コンフィグレーション ウィザードを使用した WebLogic ドメインの作成

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操作ガイド

この節では、コンフィグレーション ウィザードを使用した特定のタスクの例について説明します。ここで説明するトピックは以下のとおりです。

操作ガイド : エンタープライズ品質のデータベースを使用した WebLogic Integration ドメインの作成

以下の例では、デフォルトの PointBase データベース以外のデータベースを使用する新しい Oracle WebLogic Integration ドメインの作成手順を説明します。

  1. コンフィグレーション ウィザードをグラフィカル モードで起動します。
    • Windows の場合 :
    • スタート|プログラム|Oracle WebLogic|WebLogic Server 10gR3|ツール|コンフィグレーション ウィザード

    • UNIX の場合 :
    • 製品のインストール ディレクトリの /common/bin サブディレクトリに移動します。たとえば、次のようになります。cd $BEA_HOME/wlserver_10.3/common/bin

      sh config.sh と入力します。

  2. [ようこそ] ウィンドウで [新しい WebLogic ドメインの作成] を選択し、[次へ] をクリックします。
  3. [ドメイン ソースの選択] ウィンドウで次の操作を行います。
    1. [以下の製品をサポートするために、自動的にコンフィグレーションされたドメインを生成する] を選択します。
    2. [WebLogic Integration] チェック ボックスをチェックします。
    3. 注意 : [WebLogic Server] チェック ボックスがデフォルトでチェックされています。この設定はすべての Oracle WebLogic ドメインの前提条件です。
    4. [次へ] をクリックします。
  4. [管理ユーザ名とパスワードのコンフィグレーション] ウィンドウで、有効なユーザ名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。このユーザ名は管理サーバの起動および管理サーバとの接続に使用されます。
  5. [サーバの起動モードおよび JDK のコンフィグレーション] ウィンドウで、ドメインの起動モード、JDBC および JDK を指定して、[次へ] をクリックします。詳細については、「WebLogic ドメインの作成」を参照してください。
  6. [環境とサービスの設定のカスタマイズ] ウィンドウで、[はい] を選択します。JDBC データ ソースのコンフィグレーションを変更して PointBase 以外のデータベースを指定します。[次へ] をクリックします。
  7. [管理サーバのコンフィグレーション] ウィンドウで、管理サーバのコンフィグレーション情報を定義し、[次へ] をクリックします。詳細については、「管理サーバのコンフィグレーション」を参照してください。
  8. [管理対象サーバのコンフィグレーション] ウィンドウで、1 つまたは複数の管理対象サーバのコンフィグレーション情報を定義します。[次へ] をクリックします。詳細については、「管理対象サーバのコンフィグレーション」を参照してください。
  9. [マシンのコンフィグレーション] ウィンドウで、ドメイン内のマシンまたはホストのコンフィグレーション情報を定義します。[次へ] をクリックします。詳細については、「マシンのコンフィグレーション」を参照してください。
  10. [JDBC データ ソースのコンフィグレーション] ウィンドウで、各データ ソースのコンフィグレーション情報を変更して、必要なデータベース タイプとドライバを指定します。
  11. 注意 : 常に p13nDataSource および cgDataSource-nonXA と非 XA ドライバを定義します。たとえば、Oracle 用にドメインをコンフィグレーションする場合は、Oracle ドライバ (Type 4) とこれらのデータ ソースを使用します。
    注意 : 他の各データ ソースごとに、[JDBC データ ソースのコンフィグレーション] パネルに、データベース タイプとドライバのコンフィグレーション用のタブが表示されます。残りのデータ ソースには、必要に応じて XA ドライバまたは非 XA ドライバを定義できます。各データ ソースをコンフィグレーションしたら、[接続のテスト] をクリックして [データ ソース接続のテスト] ウィンドウを表示します。各データベース ソースをテストして、データベースの接続を検証します。データベースの接続に問題がある場合は、[JDBC データ ソースのコンフィグレーション] ウィンドウに戻って確認と修正を行ってから、先に進みます。
    注意 : 接続をテストするデータベースが実行中であることを確認します。

    [次へ] をクリックして、[データベース スクリプトの実行] ウィンドウに進みます。

  12. [データベース スクリプトの実行] ウィンドウで、[ログ ファイル] チェック ボックスを選択します。[スクリプトの実行] をクリックして、WLI ビジネス プロセス、P13N および Worklist データ オブジェクトを作成します。
  13. 注意 : [スクリプトの実行] を行うたびに、[結果] ペインに [データベースのロードが完了しました] と表示されることを確認してください。表示されない場合は、続行する前に問題を修正してください。
  14. [JMS ファイル ストアのコンフィグレーション] ウィンドウで、ドメインの JMS ファイル ストア情報を入力して、[次へ] をクリックします。詳細については、「JMS ファイル ストアのコンフィグレーション」を参照してください。
  15. [WebLogic ドメインの確認] ウィンドウで、ドメインの内容を確認して、[次へ] をクリックします。詳細については、「ドメインの設定の確認とドメインの作成」を参照してください。

