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Workshop for WebLogic 用 Oracle Service Bus プラグインの使用
ユーザ インタフェース リファレンス
このセクションでは、Oracle Service Bus プラグインにあるすべてのビュー、ダイアログ、ウィザードおよびその他のユーザ インタフェース オブジェクトについて説明します。
アラート
以下のページでは、アラートの管理を行うことができます。
アラート送り先エディタ
アラート送り先は、Oracle Service Bus のアラート通知用の送り先アドレスです。このページを使用して、アラート送り先リソースをコンフィグレーションします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「アラート送り先 」を参照してください。
[
SNMP トラップ ] を指定すると、アラートは SNMP トラップとして送信され、サードパーティのエンタープライズ管理システム (EMS) で処理できます。
[
レポート ] を指定すると、アラートは Oracle Service Bus の [レポート] モジュールに送信され、カスタム レポート プロバイダを使用して取得できます。カスタム レポート プロバイダは、Oracle Service Bus でレポート API プロバイダを使用して開発できます。これにより、カスタム Java コードを使用して、サードパーティがアラートを受信および処理できます。
[アラート送り先の編集] ページで作業を続けます。アラート送り先に電子メールおよび JMS 受信者を追加するには、[追加 ] をクリックします。以下を参照してください。
詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「電子メールおよび JMS 受信者の追加 」を参照してください。
[電子メール受信者の編集] ページ
このページを使用して、電子メール経由で (つまり、電子メール転送を使用して) 送信するアラートの送り先対象をコンフィグレーションします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「電子メール受信者の追加 」を参照してください。
電子メール受信者を
mailto:username@hostname
の形式で入力します。
ユーザ名とホスト名の組み合わせをカンマ区切りリストの形式で入力すると、複数の電子メール受信者を指定できます。たとえば、
mailto:username@hostname
[,username_1@hostname_1]...[,username_n@hostname_n]
のように入力します。
最初のメール受信者に限り、先頭に「
mailto:
」というテキストを付ける必要があります。ただし、これはオプションで、省略した場合はコードによって追加されます。
送信電子メール用の SMTP サーバの名前を選択します。このフィールドは、次の [
メール セッション ] フィールドを選択する場合には必要ありません。この 2 つのフィールドは互いに排他的です。両方をコンフィグレーションするとエラーになります。
使用できるメール セッションを選択します。このフィールドは、前の [
SMTP サーバ ] フィールドを選択した場合には必要ありません。この 2 つのフィールドは互いに排他的です。両方をコンフィグレーションするとエラーになります。
アラート通知対象の送信者の名前を指定します。このフィールドは省略可能です。
有効な電子メール アドレスを指定します。[
送信元の名前 ] フィールドに値を指定した場合、このフィールドは必須です。
返信先の名前を指定します。このフィールドは省略可能です。
返信が送信される電子メール アドレスを指定します。[
返信先の名前 ] フィールドに値を指定した場合、このフィールドは必須です。
タイムアウトまでに接続がサーバからの応答を待つ秒数を入力します。デフォルト値は
0
です。
文字セット エンコーディングの値を入力します。デフォルトのエンコーディング値は、
iso-8859-1
です。
[編集 JMS 送り先] ページ
このページを使用して、JMS 経由で (つまり、JMS 転送を使用して) 送信するアラートの送り先対象をコンフィグレーションします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「JMS 受信者の追加 」を参照してください。
JMS 送り先のURI を次の形式で入力します。
jms://host:port/factoryJndiName/destJndiName
文字セット エンコーディングの値を入力します。デフォルトのエンコーディング値は、
iso-8859-1
です。
ビジネス サービスのコンフィグレーション
[新しいビジネス サービス] ウィザードで、新しいビジネス サービスを作成およびコンフィグレーションします。これらの設定は、ビジネス サービス エディタで表示および変更できます。いくつかの例外を除き、コンフィグレーション オプションは、ウィザードとエディタで同じであるため、まとめて説明します。ウィザードとエディタのビジネス サービスのコンフィグレーション ページは以下のとおりです。
ビジネス サービスの [全般的なコンフィグレーション] ページ
ビジネス サービスの [全般的なコンフィグレーション] ページを使用して、ビジネス サービスの全般的なコンフィグレーション設定を指定します。このページは、[新しいビジネス サービス] ウィザードとビジネス サービス エディタの両方で表示されます。ウィザードまたはエディタのどちらを使用しているかによってオプションが異なります。それぞれのオプションを以下に示します。
[新しいビジネス サービス] ウィザードのオプション
次の表に、ウィザードのオプションを示します。
サービスの種類 - 新しいサービスの作成 (ウィザードのみ)
サービス タイプでは、そのサービスで交換されるメッセージのタイプとパッケージが決定されます。作成するビジネス サービスの種類を選択します。
WSDL に基づいてビジネス サービスを作成する場合は、このオプションを選択します。その後、該当のパス (
myProject/myFolder
/
myWSDL
) で修飾された WSDL 名を入力します。または、[
参照 ] をクリックし、WSDL リソースを選択します。
[
(ポートまたはバインディング) ] - (WSDL で定義されている) ポートの名前を入力して、実際の転送アドレスを記述するか、または、(WSDL で定義されている) バインディングの名前を入力して、転送アドレスにマップします。上述の [
参照 ] を使用して WSDL を選択した場合は、[
WSDL 定義の選択 ] ダイアログに WSDL で定義されたポートまたはバインディングが一覧表示されます。このページでポートまたはバインディングを選択すると、選択した名前が [
(port or binding) ] フィールドに表示されます。
EJB 転送を使用するサービスを作成するには、このオプションを選択します。
コンテンツ タイプが異なるメッセージを交換するサービスを作成するには、このオプションを選択します。このようなメッセージ交換は、要求/応答または一方向にすることができます。HTTP 転送用の HTTPの「GET」オプション付きで使用された場合は、要求のない応答になる可能性があります。Web サービスとは異なり、要求と応答のコンテンツ タイプは同じでなくてもかまいません。
明示的に定義された具象インタフェースを持たない SOAP サービスを作成する場合は、このオプションを選択します。
ドロップダウン リストから [
SOAP 1.1 ] または [
SOAP 1.2 ] を選択し、使用する SOAP バージョンを指定します。
明示的に定義された具象インタフェースを持たない XML サービスを作成する場合は、このオプションを選択します。
HTTP GET に対応しているサービスの種類はは、メッセージング サービスと任意の XML サービスに限られます。
別のサービスに基づいてサービスを作成するには、以下のオプションのいずれかを選択します。
既存のビジネス サービスのクローンを作成する場合は、このオプションを選択します。
パス (
プロジェクト/フォルダ
) とビジネス サービスの名前を入力するか、[
参照 ] をクリックしてサービスを選択します。
Oracle Service Bus では複数のサービスに同じ URI を設定できないため、クローン サービスの URI を変更する必要がある。
既存のプロキシ サービスに基づいてビジネス サービスを作成するには、このオプションを選択します。
パス (
プロジェクト/フォルダ
) とプロキシ サービスの名前を入力するか、[
参照 ] をクリックしてサービスを選択します。
Oracle Service Bus では複数のサービスに同じ URI を設定できないため、クローン サービスの URI を変更する必要がある。
ビジネス サービス エディタのオプション
次の表に、エディタのオプションを示します。
このオプションは、ビジネス サービスのサービスの種類を示します。特定のサービスの種類の、特定のプロパティのみ変更できます。
WSDL Web サービス - 同じ WSDL を基にして異なるポートまたはバインディングを入力 (または [参照 ] をクリックして選択) できます。異なる WSDL を指定することもできます。この場合、効率的に新しいサービスを作成できます。ただし、新しいサービスとしてコンフィグレーションする必要があります。
転送型付きのサービス - このオプションは変更できません。
メッセージング サービス - このオプションは変更できません。
任意の SOAP サービス - SOAP バージョン (SOAP 1.1 または SOAP 1.2) を変更できます。
任意の XML サービス - このオプションは変更できません。
ビジネス サービスの [メッセージの種類のコンフィグレーション] ページ
ビジネス サービスの [メッセージの種類のコンフィグレーション] ページを使用して、メッセージ サービスの型を持つビジネス サービスのメッセージ タイプをコンフィグレーションします。このページは、[新しい ビジネス サービス] ウィザードとビジネス サービス エディタの両方で表示されます。
メッセージング サービス用のバインディング定義は、交換されるメッセージのコンテンツ タイプのコンフィグレーションで構成されています。応答のコンテンツ タイプは、要求のコンテンツ タイプと同じである必要はありません。そのため、応答は個別にコンフィグレーションされます (たとえば、サービスで MFL メッセージを受信し、XML の受信確認を返すことも可能です)。
注意 :
メッセージング サービスの型を持つ電子メール、ファイル、FTP、または SFTP 転送ビジネス サービスは、一方向のメッセージのみ をサポートしており、[応答メッセージの種類 ] は [なし ] である必要があります。[なし ] 以外のオプションを選択すると、ファイル、FTP、または SFTP プロトコルを [転送コンフィグレーション] ページで使用できません。
[なし ] - 要求メッセージがない場合 (HTTP GET など) は、このオプションを選択します。
[バイナリ ] - メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、このオプションを選択します。
[テキスト ] - メッセージをテキストのみに制限する場合は、このオプションを選択します。
[MFL ] - メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。MFL ファイル名 (そのパスで修飾されている) を入力するか、または、[参照 ] をクリックして、ファイルを選択します。
コンフィグレーションできる MFL ファイルは 1 つに限られます。
注意 : 複数の MFL ファイルをサポートするには、コンテンツをバイナリまたはテキストとして定義し、メッセージ フローの MFL アクションを使用して XML に変換します。
[XML ] - メッセージが XML ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。XML ファイル名 (そのパスで修飾されている) を入力するか、または、[参照 ] をクリックして、ファイルを選択します。
必要に応じて、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を ([(element or type) ] フィールドで) 宣言して、一部の型情報を指定します。
[なし ] - 応答メッセージがない場合は、このオプションを選択します。
[バイナリ ] - メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、このオプションを選択します。
[テキスト ] - メッセージをテキストのみに制限する場合は、このオプションを選択します。
[MFL ] - メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。MFL ファイル名 (そのパスで修飾されている) を入力するか、または、[参照 ] をクリックして、ファイルを選択します。
コンフィグレーションできる MFL ファイルは 1 つに限られます。
注意 : 複数の MFL ファイルをサポートするには、コンテンツをバイナリまたはテキストとして定義し、メッセージ フローの MFL アクションを使用して XML に変換します。
[XML ] - メッセージが XML ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。XML ファイル名 (そのパスで修飾されている) を入力するか、または、[参照 ] をクリックして、ファイルを選択します。
必要に応じて、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を ([(element or type) ] フィールドで) 宣言して、一部の型情報を指定します。
ビジネス サービスの [サービス ポリシー コンフィグレーション] ページ
ビジネス サービスの [サービス ポリシー コンフィグレーション] ページを使用して、プロキシ サービスのサービス ポリシー設定をコンフィグレーションします。このページは、[新しい ビジネス サービス] ウィザードとビジネス サービス エディタの両方で表示されます。
サービス ポリシーが、サービスの基盤となる WSDL に関連付けられている場合は、このオプションを選択します。
サービスレベル ポリシー、操作レベル ポリシー (この場合、ポリシーは要求メッセージおよび応答メッセージの両方に適用される)、要求ポリシー、および応答ポリシーを直接追加するには、このオプションを選択します。
サービス ポリシーのコンフィグレーションの詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「
Web サービスのメッセージレベルでのセキュリティのコンフィグレーション 」を参照してください。
ビジネス サービスの [SOAP バインディング コンフィグレーション] ページ
ビジネス サービスの [SOAP バインディング コンフィグレーション] ページを使用して、WSDL に基づくビジネス サービスの SOAP バインディングをコンフィグレーションします。このページは、[新しい ビジネス サービス] ウィザードとビジネス サービス エディタの両方で表示されます。
Web Services Interoperability Organization で定義された Basic Profile にサービスを準拠させるかどうかを指定する場合は、[WS-I 準拠の適用 ] チェックボックスを選択または選択解除します。このオプションが有効になるのは、SOAP 1.1 サービスの場合に限られます。
サービスを WS-I 準拠として指定すると、サービス間で送受信されるメッセージの確認が行われます。
ビジネス サービスの [転送コンフィグレーション] ページ
[ビジネス サービス転送コンフィグレーション] ページを使用して、サービスの転送プロトコルを選択、レビュー、または変更して、一般転送のコンフィグレーション設定を設定、レビュー、または変更します。このページは、[新しい ビジネス サービス] ウィザードとビジネス サービス エディタの両方で表示されます。
発信転送レベルのセキュリティは、Oracle Service Bus のプロキシ サービスとビジネス サービスの間の接続に適用されます。転送レベルのセキュリティに関する詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「転送レベルのセキュリティのコンフィグレーション 」を参照してください。
リストから転送プロトコルを選択します。使用可能なプロトコルは、サービスの種類によって異なります。
WSDL Web サービス : bpel-10g、dsp、http、jca、jms、jpd、sb、ws
転送型付きのサービス : ejb、flow
メッセージング サービス : email、file、ftp、http、jms、mq (使用可能な場合)、sftp、tuxedo
任意の SOAP サービス : dsp、http、jms、jpd、sb
任意の XML サービス : dsp、email、file、ftp、http、jms、jpd、mq (使用可能な場合)、sb、sftp、tuxedo
次のいずれかのロード バランシング アルゴリズムを選択します。
上記の [
プロトコル ] フィールドで選択した転送プロトコルに基づく形式でエンドポイント URL を入力します。形式は次のようになります。
bpel-10g - protocol://host[:port] [/protocol-path]/domain/process[/version[/partnerlink/role]]
角括弧内に省略可能な URI 要素を示します。詳細については、『Oracle BPEL Process Manager ユーザーズ ガイド 』を参照してください。
dsp - t3://dsp-ip-address:port/dsp-app-name
ejb - ejb:provider:jndiname
この URI で、provider
は JNDI プロバイダ リソース名、JNDIname
は EJB に対する JNDI サーバの JNDI 名です。
JNDI プロバイダが同じサーバに配置されている場合、JNDI プロバイダを指定する必要はありません。この場合の URI は ejb::jndiname
となります。
email - mailto:foo@bar.com
file - file:///root-dir/dir1
ftp - ftp://hostname:port/directory
http - http://host:port/someService
HTTP 転送では HTTP
エンドポイントと HTTPS
エンドポイントの両方がサポートされます。
jca - jca://<resource_adapter_jndi>
jms - jms://host:port[,host:port]*/factoryJndiName/destJndiName
JMS 送り先を複数のサーバにするには、次の URI 形式を使用します。jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName
クラスタで : JMS URI にあるホスト名は、WebLogic Server にコンフィグレーションされているのでクラスタ サーバのホスト名と正確に一致する必要があります。
jpd - jpd:[<provider>]:<jpd_uri>
provider
(省略可能) は、WLI JNDI プロバイダ リソースに対応する JNDI プロバイダの名前です。省略した場合、ローカル サーバの JNDI プロバイダが使用されます。
<jpd uri>
は、WLI サーバ上の JPD の相対 URL になります。たとえば、processes.Process.jpd
が SampleApp Web プロジェクトにある場合、JPD の相対 URL は /SampleApp/processes/Process.jpd
となります。
mq - mq://local-queue-name?conn=mq-connection-resource-ref
local-queue-name
は、ビジネス サービスがメッセージを読み取る MQ キューの名前です。
mq-connection-resource-ref
は、MQ 接続リソースの名前とパス (プロジェクト/フォルダ) です。たとえば、default/my_MQconnection
。
注意 :
エンドポイント URI にはスペースは使用できないので、MQ 接続リソースまたはプロジェクト/フォルダを作成するときスペースを入れないでください。
Oracle Service Bus に MQ 転送を利用できるようにするには、『MQ 転送ユーザーズ ガイド 』を参照してください。
sb - sb://<jndi_provider_name/>service_name
jndi_provider_name
(省略可能) は、Oracle Service Bus JNDI プロバイダ リソースの名前。省略すると、デフォルトのコンテキストが使用されます。
service_name
は、ターゲット サービスであり、リモート プロキシ サービス URI に対応します。
sftp - sftp://hostname:port/directory
tuxedo - tuxedo:resourcename/remotename
tuxedo-queue:sendQSpace/sendQName[/[rcvQspace:]rvcQname][/failureQname]
URI に含まれる resourcename
は WTC インポート名に対応し、remotename
はリモート Tuxedo ドメインによりエクスポートされたサービス名に対応します。resourcename
は必須で remotename
は省略可能です。
複数の URI が指定されている場合、エンドポイントにはユニークなリソース名を付ける必要があります。リモート名が指定されていない場合は、その値がリソース名の値になります。リモート名が入力されていない、またはリモート名およびリソース名が同じである場合は、1 つの URI のみを使用できます。この場合、リソース名とリモート名は同じ値になります。これにより、既に定義された WTC インポートでロードバランシングおよびフェイルオーバを使用できるようになります。詳細については、『Tuxedo の相互運用性ソリューション 』を参照してください。
ws - http://host:port/someService
注意 :
Oracle Service Bus では、同じビジネス サービス内でエンドポイント URI の重複はサポートされなくなりました。
[
追加 ] をクリックして、1 つまたは複数の URI を追加します。実行時に、[
ロード バランシング アルゴリズム ] フィールドで選択したロード バランシング アルゴリズムに基づいて URL が選択されます。
[
ロード バランシング アルゴリズム ] フィールドで [
ランダムな重みベース ] を選択した場合は、[
エンドポイント URI ] フィールドに重みを入力することもできます。デフォルト値は
1
です。
複数のエンドポイントを定義している場合に、[
ロード バランシング アルゴリズム ] フィールドで [
なし ] を選択すると、エンドポイントの順序が重要になります。
上向き 矢印と
下向き 矢印を使用して、エンドポイントの順序を変更することができます。
Oracle Service Bus では、同じビジネス サービス内でエンドポイント URI の重複はサポートされなくなりました。
発信要求を送信する際の配信の失敗に備えて、各 URL エンドポイントの再試行回数 (フェイルオーバー試行回数) を指定します。
たとえば、ビジネス サービスに URI (U1) を 1 つコンフィグレーションし、再試行回数を 3 に設定したとします。最初の試行で U1 が失敗すると、システムは U1 エンドポイントにさらに 3 回試行します。
ビジネス サービスに 2 つの URI (U1 と U2) をコンフィグレーションし、再試行回数を 3 に設定した場合は、最初の試行 (たとえば U1) が失敗すると、システムは次の URI (U2) を試行 (フェイルオーバー) します。また失敗すると、システムはさらに 2 回 (U1 と U2 を 1 回ずつ) 試行します。
リストのすべてのエンドポイント URI を繰り返すまでのシステムの休止を秒単位で指定します。
たとえば、ビジネス サービスに 2 つの URI (U1 と U2) をコンフィグレーションし、再試行回数を 2 で、再試行間隔を 5 秒に設定したとします。最初の試行 (U1) が失敗すると、システムはただちに U2 を試行します。U2 も失敗すると、5 秒後にもう一度 U1 を試行します。
発信要求を送信する際の配信の失敗に備えて、アプリケーション エラー (SOAP エラーなど) に基づいてエンドポイント URL を再試行するかどうかを指定します。
[ビジネス サービス - メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページ
[ビジネス サービス - メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページを使用して、ビジネス サービスから送信される発信メッセージを Oracle Service Bus でエンコードする方法、および発信応答メッセージの添付ファイルのコンテンツをメモリにバッファせずに Oracle Service Bus でその添付ファイルをストリーミングする必要があるかどうかを指定します。
このページを使用して、ビジネス サービスによる MTOM/XOP 形式での発信メッセージのエンコードを可能にすることができます。SOAP Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) は、バイナリ データを Web サービスとの間で送受信する方法です。MTOM では、XML-binary Optimized Packaging (XOP) を使用してバイナリ データを転送します。
このページを使用して、ビジネス サービスで発信応答メッセージ内の添付ファイルをディスク ファイルに格納し、添付ファイルのコンテンツをメモリにバッファリングせずにストリーミング形式でデータを処理することもできます。これにより、ビジネス サービスで、大きな添付ファイルを堅牢かつ効率的に処理できます。
Oracle Service Bus では、次の転送を使用した XOP/MTOM がサポートされます。
[
使用可能 ] チェック ボックスを選択すると、ビジネス サービスで発信メッセージを MTOM/XOP 形式でエンコードできます。このオプションは、前のリリースのコンフィグレーションに基づくインポートされたビジネス サービスに対しては無効になります。
[XOP/MTOM サポート] が有効になっている場合は、$header および $body メッセージ コンテキスト変数のバイナリ データを処理する方法を次のオプションから選択します。
[参照によるバイナリ データを含む ] : (デフォルト) 発信応答メッセージで、$body メッセージ コンテキスト変数の設定時に xop:Include 要素を ctx:binary-content 要素で置換します。
値によるバイナリ データを含む : 発信応答メッセージでの $body メッセージ コンテキスト変数の設定時に、xop:Include 要素を base64 エンコード テキスト バージョンの対応するバイナリ データに置き換えます。
[XOP/MTOM サポート] がビジネス サービスに対して有効になっている場合は、すべての発信メッセージが MTOM 形式である必要はありません。代わりに、この設定はビジネス サービスが MTOM ペイロードを処理できることを指定します。
Oracle Service Bus では MTOM と SwA の組み合わせがサポートされないため、Oracle Service Bus が発信要求をビジネス サービスにディスパッチしようとした場合、およびビジネス サービスで MTOM と XOP の両方が有効で、$attachments メッセージ コンテキスト変数が null でない場合は、システムによってランタイム エラーが発行されます。
Oracle Service Bus では、HTTP/S 転送を使用した MIME 添付ファイルのストリーミングがサポートされます。
[
添付ファイルのディスクへのページング ] チェック ボックスを選択すると、ビジネス サービスが発信応答メッセージ内の添付ファイルをストリーミングできます。
[XOP/MTOM サポート] を有効にした場合、[添付ファイル] オプションは、[XOP/MTOM サポート] で [
参照によるバイナリ データを含む ] オプションを選択した場合にのみ使用できます。添付ファイルを含むペイロードは RFC 822 に準拠している必要もあります。具体的には、インターネット ヘッダを含む行は、CRLF (復帰改行) で終了する必要があります。
プロキシ サービスのコンフィグレーション
[新しいプロキシ サービス] ウィザードで、新しいプロキシ サービスを作成およびコンフィグレーションします。これらの設定は、プロキシ サービス エディタで表示および変更できます。いくつかの例外を除き、コンフィグレーション オプションは、ウィザードとエディタで同じであるため、まとめて説明します。ウィザードとエディタのビジネス サービスのコンフィグレーション ページは以下のとおりです。
