Oracle Service Bus Console の使い方

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コンフィグレーション

コンフィグレーション モジュールを使用して、プロキシ サービス、ビジネス サービス、アラート送り先、SLA アラート ルール、プロキシ サービスのランタイム トレーシングを検索および管理します。

全てのサービスの操作設定を次のように指定できます。サービスおよびグローバル レベルで指定し、グローバル設定を使用してモニタのオンとオフ、SLA アラート、また、プロキシ サービスのみに対しては、パイプライン メッセージ レポートおよびパイプライン メッセージ ロギングを使用できます。

操作設定の検索と更新

[スマート検索] ページでは、プロキシ サービス、ビジネス サービス、アラート送り先、SLA アラート ルールを簡単に検索できます。また、[スマート検索] ページを使用してサービス固有の操作設定を指定できます。ただし、例外として、集約間隔の設定や、アラートまたはロギングの重大度の指定はできません。詳細については、「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」および「ビジネス サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。

サービスレベル設定の実行時の動作は、対応するグローバル設定によって異なります。実行時にサービスを完全に有効にするには、グローバル設定とサービスレベル設定の両方を有効にする必要があります。また、[状態] を有効にする必要があります。「グローバル設定の有効化」を参照してください。

操作設定を有効または無効に設定できるのは、セッション内にいるときだけです。

すべてのサービス (プロキシ サービスおよびビジネス サービス) の検索

  1. [操作|スマート検索] を選択します。
  2. [種類] ドロップダウン リストで [すべてのサービス] を選択し、[検索] をクリックします。[すべてのサービスの概要] ページに、表 24-1 に示す情報が表示されます。
  3. リストに表示される項目の数を絞り、特定のサービスだけを検索するには、次の操作を行います。
    • [開く] アイコン をクリックして、追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件に一致する結果のみが返されます。
    • サービス名でフィルタする。[名前] フィールドに検索対象の名前またはワイルドカード文字 (* および ?をワイルドカード文字として使用するとより一般的な検索が行えます) を入力し、[検索] をクリックします。
    • この検索方法は、サービスの名前がすべてのプロジェクトとパスでユニークである場合に推奨される方法です。

    • サービス パスでフィルタする。[パス] フィールドに検索対象のパスを入力します。このパスは、プロジェクト名、およびサービスが格納されるフォルダの名前になります。* および ? をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。そのパスに存在するすべてのサービスが表示されます。
    • [パス] フィールドの形式は以下のとおりです。
      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder

      サービスがプロジェクトの直下に作成されている場合、形式は project-name となります。

    • サービス名とパスでフィルタする。この検索方法は、同じ名前の複数のサービスが異なるパスに存在する場合に推奨される方法です。
    • サービスの状態でフィルタする。[状態] ドロップダウン リストでサービスの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスの状態のフィルタ条件が無視されます。
    • サービスのモニタでフィルタする。[モニタ] ドロップダウン リストでサービスのモニタの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスのモニタのフィルタ条件が無視されます。
    • サービスの SLA アラートの設定でフィルタする。[SLA アラート] ドロップダウン リストでプロキシ サービスの SLA アラートの設定 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスの SLA アラートのフィルタ条件が無視されます。
    • 表 24-1 サービスの概要情報
      プロパティ
      説明
      名前
      サービスに割り当てられた名前。この名前は [操作設定] ページにリンクされている。「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」または「ビジネス サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。
      パス
      サービスに関連付けられたプロジェクト。サービスがプロジェクト フォルダにある場合は、そのフォルダも表示される。パスは以下の形式で表示される。
      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder
      このパスは [プロジェクト エクスプローラ] の対応するパスにリンクされている。
      親サービスのタイプ : プロキシ サービスまたはビジネス サービス。
      状態
      サービスの状態 : 有効または無効。
      モニタ
      サービスのモニタ状態 : 有効または無効。
      SLA アラート
      SLA アラートの状態 : 有効または無効、および有効なレベル : [通常] (N)、[警告] (W)、[軽度] (Mn)、[重要] (Mj)、[重大] (C)、または [致命的] (F)。
      パイプライン アラート
      プロキシ サービス専用。
      パイプライン アラートの状態 : 有効または無効。有効なレベルは [通常] (N)、[警告] (W)、[軽度] (Mn)、[重要] (Mj)、[重大] (C)、または [致命的] (F)。
      レポート
      プロキシ サービス専用。
      サービスのメッセージ レポートの状態 : 有効または無効。
      ログ
      プロキシ サービスおよび Split-Join 専用。
      ロギングの状態 : 有効または無効。有効なレベルは [デバッグ] (D)、[情報] (I)、[警告] (W)、または [エラー] (E)。
      トレース
      プロキシ サービスおよび Split-Join 専用。
      プロキシ サービスのランタイム トレース状態 : 有効または無効。
      アクション
      プロキシ サービスの場合 : [メッセージ フローの編集] アイコン はプロキシ サービスのパイプラインにリンクされている。

