Oracle Service Bus Console の使い方

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グローバル リソース

グローバル リソース モジュールを使用して、JNDI プロバイダ、SMTP サーバ、およびプロキシ サーバを追加してコンフィグレーションし、それらを Oracle Service Bus のシステム リソースとして利用できるようにすることができます。

JNDI プロバイダの表示

このページには、JNDI プロバイダのリストと、表 28-1 に示す情報を表示することができます。

さらに、以前にコンフィグレーションした JNDI プロバイダの検索も行えます。

  1. リストに表示される項目の数を制限する、または特定の JNDI プロバイダを検索するには、以下の手順を実行します。
    • [開く] アイコン をクリックして、追加の検索フィルタを表示します。複数の検索条件を指定すると、すべての条件に一致する結果のみが返されます。
    • 検索したい JNDI プロバイダの名前を [名前] フィールドに入力し、[検索] をクリックして指定したエントリを検索する。
    • ワイルドカード文字 (単一の文字を表す場合は ?、複数の文字を表す場合は *) を入力してさらに一般的な検索を実行できます。

    • 検索する JNDI プロバイダの [プロバイダ URL] を入力し、[検索] をクリックします。
  2. 検索フィルタを削除して、Oracle Service Bus で動作するようにコンフィグレーションされているすべての JNDI プロバイダを表示するには、[すべて表示] をクリックします。
  3. 表 28-1 に、UDDI レジストリ コンフィグレーション設定を示します。

    表 28-1 JNDI プロバイダ情報
    プロパティ
    説明
    名前
    JNDI プロバイダに割り当てられたユニークな名前。この名前は [JNDI プロバイダの表示 - コンフィグレーション] ページにリンクされます。「JNDI プロバイダの編集」を参照してください。
    プロバイダ URL
    JNDI プロバイダの URL。「JNDI プロバイダの追加」を参照してください。
    JNDI キャッシュ
    有効または無効。有効にすると、JNDI コンテキストおよび JNDI オブジェクトがローカルにキャッシュされ、オブジェクトのルックアップを行うときのパフォーマンスが向上します。JNDI キャッシュを有効にしておくことをお勧めします。
    アクション
    • JNDI 接続とローカルにキャッシュされたオブジェクトを破棄するために JNDI コンテキストをリセットするには、[リセット] アイコン をクリックします。
    • JNDI プロバイダが接続を確立でき、JNDI コンテキストを取得できるかどうかをテストするには、[テスト コンソールの起動] アイコン をクリックします。
    オプション
    • JNDI プロバイダ名を変更するには、[名前変更] アイコン をクリックします。
    • 指定した JNDI プロバイダを削除するには、[削除] アイコン をクリックします。「JNDI プロバイダの削除」を参照してください。

JNDI プロバイダの追加

JNDI プロバイダ リソースを追加し、コンフィグレーションして、Oracle Service Bus のシステム リソースとして使用することができます。これを行うには、アクティブなセッションに入っている必要があります。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [システムの管理|JNDI プロバイダ] を選択します。
  3. [追加] をクリックします
  4. [名前] フィールドに JNDI プロバイダ リソースの名前を入力します。このフィールドは必須です。
  5. [説明] フィールドに JNDI プロバイダの簡単な説明文を入力します。
  6. [JNDI キャッシュ] オプションを [有効] (デフォルト) のままにするか、[無効] を選択します。
  7. 有効にすると、JNDI コンテキストおよび JNDI オブジェクトがローカルにキャッシュされ、オブジェクトのルックアップを行うときのパフォーマンスが向上する。JNDI キャッシュを有効にしておくことをお勧めします。

  8. [プロバイダ] の URL のフィールドに、JNDI プロバイダの URL を protocol://host:port という形式で入力します。
  9. http、https、t3、t3s、iiop、iiops などの任意のプロトコルを使用できます。

    このフィールドは必須です。

  10. クラスタの場合は、次の形式のように、カンマで区切った管理対象サーバのリストを使用して JNDI プロバイダ URL を構成します。
  11. protocol://<hostname>:<ms1port>, <hostname>:<ms2port>