[WebLogic ドメインの作成] ウィンドウで、新しい Oracle WebLogic Integration ドメインの名前と場所を入力して、[作成] をクリックします。ドメインを作成すると、Oracle WebLogic Integration のサーバを起動する準備が整います。

操作ガイド : エンタープライズ品質のデータベースを使用した WebLogic Portal ドメインの作成

以下の例では、デフォルトの PointBase データベース以外のデータベースを使用する新しい Oracle WebLogic Portal ドメインの作成手順を説明します。エンタープライズ品質のデータベースのコンフィグレーションについては、以下の URL にある『WebLogic Portal データベース管理ガイド』を参照してください。

http://download.oracle.com/docs/cd/E13219_01/wlp/docs103/db/index.html

  1. コンフィグレーション ウィザードをグラフィカル モードで起動します。
    • Windows の場合 :
    • スタート|プログラム|Oracle WebLogic|WebLogic Server 10gR3|ツール|コンフィグレーション ウィザード

    • UNIX の場合 :
    • 製品のインストール ディレクトリの /common/bin サブディレクトリに移動します。たとえば、次のようになります。cd $BEA_HOME/wlserver_10.3/common/bin

      sh config.sh と入力します。

  2. [ようこそ] ウィンドウで [新しい WebLogic ドメインの作成] を選択し、[次へ] をクリックします。
  3. [ドメイン ソースの選択] ウィンドウで次の操作を行います。
    1. [以下の製品をサポートするために、自動的にコンフィグレーションされたドメインを生成する] を選択します。
    2. [WebLogic Portal] チェック ボックスをチェックします。
    3. 注意 : [WebLogic Server] チェック ボックスがデフォルトでチェックされています。この設定はすべての Oracle WebLogic ドメインの前提条件です。
    4. 必要に応じて、[WebLogic Portal GroupSpace Framework] および [WebLogic Portal GroupSpace Application] チェック ボックスを選択して、GroupSpace コミュニティまたはコンフィグレーション済みの GroupSpace アプリケーションに必要なデータベース リソースを含めます。詳細については、以下の URL にある『WebLogic Portal GroupSpace ガイド』を参照してください。
      http://download.oracle.com/docs/cd/E13219_01/wlp/docs103/groupspace/index.html
    5. 注意 : [WebLogic Portal] チェック ボックスがデフォルトでチェックされています。この設定は WebLogic Portal GroupSpace の前提条件です。
    6. [次へ] をクリックします。
  4. [管理ユーザ名とパスワードのコンフィグレーション] ウィンドウで、有効なユーザ名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。このユーザ名は管理サーバの起動および管理サーバとの接続に使用されます。
  5. [サーバの起動モードおよび JDK のコンフィグレーション] ウィンドウで、ドメインの起動モード、JDBC および JDK を指定して、[次へ] をクリックします。詳細については、「WebLogic ドメインの作成」を参照してください。
  6. [環境とサービスの設定のカスタマイズ] ウィンドウで、[はい] を選択します。JDBC データ ソースのコンフィグレーションを変更して PointBase 以外のデータベースを指定します。[次へ] をクリックします。
  7. [管理サーバのコンフィグレーション] ウィンドウで、管理サーバのコンフィグレーション情報を定義し、[次へ] をクリックします。詳細については、「管理サーバのコンフィグレーション」を参照してください。
  8. [管理対象サーバのコンフィグレーション] ウィンドウで、1 つまたは複数の管理対象サーバのコンフィグレーション情報を定義します。[次へ] をクリックします。詳細については、「管理対象サーバのコンフィグレーション」を参照してください。
  9. [マシンのコンフィグレーション] ウィンドウで、ドメイン内のマシンまたはホストのコンフィグレーション情報を定義します。[次へ] をクリックします。詳細については、「マシンのコンフィグレーション」を参照してください。
  10. [JDBC データ ソースのコンフィグレーション] ウィンドウで、各データ ソースのコンフィグレーション情報を変更して、必要なデータベース タイプとドライバを指定します。Oracle WebLogic Portal のサポート対象のデータベース タイプやドライバのリストについては、以下の URL にある「サポート対象のデータベース コンフィグレーション」を参照してください。
    http://download.oracle.com/docs/cd/E12840_01/platform/configs_osb10gr3/osb10gr3/index.html
  11. 次の点に留意してください。