このページでは、以下の操作も可能です。

プロキシ サービスの検索

  1. [操作|スマート検索] を選択します。
  2. [種類] ドロップダウン リストで [プロキシ サービス] を選択し、[検索] をクリックします。[プロキシ サービスの概要] ページに、表 24-2 に示す情報が表示されます。
  3. リストに表示される項目の数を絞り、特定のプロキシ サービスだけを検索するには、次の操作を行います。
    • [開く] アイコン をクリックして、追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件に一致する結果のみが返されます。
    • プロキシ サービス名とパスでフィルタする。[名前] フィールドと [パス] フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、[検索] をクリックします。このパスは、プロジェクト名、およびプロキシ サービスが格納されるフォルダの名前になります。* および ? をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。
    • サービスの状態でフィルタする。[状態] ドロップダウン リストでプロキシ サービスの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスの状態のフィルタ条件が無視されます。
    • サービスのモニタでフィルタする。[モニタ] ドロップダウン リストでプロキシ サービスのモニタの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスのモニタのフィルタ条件が無視されます。
    • サービスの SLA アラートの設定でフィルタする。[SLA アラート] ドロップダウン リストでビジネス サービスの SLA アラートの設定 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスの SLA アラートのフィルタ条件が無視されます。
    • サービスのパイプライン アラートの設定でフィルタする。[パイプライン アラート] ドロップダウン リストからプロキシ サービスのパイプライン アラートの設定 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスのパイプライン アラートのフィルタ条件が無視されます。
    • メッセージ レポートが発生したサービスでフィルタする。[メッセージ レポート] ドロップダウン リストからプロキシ サービスのメッセージ レポートの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスのメッセージ レポートのフィルタ条件が無視されます。
    • ロギングが発生したサービスでフィルタする。[ログ] ドロップダウン リストでプロキシ サービスのロギングの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスのロギングのフィルタ条件が無視されます。
    • ランタイム トレースが発生したサービスでフィルタする。[トレース] ドロップダウン リストからプロキシ サービスのラインタイム トレースの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスのトレースのフィルタ条件が無視されます。
    • 表 24-2 プロキシ サービスの概要情報 
      プロパティ
      説明
      名前
      プロキシ サービスに割り当てられた名前。この名前は [操作設定] ページにリンクされている。「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。
      パス
      プロキシ サービスに関連付けられたプロジェクト。サービスがプロジェクト フォルダにある場合は、そのフォルダも表示される。パスは以下の形式で表示される。
      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder
      このパスは [プロジェクト エクスプローラ] の対応するパスにリンクされている。
      親サービスのタイプ : プロキシ サービス。
      状態
      プロキシ サービスの状態 : 有効または無効。
      モニタ
      プロキシ サービスのモニタ状態 : 有効または無効。
      SLA アラート
      SLA アラートの状態 : 有効または無効、および有効なレベル : [通常] (N)、[警告] (W)、[軽度] (Mn)、[重要] (Mj)、[重大] (C)、または [致命的] (F)。
      パイプライン アラート
      パイプライン アラートの状態 : 有効または無効。有効なレベルは [通常] (N)、[警告] (W)、[軽度] (Mn)、[重要] (Mj)、[重大] (C)、または [致命的] (F)。
      レポート
      サービスのメッセージ レポートの状態 : 有効または無効。
      ログ
      ロギングの状態 : 有効または無効。有効なレベルは [デバッグ] (D)、[情報] (I)、[警告] (W)、または [エラー] (E)。
      トレース
      プロキシ サービスのランタイム トレース状態 : 有効または無効。
      アクション
      [メッセージ フローの編集] アイコン はプロキシ サービスのパイプラインにリンクされている。

