リリース ノート

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リリース ノート

このドキュメントは、以下のトピックで構成されています。

注意 : 詳細については、『Oracle Service Bus 製品マニュアル』を参照してください。

 


Oracle Service Bus について

Oracle Service Bus は、異なるサービス間の対話を接続、管理、および中継するエンタープライズ クラスのサービス バスです。Oracle Service Bus を使用すると、サービスのコンフィグレーション、統合、およびデプロイメントを迅速に行うことができ、SOA における共有サービスの管理を簡略化することができます。

Oracle Service Bus はポリシー駆動で、サービス クライアント (サービス コンシューマ) とビジネス サービス (サービス プロバイダ) の間の疎結合を可能にします。また、セキュリティ制御、モニタ、サービス レベル アグリーメント (SLA) の適用を 1 か所で行うことができます。サービス統合の関係を変更すると、コードではなくコンフィグレーションを通じて動的に実装されるため、セキュリティ、サービスの場所、可用性、データ フォーマット、モニタ、転送、通信などに関するサービス アーキテクチャを進化させたり、カスタマイズすることができます。

Oracle Service Bus は、会社のメッセージング構成の一部として、多数のアプリケーションおよびシステムで共用でき、場合によっては (異なるチームによって構築された) サービス実装を異なる部署にまたがって適用することも可能です。Oracle Service Bus では、管理機能とサービス実装が分離されているため、ビジネスの要求に応じて実装だけを動的に進化させることができ、コストのかかるインフラストラクチャの開発作業は不要です。

Oracle Service Bus の概念とアーキテクチャの詳細については、『Oracle Service Bus 概念とアーキテクチャ』を参照してください。

Oracle Service Bus のダウンロード

Oracle Service Bus をダウンロードするには、Oracle ダウンロード サイトにアクセスしてください。

 


New in Oracle Service Bus の新機能

Oracle Service Bus 10g リリース 3 では、広範な接続性、仲介および管理機能に加えて、新しい高度な仲介機能が追加されています。これにより、複雑な SOA のシナリオを簡単に処理できます。

Oracle Service Bus 10g リリース 3 Maintenance Pack 1 (10.3.1) 機能

Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) 機能』で説明した機能のほかに Oracle Service Bus 10g リリース 3 メンテナンス パック 1 (10.3.1) には次の機能があります。

JCA 転送

Oracle Service Bus には、EIS アプリケーションおよびサービスの service bus 環境への参加を許可する、エンタープライズ リソース プランニング (ERP) システムなどのエンタープライズ情報システム (EIS) と対話する J2EE コネクタ アーキテクチャ (JCA) 転送が用意されています。詳細については、『JCA 転送ユーザ ガイド』を参照してください。

MQ 転送の強化

Oracle Service Bus では、プロキシ サービスおよびビジネス サービスで WebSphere MQ RFH2 ヘッダーを自動的に処理できます。詳細については、『MQ 転送ユーザ ガイド』を参照してください。

Oracle Service Bus コンフィグレーションのスクリプトされたインポート/エクスポート

Oracle Service Bus ドキュメントでは、Ant、WebLogic Scripting Tool (WLST) およびコマンドラインを使用した Oracle Service Bus コンフィグレーションのエクスポートとインポートの例について説明します。詳細については、『Workshop for WebLogic 用 Oracle Service Bus プラグインの使用』 (WebLogic オンライン ヘルプ用 Oracle Workshop) の「リソースのエクスポート」および「リソースのインポート」を参照してください。

SOA Management Pack

Oracle Service Bus および Oracle WebLogic Server 用 SOA Management Packを使用すると、Oracle Enterprise Manager で ドメインおよびコンフィグレーションを管理できます。プロジェクトとリソース デプロイメント、履歴モニタリング(アクション-とステージ-レベル メトリックを含む) およびコンフィグレーションとサービスレベル管理を含むSOA 環境全体のコンテキストで Oracle Service Bus を管理できます。詳細については、『Oracle Enterprise Manager のドキュメント』を参照してください。

Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) 機能

Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) の主要なテーマと機能は次のとおりです。

詳細については、『Oracle Service Bus datasheet』を参照してください。

ビジュアル デバッガ

Oracle Service Bus には、Workshop for WebLogic でプロキシ サービスのメッセージ フローと分割-結合をデバッグするためのビジュアル デバッガが用意されています。エラー、可変値、およびメッセージ フロー内でのテストの場所を目で確認しながら、メッセージ フロー内の特定の場所でテストの実行を自動的に中止するブレークポイントを設定できます。詳細については、『Workshop for WebLogic 用 Oracle Service Bus プラグインの使用』を参照してください。

REST サポートの向上

Oracle Service Bus では、REST (Representational State Transfer) をネイティブ サポートしているため、SOA 環境で REST 機能を提供できます。Oracle Service Bus のネイティブ HTTP 転送の強化によって、REST ベースの外部サービスの呼び出し、REST ベースのアプリケーションからの外部サービスの呼び出し、またはサービス バス レイヤでのエンドツーエンド REST アーキテクチャの提供を柔軟に行うことができます。詳細については、『HTTP 転送およびポーラー転送ユーザーズ ガイド』の「HTTP 転送」を参照してください。

MTOM/XOP サポート

Oracle Service Bus は Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) および XML-binary Optimized Packaging (XOP) をサポートするようになりました。これにより、ビジネス サービスおよびプロキシ サービスに参照または値でバイナリ データを含めるようにして、サービスで HTTP/S、ローカル、および SB 転送を使用して MTOM/XOP 形式のメッセージを処理するようにコンフィグレーションできます。サービスで MTOM/XOP 形式を使用するためのコンフィグレーションの詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』のビジネス サービスとプロキシ サービスそれぞれの [メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページを参照してください。