プロキシ サービスの [全般的なコンフィグレーション] ページ
プロキシ サービスの [全般的なコンフィグレーション] ページを使用して、プロキシ サービスの全般的なコンフィグレーション プロパティを設定または変更します。このページは、[新しいプロキシ サービス] ウィザードおよびプロキシ サービス エディタの両方に表示されます。ただし、以下に示すように、ウィザードまたはエディタのどちらを使用しているかによってオプションが異なります。
[新しいプロキシ サービス] ウィザードのオプション
次の表に、ウィザードのオプションを示します。
作成するプロキシ サービスの種類を選択します。種類については以下で説明します。
WSDL に基づいてプロキシ サービスを作成する場合は、このオプションを選択します。その後、該当のパス (
myProject/myFolder
/
myWSDL
など) で修飾された WSDL 名を入力します。または、[
参照 ] をクリックし、WSDL リソースを選択します。
(ポートまたはバインディング) - (WSDL で定義されている) ポートの名前を入力して、実際の転送アドレスを記述するか、または、(WSDL で定義されている) バインディングの名前を入力して、転送アドレスにマップします。[
参照 ] を使用して WSDL を選択すると、[
WSDL 定義の選択 ] ダイアログに、定義されているポートとバインディングが表示されます。
注意 :
操作に [SOAP 本体の種類] を使用する場合は、WSDL に同じ入力メッセージで 2 つの操作がないことを確認してください。[SOAP 本体の種類] 操作は、入力メッセージを調べてユニークに識別することはできません。
あるデータ タイプのメッセージを受信し、別のデータ タイプのメッセージで応答できるサービスを作成する場合は、このオプションを選択します。このようなメッセージ交換は、要求/応答または一方向にすることができます。
(HTTP GET をサポートしているサービス タイプは、[任意の XML サービス] と [メッセージング サービス] のみです。)
明示的に定義された具象インタフェースを持たない SOAP サービスを作成する場合は、このオプションを選択します。
ドロップダウン リストから [
SOAP 1.1 ] または [
SOAP 1.2 ] を選択し、使用する SOAP バージョンを指定します。
明示的に定義された具象インタフェースを持たない XML サービスを作成する場合は、このオプションを選択します。
(HTTP GET をサポートしているサービス タイプは、[任意の XML サービス] と [メッセージング サービス] のみです。)
別のサービスに基づいてサービスを作成するには、以下のオプションのいずれかを選択します。
注意 :
プロキシ サービスが別のサービスから作成された場合、アラート ルールは以下のように管理されます。
プロキシ サービスがビジネス サービスから、またはビジネス サービスがプロキシ サービスから作成された場合、アラート ルール (ある場合) は削除されます。
プロキシ サービスが別のプロキシ サービスから、またはビジネス サービスが別のビジネス サービスから作成された場合、アラート ルール (ある場合) は保持されます。
選択したビジネス サービスにルーティングするルート ノードを備えたプロキシ サービスを作成する場合は、このオプションを選択します。転送タイプのビジネス サービスからプロキシ サービスを作成することはできません。DSP 転送ビジネス サービスからプロキシ サービスを作成した場合、プロキシ サービスでは DSP 転送を使用できないため、Oracle Service Bus は、プロキシ サービスの転送の種類を HTTP に切り替えます。プロキシ サービスの転送の種類を、その他の使用可能な転送に変更することができます。
パス (
プロジェクト/フォルダ
) とビジネス サービスの名前を入力するか、[
参照 ] をクリックしてサービスを選択します。
既存のプロキシ サービスのクローンを作成する場合は、このオプションを選択します。パス (
プロジェクト/フォルダ
) とビジネス サービスの名前を入力するか、[
参照 ] をクリックしてサービスを選択します。
Oracle Service Bus では複数のサービスに同じ URI を設定できないため、クローン サービスの URI を変更する必要がある。
プロキシ サービス エディタのオプション
次の表に、エディタのオプションを示します。
このオプションはプロキシ サービスのサービスの種類を示します。特定のサービスの種類の、特定のプロパティのみ変更できます。
WSDL Web サービス - 同じ WSDL を基にして異なるポートまたはバインディングを入力 (または [参照 ] をクリックして選択) できます。異なる WSDL を指定することもできます。この場合、効率的に新しいサービスを作成できます。ただし、新しいサービスとしてコンフィグレーションする必要があります。
転送型付きのサービス - このオプションは変更できません。
メッセージング サービス - このオプションは変更できません。
任意の SOAP サービス - SOAP バージョン (SOAP 1.1 または SOAP 1.2) を変更できます。
任意の XML サービス - このオプションは変更できません。
プロキシ サービスの [メッセージ レベル セキュリティ コンフィグレーション] ページ
プロキシ サービスの [メッセージ レベル セキュリティ コンフィグレーション] ページを使用して、プロキシ サービスのメッセージレベルのセキュリティをコンフィグレーションします。 このページは、[新しいプロキシ サービス] ウィザードおよびプロキシ サービス エディタの両方で表示されます。
メッセージ レベルのカスタム トークン、およびメッセージ レベルのユーザ名とパスワードが以下のバインディング タイプのプロキシ サービスでサポートされます。
WSDL-SOAP
WSDL-XML
抽象 SOAP
抽象 XML
混合 - XML (要求内)
混合 - MFL (要求内)
カスタム ユーザ名/パスワードとカスタム トークンのコンフィグレーションは、ほぼ同じです。どちらの場合も、Oracle Service Bus で必要な情報を検索できるようにするための XPath 式を指定します。これらの XPath 式のルートは以下のとおりです。
サービスのバインディングが AnySOAP または WSDL-SOAP の場合は、soap-env:Envelope/soap-env:Header
を使用します。
サービスのバインディングが SOAP ベースでない場合は、soap-env:Body
を使用します。
すべての XPath 式は有効な XPath 2.0 形式である必要があります。使用するネームスペースを XPath 式で宣言するには、次のような XPath の "declare namespace" 構文を使用します。
declare namespace ns='http://webservices.mycompany.com/MyExampleService';)
サービスによって使用されるサービス キー プロバイダの名前です。
パス (
プロジェクト/フォルダ
) とサービス キー プロバイダの名前を入力するか、[
参照 ] をクリックしてサービス キー プロバイダを選択します。
サービス キー プロバイダは、以下のような特定の場合にのみ必要となります。
双方向の発信 TLS/SSL で、クライアント証明書認証を必要とする HTTPS サービスに対してプロキシ サービスからメッセージをルーティングする場合。
一部の Web サービス セキュリティのシナリオ (プロキシ サービスでメッセージの暗号化を必要とする場合など)。
Web サービス セキュリティ対応のプロキシ サービスを追加するには、WS-Policy が付加された WSDL (ポートまたはバインディング) からプロキシ サービスを作成する必要があります。
[なし ] - サービスでカスタム認証を使用しない場合。
[カスタム ユーザ名とパスワード ] - サービスで、Path 式によって指定されたカスタム名とパスワードを使用する場合。
[カスタム トークン ] - サービスでカスタム トークンを使用する場合。
カスタム ユーザ名とパスワード - ユーザ名 XPath
XPath 式は、必要に応じて、メッセージ ヘッダまたはペイロードに対して評価されます。これにより、Oracle Service Bus がカスタム認証用のユーザ名を取得できます。
カスタム ユーザ名とパスワード - ユーザ パスワード XPath
XPath 式は、必要に応じて、メッセージ ヘッダまたはペイロードに対して評価されます。これにより、Oracle Service Bus がカスタム認証用のパスワード値を取得できます。
カスタム トークンの種類を入力します。WebLogic Server ID アサーション プロバイダ用にコンフィグレーションされたアクティブ トークン タイプのみを使用できます。
カスタム トークンのパスを指定する XPath 式です。Oracle Service Bus は、必要に応じて、メッセージ ヘッダまたはペイロードに対して [トークン XPath] 式を評価して、カスタム認証用のトークンを取得します。
式を作成または編集するには、
<XPath> (定義済みの場合は、式のフラグメント
) をクリックして、
XPath 式エディタ を表示します。
カスタム ユーザ名とパスワード - コンテキスト プロパティ
(オプション) 1 つまたは複数のコンテキスト プロパティを指定して、認証 ([カスタム ユーザ名とパスワード]) または ID アサーション ([カスタム トークン]) セキュリティ プロバイダに追加コンテキスト情報を渡します。
[コンテキスト プロパティ] は、WebLogic Security Framework に追加情報を渡して、セキュリティ プロバイダがコンテキスト情報を取得できるようにする手段 (
ContextHandler
インタフェース) を提供します。詳細については、「
メッセージレベル認証用の追加のコンテキスト プロパティ 」を参照してください。
[
プロパティ名 ] をリテラル文字列で入力し、[
値セレクタ ] に有効な XPath 式を入力します。XPath 式にリテラル文字列を使用することも可能です。
XPath 式は、カスタム トークンまたはカスタム ユーザ名/パスワードで使用されているのと同じメッセージ部に対して評価されます。つまり、[
値セレクタ ] XPath 式は、SOAP ベースのプロキシ サービスの場合はヘッダに関して評価され、非 SOAP ベースのプロキシ サービスの場合はペイロードに関して評価されます。
XPath 式は、実行時に評価され、プロパティの値を生成します。ContextHandler は名前と値のリストであるため、セキュリティ プロバイダが検索対象の名前を認識している必要があります。そのため、セキュリティ プロバイダがこれらのユーザ定義プロパティのいずれかの値を要求した場合にのみ XPath 式は評価されます。
[
プロパティを追加 ] をクリックして、このコンテキスト プロパティを追加します。複数のコンテキスト プロパティを追加することができます。
プロキシ サービスの [メッセージの種類のコンフィグレーション] ページ
プロキシ サービスの [メッセージの種類のコンフィグレーション] ページを使用して、メッセージ サービスの型を持つプロキシ サービスのメッセージ タイプをコンフィグレーションします。このページは、[新しいプロキシ サービス] ウィザードおよびプロキシ サービス エディタの両方で表示されます。
メッセージング サービス用のバインディング定義は、交換されるメッセージのコンテンツ タイプのコンフィグレーションで構成されています。応答のコンテンツ タイプは、要求のコンテンツ タイプと同じである必要はありません。そのため、応答は個別にコンフィグレーションされます (たとえば、サービスで MFL メッセージを受信し、XML の受信確認を返すことも可能です)。
注意 :
メッセージング サービスの型を持つ電子メール、ファイル、FTP、または SFTP 転送プロキシ サービスは、一方向のメッセージのみ をサポートしており、[応答メッセージの種類 ] は [なし ] である必要があります。[なし ] 以外のオプションを選択すると、電子メール、ファイル、FTP、または SFTP プロトコルを [転送コンフィグレーション] ページで使用できません。
[なし ] - 要求メッセージがない場合は、このオプションを選択します。
[バイナリ ] - メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、このオプションを選択します。
[テキスト ] - メッセージをテキストのみに制限する場合は、このオプションを選択します。
[MFL ] - メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。MFL ファイル名 (そのパスで修飾されている) を入力するか、または、[参照 ] をクリックして、ファイルを選択します。
コンフィグレーションできる MFL ファイルは 1 つに限られます。
注意 : 複数の MFL ファイルをサポートするには、コンテンツをバイナリまたはテキストとして定義し、メッセージ フローの MFL アクションを使用して XML に変換します。
[XML ] - メッセージが XML ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。XML ファイル名 (そのパスで修飾されている) を入力するか、または、[参照 ] をクリックして、ファイルを選択します。
必要に応じて、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を ([(element or type) ] フィールドで) 宣言して、一部の型情報を指定します。
[なし ] - 応答メッセージがない場合は、このオプションを選択します。
[バイナリ ] - メッセージのコンテンツ タイプが不明か、重要でない場合は、このオプションを選択します。
[テキスト ] - メッセージをテキストのみに制限する場合は、このオプションを選択します。
[MFL ] - メッセージが MFL 定義に準拠したバイナリ ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。MFL ファイル名 (そのパスで修飾されている) を入力するか、または、[参照 ] をクリックして、ファイルを選択します。
コンフィグレーションできる MFL ファイルは 1 つに限られます。
注意 : 複数の MFL ファイルをサポートするには、コンテンツをバイナリまたはテキストとして定義し、メッセージ フローの MFL アクションを使用して XML に変換します。
[XML ] - メッセージが XML ドキュメントの場合は、このオプションを選択します。XML ファイル名 (そのパスで修飾されている) を入力するか、または、[参照 ] をクリックして、ファイルを選択します。
必要に応じて、交換される XML ドキュメントの XML スキーマ型を ([(element or type) ] フィールドで) 宣言して、一部の型情報を指定します。
プロキシ サービスの [操作選択コンフィグレーション] ページ
プロキシ サービスの [操作選択コンフィグレーション] ページでは、WS-I 準拠を実行して (SOAP 1.1 サービスのみ)、使用する選択アルゴリズムを選び、このプロキシ サービスが呼び出す操作を決定します。このオプションは、WSDL に基づいて定義された SOAP サービスまたは XML サービスでのみ使用できます。
WSDL 仕様では、受信する SOAP メッセージのタイプに基づいて呼び出す操作を計算するデフォルトのアルゴリズムが定義されています。ただし、その他の手段に基づいて操作を選択しなければならない場合もあります (パフォーマンスや、署名および暗号化に問題があったり、デフォルトのアルゴリズムが使用できない場合など)。
Oracle Service Bus には、アルゴリズムが追加で用意されています。これらはそれぞれ同じパターンに従っており、式の評価に基づいて値を取得し、その値を使用して静的なテーブルから対応する操作をルックアップします。
通常、Oracle Service Bus は、受信メッセージが不明なデータで処理を判断できない場合や、データが有効な処理に対応していない場合にも、柔軟に対処します。どちらの場合も、$operation
は空になります。 Oracle Service Bus では、このようなメッセージをすべて拒否するのではなく、コンテキスト内の operation 変数を初期化せずに、メッセージの処理を続行します。
ただし、プロキシ サービスが WSDL ベースで、以下の条件の 1 つ以上が当てはまる場合は、セキュリティ要件が適用されます。
WSDL に WS-Security ポリシーが存在し、プロキシがアクティブな仲介になっています。
プロキシにメッセージ レベルのカスタム認証 (カスタム トークンまたはユーザ名/パスワード) が存在します。
これらの条件に該当する場合、操作選択アルゴリズムが有効な操作名を返すかどうかを確認する実行時チェックが行われます。操作選択アルゴリズムで null または WSDL に存在しない操作が返された場合、メッセージは拒否され、エラーが発生します。
Web Services Interoperability Organization で定義された Basic Profile にサービスを準拠させるかどうかを指定する場合は、チェック ボックスを選択または選択解除します。このオプションが有効になるのは、SOAP 1.1 サービスの場合に限られます。
サービスを WS-I 準拠として指定すると、サービス間で送受信されるメッセージの確認が行われます。
プロキシの場合、プロキシが受信した要求メッセージの確認が行われます。呼び出されるサービス (つまり、プロキシがサービス コールアウト アクションまたはルート ノード経由で呼び出すサービス) の場合、それらのサービスから受信した応答メッセージの確認が行われます。呼び出されるサービスから受信したメッセージを確認するかどうかを決定するのは、呼び出されるサービス側の WS-I 準拠プロパティであり、プロキシ側ではありません。呼び出されるサービスで WS-I 準拠のテストを指定すると、メッセージ フローによって応答エラーの fault が生成されます。
以下のいずれか 1 つを選択し、必要に応じて追加の手順を実行します。
[転送ヘッダ ] - ルックアップ値を含む転送ヘッダを定義する場合は、このアルゴリズムを選択します。次に、以下を実行します。
[ヘッダ名 ] フィールドに、呼び出される操作を選択するときにキーとして使用される値を抽出する転送ヘッダを入力します。
[操作のマッピング ] フィールドの下にある [値 ] フィールドに、各操作の値を指定します。この値が操作のキーとして使用されます。
[SOAP アクション ヘッダ ] - このプロキシ サービスに関連付けられた WSDL から自動的に操作のマッピングが行われるように指定する場合は、このアルゴリズムを選択します。
[WS-Addressing ] - ルックアップ値が SOAP メッセージの SOAP ヘッダ内の WS-Addressing Action
タグに入るように指定するには、このアルゴリズムを選択します。その後で、[操作のマッピング ] フィールドにある [値 ] フィールドに、各操作の値を指定します。この値が操作のキーとして使用されます。
[SOAP ヘッダ ] - SOAP ヘッダに対して評価される XPath 式を定義するには、このアルゴリズムを選択します。これにより、ルックアップ値を取得できるようになります。次に、以下を実行します。
[XPath 式 ] フィールドに、呼び出される操作を選択するときにキーとして使用される値を抽出する XPath 式を指定します。
[操作のマッピング ] フィールドにある [値 ] フィールドに、各操作の値を指定します。この値が操作のキーとして使用されます。
[SOAP 本体のタイプ ] - WSDL 仕様で定義されたデフォルトのアルゴリズムです。受信する SOAP メッセージのタイプに基づいて呼び出す操作が計算されます。
プロキシ サービスをコンフィグレーションする Web サービス セキュリティのパススルー シナリオで本体が暗号化されている場合は、このアルゴリズムを選択することはできません。パススルーの暗号化された SOAP ヘッダについても同様です。
同じ入力メッセージで 2 つの操作のある WSDL の場合、入力メッセージを調べて操作をユニークに識別できないため、このアルゴリズムを操作に選択しないでください。
[ペイロードの種類 ] - WSDL ポートまたは WSDL バインディングに基づいた XML サービスでのみ使用できます。
このオプションは、[
選択アルゴリズム ] オプションが [
転送ヘッダ ] に設定されている場合にのみ使用できます。
呼び出される操作を選択するときにキーとして使用される値を抽出する転送ヘッダを入力します。
このオプションは、[
選択アルゴリズム ] オプションが [
SOAP ヘッダ ] に設定されている場合にのみ使用できます。
呼び出される操作を選択するときにキーとして使用される値を抽出する XPath 式を指定します。
このオプションは、[
選択アルゴリズム ] オプションが [
転送ヘッダ ]、[
WS-Addressing ]、または [
SOAP 本体の種類 ] に設定されている場合にのみ使用できます。
[
値 ] フィールドに、各操作の値を指定します。この値が操作のキーとして使用されます。
[プロキシ サービス - メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページ
[プロキシ サービス - メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページを使用して、プロキシ サービスでメッセージのコンテンツをストリーミングする必要があるかどうか、サービスで受信した要求メッセージをデコードして、送信する応答メッセージをエンコードする方法、および MIME 添付ファイルのコンテンツをメモリにバッファせずにプロキシ サービスでその添付ファイルをストリーミングする必要があるかどうかを指定します。
このページを使用して、プロキシ サービスがメッセージ コンテンツをメモリに格納する代わりにストリーミングできるようにすることができます。該当する場合に、プロキシ サービスが MTOM/XOP 形式で着信メッセージをデコードおよび解析し、MTOM/XOP 形式を使用して応答を送信できるようにすることもできます。SOAP Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) は、バイナリ データを Web サービスとの間で送受信する方法です。MTOM では、XML-binary Optimized Packaging (XOP) を使用してバイナリ データを転送します。
このページを使用して、プロキシ サービスで MIME 添付ファイルのコンテンツをディスク ファイルに格納し、添付ファイルのコンテンツをメモリにバッファリングせずにストリーミング形式でデータを処理することもできます。これにより、プロキシ サービスで、大きな添付ファイルを堅牢かつ効率的に処理できます。
メッセージ コンテンツをメモリに格納せずにストリーミングする場合は、このオプションを選択します。
[
使用可能 ] チェック ボックスを選択し、次の項目を選択します。
中間コンテンツをメモリ ([メモリ バッファ ]) またはディスク ファイル ([ディスク バッファ ]) のいずれにバッファするか。
[圧縮 ] を有効にするかどうか
詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「
body コンテンツのストリーミング 」を参照してください。
Oracle Service Bus では、次の転送を使用した XOP/MTOM がサポートされます。
[
使用可能 ] チェック ボックスを選択して、該当する場合にプロキシ サービスが MTOM/XOP 形式で着信メッセージをデコードおよび解析し、MTOM/XOP 形式を使用して応答を送信できるようにすることもできます。このオプションは、前のリリースのコンフィグレーションに基づくインポートされたプロキシ サービスに対しては無効になります。
[XOP/MTOM サポート] が有効になっている場合は、$header および $body メッセージ コンテキスト変数のバイナリ データを処理する方法を次のオプションから選択します。
[参照によるバイナリ データを含む ] : (デフォルト) 着信要求メッセージで、$header および $body メッセージ コンテキスト変数の設定時に xop:Include 要素を ctx:binary-content 要素で置換します。
値によるバイナリ データを含む : 着信要求メッセージでの $header と $body の各メッセージ コンテキスト変数の設定時に、xop:Include 要素を base64 エンコード テキスト バージョンの対応するバイナリ データに置き換えます。
バイナリ データに直接アクセスする必要がある場合、たとえば Java コールアウトまたは Message Format Language (MFL) 転送にデータを渡す場合は、[値によるバイナリ データを含む] を使用します。
[値によるバイナリ データを含む] は次の場合に使用します。
MTOM と MTOM 以外のサービスの間にブリッジを作成する場合。たとえば、MTOM 対応でないサービスにルーティングされる要求を受信する MTOM 対応のプロキシ サービスについて考えます。このオプションを使用すると、既存の標準に準拠して XML のバイナリ データを base64 エンコード形式で送信できます。
バイナリ データの代わりに base64binary 要素の使用を必要とする XML スキーマに照らしてメッセージのコンテンツを検証する場合
[XOP/MTOM サポート] がプロキシ サービスに対して有効になっている場合は、すべての着信メッセージが MTOM 形式である必要はありません。代わりに、この設定では、MTOM 形式のメッセージが到着したときに、プロキシ サービスでそれを適宜処理する必要があることを指定します。
[XOP/MTOM サポート] が有効になっていないプロキシ サービスが MTOM 形式のメッセージを受信した場合、サービスはメッセージを拒否し、ランタイム エラーを発行することにも注意してください。
Oracle Service Bus では、次の転送を使用した MIME 添付ファイルのストリーミングがサポートされます。
HTTP/S
ローカル (添付ファイルのストリーミングが有効になっている HTTP プロキシを通じてチェーンしている場合)
[
添付ファイルのディスクへのページング ] チェック ボックスを選択すると、プロキシ サービスが MIME 添付ファイルをストリーミングできます。HTTP プロキシ サービスに対して有効になっている場合、オプションはプロキシ サービス着信要求メッセージに適用されます。
[XOP/MTOM サポート] を選択した場合、[添付ファイル] オプションは、[XOP/MTOM サポート] で [
参照によるバイナリ データを含む ] オプションを選択した場合にのみ使用できます。添付ファイルを含むペイロードは RFC 822 に準拠している必要もあります。具体的には、インターネット ヘッダを含む行は、CRLF (復帰改行) で終了する必要があります。
プロキシ サービスの [サービス ポリシー コンフィグレーション] ページ
プロキシ サービスの [サービス ポリシー コンフィグレーション] ページを使用して、プロキシ サービスのサービス ポリシーをコンフィグレーションします。このページは、[新しいプロキシ サービス] ウィザードおよびプロキシ サービス エディタの両方で表示されます。
サービス ポリシーが、サービスの基盤となる WSDL に関連付けられている場合は、このオプションを選択します。
サービスレベル ポリシー、操作レベル ポリシー (この場合、ポリシーは要求メッセージおよび応答メッセージの両方に適用される)、要求ポリシー、および応答ポリシーを直接追加するには、このオプションを選択します。
セキュリティ ポリシーのコンフィグレーションの詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「
Web サービスのメッセージレベルでのセキュリティのコンフィグレーション 」を参照してください。
プロキシ サービスの [SOAP バインディング コンフィグレーション] ページ
このページは、作成しているサービスに操作が含まれている場合にのみ表示されます。このページは、[新しいプロキシ サービス] ウィザードおよびプロキシ サービス エディタの両方で表示されます。
プロキシ サービスの [SOAP バインディング コンフィグレーション] ページでは、WS-I 準拠を実行して (SOAP 1.1 サービスのみ)、使用する選択アルゴリズムを選び、このプロキシ サービスが呼び出す操作を決定します。このオプションは、WSDL に基づいて定義された SOAP サービスまたは XML サービスでのみ使用できます。
WSDL 仕様では、受信する SOAP メッセージのタイプに基づいて呼び出す操作を計算するデフォルトのアルゴリズムが定義されています。ただし、その他の手段に基づいて操作を選択しなければならない場合もあります (パフォーマンスや、署名および暗号化に問題があったり、デフォルトのアルゴリズムが使用できない場合など)。