このページでは、以下の操作も可能です。

ビジネス サービスの検索

  1. [操作|スマート検索] を選択します。
  2. [種類] ドロップダウン リストで [ビジネス サービス] を選択し、[検索] をクリックします。[ビジネス サービスの概要] ページに、表 24-3 に示す情報が表示されます。
  3. リストに表示される項目の数を絞り、ビジネス サービスだけを検索するには、次の操作を行います。
    • [開く] アイコン をクリックして、追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件に一致する結果のみが返されます。
    • ビジネス サービス名とパスでフィルタする。[名前] フィールドと [パス] フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、[検索] をクリックします。このパスは、プロジェクト名、およびビジネス サービスが格納されるフォルダの名前になります。* および ? をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。
    • サービスの状態でフィルタする。[状態] ドロップダウン リストでビジネス サービスの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスの状態のフィルタ条件が無視されます。
    • サービスのモニタでフィルタする。[モニタ] ドロップダウン リストでビジネス サービスのモニタの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスのモニタのフィルタ条件が無視されます。
    • ビジネス サービスの SLA アラートの設定でフィルタする。[SLA アラート] ドロップダウン リストでサービスの Sla アラートの設定 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスの SLA アラートのフィルタ条件が無視されます。
    • 表 24-3 ビジネス サービスの概要情報 
      プロパティ
      説明
      名前
      ビジネス サービスに割り当てられた名前。この名前は [操作設定] ページにリンクされている。「ビジネス サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。
      パス
      ビジネス サービスに関連付けられたプロジェクト。サービスがプロジェクト フォルダにある場合は、そのフォルダも表示される。パスは以下の形式で表示される。
      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder
      このパスは [プロジェクト エクスプローラ] の対応するパスにリンクされている。
      親サービスのタイプ : ビジネス サービス。
      状態
      ビジネス サービスの状態 : 有効または無効。
      モニタ
      ビジネス サービスのモニタ状態 : 有効または無効。
      SLA アラート
      SLA アラートの状態 : 有効または無効、および有効なレベル : [通常] (N)、[警告] (W)、[軽度] (Mn)、[重要] (Mj)、[重大] (C)、または [致命的] (F)。

このページでは、以下の操作も可能です。

Split-Join の検索

  1. [操作|スマート検索] を選択します。
  2. [種類] ドロップダウン リストで [Split-Join] を選択し、[検索] をクリックします。[Summary of Split-Joins] ページには、表 24-4 に示す情報が表示されます。
  3. リストに表示される項目の数を絞り、ビジネス サービスだけを検索するには、次の操作を行います。
    • [開く] アイコン をクリックして、追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件に一致する結果のみが返されます。
    • Split-Join 名とパスでフィルタする。[名前] フィールドと [パス] フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、[検索] をクリックします。プロジェクト名、および Split-Join が格納されているフォルダの名前。* および ? をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。
    • ロギングが発生した Split-Join でフィルタする。[ログ] ドロップダウン リストで Split-Join のロギングの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、ロギングのフィルタ条件が無視されます。
    • 実行トレースでフィルタする。[実行トレース] ドロップダウン リストで Split-Join の実行トレースの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、サービスのロギングのフィルタ条件が無視されます。
    • 表 24-4 Split-Join の概要情報
      プロパティ
      説明
      名前
      Split-Join に割り当てられている名前。この名前は [操作設定] ページにリンクされている。「Split-Join の編集」を参照してください。
      パス
      Split-Join に関連付けられたプロジェクト。Split-Join がプロジェクト フォルダに存在する場合は、そのフォルダも表示される。パスは以下の形式で表示される。
      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder
      このパスは [プロジェクト エクスプローラ] の対応するパスにリンクされている。
      親サービスのタイプ : Split-Join。
      ログ
      ロギングの状態 : 有効または無効。有効なレベルは [デバッグ] (D)、[情報] (I)、[警告] (W)、または [エラー] (E)。
      実行トレース
      Split-Join のランタイム トレース状態 : 有効または無効。