添付ファイルのストリーミング

Oracle Service Bus では、MIME 添付ファイルのストリーミングをサポートしているため、コンテンツをメモリにバッファリングすることなく、添付ファイルをディスクに格納してデータを処理するように、ビジネス サービスおよびプロキシ サービスをコンフィグレーションできます。これにより、ビジネス サービスおよびプロキシ サービスで、大きな添付ファイルを堅牢かつ効率的に処理できます。サービスで MIME 添付ファイルをストリーミングするためのコンフィグレーションの詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』のビジネス サービスとプロキシ サービスそれぞれの [メッセージ コンテンツ処理コンフィグレーション] ページを参照してください。

アクション メトリック

Oracle Service Bus では、ネストされたアクションとノードの階層で表されるサービス パイプライン内のアクションに関する情報のモニタをサポートしています。表示されるメトリックには、呼び出し回数、各呼び出しの平均実行時間、およびアクションの合計実行時間が含まれます。アクション メトリックの詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「アクション メトリックの表示」を参照してください。

AnySOAP での WS-Security

Oracle Service Bus では、すでにサポートしている WSDL ベースのサービスに加えて、任意の SOAP サービス タイプのビジネス サービスおよびプロキシ サービスに Web サービス セキュリティ ポリシーを設定できるようにすることで、セキュリティ サポートを拡張しています。Oracle Service Bus での WS-Security の使用の詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』の「Oracle Service Bus プロキシ サービスとビジネス サービスでの WS-Policy の使用」を参照してください。

メッセージ トレース

Oracle Service Bus では、メッセージ トレースをサポートしているため、プロキシ サービス、ビジネス サービス、および Oracle Service Bus パイプラインの間で交換されたメッセージをログに記録するようにシステムをコンフィグレーションできます。詳細のレベル、メッセージのペイロードの最大サイズ、およびペイロードをログに記録するためのデフォルト エンコーディングを指定できます。サービスのコンフィグレーションの詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「ビジネス サービスの操作設定のコンフィグレーション」および「プロキシ サービスの操作設定のコンフィグレーション」を参照してください。

Oracle BPEL Process Manager 転送

Oracle Service Bus では、Oracle BPEL Process Manager との対話をネイティブ サポートしているため、SOA 環境で Oracle BPEL Process Manager プロセスをサービスとして提供できます。この新機能により、Oracle BPEL Process Manager から Oracle Service Bus を介して外部サービスを呼び出すこともできます。詳細については、『Oracle BPEL Process Manager 転送ユーザーズ ガイド』を参照してください。

Oracle Web Services Manager と Oracle Service Bus Interoperability

Oracle Service Bus では、Oracle Web Services Manager との相互運用性を提供しているため、周辺セキュリティ、メッセージの完全性、メッセージの機密性、メッセージの認証、転送レベルのセキュリティ、および ID の伝播を実現できます。詳細については、『Oracle Service Bus セキュリティ ガイド』を参照してください。

Oracle Web Services Manager の詳細については、( http://www.oracle.com/technology/products/webservices_manager/index.html) を参照してください。

分割-結合の強化

Oracle Service Bus の分割-結合機能は、使いやすさと性能が強化されたことに加え、新しい機能が導入されました。新機能には、カスタム検証、トランスフォーメーション、ログなどの Java コールアウトを実行する機能、指定の重大度でサーバ ログ ファイルにデータを記録できるように強化されたサービス管理機能、分割-結合から別の分割-結合の高性能な呼び出しが含まれます。分割-結合については、『Workshop for WebLogic 用 Oracle Service Bus プラグインの使用』の「分割-結合の操作」を参照してください。

動的トランスフォーメーション

Oracle Service Bus では、XML と 非 XML メッセージ形式両方をサポートする XQuery に基づいて動的メッセージ トランスフォーメーションを提供します。この機能により、異種のレガシー資産に包括的なデータ トランスフォーメーション機能を提供できるため、統合の複雑さが軽減され、製品化にかかる時間が短縮されます。詳細については、『Oracle Service Bus Console の使い方』の「動的 XQuery 式 をインライン XQueries にバインド」を参照してください。

ALSB 2.6 以降の転送 SDK の更新

AquaLogic Service Bus 2.6 以降の Oracle Service Bus 転送 SDKの更新は次のとおりです。

新メソッド
新クラス
エラー処理

転送 SDK では、エラー処理のサポートが改善されています。これにより、通信エラーとアプリケーションエラーの識別方法とエラー処理方法をさらに細かく制御できます。『Oracle Service Bus 転送 SDK ユーザーズ ガイド』の「エラー処理」を参照してください。

転送コンフィグレーションの設定

転送 SDK では、『Oracle Service Bus 転送 SDK ユーザーズ ガイド』で説明されている、次のような TransportCommon.xsd スキーマ経由の拡張コンフィグレーション機能を提供しています。

非推奨のクラス

com.bea.wli.sb.services.BindingTypeInfoクラスの次のメソッドは非推奨になりました。hasWSSecurityPolicy() および hasRMPolicy()

 


サポート対象のコンフィグレーションとシステム要件

以下の節では、Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) のサポート対象のコンフィグレーションの概要を説明します。

サポート対象のソフトウェアおよびハードウェアのコンフィグレーション

サポートされているオペレーティング システム、データベース、ドライバ、ブラウザ、プラグイン、その他のハードウェアおよびソフトウェア要件については、「サポート対象のコンフィグレーション」を参照してください。