Oracle Service Bus には、アルゴリズムが追加で用意されています。これらはそれぞれ同じパターンに従っており、式の評価に基づいて値を取得し、その値を使用して静的なテーブルから対応する操作をルックアップします。
通常、Oracle Service Bus は、受信メッセージが不明なデータで処理を判断できない場合や、データが有効な処理に対応していない場合にも、柔軟に対処します。どちらの場合も、$operation
は空になります。 Oracle Service Bus では、このようなメッセージをすべて拒否するのではなく、コンテキスト内の operation 変数を初期化せずに、メッセージの処理を続行します。
ただし、プロキシ サービスが WSDL ベースで、以下の条件の 1 つ以上が当てはまる場合は、セキュリティ要件が適用されます。
WSDL に WS-Security ポリシーが存在し、プロキシがアクティブな仲介になっています。
プロキシにメッセージ レベルのカスタム認証 (カスタム トークンまたはユーザ名/パスワード) が存在します。
これらの条件に該当する場合、操作選択アルゴリズムが有効な操作名を返すかどうかを確認する実行時チェックが行われます。操作選択アルゴリズムで null または WSDL に存在しない操作が返された場合、メッセージは拒否され、エラーが発生します。
Web Services Interoperability Organization で定義された Basic Profile にサービスを準拠させるかどうかを指定する場合は、このチェック ボックスを選択または選択解除します。
サービスを WS-I 準拠として指定すると、サービス間で送受信されるメッセージの確認が行われます。プロキシの場合、プロキシが受信した要求メッセージの確認が行われます。呼び出されるサービス (つまり、プロキシがサービス コールアウト アクションまたはルート ノード経由で呼び出すサービス) の場合、それらのサービスから受信した応答メッセージの確認が行われます。呼び出されるサービスから受信したメッセージを確認するかどうかを決定するのは、呼び出されるサービス側の WS-I 準拠プロパティであり、プロキシ側ではありません。呼び出されるサービスで WS-I 準拠のテストを指定すると、メッセージ フローによって応答エラーの fault が生成されます。
プロキシ サービスの [転送コンフィグレーション] ページ
[プロキシ サービス転送コンフィグレーション] ページを使用して、プロキシ サービスの転送プロトコルを選択し、その他の全般的な転送コンフィグレーション設定を設定します。
このページは、[新しいプロキシ サービス] ウィザードおよびプロキシ サービス エディタの両方で表示されます。
注意 :
着信転送レベルのセキュリティは、クライアント アプリケーションと Oracle Service Bus プロキシ サービスに適用されます。発信転送レベルのセキュリティは、Oracle Service Bus のプロキシ サービスとビジネス サービスの間の接続に適用されます。転送レベルのセキュリティに関する詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「転送レベルのセキュリティのコンフィグレーション 」を参照してください。
リストから転送プロトコルを選択します。使用できるプロトコルは、作成しているサービスの種類によって異なります。
WSDL Web サービス : http、jca、jms、local、sb、ws
メッセージング サービス : email、file、ftp、http、jms、local、mq (使用可能な場合)、sftp、tuxedo
任意の SOAP サービス : http、jms、local、sb
任意の XML サービス : email、file、ftp、http、jms、local、mq (使用可能な場合)、sb、sftp、tuxedo
上記の [
プロトコル ] フィールドで選択した転送プロトコルに基づいた形式で、エンドポイント URI を入力します。
email - mailfrom:mail-server-host:port
file - file:///root-dir/dir1
ftp - ftp://hostname:port/directory
http - / someName
HTTP 転送では HTTP
エンドポイントと HTTPS
エンドポイントの両方がサポートされます。
jca - jca://<resource_adapter_jndi>
jms - jms://host:port[,host:port]*/factoryJndiName/destJndiName
JMS 送り先として複数のサーバを指定するには、次の URI 形式を使用する。
jms://host1:port,host2:port/QueueConnectionFactory/DestName
プロキシ サービスを作成するとき、エンドポイントのサーバが使用可能でない場合でも、JMS エンドポイントの URI をコンフィグレーションできます。ただし、JMS の場合は、セッションをアクティブ化する時点でエンドポイントが使用可能である必要があります。
クラスタで : JMS URI にあるホスト名は、WebLogic Server にコンフィグレーションされているのでクラスタ サーバのホスト名と正確に一致する必要があります。
local
この転送ではエンドポイント URI は必要ありません。
mq - mq://local-queue-name?conn=mq-connection-resource-ref
local-queue-name
は、プロキシ サービスがメッセージを読み取る MQ キューの名前です。
mq-connection-resource-ref
は、MQ 接続リソースの名前およびパス (プロジェクト / フォルダ) です。たとえば、default/my_MQconnection
。
注意 :
エンドポイント URI にはスペースは使用できないので、MQ 接続リソースまたはプロジェクト/フォルダを作成するときスペースを入れないでください。
Oracle Service Bus に MQ 転送を利用できるようにするには、『MQ 転送ユーザーズ ガイド 』を参照してください。
sb - service_name
service_name
は、プロキシ サービスのユニークな識別子です。デフォルトでは、この名前がプロキシ サービス名になります。
service_name
には、(
RFC2396 で示されているように) URL で許可されている文字のみを含める必要があります。ただし、フォワード スラッシュ (/) またはコロン (:) を含めることはできません。
sftp - sftp://hostname:port/directory
tuxedo - servicename
URI servicename
はリモート Tuxedo ドメインが Tuxedo サービスとして識別する WTC Export に一致します。
複数の URI が指定されている場合、エンドポイントにはユニークなリソース名を付ける必要があります。リモート名が指定されていない場合は、その値がリソース名の値になります。リモート名が入力されていない、またはリモート名およびリソース名が同じである場合は、1 つの URI のみを使用できます。この場合、リソース名とリモート名は同じ値です。これにより、既に定義された WTC インポートを使用しているユーザは、WTC ロードバランシングおよびフェイルオーバを使用できるようになります。
注意 : 同一の URI を 2 つコンフィグレーションすると、そのサービス名がすでに存在していることを通知するエラーが表示されます。
ws - /contextPath
contextPath
は、HTTP 転送または WS 転送を使用するプロキシ サービスでユニークである必要があります。
転送からすべてのヘッダを取得する場合は [
はい ] を選択します。
定義された一連のヘッダを取得する場合は [
いいえ ] を選択します。[
いいえ ] を選択した場合は、[
ヘッダ ] フィールドに一連のヘッダを入力してから、[
追加 ] をクリックします。この手順は、ローカル転送には該当しません。
注意 :
Oracle Service Bus は、セキュリティの脆弱性が生じるため、要求からパイプラインに HTTP Authorization ヘッダを渡しません。ユーザ名と暗号化されていないパスワードをログ ファイルに書き込むログ アクションを誤って作成するおそれがあります。パイプラインに HTTP Authorization ヘッダが必要なデザイン パターンの場合、以下の操作を行います。 a. Oracle Service Bus の起動コマンドで、システム プロパティ com.bea.wli.sb.transports.http.GetHttpAuthorizationHeaderAllowed
を true に設定します。 b. Eclipse の [転送コンフィグレーション] ページで、[すべてのヘッダを取得 ] に [はい ] または [いいえ ] を選択し、認可を指定します。 c. Oracle Service Bus を再起動します。 Oracle Service Bus が Authorization ヘッダをパイプラインに渡します。
Oracle Service Bus コンフィグレーションとプロジェクト
以下を使用して、Oracle Service Bus コンフィグレーションおよびプロジェクトの操作を行います。
Oracle Service Bus コンフィグレーション ビュー
このビューでは、すべての Oracle Service Bus コンフィグレーションとそこに含まれるプロジェクトが階層状に一覧表示されます。「[新しい Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクト] ウィザード 」も参照してください。
コンフィグレーション ビューでは、以下の作業を行うことができます。
コンフィグレーションを編集します。
新しいコンフィグレーションを作成します。
プロジェクトを移動元のコンフィグレーションから移動先のコンフィグレーションにドラッグして、コンフィグレーション間でプロジェクトを移動します。プロジェクト エクスプローラからプロジェクトをドラッグすることもできます。
コンフィグレーション プロジェクトを削除します。
削除するコンフィグレーションを右クリックします。
メニューから [削除 ] を選択します。
[新しい Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクト] ウィザード
このウィザードを使用して、Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクトを作成します。コンフィグレーションのオプションについては、「[Oracle Service Bus コンフィグレーション] ページ 」を参照してください。
[Oracle Service Bus コンフィグレーション] ページ
Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクトは、Oracle Service Bus プロジェクトとサーバで使用されるリソース、システム リソースの場所 (SMTP、UDDI など)、および検証用のコンテナをグループ化したものです。たとえば、ある Oracle Service Bus コンフィグレーションに関連付けられているプロジェクトのリソースは、別の Oracle Service Bus コンフィグレーションに関連付けられているプロジェクトのリソースを参照できません。
このページを使用して、新しい Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクトを作成します ([新しい Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクト] ウィザード)。または、既存の Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクトをコンフィグレーションします (Oracle Service Bus コンフィグレーション エディタの [プロパティ])。
予約ファイル、セッション ファイル、およびカスタマイズ ファイルの設定は、Oracle Service Bus コンフィグレーションをサーバにパブリッシュする際に使用され、さらに、[エクスポート ウィザード - サーバにエクスポート - リソースを選択] ページ をコンフィグレーションする際にデフォルトとして使用されます。
この Oracle Service Bus コンフィグレーションの名前を入力するか、デフォルトをそのまま使用します。
リソースを再インポートするが、既存のリソースの環境変数値は保存する場合はこのチェック ボックスを選択します。
このチェック ボックスは、セキュリティのコンフィグレーション (アクセス制御ポリシーを除く) と、サービスに直接バインドされる WS-Policy への参照を (WSDL へのバインドの代わりに) 保存する場合にオンにします。
このチェック ボックスは、サービス キー プロバイダの PKI 資格情報、サービス アカウントのユーザ名とパスワード、および SMTP サーバ、JNDI プロバイダ、UDDI レジストリのユーザ名とパスワード資格情報を保存する場合にオンにします。
このチェック ボックスは、衝突などによってアクティブ化に失敗したときにセッションを破棄する場合にオンにします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「
セッションのアクティブ化 」を参照してください。
カスタマイズ
(.xml) ファイルを指定するか、[
参照 ] をクリックしてファイルを見つけ、[
開く ] クリックします。カスタマイズの詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「
カスタマイズ ファイルの作成 」を参照してください。
キーストア
(.jks) ファイルを指定するか、[
参照 ] をクリックしてファイルを見つけ、[
開く ] クリックします。
キー ストアの設定は、サービス キー プロバイダをコンフィグレーションするときに使用されます。
キー ストアへのアクセスをセキュリティで保護するために使用するパスワードを入力します。
この Oracle Service Bus コンフィグレーションに関連付けられるサーバの名前です。選択対象のサーバが 1 台のみの場合は、この設定は自動的にコンフィグレーションされます。同じ Oracle Service Bus コンフィグレーションに複数のサーバが関連付けられている場合は、ドロップダウン リストを使用して、この Oracle Service Bus コンフィグレーションに関連付けるサーバを選択します。
サーバ設定は、サーバに接続することで転送にメリットがある場合 (たとえば、HTTP 転送でディスパッチ ポリシー設定をコンフィグレーションする場合) に、転送固有のコンフィグレーションでのみ使用されます。
[新しい Oracle Service Bus プロジェクト] ウィザード
このページを使用して、新しい Oracle Service Bus プロジェクトを作成します。
プロジェクトのユニークな名前を入力します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「
プロジェクトとフォルダの名前付け 」を参照してください。
[
デフォルトを使用 ] チェック ボックスを選択して、デフォルトの場所にプロジェクトを保管するか、[
参照 ] をクリックしてフォルダを選択します。
Oracle Service Bus コンフィグレーション
既存の Oracle Service Bus コンフィグレーションを選択するか、[
新規作成 ] をクリックして
[新しい Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクト] ウィザード を開きます。このウィザードを使用して、新しいコンフィグレーションを作成できます。
カスタム リソース
[新しいカスタム リソース] ウィザードおよびカスタム リソース エディタを使用して、次のトピックの説明に従って Oracle Service Bus で使用するカスタム リソースを定義します。
[新しいカスタム リソース] ウィザード
このウィザードを使用して、新しいカスタム リソースを作成します。
新しいカスタム リソース エディタ
このエディタはカスタム リソースのコンフィグレーションを変更するために使用します。[全般] ページでカスタム リソースの種類を指定します。[カスタム] ページには、カスタム リソースの種類のコンフィグレーションを編集するためのオプションが用意されています。
[新しいカスタム リソース - リソースの種類] ページ
このページを使用して、作成するカスタム リソースの種類を選択します。使用可能なリソースの種類のリストから、作成するカスタム リソースの種類を選択します。
カスタム MQ の [リソース コンフィグレーション] ページ
このページを使用して、カスタム MQ 接続リソースをコンフィグレーションします。MQ 接続リソースおよび MQ 転送については、以下を参照してください。
『Oracle Service Bus Console の使い方』の「MQ 接続 」
『MQ 転送ユーザーズ ガイド 』
MQ キュー マネージャに接続するには、以下のいずれかのモードを選択します。
TCP モード
- Oracle Service Bus と同じマシンに存在しないキュー マネージャに接続するには、TCP/IP を使用します。
バインディング モード
- Oracle Service Bus と同じマシンに存在するキュー マネージャに接続するには、バインディング モードを使用します。
MQ キュー マネージャ リスナのポート番号を入力します。
接続先の MQ キュー マネージャの名前を入力します。
接続を確立するときに使用される CCSID (coded character set identifier) です。CCSID は、主に国際化をサポートする目的で使用されます。
キュー マネージャのサーバ接続チャネル名を入力します。
このチェック ボックスを選択すると、メッセージの送信に SSL が使用されます。[
双方向 SSL が必要 ] オプションが選択されていない場合、サーバサイドの SSL のみが有効になります
。
このオプションは、[
SSL が必要 ] チェック ボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
SSL で使用される暗号スイート アルゴリズムを選択します。
暗号スイート アルゴリズムは、WebSphere MQ サーバと WebSphere MQ クライアントの間のメッセージ通信を暗号化および復号化する際に使用されます。そのため、SSL を使用して WebSphere MQ サーバと通信する場合は、暗号スイート アルゴリズムを指定する必要があります。
このオプションは、[
SSL が必要 ] チェック ボックスが選択されている場合にのみ使用できます。
このチェック ボックスを選択すると、クライアントサイドおよびサーバサイドの SSL 認証が両方とも有効になります。
[
双方向 SSL が必要 ] を選択した場合は、適切なキー ストアと信頼ストアの情報を取得するために、サービス プロバイダへの参照を提供する必要があります。
サービス キー プロバイダのパス (
プロジェクト/フォルダ
) と名前を入力するか、[
参照 ] をクリックして、[
サービス キー プロバイダの選択 ] ページから選択します。
ユーザ名/パスワードによる認証に必要です。静的なサービス アカウントのパス (
プロジェクト/フォルダ
) および名前を入力するか、[
参照 ] をクリックし、ブラウザからサービス アカウントを選択します。
WebSphere MQ のバージョンを選択します。
未使用の接続が破棄されるまでの時間間隔を秒単位で入力します。デフォルトは 1800 秒です。
接続が使用可能になるのを待つ時間は秒単位で最大待ち時間に入力します。この時間間隔内で接続が確立されない場合、Oracle Service Bus は例外を送出します。デフォルトは 3 秒です。
[エクスポート] ウィザード
[エクスポート] ウィザードには、以下のページが含まれます。
[エクスポート ウィザード - Oracle Service Bus コンフィグレーション Jar エクスポート] ページ
このページは、Oracle Service Bus リソースをコンフィグレーション JAR ファイルにエクスポートするために使用します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「リソースのエクスポート 」を参照してください。
Oracle Service Bus コンフィグレーション
エクスポートする既存の Oracle Service Bus コンフィグレーションおよびリソースを選択します。
プロジェクトのエクスポートまたはリソースのエクスポートを選択します。
注意 :
システム プロジェクトは、プロジェクト レベルでエクスポートできません。
注意 :
プロジェクトをエクスポートした場合、プロジェクト全体の JAR ファイルをインポートしたときにリソースが削除されることがあります。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「リソースのインポート 」を参照してください。
リソース
のエクスポートを選択した場合は、このチェック ボックスをオンまたはオフにします。[
依存関係を含める ] オプションを使用すると、このリソースが参照している他のリソースをすべてエクスポートできます。
エクスポートする JAR ファイルの完全修飾名を入力するか、または、[
参照 ] をクリックして選択します。
[エクスポート ウィザード - サーバにエクスポート - リソースを選択] ページ
このページを使用して、エクスポートするプロジェクトまたはリソースを選択します。リソースをこのエクスポートに含めない場合は、リソースの横のチェック ボックスをオフにします。
作成または更新を選択します。リソースに対して行われる操作です。
リソース (プロジェクトではない) をエクスポートする場合に、関連するリソースをすべてエクスポートするときは、このチェック ボックスをオンにします。
エクスポートするリソースの環境変数値を保存する (上書きされないようにする) 場合は、このチェック ボックスをオンにします。
このチェック ボックスは、セキュリティのコンフィグレーション (アクセス制御ポリシーを除く) と、サービスに直接バインドされる WS-Policy への参照を (WSDL へのバインドの代わりに) 保存する場合にオンにします。
このチェック ボックスは、サービス キー プロバイダの PKI 資格情報、サービス アカウントのユーザ名とパスワード、および SMTP サーバ、JNDI プロバイダ、UDDI レジストリのユーザ名とパスワード資格情報を保存する場合にオンにします。
このチェック ボックスは、Oracle Service Bus Console でセッションを作成してアクティブ化する場合にオンにします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「
セッションのアクティブ化 」を参照してください。
このチェック ボックスは、衝突などによってアクティブ化に失敗したときにセッションを破棄する場合にオンにします。
カスタマイズ ファイルを指定するか、[
参照 ] をクリックしてファイルを選択し、[
開く ] をクリックします。カスタマイズの詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「
カスタマイズ ファイルの作成 」を参照してください。
[エクスポート ウィザード - サーバにエクスポート - リソースのレビュー] ページ
このページを使用して、エクスポートするプロジェクトまたはリソースを選択します。
Oracle Service Bus コンフィグレーション
エクスポートする既存の Oracle Service Bus コンフィグレーションおよびリソースを選択します。
プロジェクトのエクスポートまたはリソースのエクスポートを選択します。
ドロップダウン リストから、Oracle Service Bus 送り先サーバを選択します。
[インポート] ウィザード
[インポート] ウィザードには、以下のページが含まれます。
[インポート ウィザード - JAR インポートのコンフィグレーション - リソースのロード] ページ
このページは、インポートするコンフィグレーション JAR とインポート先を選択するために使用します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「リソースのインポート 」を参照してください。
Oracle Service Bus コンフィグレーション
既存の Oracle Service Bus コンフィグレーションを選択するか、[
新規作成 ] をクリックして
[新しい Oracle Service Bus コンフィグレーション プロジェクト] ウィザード を開きます。このウィザードを使用して、新しいコンフィグレーションを作成できます。
他の Oracle Service Bus ドメインからあらかじめエクスポートした完全なプロジェクト JAR ファイル、またはリソース JAR ファイルを選択します。
[インポート ウィザード - JAR インポートのコンフィグレーション - リソースのレビュー] ページ
このページを使用して、操作 (作成、更新、または削除) の対象となるオブジェクトを選択します。リソースの削除は、インポートする JAR がプロジェクト全体の JAR であり、インポートする JAR ファイルに存在しないプロジェクト リソースがインポート先システムに存在する場合にのみ行われます。リソースが削除されないようにするには、選択解除します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「リソースのインポート 」を参照してください。
リソースで実行される操作 (作成、更新、削除) を表示するには、プロジェクト フォルダを展開します。
リソースが削除されないようにするには、選択解除します。リソースの削除は、インポートする JAR がプロジェクト全体の JAR であり、インポートする JAR ファイルに存在しないプロジェクト リソースがインポート先システムに存在する場合にのみ行われます。
リソース JAR ファイルをインポートして、すべての関連リソースがインポートされたのを保証したい場合は、チェック ボックスを選択します。
データを暗号化するのに使用されたパスワードを入力します。
リソースを再インポートするが、既存のリソースの環境変数値は保存する場合はこのチェック·ボックスを選択します。
セキュリティのコンフィグレーション (アクセス制御ポリシーを除く) と、サービスに直接バインドされる WS-Policy への参照 (WSDL へのバインドの代わりに) を保持するには、チェック ボックスを選択します。
このチェック ボックスは、サービス キー プロバイダの PKI 資格情報、サービス アカウントのユーザ名とパスワード、および SMTP サーバ、JNDI プロバイダ、UDDI レジストリのユーザ名とパスワード資格情報を保存する場合にオンにします。
[インポート ウィザード - コンフィグレーション ZIP インポート - リソースのロード] ページ
このページを使用して、インポートする リソースを含む ZIP ファイルとインポート先を選択します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「Zip ファイルからのリソースのロード 」を参照してください。
Oracle Service Bus コンフィグレーション
既存の Oracle Service Bus コンフィグレーションとインポート先 (プロジェクトまたはフォルダ) を選択します。
Zip ファイルの完全修飾名を入力するか、または、[
参照 ] をクリックして選択します。
[インポート ウィザード - コンフィグレーション ZIP インポート - リソースのレビュー] ページ
このページを使用して、インポートするオブジェクトを選択します。特定のリソースをこのエクスポートに含めない場合は、リソースの横のチェック ボックスをオフにします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「Zip ファイルからのリソースのロード 」を参照してください。
作成または更新を選択します。リソースに対して行われる操作です。
[インポート ウィザード - URL インポート - リソースのロード] ページ
このページを使用して、Web で入手可能な WSDL または XML スキーマなどのリソースをインポートします。ルート リソースの URL を指定することで、リソースとそれらに依存する全てのリソースをインポートすることができます。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「URL からのリソースのロード 」を参照してください。
Oracle Service Bus コンフィグレーション
既存の Oracle Service Bus コンフィグレーションとインポート先 (プロジェクトまたはフォルダ) を選択します。
ファイルが置かれている場所のURL を入力します。
ローカル リソースを指定する場合は、そのパスで完全に修飾されたファイル名 (例 :