    • Oracle WebLogic Portal の各データ ソースについては、BEA_HOME/portal/db/jdbc/README.txt に記載されています。この Readme ファイルには、データベース固有のデータ ソース設定および XA JDBC ドライバの使い方に関する重要な追加情報が含まれています。また、コンフィグレーション ウィザードを使用して各データ ソースを変更せずに、デフォルトの PointBase ドメインを、エンタープライズ品質のデータベースを使用するドメインに切り替えるプロセスについても説明しています。
    • MySQL データベースの場合 :
    • MySQL JDBC ドライバは XA に完全に対応しているわけではないため、Oracle WebLogic Portal では com.mysql.jdbc.jdbc2.optional.MysqlXADataSource の使用をサポートしません。XA が必要なデータ ソースおよび XA 対応のデータ ソースでは、代わりに com.myself.jdbc.Driver と global-transactions-protocol LoggingLastResource を使用する必要があります。

    • MySQL 以外のデータベース タイプの場合 :
    • 常に portalDataSourceAlwaysXA と XA ドライバを定義します。たとえば、Oracle 用にドメインをコンフィグレーションする場合は、Oracle ドライバ (Type 4 XA) を使用します。

      常に p13nDataSource および cgDataSource-nonXA と非 XA ドライバを定義します。たとえば、Oracle 用にドメインをコンフィグレーションする場合は、Oracle ドライバ (Type 4) とこれらのデータ ソースを使用します。

      他の各データ ソースごとに、[JDBC データ ソースのコンフィグレーション] パネルに、データベース タイプとドライバのコンフィグレーション用のタブが表示されます。残りのデータ ソースには、必要に応じて XA ドライバまたは非 XA ドライバを定義できます。各データ ソースをコンフィグレーションしたら、[接続のテスト] をクリックして [データ ソース接続のテスト] ウィンドウを表示します。各データベース ソースをテストして、データベースの接続を検証します。データベースの接続に問題がある場合は、[JDBC データ ソースのコンフィグレーション] ウィンドウに戻って確認と修正を行ってから、先に進みます。

      注意 : 手順 3 で [WebLogic Portal GroupSpace Framework] チェック ボックスを選択した場合で、GroupSpace データベースとして PointBase 以外のデータベースを使用するには、appsGroupSpaceDataSource でデータ ソースのコンフィグレーションが必要です。たとえば、WebLogic Portal GroupSpace Framework で Oracle データベースを使用するには、Oracle ドライバ (Type 4) を使用するように appsGroupSpaceDataSource をコンフィグレーションし、WebLogic Groupspace のユニークなユーザ名とパスワードを指定する必要があります。詳細については、以下の URL にある『WebLogic Portal データベース管理ガイド』を参照してください。
      http://download.oracle.com/docs/cd/E12840_01/wlp/docs103/db/oracle.html#wp1070839
      接続をテストするデータベースが実行中であることを確認します。

      [次へ] をクリックして、[データベース スクリプトの実行] ウィンドウに進みます。

  12. [データベース スクリプトの実行] ウィンドウで、[ログ ファイル] チェック ボックスを選択します。[スクリプトの実行] をクリックして、P13N およびポータル データベース オブジェクトを作成します。
  13. 手順 3 で [WebLogic Portal GroupSpace Framework] を選択した場合は、[利用できる JDBC データ ソース] で [appsGroupSpaceDataSource] を選択します。次に、[スクリプトの実行] をクリックして、WebLogic Portal GroupSpace Framework のデータベース オブジェクトをロードします。

    注意 : [スクリプトの実行] を行うたびに、[結果] ペインに [データベースのロードが完了しました] と表示されることを確認してください。表示されない場合は、続行する前に問題を修正してください。
  14. [JMS ファイル ストアのコンフィグレーション] ウィンドウで、ドメインの JMS ファイル ストア情報を入力して、[次へ] をクリックします。詳細については、「JMS ファイル ストアのコンフィグレーション」を参照してください。
  15. [WebLogic ドメインの確認] ウィンドウで、ドメインの内容を確認して、[次へ] をクリックします。詳細については、「ドメインの設定の確認とドメインの作成」を参照してください。
  16. [WebLogic ドメインの作成] ウィンドウで、新しい WebLogic Portal ドメインの名前と場所を入力して、[作成] をクリックします。ドメインを作成すると、WebLogic Portal のサーバを起動する準備が整います。

