リリース ノート

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Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) リリース ノート

Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) リリース ノート
2009 年 1 月

表 1 改訂履歴
改訂日
変更の概要
2009 年 1 月 15 日
最初のリリース

このドキュメントでは、Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) のリリース ノートを示します。以下の内容について説明します。

 


この Oracle Tuxedo リリースについて

ここでは、以下の内容について説明します。

このリリースの新機能と改良点

Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) では、以下の新機能と拡張が提供されます。

IPv6 のサポート

IPv6 は、IETF によって設計された次世代のプロトコルであり、現在のインターネット プロトコル (IP) バージョン 4 (IPv4) の後継に当たります。IPv4 と異なる IPv6 の最大の改良点は、IP アドレスが 32 ビットから 128 ビットに拡張されていることです。また、ルーティングやネットワーク自動コンフィグレーションなどにおいて IPv4 に多くの改良が加えられています。

Oracle Tuxedo 10g R3 での IPv6 の使用については、『Oracle Tuxedo アプリケーションの設定』の「IPv6 の有効化」を参照してください。

ATMI サーバのアプリケーション生成のコンテキスト

ATMI サーバのアプリケーション生成のスレッドで個別の Tuxedo コンテキストを作成および終了できるように、2 つの新しい API (tpappthrinit(3c) および tpappthrterm(3c)) が提供されました。tpappthrinit(3c) を使用して作成されたコンテキストでは、アプリケーション生成のサーバ スレッドがサービス要求を開始し、トランザクションを定義します。

詳細については、『C 言語を使用した Oracle Tuxedo アプリケーションのプログラミング』の「マルチスレッドおよびマルチコンテキスト アプリケーションのプログラミング」を参照してください。

Oracle Tuxedo アクセス ログ

Tuxedo クライアント管理者が実行時にアプリケーションの有効性をモニタする場合に役立ちます。アプリケーションの最大クライアント数、現在のクライアント数、および名前付きユーザを記録できます。

拡張機能

 


アップグレードの注意事項

製品をインストールする前に、「既知の問題と解決済みの問題」に記載されている事項を確認してください。Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) へのアップグレードの詳細については、『Oracle Tuxedo システムのインストール』の「Oracle Tuxedo システムの 10g リリース 3 (10.3) へのアップグレード」を参照してください。

 


Oracle Tuxedo ソフトウェアのコンポーネント

Oracle Tuxedo ソフトウェアのコンポーネントは以下のとおりです。

 


サポート対象プラットフォーム

Oracle Tuxedo ソフトウェアは、以降の節で示されているプラットフォームで動作します。Oracle 社では、それらのプラットフォームが、Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) で開発およびプロダクションに使用できることを確認済みです。ほかのプラットフォームでは、カスタマ サポートを提供できません。Oracle 社では業界標準に準拠した方法で Oracle Tuxedo ソフトウェアを実装しようとしましたが、サード パーティ製のすべてのデータベースや ORB 製品などでその使用を確認することは不可能です。

ソフトウェアの移植と動作確認は、Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) の初回リリース後も継続されます。今後の移植と動作確認に関する情報については、「Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) プラットフォーム データ シート」のプラットフォーム サポート情報を参照してください。

COBOL のサポート

詳細については、「Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) プラットフォーム データ シート」を参照してください。

データベースのサポート

Oracle Tuxedo ATMI および CORBA C++ アプリケーションでは、XA 標準がサポートされます。これにより、データベース管理システムを含むすべての XA 準拠ソフトウェア システムとの相互運用性が向上します。

サポートされているセキュリティ関連のソフトウェア

以下のセキュリティ ソフトウェアがサポートされます。

ほかの Oracle 製品との統合

Oracle Tuxedo は、次の Oracle 製品と統合できます。

 


オンライン ドキュメント

Oracle Tuxedo 10g リリース 3 (10.3) 製品マニュアルは、次のサイトから入手できます。

http://www.oracle.com/technology/documentation/index.html

 


パッチの入手方法

パッチを入手するには、Oracle カスタマ サポート ページ (http://www.oracle.com/bea/support.html) にアクセスし、[New Case] を開いてパッチを要求します。Oracle の顧客は、カスタマ サポート ページにアクセスし、Web アカウントを取得することでサポート情報にアクセスできます。

カスタマ サポートへお問い合わせの際には、以下の情報をご用意ください。


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