file:///c:/alsbresources/ForeachAction.jar
) を用いて、
file
プロトコルを使用できます。
[インポート ウィザード - URL インポート - リソースのレビュー] ページ
このページを使用して、インポートするオブジェクトを選択します。特定のリソースをこのエクスポートに含めない場合は、リソースの横のチェック ボックスをオフにします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「URL からのリソースのロード 」を参照してください。
作成または更新を選択します。リソースに対して行われる操作です。
ファイルが置かれている場所のURL を入力します。
ローカル リソースを指定する場合は、そのパスで完全に修飾されたファイル名 (例 :
file:///c:/alsbresources/ForeachAction.jar
) を用いて、
file
プロトコルを使用できます。
JNDI プロバイダ
以下を使用して、JNDI プロバイダの操作を行います。
JNDI プロバイダ エディタ
このエディタは、既存の JNDI プロバイダ コンフィグレーションの変更に使用されます。フィールドの説明については、「[新しい JNDI プロバイダ リソース] ウィザード 」を参照してください。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「JNDI プロバイダの編集 」を参照してください。
[新しい JNDI プロバイダ リソース] ウィザード
このページは、新しい JNDI プロバイダ リソースをコンフィグレーションするために使用します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「JNDI プロバイダの追加 」を参照してください。
デフォルトの [
有効 ] オプションのままにしておくか、または [
無効 ] を選択します。
有効にすると、JNDI コンテキストおよび JNDI オブジェクトがローカルにキャッシュされ、オブジェクトのルックアップを行うときのパフォーマンスが向上します。JNDI キャッシュを有効にしておくことをお勧めします。
protocol://host:port
の形式で JNDI プロバイダの URL を入力します。
http、https、t3、t3s、iiop、iiops
などの任意のプロトコルを使用できます。
目的の JNDI プロバイダにアクセスするためにユーザ名およびパスワードが必要な場合、[
ユーザ名 ] フィールドにユーザ名を入力して、関連するパスワードを [
パスワード ] および [
パスワードの確認 ] フィールドに入力します。
これらのフィールドは省略可能です。JNDI ツリーが保護されている場合にのみ必要となります。
ユーザ名に関連付けられているパスワードを入力します。
[
パスワード ] フィールドに入力したものと同じパスワードを入力します。
プロキシ サーバ
このページを使用して、プロキシ サーバ リソースをコンフィグレーションおよび編集します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「プロキシ サーバの追加 」を参照してください。
[
パスワード ] フィールドに入力したものと同じパスワードを入力します。
プロキシ サーバ ホストのリスト。各プロキシ サーバ リソースに複数のプロキシ サーバをコンフィグレーションできます。これにより、Oracle Service Bus でロード バランシングを実行し、プロキシ サーバ リソースにフォールト トレランス機能を提供できます。
[追加 ] をクリックして次の情報を指定して、リソースの新しいプロキシ サーバをコンフィグレーションします。
リストでプロキシ サーバを選択し、[ホスト-ポート パラメータ ] を編集します。
リストでプロキシ サーバを選択し、[削除 ] をクリックしてリソース コンフィグレーションからそのサーバを削除します。
メッセージ フロー デザイン パレット
メッセージ フロー デザイン パレットには、プロキシ サービス用のメッセージ フローを構築するために使用できるすべてのノードとアクションが一覧表示されます。メッセージ フローにノードまたはアクションを挿入するには、パレットからメッセージ フロー エディタ へ項目をドラッグします。パレットに項目をドラッグすると、ドラッグしてきた項目をパレット内の位置にドロップできることを示す 1 つまたは複数のターゲット ( ) が表示されます。項目をターゲット上にドラッグすると、ターゲットが強調表示 ( ) され、そこに項目をドロップできることがわかります。
メッセージ フロー エディタでオブジェクトを右クリックして、[挿入 ]、[これに挿入 ]、または [これの後ろに挿入 ] サブメニューからノードやアクションを選択することにより、メッセージ フローにノードとアクションを追加することもできます。また、[エラー ハンドラの追加 ] コマンドを選択して、エラー ハンドラを追加することもできます。これらのサブメニューおよびコマンドは、コンテキストに依存します。つまり、メッセージ フローで選択されたコンテキストに項目を追加することが認められている場合にのみ表示されます。
メッセージ フロー デザイン パレットについては、以下のカテゴリに整理されています。
メッセージ フロー ノード
メッセージ フローに追加できるノードについて次の表で説明します。
ブランチ ノードを使用すると、可能ないくつかのパスのうちの 1 つに限定して処理を進ませることができます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
条件付きブランチ ノードのプロパティ 」を参照してください。
オペレーション ブランチ ノードでは、指定された操作に基づいてどのブランチに進むかが判断されます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
オペレーション ブランチ ノードのプロパティ 」を参照してください。
パイプライン ペア ノードは要求パイプラインと応答パイプラインから成ります。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
パイプライン ペア ノードのプロパティ 」を参照してください。
ルート ノード アクションは、ルート ノードを通過する際のメッセージの処理を定義します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
ルート ノードのプロパティ 」を参照してください。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
ステージ ノードのプロパティ 」を参照してください。
エラー ハンドラは、メッセージ フローでエラーを再送するロジックを提供します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
エラー ハンドラ ノードのプロパティ 」を参照してください。
メッセージ フローのルート アクション - 通信アクション
メッセージ フローのルートに追加できる通信アクションを次の表で説明します。
動的ルーティング アクションは、XQuery リソースで入手できるルーティング情報に基づいて、メッセージのルートを割り当てます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
動的ルーティング アクションのプロパティ 」を参照してください。
ルーティング アクションは、メッセージのターゲット サービスを指定し、サービスにメッセージをルーティングする方法をコンフィグレーションします。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
ルーティング アクションのプロパティ 」を参照してください。
ルーティング テーブル アクションは、切り替え式の条件表に含まれた一連のルートを割り当てます。単一の XQuery 式の結果に基づいて、異なるルートが選択されます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
ルーティング テーブル アクションのプロパティ 」を参照してください。
メッセージ フローのルート アクション - フロー制御アクション
メッセージ フローのルートに追加できるフロー制御アクションを次の表で説明します。
If-Then アクションは、XQuery 式のブール結果に基づいて、1 つまたは複数のアクションを条件付きで実行します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
If-Then アクションのプロパティ 」を参照してください。
メッセージ フローのステージ アクション - 通信アクション
メッセージ フローのステージに追加できる通信アクションを次の表で説明します。
動的パブリッシュ アクションは、XQuery 式で指定されたサービスにメッセージをパブリッシュします。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
動的パブリッシュ アクションのプロパティ 」を参照してください。
パブリッシュ アクションは、静的に指定されたサービスにメッセージをパブリッシュします。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
パブリッシュ アクションのプロパティ 」を参照してください。
パブリッシュ テーブル アクションは、ゼロまたはそれ以上の静的に指定されたサービスにメッセージをパブリッシュします。切り替え式の条件ロジックを使用して、どのサービスをパブリッシュに使用するか実行時に決定します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
パブリッシュ テーブル アクションのプロパティ 」を参照してください。
ルーティング オプション アクションは、発信要求の URI、サービスの品質、モード、再試行パラメータ、メッセージ優先度のプロパティの一部またはすべてを変更します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
ルーティング オプション アクションのプロパティ 」を参照してください。
サービス コールアウト アクションは、Oracle Service Bus に登録済みのプロキシ サービスまたはビジネス サービスの同期 (ブロック) コールアウトをコンフィグレーションします。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
サービス コールアウト アクションのプロパティ 」を参照してください。
転送ヘッダ アクションは、メッセージの転送ヘッダの値を設定します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
転送ヘッダ アクションのプロパティ 」を参照してください。
メッセージ フローのステージ アクション - フロー制御アクション
メッセージ フローのステージに追加できるフロー制御アクションについて次の表で説明します。
For-Each アクションは、一連の値の反復処理およびアクションのブロックを実行します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
For-Each アクションのプロパティ 」を参照してください。
If Then アクションは、XQuery 式のブール結果に基づき、1 つまたは複数のアクションを条件付きで実行します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
If アクションと Else-If アクションのプロパティ 」を参照してください。
エラーを発生させるアクションは、指定したエラー コード (文字列) と説明を使用して例外を発生させます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
エラーを発生させるアクションのプロパティ 」を参照してください。
返信アクションは、呼び出し元に即時に返信されるように指定します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
返信アクションのプロパティ 」を参照してください。
スキップ アクションは、実行時に現在のステージの実行がスキップされて、処理がメッセージ フローの次のステージに進むように指定します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
スキップ アクションのプロパティ 」を参照してください。
再開アクションは、エラー ハンドラによってエラーが処理された後で、メッセージ フローを再開します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
再開アクションのプロパティ 」を参照してください。
メッセージ フローのステージ アクション - メッセージ処理アクション
メッセージ フローのステージに追加できるメッセージ処理アクションを次の表で説明します。
割り当てアクションは、XQuery 式の結果をコンテキスト変数に割り当てます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
割り当てアクションのプロパティ 」を参照してください。
削除アクションは、コンテキスト変数や、XPath 式で指定されたノードのセットを削除します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
削除アクションのプロパティ 」を参照してください。
挿入アクションは、XPath 式で選択されたノードを基準に指定された位置に、XQuery 式の結果を挿入します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
挿入アクションのプロパティ 」を参照してください。
Java コールアウト アクションは、パイプラインから Java メソッドを呼び出します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
Java コールアウト アクションのプロパティ 」を参照してください。
MFL 変換アクションは、パイプラインで、ある非 XML から XML への変換、またはその逆の変換を行います。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
MFL 変換アクションのプロパティ 」を参照してください。
名前変更アクションは、XPath 式で選択された要素の名前を、コンテンツを変更することなく変更します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
名前変更アクションのプロパティ 」を参照してください。
置換アクションは、XPath 式で指定されたノードまたはノードのコンテンツを置き換えます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
置換アクションのプロパティ 」を参照してください。
検証アクションは、XML スキーマ要素または WSDL リソースに照らして、XPath 式で選択した要素を検証します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
検証アクションのプロパティ 」を参照してください。
メッセージ フローのステージ アクション - レポート アクション
メッセージ フローのステージに追加できるレポート アクションを次の表で説明します。
アラート アクションは、パイプラインのメッセージ コンテキストに基づいてアラート通知を送信します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
アラート アクションのプロパティ 」を参照してください。
ログ アクションは、ログに記録されるメッセージを構築します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
ログ アクションのプロパティ 」を参照してください。
レポート アクションは、プロキシ サービスに対してメッセージのレポートを有効にします。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
レポート アクションのプロパティ 」を参照してください。
メッセージ フロー エディタ
このエディタは、プロキシ サービスのメッセージ フローを構築するために使用します。メッセージ フローにノードまたはアクションを挿入するには、「メッセージ フロー デザイン パレット 」から項目をエディタにドラッグします。エディタに項目をドラッグすると、ドラッグしてきた項目をパレット内の位置にドロップできることを示す 1 つまたは複数のターゲット ( ) が表示されます。項目をターゲット上にドラッグすると、ターゲットが強調表示 ( ) され、そこに項目をドロップできることがわかります。
メッセージ フロー エディタでオブジェクトを右クリックして、[挿入 ]、[これに挿入 ]、または [これの後ろに挿入 ] サブメニューからノードやアクションを選択することにより、メッセージ フローにノードとアクションを追加することもできます。また、[エラー ハンドラの追加 ] コマンドを選択して、エラー ハンドラを追加することもできます。これらのサブメニューおよびコマンドは、コンテキストに依存します。つまり、メッセージ フローで選択されたコンテキストに項目を追加することが認められている場合にのみ表示されます。
エディタでノードまたはアクションを選択すると、その項目のコンフィグレーション ページがプロパティ ビューに表示されます。このページではコンフィグレーション プロパティの追加と変更を行うことができます。メッセージ フローのノードおよびアクションのプロパティのコンフィグレーション ページを次に示します。
アラート アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、アラート アクションを使用して、パイプラインのメッセージ コンテキストに基づいてアラートを生成し、アラート送り先に送信します。SLA アラートと異なり、アラート アクションで生成された通知は、主にビジネスでの使用、またはエラーの報告を目的とし、システムの状態を監視するものではありません。このことを考慮して、アラートの送り先をコンフィグレーションおよび選択する必要があります。アラートの送り先の詳細については、「アラート送り先エディタ 」を参照してください。
サービスに対してパイプライン アラートが有効になっていない場合や、ドメイン レベルでパイプライン アラートが有効になっていない場合は、メッセージの処理中に、コンフィグレーションしたアラート アクションがバイパスされます。
メッセージ フロー エディタ で、アラート アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したアラート アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[アラート] ページには、次のオプションが含まれます。
アラート メッセージに追加されるメッセージ コンテキストを指定する XQuery 式です。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
アラートの簡単な説明です。説明文は、電子メール通知の場合の件名になります。文字数を 80 文字以内に制限する必要があります。説明文が存在しない場合、「ALSB Alert」というあらかじめ定義された件名が代わりに使用されます。
このアラートの重大度レベルです。リストからレベルを選択します。
アラートの送り先です。送り先を指定するには、[
参照 ] をクリックして適切なリソースを選択します。
ヒント :
例外によりメッセージの処理が中断することを防ぐために、パイプライン アラートを生成する場合は、処理をグローバル エラー ハンドラに委ねるのではなく、このような例外をローカルに処理して格納するようにアラート アクションのエラー ハンドラを定義することをお勧めします。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
割り当てアクションのプロパティ
メッセージ フローでは、割り当てアクションを使用して XQuery 式の結果をコンテキスト変数に割り当てます。
メッセージ フロー エディタ で、割り当てアクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した割り当てアクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[割り当て] ページには、次のオプションが含まれます。
次に説明する [
変数 ] フィールドで指定される変数に割り当てられるデータを作成する式です。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
上で説明した XQuery 式で作成した値を割り当てる変数です。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
条件付きブランチ ノードのプロパティ
メッセージ フローでは、条件付きブランチ ノードを使用することで、XPath 条件が返す結果に基づき、考えられる複数のパスの中の 1 つのみに沿ってメッセージ処理が進んでいくように指定します。
条件付きブランチ処理は、単純でありながらユニークな文字列値のタグが付いたブランチをまとめたルックアップ テーブルを基準に行われます。メッセージ コンテキストの変数をそのノードのルックアップ変数として指定し、実行時に、この値を使用してどのブランチに進むかが判断されます。ルックアップ変数に一致するブランチがない場合は、デフォルトのブランチに進みます。ブランチ ノードに到達する前にルックアップ変数の値を設定するように、プロキシ サービスを設定する必要があります。
メッセージ フロー エディタ で、条件付きブランチ ノードをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した条件付きブランチ ノードをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[フロー] ページには、次のオプションが含まれます。
[条件付きブランチ] ページには、次のオプションが含まれます。
進むべきブランチを決定するために評価される条件を定義する XPath 式です。
XPath 式を作成または編集するには、
<XPath> (定義済みの場合は、XPath のフラグメント
) をクリックして、
XPath 式エディタ を表示します。
また、条件付きブランチ ノードには、1 つまたは複数のブランチが必ず含まれており、ノードの一部としてコンフィグレーションされます。
プロパティ ビューの [ブランチ プロパティ] ページを表示するには、条件付きブランチノードにある [ブランチ ] アイコンをクリックします。このプロパティ ページを使用して、メッセージ フローで選択したブランチ ノードをコンフィグレーションします。このページには、次のオプションがあります。
ブランチのラベルです。メッセージ フロー エディタのブランチのラベルとして、このラベルが表示されます。
次のフィールドの値と共に使用する演算子をリストから選択し、ブランチの基盤となる条件を作成します。
前のフィールドの演算子と共に使用する値を入力し、条件を作成します。
削除アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、削除アクションを使用して、コンテキスト変数や XPath 式によって指定されたノードのセットを削除します。
メッセージ フロー エディタ で、削除アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した削除アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[削除] ページには、次のオプションが含まれます。変数を削除するには [変数 ] を選択し、XPath 式を削除するには [XPath ] を削除します。
コンテキスト変数を削除するには、このオプション ボタンを選択します。削除するコンテキスト変数の名前を、横のテキスト フィールドに入力します。
XPath 式で選択されたすべてのノードを削除するには、このオプション ボタンを選択します。次に、以下を実行します。
XPath 式を作成または編集するには、<XPath> (定義済みの場合は、XPath のフラグメント ) をクリックして、XPath 式エディタ を表示します。
式を保存したら、[変数内 ] フィールドに、XPath 式で指定されたノードを含むコンテキスト変数を入力します。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
動的パブリッシュ アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、動的パブリック アクションを使用して、メッセージを XQuery 式によって指定されたサービスへパブリッシュします。
メッセージ フロー エディタ で、動的パブリッシュ アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した動的パブリッシュ アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[動的にパブリッシュ] ページには、次のオプションが含まれます。
メッセージがパブリッシュされるサービスを定義する XQuery 式です。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
エディタで、XQuery 式を入力するか、以下と同様の結果となる XQuery リソースを選択します。
<ctx:route isProxy="false">
<ctx:service>project/folder/businessservicename</ctx:service>
<ctx:operation>foo</ctx:operation>
</ctx:route>
注意 :
operation
要素は省略可能です。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
動的ルーティング アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、動的ルーティング アクションを使用して、XQuery リソースから入手可能なルーティング情報に基づいてメッセージのルートを割り当てます。
これは終端アクションなので、このアクションの後に別のアクションを追加することはできません。ただし、このアクションには、要求と応答のアクションを含めることができます。
メッセージ フロー エディタ で、動的ルーティング アクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した動的ルーティング アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[動的ルーティング ] ページには次のオプションがあります。
メッセージがたどるルートを定義する XQuery 式です。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
XQuery/XSLT 式エディタで、XQuery 式を入力します。結果は以下の様な内容になります。
<ctx:route>
<ctx:service isProxy='true'>{$service}</ctx:service>
<ctx:operation>{$operation}</ctx:operation>
</ctx:route>
注意 :
プロキシ サービスが呼び出されている場合は、isProxy
属性を true に設定する必要があります。 - サービス名は、完全修飾サービス名です。 - オペレーション要素はオプションです。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
エラー ハンドラ ノードのプロパティ
エラー ハンドラを使用して、メッセージ フロー内の指定の場所でエラーが発生した場合の処理を指定します。
エラー ハンドラのすべてのコンフィグレーションは、エラー ハンドラに含まれる 1 つまたは複数のステージにあります。「ステージ ノードのプロパティ 」を参照してください。
For-Each アクションのプロパティ
メッセージ フローで、For-Each アクションは、一連の値を反復処理してアクションのブロックを実行するために使用します。
メッセージ フロー エディタ で、For-Each アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した For-Each アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[For Each] ページには次のオプションがあります。
For-Each アクションが実行されるコンテンツの変数の名前を入力します。
[
For Each 変数 ] フィールドで指定された変数の格納側コンテキスト変数の構造内での場所を指定する XPath 式です。
XPath 式を作成または編集するには、
<XPath> (定義済みの場合は、XPath のフラグメント
) をクリックして、
XPath 式エディタ を表示します。