Oracle Service Bus のインストールの詳細については、『Oracle Service Bus インストール ガイド』を参照してください。

相互運用性

SOAP、HTTP、JMS、SMTP/POP/IMAP、FTP、SSL、XML、XML スキーマ、WSDL、WSRP、WS-Security などのメッセージング標準への準拠のサポートに関する情報など、Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) の相互運用性の詳細については、『Oracle Service Bus 相互運用性サポート一覧』を参照してください。

データ トランスフォーメーション ツール

Oracle Service Bus および Workshop for WebLogic をインストールすると、Eclipse 3.3 と Format Builder 用の BEA XQuery Mapper プラグイン (データ トランスフォーメーション ツール) がインストールされます。Eclipse 3.3 および Format Builder は、Windows および Linux でサポートされています。

 


必要なパッチ

Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) をインストールすると、表 1 の一覧にある必要なパッチが自動的にインストールされます。これらの必要なパッチのいずれかをアンインストールし、それを再インストールする必要がある場合は、表 1 の情報と共に、Smart Update を使用して、パッチを再インストールおよび適用してください。

パッチの詳細については、Smart Update を実行して、パッチ ID の横の情報アイコンをクリックしてください。

表 1 Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) の必要なパッチ
製品
パッチ ID
パスコード
解決された変更要求
注意
WorkShop for WebLogic
WB4R
BXWBVYN8
CR365746 / 8170475
 
WorkShop for WebLogic
DU61
8FN3RHEP
CR376285 / 8184926
CR379797 / 8186089
CR380003 / 8179833
CR377045 / 8178522
 
WebLogic Server
2LR5
JS484GZV
CR378680 / 8186175
 
WebLogic Server
GSQ4
7962H29V
CR378781 / 8195120
CR380313 / 8185861
 
WebLogic Server
8PPJ
3VETHS8L
CR378102 / 8182099
 
WebLogic Server
QJIZ
JU5N7P7U
CR378741 / 8186147
 
共通インフラストラクチャ
R6VX
NTAYD7MD
CR377541 / 8184680
CR376583 / 8185310
CR376071 / 8157741
 

 


以前のバージョンから Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) へのアップグレード

Oracle Service Bus アップグレード ガイド』を参照してください。

 


確認済みの問題と解決された問題

以下の節では、Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) の確認済みの問題と 10g リリース 3 (10.3) で解決された問題について説明します。各エントリでは、問題の説明と適切な解決策が示されています。「修正」列に記載がある場合は、問題が解決されています。

実行時環境

問題 ID
説明
検出
修正
CR231843
新しい ALSB ドメインが既存のドメインと同じデータベース、スキーマ、および LLR テーブルを使用している場合、そのドメインを起動できず、weblogic.transaction.loggingresource.LoggingResourceException が生成されます。
ドメイン テンプレートを別のマシンに移動し、このテンプレートを使用して新しいドメインを作成すると、新しいドメインを起動できず、weblogic.transaction.loggingresource.LoggingResourceException が送出されます。以下にこのシナリオの概要を示します。
  1. 基になるドメインを作成します。
  2. 作成したドメインのサーバを起動します。この時点で、ドメインは「使用中」になります。ドメイン作成後にドメインのサーバを起動すると、そのドメインは使用中と見なされます。
  3. ドメイン テンプレートを作成します。作成するには、Domain Template Builder ツールと Configuration Wizard、pack/unpack コマンド、または Weblogic Scripting Tool をオフライン モードで使用するなど、いくつかの方法があります。
  4. ドメイン テンプレートを別のマシンに移動します。
  5. このテンプレートを使用して新しいドメインを作成します。ここでも、Domain Template Builder ツールと Configuration Wizard、pack/unpack コマンド、または Weblogic Scripting Tool をオフライン モードで使用するなど、いくつかの方法で作成できます。
  6. ドメインのサーバを起動します。新しいドメインの名前が最初のドメインと異なる場合、新しいドメインを起動できません。これは、ALSB に付属の JMS レポート プロバイダがロギング ラスト リソース (LLR) オプションを使用するためです。新しいドメインは、同じデータベース、スキーマ、および LLR テーブル名を使用して LLR トランザクション レコードを保存しようとします。LLR はこれを保存できないようにして、異なるドメインが双方のテーブルを破損するのを防ぎます。LLR 機能の詳細については、『WebLogic JDBC のコンフィグレーションと管理』の「ロギング ラスト リソース トランザクション オプションについて」を参照してください。

注意 : マシンの [BEA ProductsArrow symbolTools] メニューから Domain Template Builder、Configuration Wizard、および WebLogic Scripting Tool にアクセスできます。これらのツールと pack および unpack コマンドは、BEA_HOME/weblogic9xx/common/bin ディレクトリにあります。

2.0
 
CR231843
(続き)
解決策 : 別のマシンにある同じテンプレートを使用して新しいドメインを作成するときは、同じドメイン名を使用してください。または、新しいドメインで使用する LLR テーブルの名前を変更してください。Oracle WebLogic Server Administration Console 上で、ServerMBean の JDBCLLRTableName 属性を使用してサーバ単位でコンフィグレーションできます。

注意 : 標準の WebLogic JDBC ストア テーブルには LLR と同様の保護メカニズムはありません。そのため、レプリケートしたドメインに含まれる WebLogic JDBC ストアが、ストア テーブルの名前を変更しないでコンフィグレーションされている場合、または新しいストアの接続プールに異なるデータベース ユーザおよびスキーマを使用しないでコンフィグレーションされている場合は、古いドメインと新しいドメインの両方がアクティブになっているとデータが破損します。同様に、同じ名前の WebLogic ファイル ストアで同じディレクトリを共有すると、データが破損する場合があります (警告は表示されません)。