  12. 目的の JNDI プロバイダにアクセスするためにユーザ名およびパスワードが必要な場合、[ユーザ名] フィールドにユーザ名を入力して、関連するパスワードを [パスワード] および [パスワードの確認] フィールドに入力します。
  13. これらのフィールドは省略可能です。JNDI ツリーが保護されている場合にのみ必要となります。

  14. [保存] をクリックして、現在のセッションで JNDI プロバイダ リソースを作成し保存します。
  15. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

JNDI プロバイダの編集

このページは、JNDI プロバイダの詳細を表示し、必要であればコンフィグレーションを編集するために使用します。また、JNDI プロバイダ キャッシュのリセットと、JNDI プロバイダへの接続テストも行えます。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. JNDI プロバイダを検索します。「JNDI プロバイダの表示」を参照してください。
  3. JNDI プロバイダの名前をクリックします。
  4. [JNDI プロバイダの表示 - コンフィグレーション] ページには、表 28-2 に示す JNDI プロバイダ情報が表示されます。

    表 28-2 JNDI プロバイダ情報
    プロパティ
    説明
    最終変更者
    この JNDI プロバイダ リソースを作成または変更したか、コンフィグレーションにインポートしたユーザ。
    最終変更日
    ユーザがこの JNDI プロバイダ リソースを作成または変更したか、コンフィグレーションにインポートした日時。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックします。「[変更履歴の表示] ページ」を参照してください。
    参照先
    この JNDI プロバイダが参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックすると参照のリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    参照元
    この JNDI プロバイダを参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    説明
    この JNDI プロバイダの説明。
    JNDI キャッシュ
    有効または無効。有効にすると、JNDI コンテキストおよび JNDI オブジェクトがローカルにキャッシュされ、オブジェクトのルックアップを行うときのパフォーマンスが向上します。JNDI キャッシュを有効にしておくことをお勧めします。
    プロバイダ URL
    JNDI プロバイダの URL。
    ユーザ名
    安全な JNDI プロバイダへのアクセスに使用するユーザ名。

  5. [JNDI プロバイダの編集 - [プロバイダ名]] ページを表示するには、[編集] をクリックします。
  6. [名前] フィールドは編集できません。

  7. [説明] フィールドでは、JNDI プロバイダの簡単な説明文を編集できます。
  8. [プロバイダ URL] フィールドで、JNDI プロバイダの URL を編集できます。
  9. [ユーザ名] フィールドと [パスワード] フィールドを編集できます。
  10. JNDI プロバイダにユーザ名とパスワードがコンフィグレーションされている場合、[ユーザ名] は編集できません。[新しいパスワード] フィールドと [パスワードの確認] フィールドを編集できます。JNDI のユーザ名とパスワードがコンフィグレーションされていない場合は、[ユーザ名] フィールドを編集でき、新しいユーザ名を入力できます

  11. [保存] をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。
  12. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

JNDI プロバイダの削除

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [システムの管理|JNDI プロバイダ] を選択します。
  3. [JNDI プロバイダの概要] ページで、JNDI プロバイダを選択します。[検索] オプションを使用して、特定の JNDI プロバイダを検索することもできます。「JNDI プロバイダの表示」を参照してください。
  4. 削除したい JNDI プロバイダの [オプション] フィールドで、[削除] アイコン をクリックします。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示されます。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。
  5. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

SMTP サーバの表示

このページを使用すると、デフォルトの SMTP サーバ (「デフォルトの SMTP サーバのコンフィグレーション」を参照) の指定と、SMTP サーバのリストの表示が行えます。

SMTP サーバ リソースは、アラート送り先リソースおよび電子メール転送ベースのビジネス サービスのコンフィグレーションを行う際に使用されます。「アラート送り先の追加」および「[ビジネス サービスの作成/編集 - 電子メール転送コンフィグレーション] ページ」を参照してください。