For-Each アクションが実行されるコンテンツの変数を含むコンテキスト変数です。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
If-Then アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、If-Then アクションを使用して、XQuery 式のブール結果に基づき 1 つまたは複数のアクションを条件付きで実行します。
メッセージ フロー エディタ で、If-Then アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このページを使用して、If-Then アクションの全般的なプロパティを確認およびコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
If-Then アクションには、1 つの If 条件と、ゼロ個以上の Else-If 条件が必ず含まれており、If-Then アクションの条件を定義できます。また、If-Then アクションには必ず Else 条件も含まれており、これによって他の条件のいずれにも合致しない場合のデフォルトのパスが定義されます。
If-Then アクションにある [If 条件 ] アイコンをクリックするか、または Else-If 条件 アイコンをクリックして、そのプロパティをプロパティ ビューに表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した条件をコンフィグレーションします。[If 条件のプロパティ] ページには、次のオプションがあります。
If アクションと Else-If アクションのプロパティ
If-Then アクションには、If アクションと Else-If アクションとが必ず含まれます。メッセージは、true を返す最初の If アクションまたは Else-If アクションに関係付けられたパスに従います。
フロー内の別のパスに従うかどうかを決めるテストの 1 つを含む、If アクションまたは If-Else アクションにある条件です。
条件を追加または編集するには、次の手順を実行します。
<条件> (定義済みの場合は条件のフラグメント ) をクリックして、条件エディタ を表示します。If-Then アクションで評価される条件を定義します。
条件の編集が終了したら、条件が true と評価された場合に実行される 1 つまたは複数のアクションを追加します。アクションを追加するには、条件と関連付けるアクションを [デザイン パレット ] からドラッグします。
ルート ノードでは、ルーティング アクション、動的ルーティング アクション、またはルーティング テーブル アクションのみを選択できます。ただし、これらのアクションには、要求と応答のアクションを含めることができます。
Else-If 条件を追加するには、[条件の追加 ] をクリックします。上の If 条件で説明したように、この Else-If 条件にも 1 つまたは複数のアクションを追加します。ロジックに応じて、Else-If 条件を必要な数だけ追加します。
Else アクションのプロパティ
Else アクションには関連付けられたプロパティはありません。すべての If 条件および Else-If 条件から false が返された場合、メッセージは Else アクションに関連付けられたパスに進みます。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
挿入アクションのプロパティ
メッセージ フローで、XPath 式で選択したノードを基準に、指定した位置に XQuery 式の結果を挿入するには、挿入アクションを使用します。
メッセージ フロー エディタ で、挿入アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した挿入アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[挿入] ページには、次のオプションがあります。
XQuery 式を使用して、名前付き変数で指定した場所に挿入されるデータを作成します。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
XPath 式の結果を基準にした、挿入が実行される位置です。次のオプションがあります。
[の前に ] - XPath 式で選択される各要素や属性の兄とします。
[の後ろに ] - XPath 式で選択される各要素や属性の弟とします。
[の最初の子として ] - XPath 式で指定される各要素の第 1 の子とします。XPath の結果が属性を返す場合はエラーが発生します。
[の最後の子として ] - XPath 式で指定される各要素の最後の子とします。XPath が属性を返す場合はエラーが発生します。
有効なコンフィグレーションには、以下のコンフィグレーションが含まれます。
XQuery 式と XPath 式の両方が要素を返します。
XQuery 式と XPath 式の両方が属性を返します。この場合、XQuery 式は属性を返す必要があります。
XPath 式を作成または編集するには、
<XPath> (定義済みの場合は、XPath のフラグメント
) をクリックして、
XPath 式エディタ を表示します。
上で定義した XPath 変数によって内容が評価されるコンテキスト変数です。テキスト フィールドに変数の名前を入力します。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
Java コールアウト アクションのプロパティ
メッセージ フローから Java メソッド、または EJB ビジネス サービスを呼び出すには、メッセージ フローで Java コールアウト アクションを使用します。
メッセージ フロー エディタ で、Java コールアウト アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した Java コールアウト アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
Java コールアウト
コメント
ネームスペース
変数
[Java コールアウト] ページには、次のオプションがあります。
メッセージ フローから呼び出される外部 Java メソッドです。
[
参照 ] をクリックして、アーカイブされたリソースからクラスと静的メソッドを選択します。クラスとメソッドを選択すると、[
Java コールアウト プロパティ ] ページに表が表示されます。
[
名前 ] カラムには、すべてのメソッドの引数がリストされます。
[
アクション ] カラムの
<式>
または式のフラグメントは
XQuery/XSLT 式エディタ にリンクされており、ここで引数に対する値を取得するための式を作成できます。
引数のデータ型は、次のいずれかである必要があります。
Java.lang.String
プリミティブ型および対応するクラス型 (int
と java.lang.Integer
など)
java.lang.BigDecimal
および java.lang.BigInteger
(これらの型は、ラウンドオフ エラーやオーバーフローが許容されない財務関連の計算で使用されます)
org.apache.xbeans.XmlObject
のみ (型指定された XML Bean はなし)
byte[]
java.lang.String[]
(入力のみ)
XmlObject [ ]
(入力のみ)
入力値の型が宣言されている入力引数の型と一致しない場合、Oracle Service Bus は入力値を入力引数の宣言された型に自動的に型キャストします。たとえば、入力引数の宣言された型が Java プリミティブ「
int
」の場合、文字列値
"123"
は整数
123
に変換されます。
結果が割り当てられる変数です。このフィールドに対するラベルは、結果のデータ型を示します。
結果がバイト配列 (唯一返される可能性のある配列) の場合は、バイナリ コンテンツの XML 要素が返されます。
オプションのサービス アカウントです。この Java メソッドにセキュリティ コンテキストが存在する場合に指定できます。
サービス アカウントを選択するには、[
参照 ] をクリックします。
固定およびマップされたサービス アカウントの場合、そのサービス アカウントのユーザ ID/パスワードはローカル システムと Java コールアウトに伝播されたセキュリティ コンテキストで認証されます。
パススルー
の場合、セキュリティ コンテキストは Java コールアウトに伝播されます。(WS-Security で) 定義されている場合、このコンテキストは、メッセージ レベルのコンテキストになります。そうでない場合は、転送レベルのコンテキストになります。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
ログ アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、ログ アクションを使用して、ログに記録されるメッセージを構築したり、メッセージと共にログに記録される一連の属性を定義したりします。
メッセージ フロー エディタ で、ログ アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したログ アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[ログ] ページには、以下のオプションが用意されています。
コンテキスト変数の XQuery 式を通じてログに記録されるメッセージ コンテキストです。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
このログ アクションのメモです。これらのメモは、事前に定義された式の結果と一緒にログに記録されます。
ログ メッセージの重大度です。次のオプションがあります。
[
デバッグ ] - アプリケーションの開発中、アプリケーション内の下位レベルのアクティビティに関する詳細な説明を提供するメッセージの作成および使用が有用であることがあります。
[
情報 ] - 通常の処理をレポートするために使用する、低レベルの情報メッセージです。
[
警告 ] - 疑わしい処理やコンフィグレーションが実行されたが、通常の処理には影響を及ぼしません。
[
エラー ] - ユーザ エラーが発生しました。システムまたはアプリケーションでは、割り込みをせず、一部のサービスの停止のみでエラーに対処できます。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
[ネームスペース] ページを使用して、定義済みのネームスペースのリストを参照したり、新しいネームスペースを作成したりできます。
[変数] ページを使用して、定義済みのコンテキスト変数のリストを参照したり、新しいコンテキスト変数を作成したりできます。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
メッセージ フローのプロパティ - コメント
メッセージ フロー エディタ で、ノードまたはアクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。多くのノードやアクションでは、プロパティ ページの 1 つとして [コメント] ページが (タブとして) 表示されます。このページを使用して、メッセージ フローで選択した項目についてのコメントをオプションとして追加できます。
メッセージ フローのプロパティ - ネームスペース
メッセージ フロー エディタ で、ノードまたはアクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。多くのノードやアクションでは、プロパティ ページの 1 つとして [ネームスペース] ページが (タブとして) 表示されます。このページを使用して、定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりできます。
メッセージ フローのプロパティ - 変数
メッセージ フロー エディタ で、ノードまたはアクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。多くのノードやアクションでは、プロパティ ページの 1 つとして [変数 ] ページが (タブとして) 表示されます。このページを使用して、事前定義されたコンテキスト変数およびユーザによって定義されたコンテキスト変数のリストを表示します。新しい変数を定義するには、[追加 ] をクリックします。
コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
MFL 変換アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、MFL (メッセージ フォーマット言語) 変換アクションを使用して、メッセージ パイプライン内でメッセージ コンテンツを XML と XML 以外の形式との間で双方向に変換します。MFL は、バイナリ データのレイアウトを記述するために使用する特別な XML ドキュメントです。Oracle 独自の言語を使用して、フォーマットされたバイナリ データを XML データに、または XML データをバイナリ データに変換するルールを定義します。
メッセージ フロー エディタ で、MFL 変換アクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した MFL 変換アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[MFL 変換] ページには、以下のオプションが含まれます。
必要に応じて、[
XML から非 XML へ ] または [
非 XML から XML へ ] を選択します。
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。このエディタでは、変数を指定できます。
この入力は、XML への変換の場合はテキストまたはバイナリ、XML 以外への変換の場合は XML でなければなりません。メッセージ コンテキストのバイナリ コンテンツは、バイナリ コンテンツ XML 要素によって表されます。入力がバイナリでなければならない場合、この XML は Xquery 式の結果となります。
静的な MFL リソースを使用して MFL 変換アクションを実行するには、このオプションを選択します。[
参照 ] をクリックしてリソースを選択します。
変換アクションを実行する MFLリソースを指定するには、このオプションを選択します。
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。このエディタでは、プロジェクト/フォルダ/MFL リソース名の形式で、アクションを実行する MFL リソースを指定できます。
この変換アクションの結果が割り当てられる変数の名前です。結果は、バイナリコンテンツの XML 要素になります。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
オペレーション ブランチ ノードのプロパティ
メッセージ フローでは、オペレーション ブランチ ノードを使用して、WSDL で定義されているオペレーションに基づいてブランチをコンフィグレーションします。
メッセージ フローで WSDL ベースのプロキシ サービスを定義する場合、オペレーション固有の処理が必要になります。Oracle Service Bus では、オペレーションに基づくブランチ ノードを手動でコンフィグレーションする代わりに、オペレーションに基づいて自動的に分岐するブランチ ノードが用意されています。つまり、オペレーション ブランチ ノードをメッセージ フローに作成すると、Oracle Service Bus プラグインでは、WSDL に定義されたオペレーションがオペレーション ブランチ ノード コンフィグレーション ページに表示されるため、これらのオペレーションに基づいて分岐ロジックをすばやく構築できます。
ブランチ ノードを使用すると、可能ないくつかのパスのうちの 1 つに限定して処理を進めることができます。分岐は、XPath ベースの切り替えテーブルに基づいて実行されます。表の各ブランチは、条件 (たとえば、<500
) を指定し、これが単一の XPath 式 (たとえば、$body
の /ns: PurchaseOrder/ns:totalCost
) に対してメッセージ フローの降順に評価されます。最初に満たされた条件によって、進むべきブランチが決定されます。満たされる分岐条件がない場合は、デフォルトのブランチに進みます。ブランチ ノードでは、メッセージ フロー内にいくつかの子孫を持つことができます (デフォルトのブランチを含め各ブランチに 1 つずつ)。
メッセージ フロー エディタ でオペレーション ブランチ ノードをメッセージ フローに追加すると、以下に示すように、そのノードには WSDL で定義された最初の操作に基づく初期の条件付きブランチと、デフォルトのブランチが含まれます。
プロパティ ビューに [フロー ] プロパティ ページを表示するには、ノード自体 ([オペレーション ブランチ ノード] アイコン、またはアイコンに接続されている境界ボックス) をクリックします。このページではノードの名前と説明を指定できます。
[オペレーション ブランチ] ページにあるオペレーション ブランチのプロパティを表示するには、オペレーション ブランチ アイコンをクリックします。ページには、WSDL で定義されているすべてのオペレーションが含まれるドロップダウン リストがあります。このブランチに対して異なるオペレーションを選択できます。メッセージ フロー エディタでオペレーション ブランチ ノードのプラス記号をクリックして、別のオペレーション ブランチを追加することもできます。
すべてのブランチの追加が終了したら、ブランチにノードとステージを追加して各ブランチの処理を定義します。
パイプライン ペア ノードのプロパティ
メッセージ フローで要求および応答処理を定義するには、パイプライン ペア ノードを使用します。
メッセージ フローには、パイプライン ペア ノード (プロキシ サービス、またはサービスの処理用の要求パイプラインと応答パイプライン) と、ステージ、パイプライン、およびプロキシ サービスに対して定義できるエラー ハンドラをゼロ個以上入れることができます。パイプラインは、1 つまたは複数のステージを持つことができ、ステージはアクションを持ちます。
パイプライン ペアには、要求パイプラインと応答パイプラインが必ず含まれています。必要に応じて、パイプラインにステージとアクションを追加します。
メッセージ フロー エディタ で、パイプライン ペア ノードをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したパイプライン ペア ノードをコンフィグレーションします。次のオプションがあります。
パブリッシュ アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、パブリッシュ アクションを使用して、静的に指定された、メッセージの対象サービスを識別し、メッセージのパッケージ方法およびサービスへの送信方法をコンフィグレーションします。
メッセージ フロー エディタ で、パブリッシュ アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したパブリッシュ アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[パブリッシュ] ページには、次のオプションが含まれます。
パブリッシュ アクションの対象サービスです。[
参照 ] をクリックし、リストからプロキシ サービスまたはビジネス サービスを選択します。
このオプションは、選択したサービスに操作が定義されている場合にのみ表示されます。
メッセージのパッケージとサービスへの送信方法をコンフィグレーションするために、[
要求アクション ] フィールドで [
アクションの追加 ] をクリックします。その後で、サービスと関連付けるアクションを選択します。複数のアクションを追加することも可能です。
このオプションを選択すると、発信操作が着信操作と同じになります。
このオプションは、選択したサービスに操作が定義されている場合にのみ表示されます。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
パブリッシュ テーブル アクションのプロパティ
メッセージ フローで、ゼロまたはそれ以上の静的に指定されたサービスにメッセージをパブリッシュするには、パブリッシュ テーブル アクションを使用します。切り替え式の条件ロジックを使用して、どのサービスをパブリッシュに使用するか実行時に決定します。パブリッシュ テーブル アクションには、デフォルトのパブリッシュ アクションに進むデフォルトのパスに加えて、異なるパスに進むための条件を定義するケース アクションが1 つ以上含まれています。パブリッシュ テーブル アクションを完全に定義するには、パブリッシュ テーブル アクションと、そのケース アクションとパブリッシュ アクション (および追加したその他のアクション) をコンフィグレーションする必要があります。
メッセージ フロー エディタ のメッセージ フローにパブリッシュ テーブル アクションを追加する場合、次に示すように、パブリッシュ テーブル アクションにはパブリッシュ アクションへのパスを持つケース アクションの他に、デフォルトのパブリッシュ アクションへのパスを持つデフォルトのケース アクションが含まれます。[条件の追加 ] をクリックして、パブリッシュ テーブルに別の条件を追加します。
パブリッシュ テーブルのプロパティ
メッセージ フロー エディタで、パブリッシュ テーブル アクション自体 ([パブリッシュ テーブル ] アイコン、またはアイコンに接続されている境界ボックス) をクリックして、プロパティ ビューに [パブリッシュ テーブル ] プロパティ ページを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したパブリッシュ テーブル アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
パブリッシュ テーブル
コメント
ネームスペース
変数
[パブリッシュ テーブル] プロパティ ページには、次のオプションがあります。
実行時にルーティングの決定を行う値を返す XQuery 式です。
XQuery 式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
[変数]·ページを使用して、定義済みのコンテキスト変数のリストを参照したり、新しいコンテキスト変数を作成したりできます。 コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
ケース アクションのプロパティ
メッセージ フロー エディタで、ケース アクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページは、以下で説明するように、選択したケース アクションのコンフィグレーションに使用します。
リストから比較演算子を選択します。次に、パブリッシュ テーブル アクションに対して定義された XQuery 式から返される値が評価される値を入力します。
パブリッシュ アクションのプロパティ
「パブリッシュ アクションのプロパティ 」を参照してください。
エラーを発生させるアクションのプロパティ
メッセージ フローでは、エラーを発生させるアクションを使用して、指定したエラー コード (文字列) と説明と共に例外を発生させます。
メッセージ フロー エディタ で、エラーを発生させるアクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したエラーを発生させるアクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
エラーを発生させる
コメント
ネームスペース
変数
[エラーを発生させる] ページには、次のオプションが含まれます。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
トランザクション
サービスがトランザクションである場合、トリガされた [エラーを発生させる] アクションは要求 (非同期) か、要求 (同期) または応答 (同期) にあるトランザクションを中断します。たとえば、SOAP エラーが発生せず、[エラーを発生させる] のためトランザクションが中断される場合も、メッセージの内部を参照し、[エラーを発生させる] アクションが発生する条件を決定することができます。
名前変更アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、名前変更アクションを使用して、XPath 式で選択された要素の名前を、要素のコンテンツを変更することなく変更します。
メッセージ フロー エディタ で、名前変更アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した名前変更アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[名前変更] ページには、次のオプションが含まれます。
名前を変更する (名前付き変数内の) データの指定に使用される XPath 式です。
XPath 式を作成または編集するには、
<XPath> (定義済みの場合は、XPath のフラグメント
) をクリックして、
XPath 式エディタ を表示します。
名前を変更する要素を保持しているコンテキスト変数です。
選択した要素の名前の変更に使用するローカル名です。
選択した要素の名前を変更するときに使用するネームスペースです。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
置換アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、置換アクションを使用して、XPath 式で指定されたノードまたはノードのコンテンツを置き換えます。ノードまたはそのコンテンツは、XQuery 式が返した値で置換されます。
置換アクションでは、単純な値、要素、属性を置き換えることができます。XQuery 式から何も返されない状態は、アクションがノード全体を置き換えるか、ノード コンテンツのみを置き換えるかにより、識別されたノードを削除すること、または空のノードを作成することと同じです。
メッセージ フロー エディタ で、置換アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した置換アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[置換] ページには、次のオプションが含まれます。
置換する (名前付き変数内の) データの指定に使用する XPath 式です。
XPath 式を作成または編集するには、
<XPath> (定義済みの場合は、XPath のフラグメント
) をクリックして、
XPath 式エディタ を表示します。
名前付き変数内で XPath によって指定されたデータを置換するデータの作成に使用する XQuery 式です。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
XQuery 式を編集したら、以下のいずれかのオプションを選択します。
[ノード全体を置換 ] - 定義した XPath 式で選択したノードとそのすべてのコンテンツを置換するように指定します。
[ノードのコンテンツを置換 ] - ノードは置換せず、そのコンテンツのみ置換するように指定します。
注意 :
[ノード全体を置換 ] オプションを選択して XPath を「./*
」に設定するよりも、[ノードのコンテンツを置換 ] オプションを選択して [XPath ] フィールドを空白にする方が効率的です。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
返信アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、返信アクションを使用して、呼び出し元に即時に返信されるように指定します。
返信アクションは、要求パイプライン、応答パイプライン、またはエラー パイプラインに使用できます。成功時または失敗時の返信をコンフィグレーションできます。HTTP 着信転送での失敗時の返信の場合、返信アクションでは、呼び出し元に即時に返信されるように指定します。
メッセージ フロー エディタ で、返信アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した返信アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[返信] ページには、次のオプションが含まれます。
[
成功時 ] を選択すると、メッセージが成功した場合に応答します。[
失敗時 ] を選択すると、メッセージが失敗した場合に応答します。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
レポート アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、レポート アクションを使用して、プロキシ サービスに対してメッセージ レポートを有効にします。
