Oracle Service Bus Console の使い方

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アラート送り先

アラート送り先リソースは、Oracle Service Bus からのアラート通知を受信できる受信者のリストを取り込みます。一般的なシステム モニタ コンテキストでは、Oracle Service Bus により生成されたアラートは、限られたユーザのセットに対して非常に有用です。

Oracle Service Bus では、所定のコンテキストに基づいて受信者のセットを取り込むように、各アラート送り先リソースを構成することができます。アラート送り先は、メッセージ フローで設定されたアラート アクション、および SLA アラート ルールで使用されます。アラート送り先には、1 つまたは複数の送り先のタイプ (コンソール (デフォルト)、レポート データ ストリーム、SNMP トラップ、電子メール、JMS キュー、JMS トピック) を含めることができます。

電子メールおよび JMS 送り先の場合は、送り先リソースに電子メール アドレスまたは JMS URI のリストをそれぞれ含めることができます。

サービスのアラート構成にわたってアラート送り先を再使用できます。「アラート アクションの追加」を参照してください。

アラート送り先の検索

[アラート送り先の概要] ページでは、アラート送り先のリストを表示できます。 まだアラート送り先を作成しておらず、これから作成する場合は、[プロジェクト エクスプローラ] で新しいアラート送り先リソースを作成します。詳細については、「アラート送り先の追加」を参照してください。

  1. 以下のいずれかの操作を行います。
  2. リストの項目数を制限するために、名前、パス、またはその両方でフィルタできます。[名前] フィールドと [パス] フィールドに、検索対象の名前とパスを入力し、[検索] をクリックします。
  3. このパスは、プロジェクト名、およびアラート送り先が格納されるフォルダの名前になります。

    [すべて表示] をクリックして、検索フィルタを削除し、アラート送り先をすべて表示します。

    表 5-1 アラート送り先の詳細
    プロパティ
    説明
    名前
    アラート送り先のリソース名です。この名前は [アラート送り先の表示 - コンフィグレーション] ページへのリンクです。「アラート送り先の編集」を参照してください。
    パス
    このパスは、プロジェクト名、およびアラート送り先が格納されるフォルダの名前になります。このリソースを含むプロジェクトまたはフォルダにリンクされている。「プロジェクトとフォルダを使用したリソース名の修飾」を参照してください。
    オプション
    [削除] アイコン をクリックすると、特定のアラート送り先を削除できます。「アラート送り先の削除」を参照してください。

アラート送り先の追加

アラート送り先は、Oracle Service Bus のアラート通知用の送り先アドレスです。[アラート送り先の作成] ページでアラート送り先リソースを作成できます。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロジェクト エクスプローラ] を選択して、アラート送り先を追加するプロジェクトまたはフォルダを選択します。[プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページが表示されます。
  3. [リソースの作成] ドロップダウン リストから [アラート送り先] を選択して、[アラート送り先の作成] ページを表示します。
  4. [リソース名] フィールドにこのアラート送り先のユニークな名前を入力します。このフィールドは必須です。
  5. [リソースの説明] フィールドにアラート送り先の説明を入力します。
  6. このアラート送り先リソースに含める送り先として、以下のいずれかまたはすべてを選択します。
  7. 注意 : デフォルトでは、実行時にすべてのアラートが Oracle Service Bus コンソールに送信されます。コンソールに送信されたアラートは、[操作|ダッシュボード] で表示できます。
    • [SNMP トラップ] : [SNMP トラップ] を指定すると、アラートは SNMP トラップとして送信され、サードパーティのエンタープライズ管理システム (EMS) で処理することができます。
    • [レポート] : [レポート] を指定すると、アラートは Oracle Service Bus の [レポート] モジュールに送信され、カスタム レポート プロバイダを使用して取得することができます。カスタム レポート プロバイダは、Oracle Service Bus でレポート API プロバイダを使用して開発できます。これにより、カスタム Java コードを使用して、サードパーティがアラートを受信および処理できます。
  8. アラート送り先リソース定義に、電子メール受信者を追加します。「電子メール受信者の追加」を参照してください。
  9. アラート送り先リソース定義に JMS 送り先を追加します。「JMS 送り先の追加」を参照してください。
  10. [保存] をクリックします。新しいアラート送り先は現在のセッションに保存されます。
  11. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

 


電子メールおよび JMS 受信者の追加

複数の電子メールおよび JMS 受信者をアラート送り先に追加することができます。

この節では、以下のタスクを取り上げます。

電子メール受信者の追加

電子メール送り先を追加する前に、SMTP サーバのコンフィグレーション (「SMTP サーバの追加」を参照)、または WebLogic Server の JavaMail セッションのコンフィグレーション (『Administration Console オンライン ヘルプ』の「JavaMail へのアクセスのコンフィグレーション」を参照) が必要です。使用可能な SMTP サーバ リソースまたは JavaMail セッションがコンフィグレーションされていない場合、電子メール受信者をコンフィグレーションすることはできません。

  1. ドロップダウン リストで、[アラートを電子メールで送信] を選択し、[追加] をクリックして[電子メール受信者の追加] ページを表示します。
  2. [メール受信者] フィールドに、電子メール受信者を次の形式で入力します。mailto:username@hostname
  3. このフィールドは必須です。