操作ガイド : エンタープライズ品質のデータベースを使用した Oracle Service Bus ドメインの作成

以下の例では、PointBase 以外のデータベースの JMS レポート プロバイダを使用する新しい Oracle Service Bus ドメインの作成手順を説明します。

  1. コンフィグレーション ウィザードをグラフィカル モードで起動します。
    • Windows の場合 :
    • スタート|プログラム|Oracle WebLogic|WebLogic Server 10.3|ツール|コンフィグレーション ウィザード

    • UNIX の場合 :
    • 製品のインストール ディレクトリの /common/bin サブディレクトリに移動します。たとえば、次のようになります。cd $BEA_HOME/wlserver_10.3/common/bin

      sh config.sh と入力します。

  2. [ようこそ] ウィンドウで [新しい WebLogic ドメインの作成] を選択し、[次へ] をクリックします。
  3. [ドメイン ソースの選択] ウィンドウで次の操作を行います。
    1. [以下の製品をサポートするために、自動的にコンフィグレーションされたドメインを生成する] を選択します。
    2. [Service Bus] チェック ボックスをチェックします。
    3. [WebLogic Server] チェック ボックスがデフォルトでチェックされていることに注意してください。この設定はすべての Oracle WebLogic ドメインの前提条件です。

    4. [次へ] をクリックします。
  4. [管理ユーザ名とパスワードのコンフィグレーション] ウィンドウで、有効なユーザ名とパスワードを入力し、[次へ] をクリックします。このユーザ名は管理サーバの起動および管理サーバとの接続に使用されます。
  5. [サーバの起動モードおよび JDK のコンフィグレーション] ウィンドウでは、サーバを開発モードで起動するか、プロダクション モードで起動するかを指定し、使用する JDK を選択します。詳細については、「サーバの起動モードおよび JDK の指定」を参照してください。[次へ] をクリックします。
  6. [環境とサービスの設定のカスタマイズ] ウィンドウで、複数のサーバ、クラスタ、およびマシンに分散するドメインの設定を変更するか、また、既存の JDBC および JMS ファイル ストア サービスを変更するかを指定します。
  7. Service Bus テンプレートの JMS レポート プロバイダは、インストールと共に PointBase データベースを使うよう事前にコンフィグレーションされます。この例では、別のデータベースを選択します。[はい] を選択して、[次へ] をクリックします。

  8. [管理サーバのコンフィグレーション] ウィンドウでは、管理サーバについて次のコンフィグレーション情報を定義します。
    • 管理サーバ名
    • リスン アドレス
    • 非セキュア リスン ポートおよびセキュア リスン ポート (セキュア リスン ポートは省略可能)
    • サーバにアクセスするには、protocol://listen-address:listen-port という形式の URL を使用します。

      詳細については、「管理サーバのコンフィグレーション」を参照してください。

      この例では、デフォルト値を受け入れるか、または管理サーバに特定のコンフィグレーション情報を入力します。

      [次へ] をクリックして、[管理対象サーバのコンフィグレーション] ウィンドウに進みます。

  9. [管理対象サーバのコンフィグレーション] ウィンドウで、1 つまたは複数の管理対象サーバのコンフィグレーション情報を定義します。この例では、管理対象サーバを追加する必要はありません。
  10. [次へ] をクリックして、[マシンのコンフィグレーション] ウィンドウに進みます。

  11. [マシンのコンフィグレーション] ウィンドウで、ドメインにある Windows マシンと UNIX マシンのコンフィグレーション情報を定義します。ノード マネージャを使用するには、ノード マネージャ プロセスを実行する製品のインストール先ごとに、マシン コンフィグレーションを作成する必要があります。この例では、マシンをコンフィグレーションする必要はありません。
  12. [次へ] をクリックして [JDBC データ ソースのコンフィグレーション] ウィンドウに進みます。

  13. [JDBC データ ソースのコンフィグレーション] ウィンドウで、テンプレートで定義されたデータ ソースのコンフィグレーション情報を変更できます。データベースへの接続もテストできます。
  14. JMS レポート プロバイダ データ ソース (wlsbjmsrpDataSource) は、PointBase データベースを使うよう事前にコンフィグレーションされます。別のデータベースを使用するには、このウィンドウで以下の編集を行います。