メッセージ フロー エディタ で、レポート アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したレポート アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[レポート] ページには次のオプションがあります。
レポートされるデータの作成に使用する XQuery 式です。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
XQuery 式の編集が終了したら、[
キーの追加 ] をクリックして、メッセージ コンテキスト変数またはメッセージ ペイロードからキー識別子を抽出するために使用される 1 つまたは複数のキー値のペアを追加します (残りのメッセージは無視されます)。キーは、メッセージを識別する便利な手段となります。
[キー名 : ] フィールドにキーの名前を入力します。
[キー値 ] カラムの <XPath> をクリックして、XPath 式エディタ で XPath 式を作成します。
[変数内 ] フィールドに、式が実行される変数の名前を入力します。
たとえば、ステージのエラー ハンドラでコンフィグレーションされたレポート アクションを考えてみます。このアクションは、エラーが発生した場合に fault コンテキスト変数のコンテンツを報告します。レポート アクションは次のようにコンフィグレーションされます。
キー名 = errorCode
キー値 = ./ctx:errorCode
(変数 fault
)
実行時にこのこのアクションが行われるたびに、データ ストリームを通じてメッセージが報告されます。以下の表は、レポート アクションが 2 回実行された後の結果を示しています。
MortgageBroker/ProxySvcs/loanGateway3
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
[変数]·ページを使用して、定義済みのコンテキスト変数のリストを参照したり、新しいコンテキスト変数を作成したりできます。 コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
再開アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、エラー ハンドラによってエラーが処理された後、再開アクションを使用してメッセージ フローを再開します。このアクションにパラメータはありません。このアクションはエラー パイプラインでのみ使用できます。
メッセージ フロー エディタ で、再開アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した再開アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
[変数]·ページを使用して、定義済みのコンテキスト変数のリストを参照したり、新しいコンテキスト変数を作成したりできます。 コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
ルート ノードのプロパティ
メッセージ フローでは、ルート ノードを使用して、ビジネス サービスとの間で要求メッセージおよび応答メッセージのディスパッチを処理します。他のノードは、ルート ノードに進むことはできません。
メッセージ フロー エディタ で、ルート ノードをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。プロパティ ページは、選択したルート ノードのコンフィグレーションに使用します。ページは以下のとおりです。
[ルート] ページには、以下のオプションが用意されています。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
ルーティング アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、ルーティング アクションを使用して、メッセージの対象サービスを識別し、そのサービスにメッセージがルーティングされる方法をコンフィグレーションします。
これは終端アクションなので、このアクションの後に別のアクションを追加することはできません。ただし、このアクションには、要求と応答のアクションを含めることができます。
メッセージ フロー エディタ で、ルーティング アクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したルーティング アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[ルーティング] ページには、次のオプションが含まれます。
ルーティング アクションの対象サービスです。[
参照 ] をクリックし、リストからプロキシ サービスまたはビジネス サービスを選択します。
このオプションは、選択したサービスに操作が定義されている場合にのみ表示されます。
メッセージのパッケージとサービスへの送信方法をコンフィグレーションするために、[
要求アクション ] フィールドで [
アクションの追加 ] をクリックします。その後で、サービスと関連付けるアクションを選択します。複数のアクションを追加することも可能です。
このオプションを選択すると、発信操作が着信操作と同じになります。
このオプションは、選択したサービスに操作が定義されている場合にのみ表示されます。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
ルーティング オプション アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、ルーティング オプション アクションを使用して発信要求のプロパティ (URI、サービス品質、モード、再試行パラメータ、メッセージ優先度) の一部またはすべてを変更します。
メッセージ フロー エディタ で、ルーティング オプション アクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したルーティング オプション アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
ルーティング オプション
コメント
ネームスペース
変数
[ルーティング オプション ] ページには次のオプションがあります。
発信メッセージの URI を設定するには、このオプションを選択します。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
URI を返す式を入力します。これで呼び出されたサービスの URI がオーバーライドされます。
サービス品質の要素を設定するには、このオプションを選択します。
ドロップダウン リストから QoS オプションを選択します。これにより、デフォルトがオーバーライドされます。
モードを [要求] または [要求 - 応答] に設定するには、このオプションを選択します。
注意 :
これは、通常、呼び出されたサービスのインタフェースに基づいて、自動的に設定されています。Any Soap または Any XML サービスなどでは、設定されていない場合もあります。
再試行間隔を設定するには、このオプションを選択します。
再試行間隔を秒数で指定します。これで呼び出されたサービスでコンフィグレーションされたデフォルトがオーバーライドされます。
再試行回数を設定するには、このオプションを選択します。
アクションを中断するまで再試行を行う回数を指定します。これで呼び出されたサービスでコンフィグレーションされたデフォルトがオーバーライドされます。
メッセージ優先度を設定するには、このオプションを選択します。
式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
[変数]·ページを使用して、定義済みのコンテキスト変数のリストを参照したり、新しいコンテキスト変数を作成したりできます。 コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
ルーティング テーブル アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、ルーティング テーブルを使用して、単一の XQuery 式の結果に基づいて異なるルートを選択します。ルーティング テーブル アクションは、切り替え式の条件表にラップされた一連のルートを含みます。
これは終端アクションなので、このアクションの後に別のアクションを追加することはできません。ただし、このアクションには、要求と応答のアクションを含めることができます。
メッセージ フロー エディタ で、メッセージ フローに対するルーティング テーブルのアクションを追加すると、ルーティング テーブル アクションには、以下に示すように、ルーティング アクションへのパスを持つケース アクションと、デフォルトのルーティング アクションへのパスを持つデフォルト ケース アクションが含まれます。[条件の追加 ] をクリックして、ルーティング テーブルに別の条件を追加します。
ルーティング テーブルのプロパティ
メッセージ フロー エディタでパブリッシュ テーブル アクション自体 ([パブリッシュ テーブル ] アイコンまたはアイコンに接続されている境界ボックス) をクリックして、プロパティ ビューにパブリッシュ テーブル プロパティを表示します。 このプロパティ ページを使用して、選択したパブリッシュ テーブル アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
ルーティング テーブル
コメント
ネームスペース
変数
[ルーティング テーブル] のプロパティ ページには、次のオプションが含まれます。
実行時にルーティングの決定を行う値を返す XQuery 式です。
XQuery 式を作成または編集するには、
<式> (定義済みの場合は式のフラグメント
) をクリックして、
XQuery/XSLT 式エディタ を表示します。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
ケース アクションのプロパティ
メッセージ フロー エディタで、ケース アクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページは、以下で説明するように、選択したケース アクションのコンフィグレーションに使用します。
リストから比較演算子を選択します。次に、ルーティング テーブル アクションに対して定義された XQuery 式から返される値が評価される値を入力します。
ルーティング アクションのプロパティ
「ルーティング アクションのプロパティ 」を参照してください。
サービス コールアウト アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、サービス コールアウト アクションを使用して、Oracle Service Bus に登録済みのプロキシ サービスまたはビジネス サービスの同期 (ブロック) コールアウトをコンフィグレーションします。
メッセージ フロー エディタ で、サービス コールアウト アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したサービス コールアウト アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
サービス コールアウト
コメント
ネームスペース
変数
[サービス コールアウト] ページには、次のオプションがあります。
サービス コールアウト アクションの対象サービスです。[
参照 ] をクリックし、リストからプロキシ サービスまたはビジネス サービスを選択します。
このオプションは、選択したサービスが WSDL ベースであり、サービスで呼び出すことができる操作がある場合にのみ表示されます。
次のいずれかのオプションを選択して、要求メッセージと応答メッセージのコンフィグレーション方法を指定します。
その後のコンフィグレーション オプションは、手順 3. で選択したサービスの種類および手順 5. でそのサービスに対して選択したコンフィグレーション オプションの種類によって決まります。表
3-1 に、各種類のサービスで使用できるオプションを示します。
[SOAP 本体のコンフィグレーション] のオプション
[ペイロード パラメータのコンフィグレーション] オプションまたは
[ペイロード ドキュメントのコンフィグレーション] オプション
上の表で示した各オプションの手順を次の表に示します。
[SOAP 要求本体] および
[SOAP 応答本体]
これらのオプションをコンフィグレーションするには、次の手順を実行します。
[SOAP 要求本体 ] フィールドに、コールアウト要求の SOAP 本体要素の XML を保持する変数の名前を入力します。
[SOAP 応答本体 ] フィールドに、応答の SOAP 本体要素の XML がバインドされる変数の名前を入力します。
[SOAP 要求ヘッダ] および [SOAP 応答ヘッダ]
これらのオプションをコンフィグレーションするには、次の手順を実行します。
これらのオプションをコンフィグレーションするには、次の手順を実行します。
[要求パラメータ ] フィールドに、実行時に評価される、要求パラメータの値を指定する変数の名前を入力します。
入力変数にはコアのペイロード ドキュメントだけを指定します。SOAP パッケージは、Oracle Service Bus によって自動的に作成されます。そのため、入力ドキュメントを <soap-env:Body>...</soap-env:Body>
でラップしません。
たとえば、この要求パラメータに使用される body 入力変数を作成する場合は、$body
(soap-env:Body
ラッパが保持されます) ではなく、body/*
(ラッパ soap-env:Body
を削除します) という XPath ステートメントを使用して、その変数のコンテンツを定義します。
[応答パラメータ ] フィールドに、実行時に応答を割り当てる変数の名前を入力します。
[要求ドキュメント] および [応答ドキュメント]
これらのオプションをコンフィグレーションするには、次の手順を実行します。
[要求ドキュメント変数 ] フィールドに、要求ドキュメントを割り当てる変数の名前を入力します。
SOAP ドキュメント タイプのサービスの場合、サービスに送信される SOAP メッセージの本文を作成する変数は、実行時に評価されます。 任意の XML サービスの場合、サービスに送信される XML メッセージの本文を作成する変数は、実行時に評価されます。
SOAP ドキュメント タイプのサービスおよび任意の XML サービスの場合、入力変数にはコアのペイロード ドキュメントだけを指定します。SOAP パッケージは、Oracle Service Bus によって自動的に作成されます。そのため、入力ドキュメントを <soap-env:Body>...</soap-env:Body>
でラップしません。
たとえば、この要求パラメータに使用される body 入力変数を作成する場合は、$body
(soap-env:Body ラッパが保持されます) ではなく、body/*
(ラッパ soap-env:Body
を削除します) という XPath ステートメントを使用して、その変数のコンテンツを定義します。
メッセージング サービスの場合、メッセージの本文を作成する変数は、サービスが予期するデータ型に基づいて評価されます。 以下の制限は、メッセージング サービスで使用される変数に適用されます。
バイナリ データを受信するサービスの場合は、変数に ctx:binary-content
要素が必要です。
MFL データを受信するサービスの場合は、変数に同等の XML データが必要です。
テキスト データを受信するサービスの場合、変数は文字列になります。
[応答ドキュメント変数 ] フィールドに、実行時に応答ドキュメントを割り当てる変数の名前を入力します。
必要に応じて、1 つまたは複数の転送ヘッダ アクションを追加します。転送ヘッダ アクションの詳細については、「転送ヘッダ アクションのプロパティ 」を参照してください。
注意 :
指定する転送ヘッダに加え、その他のヘッダが Oracle Service Bus バインディング レイヤによって追加されます。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
スキップ アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、スキップ アクションを使用して、実行時に現在のステージの実行をスキップし、メッセージ フローの次のステージに処理が進むように指定します。このアクションにはパラメータがなく、要求パイプライン、応答パイプライン、エラー パイプラインで使用できます。
メッセージ フロー エディタ で、スキップ アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択したスキップ アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
ステージ ノードのプロパティ
メッセージ フローでは、メッセージ フローのアクションのコンテナとしてステージ ノードを使用します。複数のステージをつなぎ合わせて、処理ロジックを区分できます。
メッセージ フロー エディタ で、ステージ ノードをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページは、選択したステージ ノードのコンフィグレーションに使用します。ページは以下のとおりです。
[ステージ] ページには、以下のオプションが含まれます。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
転送ヘッダ アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、転送ヘッダ アクションを使用して、メッセージのヘッダ値を設定します。
メッセージ フロー エディタ で、転送ヘッダ アクションをクリックし、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した転送ヘッダ アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[転送ヘッダ] ページには、以下のオプションが含まれます。
[の転送ヘッダを設定 ] リストから、以下のいずれかを選択して、どのメッセージ コンテキストの場所を変更するかをランタイムに対して指定します。
[発信要求 ] - 発信要求 (ルート、パブリッシュ、またはサービス コールアウト アクションでプロキシ サービスによって送信されるメッセージ) の転送ヘッダの値を設定するには、このオプションを選択します。これらのヘッダ要素は、メッセージ コンテキストの以下の場所にあります。
$outbound/ctx:transport/ctx:request/tp:headers
[着信応答 ] - 着信応答 (プロキシ サービスがクライアントに返信する応答メッセージ) の転送ヘッダの値を設定するには、このオプションを選択します。これらのヘッダ要素は、メッセージ コンテキストの以下の場所にあります。
$inbound/ctx:transport/ctx:response/tp:headers
着信メッセージから発信メッセージへ、または発信メッセージから着信メッセージへ、すべてのヘッダをそのまま渡すには、このオプションを選択します。ソース ヘッダ セットのすべてのヘッダはターゲット ヘッダ セットにコピーされ、ターゲット ヘッダ セットの既存の値はすべて上書きされます。
[
ヘッダを追加 ] をクリックして、ヘッダを
ヘッダ テーブルに追加します。以下の手順に従って、各ヘッダをコンフィグレーションします。
このテーブルには、必要な数のヘッダを追加することができます。ランタイムでは、対応する XML の生成時に、ネームスペースを宣言し、適切な順序でヘッダ要素を配置するため、テーブルのヘッダの順序を指定する必要はありません。
[名前 ] カラムのドロップダウン リストから、ヘッダ名を選択します。リストには、事前定義されたすべてのターゲット転送のヘッダ名が含まれています (たとえば、HTTP 転送の場合は Content-Type 、JMS 転送の場合は JMSCorrelationID など)。
[その他 ] フィールドにヘッダ名を入力します。ヘッダ名がこのサービスの転送用に事前定義されたいずれかのヘッダでない場合、そのヘッダは転送仕様の定義のとおりユーザヘッダになります。
以下ののいずれかのオプションを選択して、ヘッダの値の設定方法を指定します。
ヘッダを式に設定
このオプションを選択すると、XQuery 式または XSLT 式を使用して、ヘッダの値を設定できます。「text/xml」などの簡単な式にすることも、複雑な XQuery 式または XSLT 式にすることもできます。
Oracle Service Bus 転送レイヤでは、すべてのヘッダの XML 表現を文字列値として定義するため、式の結果は、ヘッダの値が設定される前に文字列に変換されます。何も返さない式のヘッダの値は、空の文字列に設定されます。式を使用してヘッダを削除することはできません。
警告 : このアクションで指定できるすべてのヘッダの設定が実行時に使用されるわけではありません。
ヘッダを削除
要求または応答のメタデータからヘッダが削除されるように指定します。
[着信要求からヘッダをコピー ] (発信要求の転送ヘッダを設定する場合) または [発信応答からヘッダをコピー ] (着信応答の転送ヘッダを設定する場合)
このヘッダが着信メッセージの同じ名前を持つ対応するヘッダから発信メッセージに、またその逆に直接コピーされるように指定します。たとえば、発信要求の SOAPAction ヘッダを設定する場合は、[着信要求からヘッダをコピー ] を選択すると、ランタイムが $inbound
の SOAPAction 要求ヘッダから値をコピーします。着信応答ヘッダの場合、コピーするヘッダのソースは、$outbound
の応答ヘッダです。
[ヘッダをコピー ] オプションが選択された場合、このオプションは無視され、このヘッダのターゲットではアクションが実行されません。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
[変数]·ページを使用して、定義済みのコンテキスト変数のリストを参照したり、新しいコンテキスト変数を作成したりできます。 コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
検証アクションのプロパティ
メッセージ フローでは、検証アクションを使用して、XML スキーマ要素または WSDL リソースに照らし、XPath 式で選択した要素を検証します。検証できるのは、グローバル要素のみです。Oracle Service Bus はローカル要素に対する検証に対応していません。
メッセージ フロー エディタ で、検証アクションをクリックして、プロパティ ビューにそのプロパティを表示します。このプロパティ ページを使用して、選択した検証アクションをコンフィグレーションします。ページは以下のとおりです。
[検証] ページには、以下のオプションが用意されています。
XPath 式を作成または編集するには、
<XPath> (定義済みの場合は、XPath のフラグメント
) をクリックして、
XPath 式エディタ を表示します。
検証する要素を保持する変数の名前です。変数の名前を入力するか、コンテンツ支援が有効になっている場合は
〔Ctrl〕+〔Space〕 を押して、宣言済みの変数のリストを表示します。
XPath 式 (上で説明した [
XPath ] フィールド) によって選択された要素の検証の対象となる XML スキーマ要素または WSDL リソースです。
この検証の結果 (ブール結果) を保存する場合は、[
変数の保存 ] を選択し、結果を保存する変数の名前を入力します。
また、WSDL や XML スキーマ要素に照らした要素の検証が失敗したときにエラーを発生させる場合は、[
エラーを発生させる ] を選択します。
必要であれば、[コメント] ページを使用してコメントを追加します。
定義済みのネームスペースのリストを表示したり、新しいネームスペースを作成したりするには、[ネームスペース] ページを使用します。
定義済みのコンテキスト変数のリストを表示したり、新しい変数を作成したりするには、[変数] ページを使用します。コンテキスト変数の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「メッセージ コンテキスト 」を参照してください。
[Jar 依存関係の変更] ダイアログ
Oracle Service Bus では、別の JAR 内の他のクラスに依存するクラスを JAR リソースに格納できます。[Jar 依存関係の変更] ページを使用して、参照される JAR リソースを追加または削除します。[上へ ] および [下へ ] ボタンを使用して、参照される JAR の階層構造の順序 (優先順位) を変更します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「JAR 」を参照してください。
プロジェクト名と、JAR リソースがあるとフォルダの名前 (該当する場合) です。このカラムには、現在のワークスペースで使用できるすべての JAR が表示されます。
参照される JAR リソースの名前とパスです。このカラムには、現在のコンフィグレーションで依存関係があるすべての JAR が表示されます。
SMTP サーバ
以下のエディタおよびウィザードを使用して、SMTP サーバの操作を行います。
[SMTP サーバの編集] ページ
このページは、SMTP サーバの詳細を表示し、必要であればコンフィグレーションを編集するために使用します。フィールドの説明については、「[新しい SMTP サーバ リソース] ウィザード 」を参照してください。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「SMTP サーバの編集 」を参照してください。
[新しい SMTP サーバ リソース] ウィザード
このページを使用して、新しい SMTP サーバ リソースをコンフィグレーションします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「SMTP サーバの追加 」を参照してください。
この SMTP サーバ リソースの説明を入力します。
SMTP サーバを参照する URL を入力します。このフィールドは必須です。
SMTP サーバのポート番号を入力します (デフォルト ポートは 25 です)。このフィールドは必須です。
目的の SMTP サーバにアクセスするためにユーザ名およびパスワードが必要な場合は、[ユーザ名] フィールドにユーザ名を入力して、関連するパスワードを [
パスワード ] および [
パスワードの確認 ] フィールドに入力します。
これらのフィールドは省略可能です。SMTP サーバが保護されている場合のみ必要となります。
ユーザ名に関連付けられているパスワードを入力します。
[
パスワード ] フィールドに入力したものと同じパスワードを入力します。
[UDDI レジストリのコンフィグレーション] ページ
このページでは、UDDI レジストリ リソースをコンフィグレーションします。このページは、[新しい UDDI レジストリ リソース] ウィザードおよび UDDI コンフィグレーション エディタに表示されます。
詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「UDDI 」および 『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「UDDI 」を参照してください。
サービスの検索とインポートで使用される照会 API エンドポイントの URL です。
http://host:port/
APPLICATION_SERVER_CONTEXT
/uddi/inquiry
のフォーマットで照会 URL を入力します。
サービスのパブリッシュで使用されるパブリッシュ API エンドポイントの URL です。
http://host:port/
APPLICATION_SERVER_CONTEXT
/ uddi/publishing
のフォーマットでパブリッシュ URL を入力します。
レジストリへのパブリッシュを行うために必要な認証トークンの取得に使用される、セキュリティ API エンドポイントの URL です。
http://host:port/
APPLICATION_SERVER_CONTEXT
/ uddi/security
のフォーマットでセキュリティ URL を入力します。
レジストリの変更へのサブスクリプション、レジストリのサブスクリプションの作成、インポート サービスに変更がないかどうかのリスンのために使用される、サブスクリプション API エンドポイントの URL です。次のフォーマットでサブスクリプション URL を入力します。
http://host:port/APPLICATION_SERVER_CONTEXT/uddi/subscription
インストーラの
APPLICATION_SERVER_CONTEXT
フィールドのデフォルト値は
registry
です。
レジストリ コンソールにログインする際のユーザ名を入力します。
レジストリ コンソールにログインする際のパスワードを入力します。
コンフィグレーションされたレジストリへの接続を作成できることを検証するには、[
検証 ] をクリックします。
アウトライン ビュー - Oracle Service Bus