2.0
 
CR231102
システム パスの長さに制約があるため、プロキシ サービスを Windows マシンにデプロイする場合はパスを短くする
この制限は、応答を含む JMS プロキシ サービスとビジネス サービスの両方に該当します。生成されるプロキシ サービスの EAR ファイルはドメイン ディレクトリに作成されるため、ドメイン ディレクトリのパスを短くしておく必要があります。プロキシ サービスまたはビジネス サービスの名前を短くする必要はありません。
生成される EAR ファイルの制限は 50 文字で、null 終止符は 1 文字です。このため、単一サーバのドメインでは、ドメイン ディレクトリ パス (最後のスラッシュを含む) が 209 文字を超えることはできません。クラスタ ドメインでは、ドメイン ディレクトリ パスと管理対象サーバの名前の文字数の合計が 142 文字を超えることはできません。

注意 : パスの最大長の詳細については、次の URL にある「Maximum Path Length (英語版)」を参照してください。

2.0
 
CR234940
CR235638
CR342879
ALSB で非システム エラーを作成する場合、デフォルトのシステム プレフィックス (soap-env) を使用しません
ALSB で非システム エラーを作成する場合、ネームスペースにデフォルトのシステム プレフィックス(soap-env) を使用することはできません。faultcode で新しいネームスペース プレフィックスを宣言し、これを使用する必要があります。
解決策 : ALSB で非システム エラーを作成するには、次の手順を実行します。
  1. SOAP 本体を必要なエラー形式で本体のコンテキスト変数 ($body) に割り当てます。
  2. <faultcode> の作成時に、
    http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope の新しいネームスペース プレフィックスを宣言し、
    faultcode 内でそのプレフィックスを使用する必要があります。次に例を示します。
<faultcode xmlns:soap=
"http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/">soap:Server
</faultcode>
2.0
 
CR236402
サイズの大きいファイルを Windows の入力ディレクトリにコピーすると、誤ったエラーがサーバ ログ ファイルに記録される
Windows オペレーティング システムでは、サイズの大きいファイル (例 : 100MB) をファイル転送プロキシ サービスの入力ディレクトリにコピーすると、次のようなエラーがサーバ ログ ファイルに記録されます。
「場所 <filename> から stage ディレクトリに
ファイルを移動できません。この操作を行うパーミッションが
現在のプロセスにない可能性があります。」
このようなエラーはファイルのコピー中に発生することがあります。ただし、コピー完了後、次のポーリング サイクルでは、ファイルが正常に処理されます。
2.1
 
CR241915
デフォルトの ForwardDelay が設定されている場合、単一のスタンドアロン JMS クライアントは共通分散キュー (UDQ) のすべてのメッセージを消費できない
共通分散キューではデフォルトの ForwardDelay は -1 に設定されています。結果として、1 つのスタンドアロン JMS クライアントは UDQ のすべてのメッセージを消費できなくなります。
解決策 : 手動で ForwardDelay を正の数 (例 : 1) に設定します。
2.1
 
CR254750
[UDDI にパブリッシュ] でサービスを AquaLogic Service Registry にパブリッシュすると、断続的にエラーが返される
プロキシ サービスをパブリッシュするとき、1 つ以上のサービスについて、メッセージ「CannotCreate Premature end of file encountered」を含むエラーを受け取ることがあります。ただし、エラーが報告されてもプロキシ サービスは正しくパブリッシュされます。
解決策 : AquaLogic Service Registry Business Service Console を使用して、プロキシ サービスが正常にパブリッシュされたことを確認します。
2.1
 
CR268692
ホット デプロイメントが実行されたため、呼び出されたサービスの MFL または WSDL の正しいバージョンが、呼び出し側のプロキシ サービスで適切に参照されないことがある
次に例を示します。
  1. プロキシ サービス A により処理されたメッセージが、プロキシ サービス B にルーティングされるとします。
  2. プロキシ サービス A はプロキシ サービス B に関するサービス情報を取得します。
  3. 手順 2 の処理中に、プロキシ サービス A と、プロキシ サービス B に関する MFL または WSDL が更新されます。
  4. プロキシ サービス A は、プロキシ サービス B に関する MFL および WSDL を取得し、これを使用してプロキシ サービス B にルーティングするメッセージを準備します。
手順 4 で、古いバージョンのプロキシ サービス A でメッセージが実行されていても、プロキシ サービス B の新しいバージョンの MFL および WSDL を参照できる場合があります。
解決策 : あるプロキシ サービスによって呼び出されたプロキシ サービスの MFL および WSDL を更新している間は、現在実行中のメッセージがプロキシ サービスに存在しないようにします。
2.5
 
CR275840
クラスの非互換性問題のため、特定のパターンに一致する JAR ファイル内のクラスが不可視となり、Java コールアウトで使用できない
特に、814_WLStub および 815_WLStub で終わる名前のクラスはすべて不可視になります。これらのクラスは、WebLogic Workshop バージョン 8.1.4 および 8.1.5 で自動生成されるスタブです。
2.5
 
CR286324
電子メール転送ベースのサービスで IMAP + HMail サーバ + 添付ファイルの組み合わせがサポートされない
2.6
 
CR289750
EJB クライアント JAR または EJB コンバータ JAR の更新がデプロイ済みの EJB 転送ベースのビジネス サービスに反映されない
EJB クライアント JAR ファイルとコンバータ JAR ファイルを使用する EJB 転送ベースのビジネス サービスで、依存関係のあるこれらの JAR ファイルのいずれかを更新すると、ALSB はビジネス サービスを再検証しますが、インタフェースが変更されていないため、エラーは発生しません。ところが、ALSB は EJB 転送ベースのビジネス サービスを再デプロイしないため、以前のバージョンの JAR ファイルが実装されたままになります。更新された JAR ファイルを実装するには、EJB エンドポイントを再デプロイする必要があります。
解決策 : ALSB でビジネス サービスを編集してから保存します。これにより、強制的に再デプロイされます。
2.6
 