このページでは、以下の操作も可能です。

アラート送り先の検索

  1. [操作|スマート検索] を選択します。
  2. [種類] ドロップダウン リストから [アラート送り先] を選択し、[検索] をクリックします。[アラート送り先の概要] ページには、表 24-5 に示す情報が表示されます。
  3. リストに表示される項目の数を絞り、特定のアラート送り先だけを検索するには、次の操作を行います。
    • [開く] アイコン をクリックして、追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件に一致する結果のみが返されます。
    • アラート送り先名とパスでフィルタする。[名前] フィールドと [パス] フィールドに、検索対象の名前とパスを入力してから、[検索] をクリックします。このパスは、プロジェクト名、およびアラート送り先が格納されるフォルダの名前になります。* および ? をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。
    • アラート送り先対象でフィルタする。[対象] 複数選択ボックスで 1 つまたは複数のアラート送り先対象 (SNMP トラップ、レポート、電子メール、または JMS) を選択し、[検索] をクリックします。1 つ以上の対象が選択されているアラート送り先のみが表示されます。アラート送り先の対象を選択しない場合は、アラート送り先のフィルタ条件が無視されます。
    • 検索パターンでフィルタする。[検索パターン (任意の文字列)] テキスト ボックスに文字列を指定し、[検索] をクリックします。ここに指定した文字列で、アラート送り先のすべての [説明] フィールドと電子メールおよび JMS 送り先の特定の詳細フィールドが検索されます。該当する文字列がアラート送り先のいずれかのフィールドに存在すれば、検索条件に一致するアラート送り先が表示されます。
    • 表 24-5 アラート送り先の概要情報
      プロパティ
      説明
      名前
      アラート送り先のリソース名。このフィールドは [アラート送り先の表示 - コンフィグレーション] ページにリンクされている。「アラート送り先の検索」を参照してください。
      パス
      アラート送り先に関連付けられたプロジェクト。アラート送り先がプロジェクト フォルダに存在する場合は、そのフォルダも表示される。パスは以下の形式で表示される。
      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder
      このパスは [プロジェクト エクスプローラ] の対応するパスにリンクされている。
      オプション
      [削除] アイコン をクリックすると、特定のアラート送り先を削除できる。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコンが表示されます。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。「アラート送り先の削除」を参照してください。

このページでは、以下の操作も可能です。

SLA アラート ルールの検索

  1. [操作|スマート検索] を選択します。
  2. [種類] ドロップダウン リストで [SLA アラート] を選択し、[検索] をクリックします。[Summary of SLA Alert Rules] ページには、表 24-6 に示す情報が表示されます。
  3. リストに表示される項目の数を絞り、特定の SLA アラート ルールだけを検索するには、次の操作を行います。
    • [開く] アイコン をクリックして、追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件に一致する結果のみが返されます。
    • アラート ルール名でフィルタする。[名前] フィールドに検索対象の名前またはワイルドカード文字 (* および ?をワイルドカード文字として使用するとより一般的な検索が行えます) を入力し、[検索] をクリックします。
    • この検索方法は、アラート ルールの名前がすべてのプロジェクトとパスでユニークである場合に推奨される方法です。

    • 親サービス パスでフィルタする。[パス] フィールドに親サービスのパスを入力します。このパスは、プロジェクト名、および親サービスが格納されるフォルダの名前になります。* および ? をワイルドカード文字として使用すると、より一般的な検索が行えます。そのパスに親サービスが存在するすべてのアラート ルールが表示されます。
    • [パス] フィールドの形式は以下のとおりです。
      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder

