Oracle Service Bus Console の使い方

     前  次    目次     
ここから内容

Split-Joins

Split-join を使用すると、メッセージ呼び出しをパラレルに送信し (シーケンシャルに加えて)、応答を蓄積することができます。Split-join の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「分割-結合によるサービスのパフォーマンスの向上」を参照してください。『Workshop for WebLogic 用 Oracle Service Bus プラグインの使用』にある「分割-結合の操作」と「分割-結合ユーザ インタフェース リファレンス」を参照してください。

フロー転送型のビジネス サービスを介して Split-join にアクセスすることができます。詳細については、「[フロー転送コンフィグレーション] ページ」を参照してください。

Split-Join の検索

  1. 以下のいずれかの操作を行います。
  2. リストの項目数を制限するために、名前、パス、またはその両方でフィルタできます。[名前] フィールドと [パス] フィールドに、検索対象の名前とパスを入力し、[検索] をクリックします。
  3. [すべて表示] をクリックして、検索フィルタを削除し、Split-Join をすべて表示します。
  4. 表 9-1 Split-Join の詳細 
    プロパティ
    説明
    Split-Join 名
    Split-Join に割り当てられている名前。この名前は [Split-Join コンフィグレーション] ページにリンクされている。「Split-Join の編集」を参照してください。
    パス
    プロジェクト名、および Split-Join が格納されているフォルダの名前。このリソースを含むプロジェクトまたはフォルダにリンクされている。「プロジェクトとフォルダを使用したリソース名の修飾」を参照してください。
    オプション
    [削除] アイコン をクリックすると、指定した Split-Join が削除される。「Split-Join の削除」を参照してください。

Split-Join の追加

始める前に

Split-join は、.flow ファイルを必要とします。このファイルは、Workshop for WebLogic 用の Oracle Service Bus Plug-in を使用して Split-join を作成した場合や、Split-join コンフィグレーションを行った JAR をプラグインへインポートした場合に作成されます。.flow ファイルには、プロキシ サービス、ビジネス サービス、または外部の WSDL リソースへの参照を含めることができます。Split-join が依存するリソースは、Split-join を起動する前に、サーバ上に存在する必要があります。

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [プロジェクト エクスプローラ] を選択して Split-join を追加するプロジェクトまたはフォルダを選択します。[プロジェクト ビュー] ページまたは [フォルダ ビュー] ページが表示されます。
  3. [リソースの作成] ドロップダウン リストで、[インタフェース] の下にある [Split-Join] を選択して [新しい Split-Join リソースの作成] ページを表示します。
  4. 表 9-2 に示すパラメータを指定します。

    表 9-2 Split-Join パラメータ 
    プロパティ
    説明
    リソース名
    Split-Join の固有の名前を入力する。
    リソースの説明
    Split-Join の説明を入力する。
    Split-Join
    [Browse] をクリックして、システム内の .flow ファイルのある場所を見つけます。通常は、BEA_HOME\user_projects\workspaces\your_workspace にあります。ここで、BEA_HOME は、Oracle Service Bus をインストールしたディレクトリを表します。
    ディスパッチ ポリシー
    スレッド (並列ブランチ) の作成に使用した WebLogic Server ワーク マネージャを選択し、Split-Join を実行する。デフォルトのワーク マネージャは、他にワーク マネージャがない場合に使用されます。

  5. [保存] をクリックします。Split-Join は現在のセッションで作成および保存されます。
  6. 注意 : Split-Join が依存するリソースは、Split-Join を起動する前に存在する必要があります。
  7. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

Split-Join の編集

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. Split-Join の検索」の説明に従って、Split-Join を検索します。
  3. Split-Join の名前をクリックします。
  4. [Split-Join の表示 - コンフィグレーション] ページに、表 9-3 に示す情報が表示されます。

    表 9-3 Split-Join の詳細 
    プロパティ
    説明
    最終変更者
    この Split-Join を作成したか、コンフィグレーションにインポートしたユーザ。
    最終変更日
    ユーザがこの Split-Join を作成したか、コンフィグレーションにインポートした日時。このリソースの変更履歴を表示するには、日時のリンクをクリックします。「[変更履歴の表示] ページ」を参照してください。
    参照先
    この Split-Join が参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    参照元
    この Split-Join を参照するオブジェクトの数。該当する参照がある場合は、数字のリンクをクリックするとオブジェクトのリストが表示される。「リソースへの参照の表示」を参照してください。
    説明
    この Split-Join の説明 (説明が存在する場合)。

  5. 以下の Split-Join 操作設定を行うことができます。
  6. 表 9-4 Split-Join 操作設定
    プロパティ
    説明
    ログ
    Split-Join のログ情報を取得するには、[ログの有効化] を選択し、取得するロギング レベルを選択します。
    実行トレース
    ランタイム トレースを有効にするには、[有効] を選択します。

  7. [更新] をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。
  8. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

Split-Join の削除

  1. セッションの作成または編集をまだ行っていない場合は、[作成] をクリックして新しいセッションを作成するか、[編集] をクリックして既存のセッションに入ります。「Change Center の使用」を参照してください。
  2. [リソース ブラウザ|Split-Join] を選択して、[Split-Join の概要] ページを開きます。
  3. 削除する Split-Join の [オプション] フィールドにある [削除] アイコン をクリックします。Split-Join は現在のセッションで削除されます。他のリソースがこのリソースを参照している場合、削除の警告アイコン が表示されます。 リソースを削除することはできますが、確認のための警告が出されます。これにより、削除対象リソースへの未解決の参照が原因で、衝突が発生する可能性があります。
  4. セッションを終了してコンフィグレーションをランタイムにデプロイするには、[Change Center] の [アクティブ化] をクリックします。

  ページの先頭       前  次