このビューには、現在エディタ領域で開かれている構造化ファイルの階層ビュー (アウトライン) が表示されます。このビューの内容は、エディタに固有です。
Oracle Service Bus で、プロキシ サービスが起動しており、メッセージ フロー エディタが選択されている場合、アウトライン ビューにはメッセージ フローのノードとアクションが階層ビューとして表示されます。メッセージ フロー エディタが表示されている場合、次の表に示すように、サービスの階層ビューとサムネイル ビューを切り替えることができます。
このボタンをクリックすると、現在のエディタの内容が階層ビューで表示されます。
このボタンをクリックすると、メッセージ フロー エディタの内容がグラフィカルなサムネイル ビューで表示されます。メッセージ フロー全体がエディタに収まりきらない場合は、エディタに表示されているフローの部分を示す青いマスクがアウトライン ビューに表示されます。フローの別の部分を表示するには、エディタに表示するフローの部分にマスクをドラッグします。
リソース管理
以下を使用して、リソース管理を行います。
[環境設定 ダイアログ - Oracle Service Bus - タイプの関連付け] ページ
このページでは、1 つ以上のファイル拡張子を Oracle Service Bus リソース タイプに関連付けます。
このペインには、使用できるすべての Oracle Service Bus リソース タイプが一覧表示されます。タイプを選択すると、そのタイプに関連付けられているファイル拡張子が表示されます。
参照ビュー
このページを使用して、リソースの依存関係を表示します。プロジェクト エクスプローラとアクティブなエディタのどちらであっても、このビューでは、現在の選択内容が表示されます。
このプロジェクト/フォルダの中のリソース、またはこのリソースに依存するこのプロジェクト、フォルダ、またはリソースに対して外部のリソースのリストです。
このプロジェクト/フォルダの中のリソース、またはこのリソースが依存するこのプロジェクト、フォルダ、またはリソースに対して外のリソースのリストです。
[クローン対象の選択] ダイアログ
このダイアログを使用して、新しいプロジェクトまたは別のプロジェクト内のフォルダとして、プロジェクトのクローンを作成する場所を指定します。
新しい (クローンとして作成する) プロジェクトの名前を入力します。
[
プロジェクトとして ] を選択すると、別のプロジェクト (他のプロジェクトのピア) として、プロジェクトのクローンが作成されます。
[
場所内のフォルダとして ] を選択すると、プロジェクト (およびその内容) が、プロジェクト内のフォルダに変換されます。このオプションを選択するときは、新しい場所も選択する必要があります。
[リソースの選択] ダイアログ
このダイアログを使用して、Oracle Service Bus プラグインで作成または Oracle Service Bus プラグインにインポートされている、コンテキストに適合するリソースを選択します。エディタまたはウィザードの [参照 ] をクリックすると、コンテキストに適した使用可能なリソースがこのダイアログに表示されます。ダイアログの名前は、[WSDL の選択 ]、[MFL の選択 ]、[XML スキーマの選択 ] などのように、表示されるリソースのタイプによって異なります。ダイアログには、各リソースに含まれる項目の階層リストが表示されえう場合もあります。たとえば、[XML スキーマの選択 ] ダイアログには、スキーマで定義されている要素とタイプが一覧表示されます。[WSDL の選択 ] ダイアログには、WSDL で定義されているポートとバインディングが表示されます。
場合によっては、[WSDL の選択 ] などでは [消費 ] ボタンをクリックすると、[サービス消費 ] ダイアログが開きます。このダイアログで、Oracle エンタープライズ リポジトリ、ファイル システム、UDDI、URI、ワークスペースなどのリソース タイプからサービスを消費できます。
[新しいサービス キー プロバイダ リソース] ウィザード
このページはサービス キー プロバイダ リソースのコンフィグレーションに使用します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「サービス キー プロバイダ 」を参照してください。
[暗号化キー ] の横にある [キー ] チェック ボックスをオンにします。
暗号化をサポートする X.509 証明書にマップされたキー エリアスを入力するか、[参照 ] をクリックして、現在のレルムの PKI 資格マッピングで使用中のキーストアからキー エリアスを表示します。
キー ストアへのアクセスをセキュリティで保護するために使用するパスワードを入力します (このパスワードはキーストアの作成時に設定します)。
このサービス キー プロバイダをプロキシ サービスに関連付けると、Oracle Service Bus により X.509 証明書がプロキシ サービスの WSDL に組み込まれます。その後、プロキシ サービスはこの証明書を使用してエンドポイントに送信するメッセージを暗号化します。プロキシ サービスは、PKI 資格情報に含まれるプライベート キーを使用して、エンドポイントから返されるメッセージの暗号化を解除します。
[デジタル署名キー ] の横にある [キー ] チェック ボックスをオンにします。
キー エリアスを入力するか、[参照 ] をクリックして現在のレルムの PKI 資格マッピングで使用中のキーストアからキー エリアスを表示します。
キー ストアへのアクセスをセキュリティで保護するために使用するパスワードを入力します (このパスワードはキーストアの作成時に設定します)。
[SSL クライアント認証キー ] の横にある [キー ] チェック ボックスをオンにします。
キー エリアスを入力するか、[参照 ] をクリックして現在のレルムの PKI 資格マッピングで使用中のキーストアからキー エリアスを表示します。
キー ストアへのアクセスをセキュリティで保護するために使用するパスワードを入力します (このパスワードはキーストアの作成時に設定します)。
[新しい WS-Policy] ウィザード
Web Services Policy Framework (WS-Policy) は、XML ベースの拡張フレームワークです。Web サービスのコンフィグレーションにドメイン固有のセキュリティ アサーションを拡張し、Web サービスのセキュリティ要件、期待される条件、および機能を指定します。Oracle Service Bus における WS-policy の主な使用方法の 1 つとして、プロキシ サービスおよびビジネス サービスでの、メッセージレベル セキュリティのコンフィグレーションがあります。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「カスタム WS-Policy 」を参照してください。
このページでは、新しい WS-policy リソースの名前と場所を選択します。
新しい WS-policy リソースを配置するプロジェクトまたはフォルダの名前を入力または選択します。
サービス アカウント
以下を使用して、サービス アカウントの操作を行います。
[新しいサービス アカウント リソース] ウィザード
このウィザードを使用して、以下の表に示すように、新しいカスタム アカウント リソースを作成します。
詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「サービス アカウント 」を参照してください。
[サービス アカウント エディタ - 全般的なコンフィグレーション] ページ
このページを使用して、以下の表に示すように、サービス アカウント リソースをコンフィグレーションします。
リソースの種類をそのままにするか、または別の種類を選択します。
詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「サービス アカウント 」を参照してください。
[サービス アカウント エディタ - 静的ユーザ コンフィグレーション] ページ
このページを使用して、サービス アカウントのコンフィグレーションでユーザ名とパスワードを保存します。サービス アカウントはこのユーザ名とパスワードを発信要求でエンコードします。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「サービス アカウント 」を参照してください。
ユーザ名に関連付けられているパスワードを入力します。
[
パスワード ] フィールドに入力したものと同じパスワードを入力します。
[サービス アカウント エディタ - ユーザ マッピング コンフィグレーション] ページ
このページを使用して、1 つまたは複数のクライアントから、指定したユーザ名およびパスワードにユーザ名をマップするサービス アカウントを作成します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「サービス アカウント 」を参照してください。
[
リモート ユーザ名 ] および [
リモート パスワード ] フィールドに、発信要求で送信するユーザ名とパスワードを入力します。
(省略可能) リモート ユーザ テーブルで、他のリモート ユーザを追加します。
「承認された」クライアントをリモートのユーザ名およびパスワードにマップするには、[
ローカル ユーザ名 ] フィールドに、着信要求で認証されたクライアントを識別する名前を入力します。
このユーザを Oracle Service Bus Console の [セキュリティ コンフィグレーション] モジュールに追加していない場合は、このマッピングを実行時環境で使用する前にユーザを追加する。『Oracle Service Bus Console の使い方』の「
ユーザの追加 」を参照してください。
Oracle Service Bus では、存在しないローカル ユーザのマッピングを作成することができるが、このマッピングは認証されたユーザに一致しないため使用されない。
[
リモート ユーザ名 ] リストから、[
ローカル ユーザ名 ] フィールドで指定した認証ユーザに関する発信要求で送信するユーザ名を選択します。
匿名のクライアントをリモートのユーザ名にマップするには、
[
匿名要求のマッピング ] チェック ボックスを選択します。
[
リモート ユーザの選択 ] リストから、すべての匿名ユーザに関する発信要求で送信するユーザ名を選択します。
式エディタ
以下のエディタを使用して、サービスに使用する式を記述します。
XQuery/XSLT 式エディタ
[XQuery/XSLT 式エディタ] ページでは、変数の構造の作成、ユーザのネームスペースの定義、事前定義されたメッセージ コンテキスト変数を使用したインライン XQuery 式の作成、インライン XQuery 式の手動での作成、およびインライン XQuery として実行する XQuery または XSLT リソースの選択を行うことができます。
XQuery の使用の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「変数の構造での作業 」を参照してください。
XQuery/XSLT 式エディタには 2 つのパネルが含まれており、各パネルには 3 つのタブが用意されています。
左側のパネルを使用して、式の記述または作成を行います。パネルには、以下のページ (タブ) が用意されています。
右側のパネルのタブを使用して、XQuery または XSLT の作成に使用できる変数、ネームスペース、および XQuery 関数を管理します。パネルには、以下のページ (タブ) が用意されています。
XPath 式エディタ
XPath 式エディタを使用して、XPath 式を作成します。作成した XPath 式は、その後、エディタを起動した場所に挿入されます。
XPath 式エディタには、以下のページが含まれます。
有効な XPath 式を作成するには、[式 ] テキスト フィールドに式を直接記述するか、[変数の構造] ページから変数をドラッグして [XQuery 関数] ページから XQuery 関数をドラッグできます。
式の作成が終了したら、[テスト ] をクリックして、実行中のサーバで式をテストできます。または、[OK ] をクリックして、テストを行わずに式を挿入することもできます。
条件エディタ
条件エディタを使用して、インライン XQuery 条件を作成します。
左側のパネルを使用して、条件の記述または作成を行います。パネルには、次に説明する各タブがあります。
右側のパネルのタブを使用して、条件の作成に使用できる変数、ネームスペース、および XQuery 関数を管理します。パネルには、次のタブがあります。これらのタブは、XQuery/XSLT 式エディタの右側のパネルにあるタブと同じです。以下のリンクは、XQuery/XSLT 式エディタにあるこれらのタブについてヘルプを表示します。
[条件ビルダ] ページ
[条件ビルダ] ページを使用して、インライン条件を作成します。このページは、条件エディタ にのみ表示されます。
[条件ビルダ] で次のように式を作成します。
比較式を作成するには [比較式 ] を選択します。または、単項式を作成するには [単項式 ] を選択します。
[比較式 ] を選択した場合、以下の作業を行います。
[オペランド ] フィールドに、値と比較するオペランドの名前を入力します。または、右側の [変数の構造 ] タブから [オペランド ] フィールドに項目をドラッグします。
[値 ] フィールドにそのオペランドの比較対象の値を入力します。または、右側の [変数の構造 ] タブから [値 ] フィールドに項目をドラッグします。
[演算子 ] リストから比較演算子を選択します。
手順 4 に進みます。
[単項式 ] を選択した場合、以下の作業を行います。
[NOT ] チェック ボックスを選択または選択解除して、式を true として評価するか、true ではないとして評価するかを指定します。これにより、式を not() で囲む必要があるかどうかを指定することになります。
テキスト フィールドに式を入力するか、または右側にある [変数の構造 ] タブから項目をドラッグして式を作成します。
以下のいずれかの操作を行います。
新しい文を [条件式 ] フィールドの式に追加するには、[追加 ] をクリックします。
文を変更するには、[条件式 ] フィールドでその文を選択してから、[更新 ] をクリックします。
[テスト ] をクリックして実行中のサーバで式をテストするか、または [OK ] をクリックして条件をメッセージ フローに挿入します。
[式] ページ
このページは、XQuery/XSLT 式エディタ 、XPath 式エディタ 、および条件エディタ に表示されます。
[式] ページには、式を作成できるテキスト フィールドがあります。作成するには、フィールドに直接入力するか、またはエディタの右側にある [変数の構造] ページ か [XQuery 関数] ページ から項目をドラッグします。
Oracle Service Bus ドメインの実行中のサーバで式をテストするには、[テスト ] クリックします。WebLogic Server は Oracle Service Bus と共にパッケージ化されています。そのため、Oracle Service Bus のインストールに含まれている組み込みサーバをテストの目的に使用できます。
[XQuery リソース] ページ
このページは、XQuery/XSLT 式エディタ にのみ表示されます。
プロキシ サービスのメッセージ フローでは、メッセージ コンテキスト変数への XQuery 式の割り当て、XQuery 式のブール結果に基づく if-then-else アクションの割り当て、XPath 式に対して相対的に指定した位置への XQuery 式の結果の挿入、コンテキスト変数の XQuery 式を使用したログ用のメッセージ コンテキストの指定などを実行できます。
[XQuery リソース] ページを使用して、XQuery トランスフォーメーションをコンフィグレーションし、プロキシ サービスのメッセージ フローで実行されるようにします。
実行される XQuery リソースです。Oracle Service Bus に登録されている XQuery リソースを検索して開くには、[
参照 ] をクリックします。
リソースを選択すると、トランスフォーメーションの各入力パラメータが表示されます。各ラベルはパラメータ名に相当し、各テキスト ボックスはそのパラメータにマッピングされる XQuery 式を定義するためのものです。マッピングはパラメータごとに定義する必要があります。式を直接入力するか、または右側のパネルから変数および構造をドラッグします。
[XSLT リソース] ページ
このページは、XQuery/XSLT 式エディタ にのみ表示されます。
[XSLT リソース ] タブを使用して、XSLT トランスフォーメーションをコンフィグレーションし、プロキシ サービスのメッセージ フローで実行されるようにします。
実行する XSLT リソースです。Oracle Service Bus に登録されたリソースを検索して開くには、[
参照 ] をクリックします。
トランスフォーメーションに対する入力ドキュメントの XQuery 式です。たとえば、
$body
です。
ラベルとそれに対応するテキスト ボックスがトランスフォーメーションの入力パラメータごとに表示されます。各ラベルはパラメータ名に相当し、各テキスト ボックスはそのパラメータにバインドされる XQuery 式を定義するためのものです。バインディングはパラメータごとに定義する必要があります。たとえば、XSL トランスフォーメーションに
one および
two という入力パラメータがある場合、[
変数名 ] フィールドには、[
one ] および [
two ] というラベルと、ラベルごとに XQuery 式を入力するテキスト ボックスが表示されます。
式を直接入力するか、または右側のパネルから変数および構造をドラッグします。
次の XQuery 式は、このフィールドの有効な入力例です。
注意 : 次の変数名はこのフィールドでは無効な入力となり、例外が発生します。
body
[動的 XQuery] ページ
このページは、XQuery/XSLT 式エディタ にのみ表示されます。
事前登録された XQuery リソースの名前に実行時に評価する動的 XQuery 式を指定することができます。Oracle Service Bus は、要求されたトランスフォーメーションを作成するメッセージ コンテキストに対して、省略可能な変数バインドでこの XQuery リソースを実行します。
[XQuery リソース] ページを使用して、プロキシ サービスのメッセージ フローで実行される動的 XQuery トランスフォーメーションをコンフィグレーションします。
事前登録された XQuery リソースの名前で、実行時に評価される動的 XQuery 式
XQuery リソース (リソースのフルネームを表す) のための構文は以下のとおりです。
Project/folder1/folder2/XQueryResourceName
クエリの形式のためのテンプレートとして機能するリソース (変数の番号と名前)。[
参照 ] をクリックし、既存の登録されているリソースを選択します。 テンプレートを選択した後、変数が [変数のバインド] 領域に表示されます。テンプレートはコンフィグレーションで保持されることはありません。代わりに、テンプレートは、クエリに変数を指定するのに役立つクイック スタートとして機能します。
トランスフォーメーションの入力パラメータ。[カスタム変数の追加] フィールドに変数名を入力して、[
追加 ] をクリックします。
カスタム変数を追加すると、それが [変数のバインド] 領域に表示されます。同様に、XQuery テンプレートを選択すると、 トランスフォーメーションの各入力パラメータが表示されます。各ラベルはパラメータ名に相当し、各テキスト ボックスはそのパラメータにマッピングされる XQuery 式を定義するためのものです。マッピングはパラメータごとに定義する必要があります。式を直接入力するか、または右側のパネルから変数および構造をドラッグします。
[変数の構造] ページ
このページは、XQuery/XSLT 式エディタ 、XPath 式エディタ 、および条件エディタ に表示されます。
[変数の構造] ページは、変数とそのコンテンツをツリーで表示します。これには、組み込みのメッセージ コンテキスト変数 attachments
、body
、header
、outbound
、および inbound
に加えて、ユーザ定義変数が含まれています。fault
は、式のコンテキストが該当する場合に含まれます (つまり、エラー ハンドラ内に)。outbound
変数は、すべてのコンテキストで有効ではない場合も必ず表示されます。outbound
が無効なコンテキストで使用されると、検証時に報告されます。
変数の構造のマッピングでは、各エントリはラベルを持ち、変数または変数パスを 1 つまたは複数の構造にマップします。これらのマッピングのスコープは、ステージまたはルート ノードです。
このページから項目をエディタの [式] ページ にドラッグして、現在の式に挿入することができます。項目は、XPath 式として挿入されます。
新しい変数を定義し、それを変数の構造ツリーに追加するには、[追加 ] をクリックして [新しい構造の追加] ダイアログ を開きます。
変数の構造の使用方法の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「変数の構造での作業 」を参照してください。
[ネームスペース定義] ページ
このページは、XQuery/XSLT 式エディタ 、XPath 式エディタ 、および条件エディタ に表示されます。
[ネームスペース定義] ページには、Oracle Service Bus のデフォルト ネームスペース、変数のネームスペース、およびユーザ定義ネームスペースが表示されます。新しいネームスペースを定義するには、[追加 ] をクリックします。定義されたネームスペースはユーザ定義ネームスペースのリストに追加されます。ユーザ定義ネームスペースを変更するには、リストから対象のネームスペースを選択して [編集 ] をクリックします。
[XQuery 関数] ページ
このページは、XQuery/XSLT 式エディタ 、XPath 式エディタ 、および条件エディタ に表示されます。
[XQuery 関数] ページには、標準の XQuery 関数のセットが表示されます。リストは、アルファベット順にタイプごとに整理されています。このページから関数をエディタの [式] ページ にドラッグして、現在の式に挿入することができます。関数を式に挿入するときは、指定の必要なパラメータの値にプレースホルダが使用されます。
[新しい構造の追加] ダイアログ
このダイアログを使用して変数を定義し、それを式エディタ の [変数の構造] ページ で変数の構造ツリーに追加します。
設計の目的で変数の構造を定義するために、このダイアログで変数の構造を作成します。たとえば、XPath 変数の XML スキーマを確認するよりも、構造ビューで XPath 変数を参照する方が容易です。変数の構造では、変数は作成されません。変数は、ステージでの割り当てアクションの対象として実行時に作成されます。
以下に基づいて、独自の変数の構造を宣言することができます。
XML の型、以下を含みます。
スキーマ要素
WSDL 要素
スキーマの型
WSDL の型
MFL
サービス インタフェース
単純な型 (文字列または任意の XML)
この機能は、すべてのユーザ定義変数と $inbound
、$outbound
、および $fault
に対して直接使用できます。ただし、この機能を使用して $attachments
の XML 添付ファイル、$header
のヘッダ、または $body
のドキュメントと RPC パラメータに直接アクセスすることはできません。例外として、WSDL プロキシ サービスによって受信された要求メッセージの $body
のドキュメントとパラメータには直接アクセスできます。
変数の構造を XML の型、MFL、またはサービス インタフェースに基づいて作成する場合、ページ上部にあるフィールドに以下の情報を入力する必要があります。
作成する変数の表示名です。この表示名を使用すると、実行時には影響を及ぼさず設計時に構造を認識できるように、構造に意味のある名前を付けることができます。
変数の構造の使用方法の詳細については、『Oracle Service Bus ユーザーズ ガイド』の「変数の構造での作業 」を参照してください。
[新しい XSL トランスフォーメーション] ウィザード
トランスフォーメーション マップは、2 つのデータ型の間のマッピングを記述したものです。eXtensible Stylesheet Language Transformation (XSLT) マップでは、XML から XML へのマッピングを記述します。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「XSL トランスフォーメーション 」を参照してください。
このページでは、新しい XSL トランスフォーメーションの名前と場所を選択します。このウィザードを使用して、XSLT の骨組みを作成します。XSLT エディタで詳細を追加します。
新しい XSL トランスフォーメーションを配置するプロジェクトまたはフォルダの名前を入力または選択します。
この新しい XSL トランスフォーメーションの名前を入力します。
分割-結合ユーザ インタフェース リファレンス
次のセクションでは、Oracle Service Bus での分割-結合の作成および構成に関わるフィールドとユーザ インタフェース コンポーネントについて説明します。
分割-結合デザイン パレット
分割-結合デザイン パレットは、分割-結合を構成するために使用できるすべての操作を示します。分割-結合にコントロールを挿入するには、アイコンをパレットから分割-結合エディタにドラッグします。エディタに項目をドラッグすると、ドラッグしてきた項目をエディタ内の位置にドロップできることを示す 1 つまたは複数の円 (ドラッグポイント) ( ) が表示されます。項目をこのような円にドラッグすると、円が強調表示 ( ) され、そこに項目をドロップできることがわかります。
操作
分割-結合デザインのパレットは、次のカテゴリに分類されます。
次の表では、分割-結合に追加できる操作について説明します。
サービスを呼び出す操作は、WSDL ベース、非転送型ビジネス サービス、WSDL ベースのプロキシ サービス、または分割-結合を呼び出します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
サービスを呼び出すのプロパティ 」を参照してください。
返信コントロールは、応答またはエラーを Oracle Service Bus メッセージ フローに返送します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
返信のプロパティ 」を参照してください。
For Each は、スコープ内でコンフィグレーションされているロジックを指定回数だけ実行します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
For-Each のプロパティ 」を参照してください。
If コントロールは、分割-結合内で条件動作を提供します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
If のプロパティ 」を参照してください。
パラレル コントロールは、固定数のコンフィグレーション済みパラレル ブランチを作成します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
パラレルのプロパティ 」を参照してください。
エラーを発生させるコントロールは、分割-結合の通常の処理を停止させるエラーを発生させます。
エラー ハンドラを使用せずにエラーが処理されると、分割-結合は終了し、Oracle Service Bus メッセージ フローにエラーが送信されます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
エラーを発生させるのプロパティ 」を参照してください。
Repeat Until によって、分割-結合で条件が true に評価されるまで操作を繰り返すことができます。各ループが終了した後で、条件が評価されます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「Repeat Until のプロパティ 」を参照してください。
エラーを再発生させる操作は、エラー ハンドラ キャッチまたは CatchAll によって捕捉されたエラーを再発生することができます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
エラーを再発生させるのプロパティ 」を参照してください。
スコープは、それに含まれる操作の動きに影響を与えるコンテキストを作成します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
スコープのプロパティ 」を参照してください。
While によって、分割-結合で条件が false に評価されるまで操作を繰り返すことができます。各ループが始まる前に、条件が評価されます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
While のプロパティ 」を参照してください。
XQuery 式の結果を変数に割り当てることができます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
割り当て操作のプロパティ 」を参照してください。