      サービスがプロジェクトの直下に作成されている場合、形式はproject-name となります。

    • 親サービスでフィルタする。[親サービス] フィールドで[参照] をクリックして [サービスの選択] ページを表示します。リストから親サービスを選択して、[送信] をクリックします。[クリア] をクリックして親サービスのフィルタ条件を削除するか、[検索] をクリックします。
    • 注意 : [親サービス] フィールドの選択内容に応じて [サービスの種類] フィールドの選択肢が制限されます。
    • 親サービスのタイプでフィルタする。[サービスの種類] ドロップダウン リストで [プロキシ サービス] または [ビジネス サービス] を選択し、[検索] をクリックします。[すべてのサービス] を選択すると、親サービスのタイプの条件によるフィルタリングが無視されます。
    • 注意 : [サービスの種類] フィールドの選択内容に応じて [親サービス] フィールドの選択肢が制限されます。
    • ルールの状態でフィルタする。[ルール状態] ドロップダウン リストでアラート ルールの状態 ([有効] または [無効]) を選択し、[検索] をクリックします。[すべて] を選択すると、ルールの状態のフィルタ条件が無視されます。
    • 重大度でフィルタする。[重大度] ドロップダウン リストで選択して、SLA アラート ルールを指定されたレベルに制限し、[検索] をクリックします。
    • [またはそれ以上] チェックボックスを選択すると、検索は指定した一定の値以上の重大度に制限されます。重大度を制限の少ない順に並べると、[通常]、[警告]、[軽度]、[重大]、[致命的] となります。

      表 24-6 SLA アラート ルールの概要情報
      プロパティ
      説明
      名前
      このアラート ルールに割り当てられた名前。この名前は [アラート ルールのコンフィグレーション] ページにリンクされている。「アラート ルールのコンフィグレーションの表示」を参照してください。
      SLA 状態
      アラート ルールの状態 : 有効または無効。
      説明

      注意 : このフィールドはデフォルトで非表示。

      アラート ルールの説明。
      サービス名
      親サービスの名前。この名前は [SLA アラート ルール] ページにリンクされている。「アラート ルールの表示」を参照してください。
      パス
      アラート ルールの親サービスに関連付けられているプロジェクト。アラート ルールの親サービスがプロジェクト フォルダに存在する場合は、そのフォルダも表示される。パスは以下の形式で表示される。
      project-name/root-folder/ . . ./parent-folder
      このパスは [プロジェクト エクスプローラ] の対応するパスにリンクされている。
      重大度
      アラートの重大度は [通常]、[警告]、[軽度]、[重要]、[重大]、または [致命的] のいずれか。
      集約間隔
      集約間隔の長さ (時間および分)。
      有効期限
      このアラート ルールが無効になる日付。
      処理の停止

      注意 : このフィールドはデフォルトで非表示。

      [はい] または [いいえ] を表示する。
      頻度
      このアラートの頻度 :
      • 毎回
      • 1 回通知

このページでは、以下の操作も可能です。

グローバル設定の有効化

すべてのグローバル設定を有効または無効に設定できるのは、セッション内にいるときだけです。表 24-7 に、グローバル設定タスクとヘルプ トピックを示します。

表 24-7 グローバル設定タスクとヘルプ トピック
作業内容
参照先
すべてのサービスに対するドメイン レベルでのモニタのオンまたはオフ。
すべてのサービスに対する SLA アラートのドメイン レベルでのオンまたはオフ。
プロキシ サービス専用。すべてのプロキシ サービスに対するパイプライン アラートのドメイン レベルでのオンまたはオフ。
プロキシ サービス専用。すべてのプロキシ サービスに対するメッセージ レポートのドメイン レベルでのオンまたはオフ。
プロキシ サービス専用。すべてのプロキシ サービスに対するロギング出力のドメイン レベルでのオンまたはオフ。

サービスのグローバル モニタの有効化

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [モニタを有効化] チェックボックスを選択して、サービス レベルでモニタが有効にされているすべてのサービスに関するモニタ統計が収集されるようにします。
  4. [更新] をクリックして、このページのすべての設定を保存します。
  5. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  6. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