CR294946
プロキシ サービスの JMS 送り先がトピックで、移行可能なターゲット上に存在する場合、プロキシ サービスをクラスタにデプロイすると、「クライアント ID の重複」エラーが発生する場合があります
解決策 : プロキシ サービスの設定に「恒久」を指定すれば、ターゲットも指定可能です。ターゲットのデフォルトの設定はクラスタです。この設定を変更して、特定の管理対象サーバを指定します。JMS URL で指定される分散送り先のメンバーが存在する管理対象サーバを選択してください。
2.5
 
CR298797
新しいバージョンの ALSB で作成したサービスであっても、UDDI レジストリから正常にインポートできる。たとえば、2.6 で作成したサービスを UDDI にパブリッシュしてから 2.5 にインポートすることが可能
新しいバージョンでパブリッシュされたプロキシ サービスが古いバージョンにない新機能を使用していない限り、古いバージョンの ALSB でそのサービスを問題なくインポートして呼び出すことができます。
ただし、新しいバージョンでパブリッシュされたプロキシ サービスが古いバージョンにない新機能を使用している場合は、古いバージョンの ALSB でそのサービスを使用することはできません。たとえば、SOAP1.2 ベースのビジネス サービスをインポートすることは可能ですが、インポートしたサービスは動作しません。
新しいバージョンと古いバージョンとでプロキシ サービスのパブリッシュの方法が異なる可能性もあります。古いバージョンにインポートしたサービスがサポートされる場合でも、インポート後にビジネス サービスを修正することが必要になる可能性があります。たとえば、2.6 では、転送セキュリティのパブリッシュ方法が変更されました。
また、ALSB 2.5 は SOAP 1.2 バインディングを使用した WSDL を認識しますが、SOAP 1.2 は ALSB 2.5 でサポートされていないため、2.5 コンフィグレーションではそのような WSDL は動作しません。
2.6
3.0
CR304053
メッセージをパイプラインで変更すると、SOAP エンベロープ要素の属性が保持されない場合がある
これまで、$body または $header に対する挿入、置換、削除、および名前変更の操作は、SOAP エンベロープの属性に影響を与えませんでした (ただし、$body または $header への割り当てについてはこの限りではない)。encodingStyle 属性やその他のカスタム属性が保持されない場合があり、これらの属性が失われると、メッセージの処理に重大な影響が生じる可能性があります。ただし、namespace 属性はメッセージ内に保持されます。
解決策 : SOAP エンベロープでは、ネームスペース宣言以外の属性を使用しないでください。その代わりに、SOAP Body 要素で soap:encodingStyle などの属性を指定します。SOAP Body 要素または Header 要素で指定した属性は、パイプラインで完全にエクスポーズされ、トランスフォーメーション処理によって制御されます。
2.6
 
CR304246
CR302531
アクティブ化通知が複数の管理対象ノードに異なるタイミングで到達すると、管理対象サーバの起動時にモニタ実行時例外が発生する場合がある
この場合、次のような例外が発生します。
java.lang.Exception により、チェックポイント
#### より後の統計データ構造を初期化
できませんでした : [WLI-Monitoring
Runtime:473230] サーバのスナップショット
のバージョン xxxx が現在のスナップショット
のバージョン yyyy と互換でないため、
チック #### でサーバ <managerserver>
によって報告された統計を
集約機能が拒否しました。
解決策 : これは起動時の断続的なエラーであり、無視してかまいません。この例外はアラートの発動や統計の収集には影響しません。管理対象サーバが回復しても、アクティブ化通知が完了するまでチェックポイントは停止しています。
2.6
 
CR306124
ALSB Console でサービスのアラートのリストの表示順を変更すると、新しい SLA アラートが発動しない場合があります。
新しい SLA アラートを作成し、ALSB Console のアラート一覧で並べ替え機能を使用してサービスの他の SLA アラートとの相対位置を変更すると、新しいアラートが発動しない場合があります。
解決策 : アラート一覧内で新しいアラートの位置を移動 (並べ替え) した後は、そのアラートを編集してから保存します。これで、サービス レベルの違反が起こったときにアラートが発動するようになります。
2.6
 
CR306203
ポーラー転送サービスのディスパッチ ポリシーが「default」に設定されている場合、またはポーラーをホストしている管理対象サーバが未設定の場合、これらのプロパティのいずれかを設定し、「環境値の保持」を設定して新しい config.jar をインポートすると、これらの値が上書きされます。
2.6
 
CR306913
コンバータ JAR を UNIX プラットフォーム上の EJB ビジネス サービスで使用できない
EJB 転送ベースのビジネス サービスでコンバータ JAR を使用すると、ホーム インタフェースに ClassNotFoundException が発生します。
解決策 : ありません。
2.6
3.0
CR320536
3.0 では、BEA-380002 エラー コードが BEA-380000 に置き換えられる場合があります。
3.0
 
CR321309
content-type: application/xml が指定された MIME 部分がパイプラインによってバイナリ コンテンツとして認識される
解決策 : ALSB 3.0 より前のリリースでは、パイプラインはマルチパート MIME メッセージの application/xml content-type をバイナリとして処理していました。ALSB 3.0 では、マルチパート MIME メッセージの application/xml content-type は XML として正しく処理されます。
2.5
3.0
CR321311
以前のリリースのプロキシ サービス プロバイダへのすべての参照は、サービス キー プロバイダに変更されている
以下のオブジェクト名は非推奨になったため、置き換えられています。
Ref.SERVICE_PROVIDER_TYPE 非推奨
Ref.SERVICE_KEY_PROVIDER_TYPE 置換後
Ref.makeServiceProviderRef(...) 非推奨
Ref.makeServiceKeyProviderRef(...) 置換後
class ServiceProviderQuery 非推奨
class ServiceKeyProviderQuery 置換後
3.0
 