    ユーザ名とホスト名の組み合わせをカンマ区切りリストの形式で入力すると、複数の電子メール受信者を指定できます。たとえば次のように指定します。mailto:username@hostname [,username_1@hostname_1]...[,username_n@hostname_n]

    最初のメール受信者に限り、先頭に「mailto:」というテキストを付ける必要があります。

  4. [SMTP サーバ] フィールドで、送信電子メールの SMTP サーバの名前を選択します。次の手順でメール セッションを選択する場合、このフィールドは必須ではありません。
  5. [メール セッション] フィールドで、使用可能なメール セッションを選択します。前の手順で SMTP サーバを選択した場合、このフィールドは必須ではありません。
  6. [送信元の名前] フィールドにアラート通知の送信者の名前を入力します。このフィールドは省略可能です。
  7. [送信元アドレス] フィールドに有効な電子メール アドレスを入力します。[送信元の名前] フィールドに値を指定した場合、このフィールドは必須です。
  8. [返信先の名前] フィールドに返信先の名前を入力します。このフィールドは省略可能です。
  9. [返信先アドレス] フィールドに返信先の電子メール アドレスを入力します。[返信先の名前] フィールドに値を指定した場合、このフィールドは必須です。
  10. [接続タイムアウト] フィールドに、タイムアウトまでに接続がサーバからの応答を待つ秒数を入力します。デフォルト値は 0 です。
  11. [要求エンコーディング] フィールドに、文字セットのエンコーディング値を入力します。デフォルトのエンコーディング値は、iso-8859-1 です。
  12. [保存] をクリックします。電子メール受信者がこのアラート送り先の電子メール受信者のリストに追加され、現在のセッションに保存されます。

JMS 送り先の追加

  1. ドロップダウン リストで、[JMS 送り先にアラートを送信] を選択し、[追加] をクリックして[JMS 送り先の追加] ページを表示します。
  2. 送り先の URI フィールドに、JMS 送り先の URI を jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName という形式で入力します。
  3. このフィールドは必須です。

  4. [送り先の種類] フィールドで、[キュー] または [トピック] を選択します。
  5. [メッセージの種類] フィールドで、[バイト] または [テキスト] を選択します。
  6. [要求エンコーディング] フィールドに、文字セットのエンコーディング値を入力します。デフォルトのエンコーディング値は、UTF-8 です。
  7. [保存] をクリックします。JMS 送り先が、このアラート送り先に取り込まれる JMS 送り先のリストに追加され、現在のセッションに保存されます。

アラート送り先の編集

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. アラート送り先の検索」または「アラート送り先の検索」の説明に従って、アラート送り先を検索します。
  3. アラート送り先名をクリックします。[アラート送り先の表示 - コンフィグレーション] ページに表 5-2 に示す情報が表示されます。
  4. 表 5-2 アラート送り先のコンフィグレーションの詳細
    プロパティ
    説明
    最終変更者
    このアラート送り先を作成または編集したユーザ。
    最終変更日
    ユーザがこのアラート送り先を作成または編集した日時。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックする。「[変更履歴の表示] ページ」を参照してください。
    参照先
    このアラート送り先が参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    参照元
    このアラート送り先を参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    説明
    このアラート送り先の説明 (説明が存在する場合)。
    全般的なコンフィグレーション
    [SNMP トラップ] : このアラートの送り先がコンフィグレーションされたときに送り先として [SNMP トラップ] オプションが指定されたかどうかが [はい] または [いいえ] で示される。
    [レポート] : このアラートの送り先がコンフィグレーションされたときに送り先として [レポート] オプションが指定されたかどうかが [はい] または [いいえ] で示される。
    [電子メールと JMS] : 電子メール受信者または JMS 送り先、あるいはその両方がコンフィグレーションされている場合は、それらのリストが表示されます。

  5. [SNMP トラップ]、または [レポート] の選択を変更できます。
  6. 電子メール受信者または JMS 送り先を編集または削除するには、ページの下部にある [編集] をクリックします。
    1. 電子メールの受信者を編集するには、[電子メール] 内で、編集する電子メール受信者に対して、[オプション] の下にある [編集] アイコンをクリックします。[電子メール受信者の編集] ページを使用して、電子メール受信者情報を変更します。「電子メール受信者の追加」を参照してください。
    2. JMS 送り先を編集するには、[JMS] 内で、編集する JMS 送り先に対して、[オプション] の下にある [編集] アイコンをクリックします。[編集 JMS 送り先] ページを使用して、JMS 送り先情報を変更します。「JMS 送り先の追加」を参照してください。
    3. 電子メール受信者または JMS 送り先の 1 つまたはすべてを削除するには、[オプション] の下の削除する電子メール受信者または JMS 送り先の [削除] アイコンをクリックします。
  7. [保存] をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。
  8. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

アラート送り先の削除

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [リソース ブラウザ|アラート送り先] を選択し、[アラート送り先の概要] ページを表示します。
  3. 削除するアラート送り先の [オプション] フィールドにある [削除] アイコン をクリックします。アラート送り先は現在のセッションで削除されます。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示されます。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。
  4. アラート送り先の中でコンフィグレーションされた特定の電子メール受信者または JMS 送り先を削除する場合は、「アラート送り先の編集」を参照してください。

  5. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

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