表示され、公開済ページではなくページ下書きを編集していることが示されます。自分や他の承認者がページの編集内容に問題がないと判断し、ポータルを表示する他のユーザーに対してページを使用可能にする準備が完了したら、ページを公開できます。
-
ページ下書きが無効な場合、ページへの変更がページにただちに適用され、ポータルを表示したときに表示されます。
ページ下書きの有効化または無効化の詳細は、「ポータルでのページの下書きの有効化と無効化」を参照してください。
ページ下書きが有効な場合、次のいずれかの方法でページに対する変更が処理されます。
-
ページの更新内容がページ下書きにのみ反映され、ページ・ビューアに更新内容が表示されるようにするには、ページを公開する必要があります。たとえば:
-
コンポーネントの追加または削除によるページのコンテンツの変更
-
ページのコンテンツの再配置
-
ページ・レイアウトの変更
-
ページのコンポーネントのパラメータの設定
-
-
ページに保留中の下書きがあるかどうかに関係なく、ページの更新内容が公開済ページにすぐに反映されます。これは、ページ・スタイルのリフレッシュと、(「サマリー」タブ、「パラメータ」タブ、「ソース」タブ、「セキュリティ」タブまたは「詳細設定」タブで)ページ情報に加えられた変更に適用されます。
-
ページ下書きが存在する場合はページの更新内容がそれに反映され、そうでない場合(ページ下書きが存在しない場合)は、更新内容が公開済ページにすぐに反映されます。たとえば、ページ・ソースの編集などです。
ポータル・エディタで、左ペインの「下書き」アイコンに、現在のポータルに存在するページ下書きの数を示す数字が重ねて表示されます。公開されるページ下書きが存在しない場合は、「下書き」アイコンに数字は表示されません。
図8-15 「下書き」アイコン
![「下書き」アイコン 「下書き」アイコン](img/icon_drafts.png)
ページ・エディタでの同時ユーザーについて
ユーザーはWebからポータルにアクセスするため、複数のユーザーが同時に同じページを編集しようとする場合があります。1人のユーザーがページを編集しているときに、ナビゲーション・ペインでページにロック・アイコンが表示されます(図8-19)。ロック・アイコンにカーソルを重ねると、ヒント・テキストにページをロックしたユーザーが示されます。
2人目のユーザーがページを編集しようとすると、同時アクセスの警告によって、ページがすでに編集のためにロックされていることがユーザーに通知されます(図8-20)。一度の1人のユーザーのみがページを編集できます。
ページが編集中でないときは、ロック・アイコンは表示されず、すべての認可ユーザーがページを編集できます。
ページ・スタイル更新によるページのリフレッシュ
ページを作成し、内容を移入した後、ページで使用されるページ・スタイルが更新された場合は、ページをリフレッシュすると、ページの既存のコンテンツに影響を与えることなく、ページ・スタイルの更新内容を反映できます。
ページ下書きが有効な場合でも、ページに保留中の下書きがあるかどうかに関係なく、ページ・スタイルのリフレッシュは公開済ページに即時に反映されます。つまり、ページ下書きを公開する必要なく、ページ・ビューアに新しいページ・スタイルの効果が表示されるようにできます。
ページ・スタイルの変更内容にページ・コンテンツが含まれる場合、WebCenter Portalではコンテンツが保持されます。たとえば、3列レイアウトを使用しているページ・スタイルが、2列レイアウトを使用するように変更された場合、削除されたレイアウトの列にあるページ・コンテンツはページの最初の列に移動します。
ページをリフレッシュしてそのページ・スタイルへの変更を表示するには:
ページ・レイアウトの変更
新しくページを作成する際は、ウィザードの最初のページでそのページのページ・スタイルを選択できます。すべてのページ・スタイルには、ページ・エディタで変更できるデフォルトのレイアウトが含まれます。
ページに新しいレイアウトを選択すると、すぐに新しいレイアウトが反映されるため、ページを明示的に保存して新しいレイアウトを適用する必要はありません。
ポータル管理設定でページ下書きが有効な場合、ページ・レイアウトへの更新内容はページ下書きにのみ反映されます。ページ・ビューアに更新内容が表示されるようにするには、ページを公開する必要があります。
ノート:
Wiki、ブログおよびWebページを除いて、組込みのページ・スタイルによって、アセットとして定義された新しい組込みまたはカスタムのレイアウトを選択して、ページ・エディタでデフォルトのレイアウトを変更できます。詳細については、表18-1を参照してください。
ページ・レイアウトを、ポータルまたはアプリケーション・レベルのいずれかでアセットとして定義されている組込みまたはカスタム・レイアウトに変更するには:
ページへのコンポーネントの追加
ページのコンテンツを開発するには、ページ・エディタでそのページにコンポーネントを追加します。ページ・エディタでは、リソース・カタログが、様々なタスク・フロー、ポートレット、コンポーネントおよびその他のタイプのリソースへのゲートウェイになります。