CR328211
SOAP ドキュメントがプロキシ サービスに戻るときに、戻りパスに複数のプロキシ サービスが存在する場合、応答ドキュメントで SOAP 本体のコンテンツが失われます。
解決策 : プロキシ サービスが外部サービスを呼び出しているルート ノードの応答アクションにログ ステートメントを追加します。
2.6
2.6 FP1
CR333511
WS プロキシ サービスを作成または更新するセッションをアクティブ化しているときに、データ バインディング エラーが表示されます。
これらのメッセージは安全に無視できます。
3.0
 
CR335190
ALSB と WLS は、BEA_HOME 内のデフォルトの場所にインストールする必要があります。また、デフォルトの製品ディレクトリ名を保持することも必要です。このディレクトリ名は、ALSB では alsb_3.0、WLS では wlsserver_10.0 です。
3.0
 
CR335563
BEA Format Builder ツールの Format Tester は、バイナリ入力でダブルバイト文字をサポートしていません。
2.5
2.6
CR338325
ビジネス サービスにルーティングするファイル転送プロキシ サービスでサイズの大きい入力 MFL を使用すると、出力ファイルが重複する
これは、トランザクションのタイムアウトと再試行に起因します。ファイルの着信はトランザクションですが、ファイルの発信はトランザクションではありません。そのため、要求トランザクションがタイムアウトしても、ファイルの発信 (書き出し) が妨げられることはありませんが、再試行は実行されることになります (これもタイムアウトします)。
解決策 : ルート ノードを削除します。次に、ファイルを書き出すために、ビジネス サービスの応答パイプラインにパブリッシュ アクションを追加します。応答パイプラインは別のスレッドであるため、これは着信トランザクションとは非同期に実行され、トランザクション タイムアウトが回避されます。
3.0
 
CR342006
JRockit for ALSB 3.0。
BEA JRockit R27.2.0 は、ALSB 2.6 RP1 と共にインストールされます。JRockit R27.2.0 で SFTP 転送を実行するときの潜在的な問題を回避するには、http://www.oracle.com/technology/software/products/jrockit/index.html から JRockit R27.3.1 をダウンロードしてください。
2.6 RP1
 
CR342056
ALSB 3.0 では、以下の JNDI リソースと JMS リソースは保護されています。これらのリソースにアクセスできるのは、ALSBSystem ロールまたは Admin ロールのユーザだけです。
  • JNDI リソース
    • wlsb.internal.transport.task.queue
    • com_bea_wli_monitoring_alert_AlertLogService
    • com_bea_wli_monitoring_Aggregator
    • wli.reporting
    • wlsbjmsrpDataSource
    • com_bea_alsb_clusterTimerAuthority
    • weblogic.wlsb.jms.transporttask.QueueConnectionFactory
  • JMS リソース
    • wli.reporting.jmsprovider.queue
    • wli.reporting.jmsprovider_error.queue
    • wli.reporting.purge.queue
    • wlsb.internal.transport.task.queue.email
    • wlsb.internal.transport.task.queue.file
    • wlsb.internal.transport.task.queue.ftp
    • wlsb.internal.transport.task.queue.sftp
ALSB 2.6 RP1 にアップグレードしている場合、ALSB 2.6 プロキシ サービスがこれらのシステム リソースにアクセスすると、エラーが発生することがあります。
解決策 : 新しいリソースを作成し、システム リソースの代わりにそのリソースを使用するようにプロキシ サービスのコンフィグレーションを変更します。
2.6 RP1
 
CR345936
MQ サーバが負荷の高い状態で実行されているときに接続エラーが発生する
MQ サーバを高負荷の状態 (クライアント数が 200 を超えるなど) で実行したり、長時間 (常時稼働のプロダクション システムなど) 実行したりすると、接続エラーが発生します。
解決策 :
ALSB では、以下の手順を実行します。
  • ALSB Console (または WebLogic Server コンソールのユーザ定義ワーク マネージャ) を使用して、MQ 転送ベースの各ビジネス サービスまたはプロキシ サービスを専用のディスパッチ ポリシーに割り当てます。各ワーク マネージャの max-thread-constraint を同時に呼び出しを行うクライアントの数よりも大きい数値に設定します。
  • MQ 接続プール サイズを「制限なし」(0 の値) に設定します。この値は、Oracle Service Bus Console の MQ 接続リソースのフィールドに指定します。
MQ サーバでは、以下の手順を実行します。
  • IBM の Fixpack 12 を MQ サーバ 5.3 インストールに適用します。
  • MQ キュー マネージャの MaxChannels および MaxActiveChannels を 5000 に設定します。
2.6 RP1
 
CR345993
メッセージ フローの編集は、HTTP セッション ベースです。メッセージ フロー エディタを使用していると、別のブラウザ ウィンドウ内や中核部分で実行された変更を認識できません。メッセージ フローを保存し、変更をアクティブ化した後は、自分が行った変更または別のユーザによる変更を元に戻すこともできます。
3.0
 
CR346600
JAR ファイルをインポートするときは、JAR が依存するすべてのクラスが JAR に含まれていることを確認します。または、それらのクラスを別の JAR ファイルにインポートし、依存関係を宣言します。
3.0
 