表 28-3 に、SMTP サーバ情報を示します。

表 28-3 SMTP サーバ情報
プロパティ
説明
名前
SMTP サーバ リソースに割り当てられたユニークな名前。この名前は [SMTP サーバの表示 - コンフィグレーション] ページにリンクされています。「SMTP サーバの編集」を参照してください。
サーバ URL
SMTP サーバを参照する URL。「 SMTP サーバの追加」を参照してください。
オプション
  • [名前変更] アイコン をクリックすると、この SMTP サーバ リソースの名前を変更できます。
  • [削除] アイコン をクリックすると、指定した SMTP サーバが削除されます。「SMTP サーバの削除」を参照してください。

SMTP サーバの検索

  1. [システムの管理|SMTP サーバ] を選択します。
  2. 特定の SMTP サーバを検索するには、以下の手順を実行します。
    • リストを再ソートする。下線付きのカラム名をクリックします。昇順および降順の矢印はソート順を示します。このカラム名をクリックしてソート順を変更します。
    • ページをスクロールする。表の上下にあるページ コントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、次のページ、前のページ、最初のページ、または最後のページに移動する矢印ボタンを使用します。

SMTP サーバの追加

[SMTP サーバの概要] ページを使用すると、SMTP サーバ リソースの追加とコンフィグレーションを行い、システム リソースとして、Oracle Service Bus で使用可能にすることができます。SMTP サーバ リソースのコンフィグレーションまたは再コンフィグレーションを行うには、アクティブ セッションにいる必要があります。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [システムの管理|SMTP サーバ] を選択します。
  3. [追加] をクリックします。
  4. [名前] フィールドに SMTP サーバ リソースの名前を入力します。このフィールドは必須です。
  5. [説明] フィールドに、SMTP サーバ リソースの簡単な説明を入力します。
  6. [サーバ URL] フィールドに、SMTP サーバを参照する URL を入力します。このフィールドは必須です。
  7. [ポート番号] フィールドで、SMTP サーバのポート番号を入力します (デフォルトのポートは 25)。このフィールドは必須です。
  8. 目的の SMTP サーバにアクセスするためにユーザ名およびパスワードが必要な場合、[ユーザ名] フィールドにユーザ名を入力して、関連するパスワードを [パスワード] および [パスワードの確認] フィールドに入力します。
  9. これらのフィールドは省略可能です。SMTP サーバが保護されている場合のみ必要となります。

  10. [保存] をクリックして、現在のセッションで SMTP サーバ リソースを作成して保存します。
  11. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

デフォルトの SMTP サーバのコンフィグレーション

ドメインのデフォルト サーバとして、コンフィグレーションされた SMTP サーバの 1 つを指定できます。「 SMTP サーバの追加」を参照してください。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [システムの管理|SMTP サーバ] を選択します。
  3. [デフォルト SMTP サーバ] パネルで [デフォルトの選択] をクリックします。
  4. [デフォルト SMTP サーバ] ドロップダウン リストから SMTP サーバを選択します。
  5. [デフォルトに設定] をクリックします。
  6. [SMTP サーバの概要] ページが表示されます。選択した SMTP サーバが、ドメインのデフォルトの SMTP サーバとして表示されます。

  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

SMTP サーバの編集

このページは、SMTP サーバの詳細を表示し、必要であればコンフィグレーションを編集するために使用します。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. SMTP サーバを検索します。「SMTP サーバの検索」を参照してください。
  3. SMTP サーバ名をクリックします。
  4. [SMTP サーバの表示 - コンフィグレーション] ページに、表 28-4 に示す情報が表示されます。

    表 28-4 SMTP サーバ情報
    プロパティ
    説明
    最終変更者
    この SMTP サーバ リソースを作成または変更したユーザです。
    最終変更日
    この SMTP サーバ リソースがユーザによって作成または変更された日時です。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックします。「[変更履歴の表示] ページ」を参照してください。
    参照先
    この SMTP サーバが参照するオブジェクトの数です。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックすると参照のリストが表示されます。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    参照元
    この SMTP サーバを参照するオブジェクトの数です。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    説明
    この SMTP サーバの説明 (説明が存在する場合) です。
    サーバ URL
    SMTP サーバの場所を参照する URL です。
    ポート番号
    SMTP サーバのポート番号です。デフォルトはポート 25。
    ユーザ名
    安全な SMTP サーバへのアクセスに使用するユーザ名です。