    • [Database Types] フィールドで、Oracle、MS SQL、Sybase、または DB2 などのサポート対象のデータベースを選択します。
    • [Driver] フィールドで、サポート対象の非 XA ドライバを選択します。
    • 注意 : サポート対象のドライバのリストについては、以下の URL にある「Oracle Service Bus 10g Release 3 (10.3) のサポート対象のコンフィグレーション」を参照してください。http://download.oracle.com/docs/cd/E12840_01/platform/configs_osb10gr3/osb10gr3/index.html
    • [Supports global transactions] および [Logging last resource] オプションを選択します。
    • データベースに対して必要な残りのフィールドにデータを入力します。
    • このウィンドウですべての必要なフィールドにデータを入力した後、[データ ソースの接続のテスト] ウィンドウを表示するために [接続のテスト] をクリックします。

  15. [データ ソース接続のテスト] ウィンドウで、データベースに対して定義した JDBC URL を使用して、ドメインに定義した各データ ソースのデータベースへの接続をテストできます。
  16. 注意 : 接続をテストするデータベースが実行中であることを確認します。

    wlsbjmsrpDataSource データ ソースから指定したデータベースへの接続をテストするには、[テスト] をクリックします。テストが完了したことを確認し、[OK] をクリックして、[JDBC データ ソースのコンフィグレーション] ウィンドウに戻ります。

    [次へ] をクリックして、[データベース スクリプトの実行] ウィンドウに進みます。

  17. [データベース スクリプトの実行] ウィンドウで、既存の SQL ファイルまたはデータベース ロード ファイルを使用して、ドメインに定義した各データ ソースのデータベース コンテンツをセットアップします。
  18. 手順 5 でサーバの起動モードとして [開発] を選択すると、JMS レポート プロバイダをデプロイしたとき、データベース テーブルが自動的に作成されます。

    手順 5 でサーバの起動モードとして [プロダクション] を選択すると、以下に示すように JMS レポート プロバイダ テーブルを作成するためにデータベース スクリプトを実行する必要があります。手順は次のとおりです。

    1. [使用可能な JDBC データ ソース] ペインで、[wlsbjmsrpDataSource] を選択します。
    2. [利用できる Sql ファイルおよびデータベース ロードのオプション] ペインでは、データ ソースに利用できるスクリプトがすべて表示されます。スクリプトに関連付けられるチェック ボックスをチェックし、またはチェックをはずして、実行するスクリプトを選択します。
    3. [DB バージョン] ドロップダウン メニューからデータベースのバージョンを選択します。
    4. ログ ファイルを作成するには、ログ ファイルに関連付けられるチェック ボックスをチェックします。ログ ファイルの場所を指定します。ログ ファイルのデフォルトの場所は、BEA_HOME\wlserver_10.3\common\lib\jdbc.log です。
      BEA_HOME は、製品インストールを含むディレクトリです。
    5. [スクリプトの実行] をクリックします。
    6. [結果] ペインの結果を確認して、テーブルが正常に作成したことを確認します。

    7. [次へ] をクリックします。
  19. [JMS ファイル ストアのコンフィグレーション] ウィンドウで、ドメインでコンフィグレーションされた JMS ファイルのストアを変更できます。
  20. この例では、JMS ファイル ストア定義を変更する必要はありません。

    [次へ] をクリックします。

  21. [WebLogic ドメインの確認] ウィンドウで、コンフィグレーション ウィザードでドメインを作成する前に、ドメインの詳細なコンフィグレーション設定を確認します。
  22. デフォルトでは、[ドメインのサマリ] ペインに [デプロイメント] ビューが表示されます。[サマリ ビュー] ドロップダウン リストから別のオプションを選択すると、ドメインのサマリとして [クラスタ] ビューなどの別のビューを表示できます。

    左側の [ドメインのサマリ] ペインで項目を選択し、関連する詳細を右側の [詳細] ペインで確認します。[前へ] をクリックして前のウィンドウに戻り、限られた範囲で調整を行うことができます。

    ドメインの内容を確認した後、[次へ] をクリックして [WebLogic ドメインの作成] ウィンドウに進みます。

  23. [WebLogic ドメインの作成] ウィンドウでは、ドメインの名前を入力し、ドメイン ディレクトリの場所を指定します。
  24. たとえば、名前は servicebus_domain のような場合に行います。

    デフォルトでは、ドメインが BEA_HOME\user_projects\domains\domain に作成されます。BEA_HOME は、製品のインストール ディレクトリです。domain は、指定されたドメイン名を示します (この例では servicebus_domain です)。[作成] をクリックします。

  25. [ドメインを作成しています] ウィンドウでは、ドメインが作成されたら以下のいずれかを実行します。
    • Windows システム上にドメインを作成する場合、サーバをただちに起動するには、[管理サーバの起動] チェック ボックスをチェックして [完了] をクリックする。
    • [完了] をクリックする。

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