サービスのグローバル モニタの無効化

注意 : すべてのサービスのモニタを無効にすると、それまでに収集された統計もすべて削除されます。削除された統計は、セッションの [元に戻す] 機能では復元できません。[元に戻す] を使用して、サービスのモニタを再び有効にすることはできますが、削除された統計を元に戻すことはできません。
  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [モニタを有効化] チェックボックスのチェックをはずして、コンフィグレーション内のすべてのサービスに関するモニタ統計の収集が停止されるようにします。
  4. 注意 : このオプションにより、特定のビジネス サービスおよびプロキシ サービスに設定可能なサービスのモニタの有効化オプションがオーバーライドされます。「ビジネス サービスの操作設定のコンフィグレーション」または「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。
    注意 : このオプションを選択すると、[SLA アラートの有効化] オプションもオーバーライドされます。モニタをグローバル レベルで無効にすると、対応する [ SLA アラートの有効化] チェックボックスが選択されていても、実行時に SLA アラートは無効になります。「SLA アラートのグローバルな有効化」を参照してください。
  5. [更新] をクリックします。モニタ コンフィグレーションは、現在のセッションで保存されます。
  6. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

SLA アラートのグローバルな有効化

[SLA アラート] を [モニタ] とは独立してコンフィグレーションすることも可能ですが、実行時にはこの 2 つの設定に関連が生じます。グローバル モニタを有効にすると、SLA アラートを有効または無効にすることができます。ただし、SLA アラート ルールの条件は評価するモニタ統計によって決まるため、グローバル モニタを無効にすると、SLA アラートも無効になります。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [SLA アラートの有効化] チェックボックスを選択して、コンフィグレーション内のすべてのサービスに関するアラート ルールが評価されるようにします。
  4. [更新] をクリックして、このページのすべての設定を保存します。
  5. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  6. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

SLA アラートのグローバルな無効化

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [SLA アラートの有効化] チェックボックスをはずして、コンフィグレーション内のすべてのサービスに関するアラート ルールの評価が停止されるようにします。
  4. 注意 : このオプションにより、特定のビジネス サービスおよびプロキシ サービスに設定可能な [SLA アラート] の設定がオーバーライドされます。「ビジネス サービスの操作設定のコンフィグレーション」または「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。
  5. [更新] をクリックします。SLA アラートのコンフィグレーションは、現在のセッションで保存されます。
  6. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

パイプライン アラートのグローバルな有効化

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [パイプライン アラートの有効化] チェックボックスを選択して、プロキシ サービスに関するパイプライン アラート アクションが実行されるようにします。
  4. [パイプライン アラート] はグローバルな [モニタ] に依存しません。

  5. [更新] をクリックして、このページのすべての設定を保存します。
  6. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

パイプライン アラートのグローバルな無効化

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [パイプライン アラートの有効化] チェックボックスをクリアして、プロキシ サービスに関するパイプライン アラート アクションの実行が停止されるようにします。
  4. 注意 : このオプションにより、特定のプロキシ サービスに設定可能な [パイプライン アラート] の設定がオーバーライドされます。「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。
  5. [更新] をクリックします。パイプライン アラートのコンフィグレーションは、現在のセッションで保存されます。
  6. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

メッセージ レポートのグローバルな有効化

このオプションでパイプライン レポート アクションが制御されるのはメッセージ コンテキストのみであり、レポート フレームワークの対象となる SLA アラートやパイプライン アラートの動作には影響しません。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [レポートの有効化] チェックボックスを選択して、すべてのプロキシ サービスに関するパイプライン レポート アクションが開始されるようにします。
  4. [更新] をクリックして、このページのすべての設定を保存します。
  5. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  6. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

メッセージ レポートのグローバルな無効化

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [レポートの有効化] チェックボックスのチェックをはずして、すべてのプロキシ サービスに関するパイプライン レポート アクションが停止されるようにします。
  4. 注意 : このオプションにより、特定のプロキシ サービスに設定可能な [メッセージ レポート] の設定がオーバーライドされます。「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。
  5. [更新] をクリックします。メッセージ レポートのコンフィグレーションは、現在のセッションで保存されます。
  6. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