ポータル管理設定でページ下書きが有効な場合、ページへの更新内容はページ下書きにのみ反映されます。ページ・ビューアに更新内容が表示されるようにするには、ページを公開する必要があります。
ノート:
ページ・コンテンツは編集可能ですが、ページのページ・テンプレートのコンテナは編集可能ではありません。ページ・テンプレートを編集するには、「ページ・テンプレートの編集」を参照してください。
ページへのコンポーネントの追加の詳細は、次を参照してください。
ページへのテキスト・コンポーネント、イメージ・コンポーネントまたはビデオ・コンポーネントの追加
コンテンツのコントリビューションおよび公開コンポーネントを使用して、ページにテキスト、イメージまたはビデオを追加できます。コンテンツのコントリビューションおよび公開の詳細とページにこれらのコンポーネントを追加する方法の詳細は、「コンテンツのコントリビューションおよび公開の有効化」を参照してください。
ポータル・ページの公開
ページ下書きは、ポータル管理設定で有効または無効にできます。ページ下書きが有効な場合、ポータルを表示する他のユーザーに対してページの更新内容を使用可能にする前に、それを調整できます。 自分や他の承認者がページの更新内容に問題がないと判断した場合は、ページを公開できます。
詳細は、「ページ下書きについて」を参照してください。
ノート:
-
標準権限:
Basic Services: Edit Page Access, Structure, and Content
-
アドバンスト権限:
Pages: Publish Pages
およびPages: Delete Pages
ページを編集してから公開するには:
ページ・エディタの「構造」ビューでの作業
ページ・エディタの「構造」ビューは、ページ・テンプレートまたはアプリケーション・レベルのシステム・ページとタスク・フローの編集時にのみ表示されます。
「構造」ビューでは、WYSIWYGレンダリングと階層レンダリングを組み合せてページ・コンポーネントが表示され、ページ構造ペインのツールバーにあるコントロールを使用して、ページ・コンポーネントの追加、プロパティ編集、削除、切取りおよび貼付けを実行できます。詳細は、次を参照してください。
「構造」ビューについて
「構造」ビューでは、ツリー構造のページ・レイアウト・コンポーネントにアクセスできるため、ページ・テンプレート、システム・ページおよびタスク・フローの設計を微調整したり、リソース・カタログに表示されないコンポーネントを選択して編集することができます。
例は、「レイアウト・コンポーネントの使用」を参照してください。
コンポーネントの選択は濃い青色のアウトラインで示されます。選択して編集可能なコンポーネントの周りにマウスを置いたときには薄い青色のアウトラインが描画され、マウス・カーソルが拡大鏡に変わります。構造ペインでコンポーネントを選択すると、そのコンポーネントがページで自動的に選択されます。同様に、ページでコンポーネントを選択すると、そのコンポーネントが構造ペインで自動的に選択されます。
ノート:
コアのADF Facesコンポーネント、タスク・フローおよび宣言型コンポーネントは、このページの「構造」ビューでのみ編集できます。
「構造」ビューでのコンポーネントの追加
「構造」ビューでコンポーネントを追加するには:
-
ページ・エディタでページ・テンプレート、システム・ページまたはタスク・フローを開き、それを「構造」ビューで表示します。
-
ページ・コンポーネントの階層リストで、コンテンツを配置するコンポーネントを選択します。
ヒント:
コンポーネントは、ページのWYSIWYGセクションでクリックして選択することもできます。選択したコンポーネントはアウトラインが青色で表示されます。
-
「選択したコンポーネントにコンテンツを追加」アイコンをクリックして、リソース・カタログを開きます。
-
リソース・カタログで、フォルダの横の「開く」をクリックして、関連コンポーネントにドリルダウンするか、検索することによって、追加するコンポーネントに移動し、その横の「追加」リンクをクリックします。このリソース・カタログ・ダイアログでは、ドラッグ・アンド・ドロップはサポートされていません。
-
「保存」をクリックして変更を保存します。
ページのパーソナライズ
式言語(EL)式を使用して現在のユーザーに基づいてページ・テンプレートを選択および適用することにより、ターゲット・コンテンツを表示したり、コンテンツの表示方法を具体化できます。たとえば、あるユーザー・ロールがテンプレートAを使用してページを表示する一方で、別のユーザー・ロールは同じページをテンプレートBを使用して表示します。サポートが必要な場合、アプリケーション開発者がページに追加するEL式を提供できます(Oracle WebCenter Portalの開発の「式言語式」を参照してください)。
ユーザーが表示するコンテンツを決定できるユーザー・コンテキストおよびアプリケーション・コンテキストには様々な種類があります。たとえば、コンテンツは、ページ階層セキュリティなどのセキュリティ・メカニズムを使用してロールごとに制限できます。または、コンテンツは、ユーザー・プロファイルの値、セッション情報など、より動的なユーザーおよびアプリケーション・コンテキストに基づいてターゲットを指定できます。