CR346977
クラスタ環境で SSL ポートを使用して JMS エンドポイントをコンフィグレーションし、着信要求キューとして、分散キューではなくローカル キューを使用すると、接続例外が発生する場合があります。これらの例外は、ローカル キューがデプロイされているノードとは別のクラスタ ノードにデプロイされている MDB によって送出されます。
これらの例外は無視しても問題ありません。
2.6 RP1
 
CR348857
WS 転送ビジネス サービスをコンフィグレーションするときは、エラー キューがローカルである必要がある
SSL 経由でのリモート エラー キューへのアクセスは、接続の例外により断続的に失敗します。
3.0
 
CR349188
Java コールアウトによって、要素を 1 つだけ含む配列パラメータが渡されると例外が発生する
解決策 : この問題を修正するには、BEA サポートにお問い合わせください。
2.6 RP1
2.6 RP1
CR349315
JMS プロキシ サービスのインスタンスが何らかの操作で行き詰まっているときに、そのプロキシ サービスを削除するセッションをアクティブ化するとハングする
この一例として、プロキシ サービスが応答のない JMS サービスへのサービス コールアウトを実行した場合が挙げられます (これは、ルート アクションまたはパブリッシュ アクションの問題ではありません)。
解決策 : BEA では、要求/応答 JMS ビジネス サービスの応答のタイムアウトにゼロ以外の値を指定することをお勧めします。
3.0
 
CR351562
WorkSpace Studio の最初の起動時にワークスペースのディレクトリの場所を指定するときに、深くネストされたディレクトリにワークスペースを配置しない
WorkSpace Studio プロジェクトの名前、長さ、およびネストのレベルは、オペレーティング システムの制限の影響を受けます。たとえば、Windows ファイル システムでは、文字数は 255 文字に制限されています。
解決策 : WorkSpace Studio のワークスペースをルート ディレクトリの場所の近くに配置します。
3.0
 
CR351881
信頼性のあるクライアント コードに weblogic.wsee.connection.transport.https.SSLAdapter または weblogic.wsee.connection.transport.http.HttpTransportInfo のインスタンスを格納する場合、これらのオブジェクトはシリアル化可能である必要があり、そのクラスはシステム クラスパスに存在する必要があります。これらの要件を満たしていない場合、信頼性のある会話が保留になっていると、再起動時に SAF が失敗することがあります。
以下と同様のエラーが発生した場合は、システム クラスパスに SSLAdapter または HttpTransportInfo の実装が存在しないと考えられます。
java.io.IOException: java.lang.ClassNotFoundException:
    <your-class-name-here>
...
####<Nov 12, 2007 12:27:06 PM PST> <Warning> <Management>
<SALSA>
<AdminServer> <[ACTIVE] ExecuteThread: '0' for queue:
'weblogic.kernel.Default (self-tuning)'> <<WLS Kernel>> <> <> <1194899226141>
<BEA-141197> <The deployment of ReliableWseeSAFAgent failed.
weblogic.management.DeploymentException:
3.0
 
CR352542
MQ 転送を使用する場合、キューで再試行回数を定義することはできません。したがって、パイプラインによってメッセージが読み込まれ、ロールバックされた場合、プロキシ サービスはメッセージの読み込みと処理の試行を無限に繰り返すことになります。
解決策 : メッセージで MQ によって設定された backoutCount MQMD ヘッダをチェックして、パイプラインに再試行ロジックを実装します。backoutCount MQMD ヘッダは、メッセージがバックアウトされた回数を通知します。backoutCount が特定の数に達したら、メッセージをデッド レター キューに入れ、処理を停止するようにパイプラインをコンフィグレーションできます。
3.0
 
CR352689
WS-RM JWS クライアントがアプリケーション固有の SSLAdapter をメッセージ コンテキストに格納すると、サーバの再起動時に信頼性のあるメッセージングを初期化できません。
解決策 : カスタムの SSLAdapter クラスをシステム クラスパスに配置します。
3.0
 
CR352740
分割-結合の WSDL バインディングの変更後、その分割-結合を指しているビジネス サービスでは、コンフィグレーションに変更前の WSDL バインディングが保持されているため、検証エラーがレポートされます。
解決策 : 各ビジネス サービスを編集して定義を更新し、保存します。
3.0
 
CR353163
String の結果または String グローバル変数に String 以外の値を割り当てると、WS-BPEL 仕様で指定されている MismatchedAssignmentFailure 例外が発生しません。
解決策 : String の結果または変数に割り当てアクションを作成するときに、式が確実に String 値を返すようにします。
10g R3
 
CR353199
WorkShop for WebLogic で、[問題] タブに複数のエラーがある場合に、どのエラーをダブルクリックしても、必ず最初のエラーがプロパティ ページに表示されます。
3.0
 
CR354042
ALSB の JPD 転送は、WLI 10.2 が入手可能になった時点で WLI 10.2 でのみ使用できます。
3.0
 
CR355214
分割-結合が再デプロイされるとすぐに、現在実行中の分割-結合インスタンスにその新しいバージョンが使用されます。これは、現在実行中の分割-結合インスタンスの予期しない動作につながる可能性があります。
3.0
 
CR355726
HTTPClusterServlet をロード バランサとして使用すると、管理対象サーバが 1 台ダウンしたときに、WS 転送プロキシ サービスへのメッセージの配信に 5 ~ 6 分かかることがあります。
解決策 : ありません。BEA では、プロダクション システムで HTTPClusterServlet を使用することはお勧めしません。
3.0
 
CR355917
EJB ビジネス サービスを削除した後に、EJB 転送によって生成された一部のファイルが BEA_HOME\user_projects\domains\DOMAIN_NAME\sbgen\alsbejbtransport の下に残されます。
解決策 : これらのファイルは削除できます。ただし、ファイルが開かれている可能性があるため、ファイルを削除するときに、サーバが停止するまで待つことが必要になる場合があります。
3.0
 