ログのグローバルな有効化

[ログの有効化] を選択すると、パイプラインのログ アクション メッセージが WebLogic Server ロギング サービスに送信されます。ログを表示するには、WebLogic Server のコンフィグレーションを設定してこれらのメッセージがドメイン ログに転送されるようにする必要があります。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [ログの有効化] チェックボックスを選択して、すべてのプロキシ サービスに関するパイプライン ログ アクションが開始されるようにします。
  4. [更新] をクリックして、このページのすべての設定を保存します。
  5. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  6. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

ログのグローバルな無効化

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [操作|グローバル設定] を選択します。
  3. [ログの有効化] チェックボックスのチェックをはずして、すべてのプロキシ サービスに関するパイプライン ログ アクションが停止されるようにします。
  4. 注意 : このオプションにより、特定のプロキシ サービスに設定可能な [ログ] の設定がオーバーライドされます。「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。
  5. [更新] をクリックします。ロギング コンフィグレーションは、現在のセッションで保存されます。
  6. または、セッション中の任意の時点で [リセット] をクリックして、変更を破棄し、現在保持されている設定を使用してページを更新します。
  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

ユーザ環境設定の設定

このページでは、コンソールの表示オプションと設定をカスタマイズし、保持することができます。[ユーザ設定] を更新 (変更) する場合、変更セッションをアクティブ化する必要はありません。

表 24-8 に、ページのオプションおよびコントロールを示します。

表 24-8 ユーザ設定 - オプションおよびコントロール
作業内容
実行手順
コンソールを起動したときに表示される [ホーム ページ] の変更
最初のドロップダウン リストから、メイン メニューの項目 ([操作]、[リソース ブラウザ]、[プロジェクト エクスプローラ]、[セキュリティ]、[コンフィグレーション]、または [システム管理者] を選択する。
2 番目のドロップダウン リストから、サブ メニューの項目の 1 つを選択する。(サブメニューの項目内容は、最初のメニューで選択した項目内容によって動的に変わる。)
[検索フィルタの表示]
[はい] または [いいえ] を選択します。
デフォルトでは、検索フィルタは表示されない (閉じている)。[はい] を選択すると、検索フィルタは常に表示される (開いている)。
[ステージ コメントの表示]
[はい] または [いいえ] を選択します。
デフォルトでは、パイプラインのステージ注釈は表示されない (閉じている)。[はい] を選択すると、ステージ注釈は常に表示される (開いている)。
[リソース メタデータの表示]
[はい] または [いいえ] を選択します。
デフォルトでは、リソース メタデータ セクションは表示されている (開いている)。[いいえ] を選択すると、メタデータ セクションは表示されない (閉じている)。
コンソールが [ダッシュボード] のデータの表示を更新する回数の変更
[ダッシュボード更新間隔] ドロップダウン リストで、[ダッシュボード] の更新間隔 (更新なし1 分2 分3 分5 分10 分20 分30 分、または 60 分) を選択する。
デフォルトの間隔は、[更新なし]。ただし、定義済みの他の時間を選択できる。たとえば、[5 分] を選択すると、[ダッシュボード] の表示は 5 分ごとに更新される。
警告 : ダッシュボードの更新間隔の値をデフォルト (更新なし) 以外の値に選択すると、ブラウザは、一定間隔で定期的にダッシュボードの表示を更新します。これにより、コンソールとやり取りしていなくても、セッションはタイムアウトしなくなります。
警告 : ダッシュボードの更新間隔の機能を使用するときには十分注意してください。コンソール セッションを無人のまま放置しないようにしてください。コンソール セッションがアクティブな間は、再認証を行わずに、他のユーザがそのマシンからコンソール セッションにアクセスできます。
[ダッシュボード] にアラートの履歴データを表示する間隔の変更
[アラート履歴期間] ドロップダウン リストで、履歴データを表示する間隔 (30 分1 時間2 時間3 時間、または 6 時間) を選択します。デフォルト値は 30 分 ( 30 分前までに受信したアラートを表示する) ですが、事前定義された期間を変更することもできます。たとえば、[1 時間] を選択すると、1 時間前までに受信したアラートが [ダッシュボード] に表示されます。


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