XPath 式で指定された情報を、ソース ドキュメントから、対象のドキュメントにコピーできます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
コピーのプロパティ 」を参照してください。
XPath 式で指定されたノードのセットを削除できます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
削除のプロパティ 」を参照してください。
XPath 式で選択したノードを基準として特定された場所に XQuery 式の結果を挿入できます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
挿入のプロパティ 」を参照してください。
検証、トランスフォーメーション、およびロギングなどの Java で処理するカスタム アクションのための分割-結合から静的 Java メソッドを呼び出すことができます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
Java コールアウトのプロパティ 」を参照してください。
管理者が適切なアクションを行うことができるように、指定された重大度でデータを記録します。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
ログのプロパティ 」を参照してください。
XPath 式で指定されたノードまたはノードのコンテンツを置き換えることができます。
コンフィグレーションのプロパティについては、「
置換のプロパティ 」を参照してください。
操作は、ノードのラベルを変更してコメントを提供するために [全般プロパティ] タブがあります。
グローバル/開始ノードのプロパティ
分割-結合の開始ノードは、そのグローバル プロパティを指定します。 これらのプロパティの間で、グローバル変数および関連付けられた外部サービスを左向き矢印を展開して確認およびコンフィグレーションできます。グローバル エラー ハンドラは、右側の矢印を展開して確認およびコンフィグレーションできます。
選択した分割-結合のグローバル プロパティを確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
このページには、以下の 2 つのタブがあります。
[インポート] タブには、以下のオプションがあります。
分割-結合で使用される WSDL インポートを表示します。
一覧から WSDL を選択し、右クリックして削除します。
分割-結合で使用されるスキーマ インポートを表示します。
一覧からスキーマを選択し、右クリックして削除します。
[全般] タブには、以下のオプションがあります。
プロセス ノードを定義するファイルのラベルを入力します。
変数のプロパティ
選択した分割-結合にある変数を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
エラー ハンドラのプロパティ
エラー ハンドラは、分割-結合で発生したすべてのエラーを受信して処理します。
エラー ハンドラは、キャッチおよび CatchAll 操作を追加することができます。
分割-結合で選択したエラー ハンドラを確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[キャッチ] タブには、以下のオプションがあります。
SOAP (1.1 または 1.2) エラーを格納する変数を定義します。呼び出された外部サービスから受信した SOAP エラーによりエラー ハンドラが実行された場合、受信した SOAP エラーはこの変数に格納されます。
ネームスペースおよび障害名を入力するには、[
障害の定義 ] をクリックします。
既存の WSDL、アプリケーションや標準の障害を選択することができます。
既存の障害を選択するには、[
障害の選択 ] をクリックします。
[CATCHAll] タブには、以下のオプションがあります。
SOAP (1.1 または 1.2) エラーを格納する変数を定義します。呼び出された外部サービスから受信した SOAP エラーによりエラー ハンドラが実行された場合、受信した SOAP エラーはこの変数に格納されます。
サービスを呼び出すのプロパティ
サービスを呼び出す操作は、WSDL ベース、非転送型ビジネス サービス、WSDL ベースのプロキシ サービス、または他の分割-結合を呼び出します。
分割-結合で選択した [サービスを呼び出す] を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[操作] タブには、以下のオプションがあります。
[
参照 ] をクリックして、呼び出す操作を選択します。
操作を選択すると、分割-結合エディタの外部サービスを指す青い破線が表示されます。
サービス ファイルを開くために場所のパスをクリックします。
[入力変数] タブには、以下のオプションがあります。
操作の入力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ タイプ変数のリストです。
新しいメッセージ変数を定義するには、[
メッセージ変数を作成します ] を選択します。
注意 :
操作の入力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ タイプ変数が存在しない場合は、必要なタイプを持つメッセージ タイプ変数を定義する必要があります。
操作の入力メッセージ タイプのネームスペースです。
[出力変数] タブには、以下のオプションがあります。
操作の出力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ タイプ変数のリストです。
新しいメッセージ変数を定義するには、[
メッセージ変数を作成します ] を選択します。
注意 :
操作の出力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ タイプ変数が存在しない場合は、必要なタイプを持つメッセージ タイプ変数を定義する必要があります。
操作の出力メッセージ タイプのネームスペースです。
別の分割-結合の呼び出し
分割-結合は、同じ Oracle Service Bus コンフィグレーションに別の分割-結合を呼び出します。この機能により、サービス設計において、より高い柔軟性が実現し、複雑な分割-結合を複数の分割-結合に分割し、分割-結合機能のコンポーネント化および再利用が可能になります。分割-結合間にデータのマーシャリングやアンマーシャリングはないので、パフォーマンスは保持できます。
循環的な分割-結合参照を作成しないようにする必要があります。Oracle Service Bus は循環的な参照をチェックしません。
返信のプロパティ
返信コントロールは、応答またはエラーを Oracle Service Bus メッセージ フローに返送します。
分割-結合で選択した返信を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[操作] タブには、以下のオプションがあります。
[変数] タブには、以下のオプションがあります。
操作の出力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ変数のリストです。
新しいメッセージ変数を定義するには、[
メッセージ変数を作成します ] を選択します。
注意 :
操作の出力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ タイプ変数が存在しない場合は、必要なタイプを持つメッセージ タイプ変数を定義する必要があります。
操作の出力メッセージ タイプのネームスペースです。
障害の返信が、WSDL の操作で定義されているエラー メッセージか、または、明示的な SOAP エラー メッセージかを決定します。
WSDL の操作で定義されている障害のリストから障害名を選択します。
操作の出力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ変数のリストです。
新しいメッセージ変数を定義するには、[
メッセージ変数を作成します ] を選択します。
注意 :
操作の出力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ タイプ変数が存在しない場合は、必要なタイプを持つメッセージ タイプ変数を定義する必要があります。
操作の出力メッセージ タイプのネームスペースです。
エラー ハンドラで定義された SOAP エラー変数にある SOAP エラーを伝播します。
返信には、障害を発生させずにフローのインスタンスを終了する暗黙的 [終了] 操作が自動的に含まれています。[終了] 操作は、開発環境には表示されません。
For Each のプロパティ
For Each コントロールは、スコープ内でコンフィグレーションされているアクティビティを指定回数だけ実行します。
分割-結合で選択した [For Each] を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[カウンタ変数] タブには、以下のオプションがあります。
パラレル
[はい ] を選択すると、For Each のそれぞれの反復が並行して実行されます。
[いいえ ] を選択すると、For Each のそれぞれの反復が順次実行されます。
カウンタ変数名
For Each のスコープ内で、暗黙的な変数を定義します。For Each のそれぞれの反復には、この変数の単独のインスタンスが含まれます。つまり、たとえば、最初の反復の値が "開始カウンタ値" に設定され、2 つ目の反復が "開始カウンタ値 + 1" に設定されるといった具合に、すべてのインスタンスが、反復数に設定されます。
開始カウンタ値
For Each の最初の反復のカウンタ変数の値です。XPath 1.0 式の結果として決定されます。結果は "1" 以上である必要があります (開始カウンタ値に "0" は使用できません)。
[参照] ボタンをクリックすると、式ビルダが起動します。式は最初の開始カウント値に対して整数値を生成する必要があります。
最終カウンタ値
For Each の最後の反復のカウンタ変数の値です。XPath 1.0 式の結果として決定されます。結果は "1" 以上である必要があります (最終カウンタ値に「0」は使用できません)。
[参照] ボタンをクリックすると、式ビルダが起動します。式は最終カウント値に対する整数値を生成する必要があります。
[完了条件] タブには、以下のオプションがあります。
ブランチの作成がいつ停止するかを示す省略可能な式。分割-結合にあるコンテキストに応じて、式は子の実行を回避するか、子の早期終了を強制します。
[参照] ボタンをクリックすると、式ビルダが起動します。
完了条件が満たされるかどうかを判断する際に正常に終了したブランチのみをカウントする場合、このオプションを選択します。
If のプロパティ
If ノードには、If、Else If、および Else 操作が含まれます。「If と Else If のプロパティ 」を参照してください。
割-結合で選択した If を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
If と Else If のプロパティ
If と Else If の操作は、分割-結合内で条件動作を提供します。
割-結合で選択した If または Else If を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
If と Else If には、以下のオプションがあります。
true または false に評価される XPath 1.0 式を定義します。条件が true に評価されると、関連する If または Else If ブランチが実行されます。
[参照] アイコンをクリックすると、式ビルダが起動されます。
パラレルのプロパティ
パラレルによって、固定数のメッセージ要求を処理する静的分割-結合を作成することができます。パラレルには、1 つまたは複数のスコープ ブランチがあります。
分割-結合で選択したパラレルを確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
エラーを発生させるのプロパティ
エラーを発生させた際のエラー状況下では、プロセスの実行が停止します。
分割-結合で選択した [エラーを発生させる] を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[エラーを発生させる] タブには、次のオプションが含まれます。
WSDL に含まれていないカスタム、ローカルな障害を指定することができます。
障害のネームスペースおよび名前を指定するには、[障害] リンクをクリックします。
WSDL に指定されている既存の障害を選択することができます。
WSDL 障害を選択するには、[
障害の選択 ] リンクをクリックします。
Repeat Until のプロパティ
Repeat Until によって、分割-結合で条件が true に評価されるまで操作を繰り返すことができます。各ループが終了した後で、条件が評価されます。
分割-結合で選択した [Repeat Until] を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[条件] タブには、以下のオプションがあります。
true または false に評価される XPath 1.0 式を定義します。Repeat Until の操作は、条件が true に評価されるまでに実行します。
[参照] アイコンをクリックすると、式ビルダが起動されます。
エラー再発生のプロパティ
キャッチまたは CatchAll によって捕捉されたエラーを再発生させるには、エラー ハンドラ内に [エラーを再発生させる] を使用します。プロパティ ビューには、[エラーを再発生させる] ノードの名前を変更およびそれについてコメントを入力することができます。
分割-結合で選択した [エラーを再発生させる] を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
スコープのプロパティ
スコープは、それに含まれる操作の動きに影響を与えるコンテキストを作成します。スコープ内に定義されているローカル変数およびエラー ハンドラは、このコンテキストに制限されます。
分割-結合で選択したスコープを確認し、コンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
関連トピック
スコープおよび変数
While のプロパティ
While によって、分割-結合で条件が false に評価されるまで操作を繰り返すことができます。各ループが始まる前に、条件が評価されます。
分割-結合で選択した [While] を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[条件] タブには、以下のオプションがあります。
true または false に評価される XPath 1.0 式を定義します。条件が true に評価されると、関連付けられた操作が実行されます。
[参照] アイコンをクリックすると、式ビルダが起動されます。
割り当てのプロパティ
割り当て操作によって、変数の初期化や更新などのデータ操作を実行することができます。 割り当てノードでは、割り当て、コピー、削除、投入、Java コールアウト、記録、および置換を行うことができます。
分割-結合で選択した割り当てを確認しコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
割り当て操作のプロパティ
[割り当て] タブには、以下のオプションがあります。
変数に割り当てるデータを作成する際に使用する XQuery 式です。
式をクリックすると、XQuery エディタが起動します。
XQuery 式の結果が割り当てられる変数です。
定義済みの変数、カウンタ変数、および SOAP エラー変数 (エラー ハンドラ用) のみが使用できます。
分割-結合における Oracle Service Bus の割り当て機能は、XPath/XQuery 式を単純型の変数にすることで解決する WS-BPEL 仕様に準拠しています。XPath/XQuery 式を分割-結合にある変数にバインドするためのサポート対象の単純な型は、String、Boolean、および Float です。割り当て操作は、型の値を定義された変数型に変換します。
次に例を示します。
String として指定された応答変数に <foo><bar>4</bar></foo> を割り当てる場合、Oracle Service Bus は子要素のコピーと値を使用して <result> に String として <bar>4</bar> を返します。
<foo><bar>4</bar></foo> を String 変数 (myStr など) に マップして、$myStr を $response.result に割り当てると、Oracle Service Bus は <result>4</result> を返します。これは、$response.result の String 変数に割り当てる前にまず $myStr の値を変換するためです。
コピーのプロパティ
コピー操作を使用すると、Xpath 式で指定された情報を、ソース ドキュメントから、対象のドキュメントにコピーします。
[割り当て] にコピー操作をコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。以下のガイダンスを使用して、[Select From] および [Select To] をコンフィグレーションしてください。
[コピー] タブには、以下のオプションがあります。
値をソースから送り先にコピーするときに使用する要素名 (ソースまたは送り先) を、決定することができます。
このオプションを選択しない場合、コピーした値を保持するために送り先に既存の要素名が使用されます。
このオプションを選択すると、コピーした値を保持するために送り先でソース要素名が使用されます。
たとえば、ソースにある <zipCode>80303</zipCode> から郵便番号の値をコピーしている場合、[ソース要素の選択] を選択すると、送り先に <zipCode> 要素を使用します。このオプションを選択しないと、郵便番号の値が <pinCode>80303</pinCode> などの既存の対象要素にコピーされます。
目的のタイプ (変数、式、リテラル、または XML フラグメント) を選択できるようにします。リテラルおよび XML フラグメントは、[From の選択] メニューでのみ使用できます。
変数の XPath を選択します。変数で単純なノードの選択が必要な場合は、このオプションを使用します。
変数ツリーを展開してノードを選択する場合、Xpath 1.0 式が自動的に生成されます。
変数からノードを選択するには、Xpath 1.0 式を作成します。変数からノードを選択するために、さらに複雑な Xpaths (述部を持つ場合がある) を必要とする場合、このオプションを使用します。
XPath 1.0 式ビルダを使用するには、
式 リンクをクリックします。
注意 :
入力した Xpath 1.0 式は、1 つの XML ノード/要素にのみコピーする必要があります。そうしなければ、実行時エラーが発生します。
タイプの選択 - リテラル (Select From のみ)
文字列を入力するには、[
リテラル ] リンクをクリックします。
タイプの選択 - XML フラグメント (Select From のみ)
ユーザによって入力される XML フラグメントです。
フラグメントを入力するには、[
XML フラグメント ] をクリックします。
削除のプロパティ
削除操作は、XPath 式によって指定された一連のノードを削除します。
[プロパティ] ビューを使用して [割り当て] で削除操作をコンフィグレーションします。
注意 :
プロキシ サービスのメッセージ フローの削除操作と異なり、分割-結合の削除操作は直接変数を削除することは許可されていません。
[削除] タブには、以下のオプションがあります。
削除するノードを選択するための XPath 式です。
式エディタを起動するには、[
XPath ] リンクをクリックします。
この変数に対して XPath 式を実行し、削除するノードを選択します。
挿入のプロパティ
挿入操作は、XPath 式で選択されたノードを基準に指定された位置に、XQuery 式の結果を挿入します。
[割り当て] に挿入操作をコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[挿入] タブには、以下のオプションがあります。
XQuery 1.0 式を使用して、変数で指定した場所に挿入されるデータを作成します。
式エディタを起動するには、[
式 ] リンクをクリックします。
場所
XPath 1.0 式に対して実行される挿入操作を制御するために使用される場所。次のオプションがあります。
前の要素 : Xpath 1.0 式の結果で指定された要素の直前の要素に挿入します。
次の要素 : Xpath 1.0 式の結果で指定された要素の直後の要素に挿入します。
[の最初の子として ] : XPath 1.0 式の結果で指定された要素の最初の子要素に挿入します。
[の最後の子として ] : XPath 1.0 式の結果で指定された要素に属する最後の子要素に挿入します。
選択するノードを決定するための XPath です。
式エディタを起動するには、[
Xpath ] リンクをクリックします。
Java コールアウトのプロパティ
Java コールアウト操作は、検証、トランスフォーメーション、およびロギングなどの Java で処理するカスタム アクションのための分割-結合から静的 Java メソッドを呼び出すことができます。
[割り当て] に Java コールアウト操作をコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[Java コールアウト] タブには、以下のオプションがあります。
Java クラスを Oracle Service Bus プロジェクトにある JAR ファイルにパッケージ化できます。[
参照 ] をクリックして、最初に JAR を選択し、呼び出しメソッドを選択します。
Java コールアウト メソッドについて、以下のガイドラインに従います。
入力パラメータに対して次の Java 型のみがサポートされます。
boolean、byte、char、double、float、int、long、short およびこれらのタイプの配列
java.lang.[Boolean | Byte | Character | Double | Float | Integer | Long | Short | String] およびこれらのタイプの配列
java.math.[BigInteger | BigDecimal] およびこれらのタイプの配列
org.apache.xmlbeans.XmlObject およびこれらのタイプの配列
メソッドの戻り値に対して次の Java 型のみがサポートされます。
対応する配列を除く、入力パラメータに対してサポートされるすべての型
void
XQuery 1.0 式は、データを static Java メソッドの入力パラメータにマップするために使用されます。式エディタを起動するには、[
式 ] リンクをクリックします。
Java メソッドの結果値を持つ変数を選択します。
Java コールアウトを実行する場合、適切なサブジェクトをスレッドに配置するためにサービス アカウントを使用できます。
サービス アカウントを選択するには、[
参照 ] をクリックします。
Oracle Service Bus では、次の Java コールアウトのエラーが提供されています。
2031350 – Java への変換時に 1 つの要素のみを受信する予定でしたが、複数の要素が受信されました。
2031351 – Java に変換するときに XmlObject でなく単純型が見つかりました。
2031352 – 単純型に対応する Java 型への変換エラー。
2031353 – Java メソッドを呼び出す場合に、例外が発生しました。
2031354 – セキュリティ コンテキストの設定エラー。
ログのプロパティ
ログ操作により、サーバ ログ ファイルに分割-結合データを特定の重大度で記録できます。管理者は、記録したデータの重大度に基づいて適切なアクションを行うために、ログ情報を使用できます。
[割り当て] にログ操作をコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[ログ] タブには、以下のオプションがあります。
XQuery 1.0 式は、ログされるデータを選択するために使用されます。
式エディタを起動するには、[
式 ] リンクをクリックします。
必要に応じて、ログに関する注意を指定します。アノテーションは、式によって選択されたデータと共にログに記録されます。
ログに対して以下のいずれかの重大度レベルを選択します。
置換のプロパティ
置換操作は、XPath 式で指定されたノードまたはノードのコンテンツを置き換えることができます。
[割り当て] に置換操作をコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[置換] タブには、以下のオプションがあります。
置換する (変数内の) データの指定に使用する XPath 1.0 式です。
式エディタを起動するには、[
XPath ] リンクをクリックします。
名前付き変数内で XPath によって指定されたデータを置換するデータの作成に使用する XQuery 1.0 式です。
式エディタを起動するには、[
式 ] リンクをクリックします。
ノード全体を置換
式によって選択されたノードをそのすべてのコンテンツとともに置き換えるように指定する。
ノードが置換されないことを指定します。置換されるのはコンテンツのみです。
受信のプロパティ
割-結合で選択した受信を確認およびコンフィグレーションするには、[プロパティ] ビューを使用します。
[操作] タブには、以下のオプションがあります。
[変数] タブには、以下のオプションがあります。
操作の出力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ変数のリストです。
新しいメッセージ変数を定義するには、[
新しい変数の作成 ] を選択します。
注意 :
操作の出力メッセージ タイプとタイプが一致するメッセージ タイプ変数が存在しない場合は、必要なタイプを持つメッセージ タイプ変数を定義する必要があります。
操作の出力メッセージ タイプのネームスペースです。
[カウンタ変数] ダイアログ
このダイアログは、カウンタ変数を作成するために使用します。
[変数の作成/編集] ダイアログ
このダイアログは、分割-結合で変数を表示したりコンフィグレーションしたりするために使用します。
スコープと変数
変数は定義されるスコープ内やそのスコープ内にネストされたすべてのスコープに表示できますが、外部のスコープに宣言される変数と同じ名前の変数が内部のスコープに宣言される場合、外部のスコープの変数が非表示になります。たとえば、外部のスコープ (So) に myVar という変数を定義した後、外部のスコープにある内部のスコープ (Si) にも myVar 変数を定義する場合、内部のスコープ (Si) に定義した myVar にのみアクセスできます。この myVar により、スコープ So.で定義された myVar がオーバーライドされます。
組み込みタイプ
スキーマ タイプ
メッセージのタイプ
選択されている場合、組み込みタイプの変数のみが表示されます。
選択すると、現在の Oracle Service Bus コンフィグレーションにあるすべてのスキーマ タイプが表示されます。
[Show only applicable schema types/elements for this Split-Join] が選択されると、現在の分割-結合に直接適用できるスキーマ タイプのみが表示されます。これはデフォルトでオンになっています。
変数の型の選択 - メッセージ タイプ
選択すると、メッセージ タイプのみが表示されます。
[Show only applicable schema types/elements for this Split-Join] が選択されると、現在の分割-結合に直接適用できるメッセージ タイプのみが表示されます。これはデフォルトでオンになっています。
[メッセージ変数を作成します] ダイアログ
このダイアログでは、新しい変数を作成します。
WSDL メッセージ、XSD 要素、または XSD 型 (単純、複合、組み込み) のいずれかになります。
サービス ブラウザ
ツリーでビジネス サービス、プロキシ サービス、または分割-結合から操作を選択するには、このダイアログを使用します。
[SOAP エラー変数] ダイアログ
このダイアログを使用して、SOAP エラー変数を作成します。
WSDL ブラウザ
このダイアログを使用して、ツリーを参照し、表示されたツリーのWSDLから操作を選択します。
分割-結合 ウィザード - 新しい分割-結合
このページでは、新しい分割-結合の場所と名前を指定します。
この分割-結合を格納しているフォルダの名前を入力するか、リストからフォルダを選択します。
この分割-結合を定義しているファイルの名前を入力します。
分割-結合 ウィザード - オペレーションの指定
このページを使用して、新しい分割-結合の操作を選択します。
このボタンをクリックすると、現在の Oracle Service Bus コンフィグレーションの外部から WSDL をインポートし、インポートした WSDL を使用して操作を選択できます。