  5. [SMTP サーバの編集 - [サーバ名]] ページを表示するには、[編集] をクリックします。
  6. [名前] フィールドは編集できません。

  7. [説明] フィールドでは、SMTP サーバの簡単な説明文を編集できます。
  8. [サーバ URL] フィールドで、SMTP サーバの URL を編集できます。
  9. [ポート番号] フィールドで、ポート番号を編集できます。
  10. [ユーザ名] フィールドと [パスワード] フィールドを編集できます。
  11. [保存] をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。
  12. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

SMTP サーバの削除

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [システムの管理|SMTP サーバ] を選択します。
  3. [SMTP サーバの概要] ページで、SMTP サーバを選択します。「SMTP サーバの検索」を参照してください。
  4. 削除したい SMTP サーバの [オプション] フィールドで [削除] アイコン をクリックします。SMTP サーバ リソースは、現在のセッションで削除されます。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示されます。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。
  5. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

プロキシ サーバの表示

このページには、プロキシ サーバのリストと、表 28-5 に示す情報を表示することができます。

プロキシ サーバ リソースは、ビジネス サービスの HTTP 転送をコンフィグレーションする場合に使用されます。 詳細については、「[HTTP 転送コンフィグレーション] ページ」を参照してください。

表 28-5 に、プロキシ サーバ情報を示します。

表 28-5 プロキシ サーバ情報
プロパティ
説明
名前
プロキシ サーバ リソースに割り当てられたユニークな名前。この名前は [プロキシ サーバの表示 - コンフィグレーション] ページにリンクされています。「プロキシ サーバの編集」を参照してください。
オプション
  • [名前変更] アイコン をクリックするとこのプロキシ サーバ リソースの名前を変更できます。
  • [削除] アイコン をクリックすると指定したプロキシ サーバが削除されます。「プロキシ サーバの削除」を参照してください。

プロキシ サーバの検索

  1. [システムの管理|プロキシ サーバ] を選択します。
  2. 特定のプロキシ サーバを検索するには、以下の手順を実行します。
    • リストを再ソートする。下線付きのカラム名をクリックします。昇順および降順の矢印はソート順を示します。このカラム名をクリックしてソート順を変更します。
    • ページをスクロールする。表の上下にあるページ コントロールを使用します。ページを移動するには、ページ番号を選択するか、次のページ、前のページ、最初のページ、または最後のページに移動する矢印ボタンを使用します。

プロキシ サーバの追加

[プロキシ サーバの概要] ページを使用すると、プロキシ サーバ リソースの追加とコンフィグレーションを行い、システム リソースとして、Oracle Service Bus で使用可能にすることができます。プロキシ サーバ リソースのコンフィグレーションまたは再コンフィグレーションを行うには、アクティブ セッションにいる必要があります。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [システムの管理|プロキシ サーバ] を選択します。
  3. [追加] をクリックします。
  4. [名前] フィールドにプロキシ サーバ リソースの名前を入力します。このフィールドは必須です。
  5. [説明] フィールドに、プロキシ サーバ リソースの簡単な説明を入力します。
  6. [ホスト-ポート パラメータ] セクションで、以下の情報を入力します。
    1. [サーバ ホスト] フィールドに、プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。このフィールドは必須です。
    2. Oracle Service Bus プロキシ サーバのサーバ ホスト名は、実際のプロキシ サーバのサーバ ホスト名と同一である必要があります。

    3. [クリア テキスト ポート] フィールドに、プロキシ サーバのクリア テキスト ポート番号を入力します。
    4. [SSL ポート] フィールドに、プロキシ サーバの SSL ポート番号を入力します。クリア テキストまたは SSL ポート番号を入力する必要があります。
    5. [追加] をクリックします。
    6. 各プロキシ サーバ リソースに複数のプロキシ サーバをコンフィグレーションできます。これにより、Oracle Service Bus は、ロード バランシングを実行でき、プロキシ サーバ リソースのフォールト トレランス機能を提供できます。

  7. プロキシ サーバでプロキシ認証が実行される場合は、[ユーザ名] フィールドにユーザ名を入力し、関連するパスワードを [パスワード] および [パスワードの確認] フィールドに入力します。
  8. これらのフィールドは省略可能です。プロキシ サーバが保護されている場合のみ必要となります。

  9. [保存] をクリックして、現在のセッションでプロキシ サーバ リソースを作成して保存します。
  10. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

プロキシ サーバの編集

このページは、プロキシ サーバの詳細を表示し、必要であればコンフィグレーションを編集するために使用します。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. プロキシ サーバを検索します。「プロキシ サーバの検索」を参照してください。
  3. プロキシ サーバ名をクリックします。
  4. [プロキシ サーバの表示 - コンフィグレーション] ページに、表 28-6 に示す情報が表示されます。

    表 28-6 プロキシ サーバ情報
    プロパティ
    説明
    最終変更者
    このプロキシ サーバ リソースを作成または変更したユーザです。
    最終変更日
    このプロキシ サーバ リソースがユーザによって作成または変更された日時です。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックします。「[変更履歴の表示] ページ」を参照してください。
    参照先
    このプロキシ サーバが参照するオブジェクトの数です。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックすると参照のリストが表示されます。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    参照元
    このプロキシ サーバを参照するオブジェクトの数です。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    説明
    このプロキシ サーバの説明 (説明が存在する場合) です。
    ホスト-ポート パラメータ
    プロキシ サーバ リソース内の各プロキシ サーバに関する詳細で、次の情報を含みます。
    • サーバ ホスト : プロキシ サーバのホスト名または IP アドレス。
    • Oracle Service Bus プロキシ サーバのサーバ ホスト名は、実際のプロキシ サーバのサーバ ホスト名と同じである必要です。

    • クリア テキスト ポート : プロキシ サーバのクリア テキスト ポート番号。
    • SSL ポート : プロキシ サーバ SSL のポート番号。
    ユーザ名
    プロキシ認証に使用されるユーザ名。

  5. [プロキシ サーバの編集 - [サーバ名]] ページを表示するには、[編集] をクリックします。
  6. [名前] フィールドは編集できません。

  7. [説明] フィールドでは、プロキシ サーバの簡単な説明文を編集できます。
  8. [ホスト-ポート パラメータ] セクションでは、次の情報を入力することで、新しいプロキシ サーバを追加できます。
    1. [サーバ ホスト] フィールドに、プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。このフィールドは必須です。
    2. Oracle Service Bus プロキシ サーバのサーバ ホスト名は、実際のプロキシ サーバのサーバ ホスト名と同じである必要です。

    3. [クリア テキスト ポート] フィールドに、プロキシ サーバのクリア テキスト ポート番号を入力します。
    4. [SSL ポート] フィールドに、プロキシ サーバの SSL ポート番号を入力します。クリア テキストまたは SSL ポート番号を入力する必要があります。
    5. [追加] をクリックします。
    6. 各プロキシ サーバ リソースに複数のプロキシ サーバをコンフィグレーションできます。これにより、Oracle Service Bus は、ロード バランシングを実行でき、プロキシ サーバ リソースのフォールト トレランス機能を提供できます。

      次の操作を実行することで、既存のプロキシ サーバ コンフィグレーションを編集または削除することもできます。

    • 編集するプロキシ サーバの [オプション] フィールドで [編集] アイコン をクリックします。[サーバ ホスト] フィールド、[クリア テキスト ポート] フィールド、および [SSL ポート] フィールドを編集し、[更新] をクリックします。
    • 削除したいプロキシ サーバの [オプション] フィールドで [削除] アイコン をクリックします。
  9. プロキシ認証に使用される [ユーザ名] フィールドと [パスワード] フィールドを編集できます。
  10. [保存] をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。
  11. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

プロキシ サーバの削除

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [システムの管理|プロキシ サーバ] を選択します。
  3. [プロキシ サーバの概要] ページで、プロキシ サーバを選択します。「SMTP サーバの検索」を参照してください。
  4. 削除したいプロキシ サーバの [オプション] フィールドで [削除] アイコン をクリックします。プロキシ サーバ リソースは、現在のセッションで削除されます。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示される。リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。
  5. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

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