CR356454
WSDL で宣言されている操作に要求のペイロードをマップできないときに、WS ビジネス サービスは適切なエラー メッセージをレポートしません。
3.0
 
CR357716、CR378526
既存の ALSB ドメインからドメイン テンプレートまたはアプリケーション拡張テンプレートを作成し、そのテンプレートから追加ドメインを作成すると正常に機能しません。
新しく作成したドメインには適切なポリシー定義がないため、ALSB Console にログインできません。
これは、既存のドメインからテンプレートを生成するツール (config_builder.cmd/sh) では、生成されたテンプレートの JAR に DefaultAuthorizerInit.ldift ファイルと XACMLAuthorizerInit.ldift ファイルを含めないためです。
解決策 : テンプレートを作成したら、このテンプレートから新しいドメインを作成する前に、次の操作を実行します。
  • 元のドメインの DOMAIN-ROOT/security フォルダから、不足しているファイル (DefaultAuthorizerInit.ldiftXACMLAuthorizerInit.ldift) をテンプレートの JAR 内のセキュリティ フォルダに追加します。
  • 手動で、拡張テンプレートの JAR 内の最上位にある security.xml ファイルを、元のドメインの DOMAIN-ROOT/init-info/security.xml ファイルの内容で更新します。

注意 : 作成したテンプレートには、新しい ALSB ドメインのすぐに使用可能なポリシーのセットだけが含まれます。元のドメインでコンフィグレーションしていた追加ポリシーは含まれません。

3.0
 
CR358665
同じアクセス ポイント名の複数のエンドポイント URI とさまざまなネットワーク アドレスを持つ Tuxedo 転送プロキシ サービスをインポートすると、コンソールにはこれらのネットワーク アドレスが表示されますが、WTC コンフィグレーションに実際に格納されているアドレスは 1 つだけです。
解決策 : コンフィグレーションをアクティブ化する前に、カスタマイズによってアクセス ポイントとネットワーク アドレス値を修正します。
3.0
 
CR359279
ALSB 3.0 と WLP 10.2 を同じ BEA_HOME にインストールし、ALSB ドメインを作成した場合、BEA WebLogic Configuration Wizard でドメイン ソースとして Workshop for WebLogic10.2 も選択する必要があります。そうしないと、ALSB Console が機能しなくなります。
3.0
 
CR360793
WorkSpace Studio を使用して、アラート送り先が参照している SMTP サーバ リソースを削除または移動し、そのアラート送り先を編集した場合、変更を保存できなくなります。
解決策 : 新しい SMTP サーバ リソースを作成し、アラート送り先エディタを開いて参照元のアラート送り先を編集します。
3.0
 
CR361194
同じ MFL リソースで複数の MFL トランスフォーメーションを同時に実行すると、次のエラーが発生することがあります。
<MFLException>com.bea.wli.sb.resources.ResourceException:
An error occurred creating the MFL executor:
FWK005 parse may not be called while
parsing..</MFLException>
解決策 : この問題を修正するには、BEA サポートにお問い合わせください。
3.0
3.0
CR361452
既存の ALSB ドメインからドメイン テンプレートを作成し、そのテンプレートを使用して別の BEA_HOME の場所にドメインを作成すると機能しなくなる
既存のドメインからドメイン テンプレートを作成した場合、setDomainEnv ファイルには、ハードコーディングされた BEA_HOME の場所への参照が含まれます。したがって、そのテンプレートを使用して別の BEA_HOME の場所に新しいドメインを作成しても、ALSB_HOME は元の BEA_HOME を指しています。
解決策 :
  1. Template Builder、WLST、または pack コマンドを使用して、ドメイン テンプレートを作成します。
  2. 新しく作成した <template_name>.jar ファイルを展開します。
  3. 次の行を編集します。
    • setDomainEnv.cmd 内 :
    • set ALSB_HOME=C:\<BEAHOME>\alsb_3.0
      set ALSB_HOME=%BEAHOME%\alsb_3.0 に置き換えます。

    • setDomainEnv.sh 内 :
    • export ALSB_HOME=<BEAHOME>/alsb_3.0export ALSB_HOME=$BEAHOME/alsb_3.0 に置き換えます。

  4. <template_name>.jar 内で、この 2 つのファイルを置き換えます。
3.0
 
CR361729
partnerLinkType 拡張を含む WSDL リソースから有効な WSDL を生成できない
要素内で使用されるすべてのネームスペースがユニークなネームスペース プレフィックスを持つその要素自体で定義されていない限り、partnerLinkType 拡張を含む WSDL は、拡張パーサによって適切に処理されません。
解決策 : WSDL リソースに <plnk:partnerLinkType/> が含まれている場合、<plnk:partnerLinkType/> 要素自体の partnerLinktype 内で使用されるすべてのネームスペースを定義する必要があります。また、ネームスペースの値が親ノードで定義されている値と類似している場合でも、ネームスペース プレフィックスは WSDL 内でユニークである必要があります。
解決策の理解を深めるために、次の例をご覧ください。
ネームスペース値はまったく同じであっても、xmlns:tns<wsdl:definitions/><plnk:partnerLinkType/> の両方で定義されているため、この WSDL は機能しません。
<wsdl:definitions name='LoanServices'
targetNamespace='http://demo.capeclear.com/LoanServices.wsdl'
xmlns:tns='http://demo.capeclear.com/LoanServices.wsdl'
xmlns:wsdl='http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/'>
     ...
     <plnk:partnerLinkType name='loanPartnerLinkType'
xmlns:plnk='http://schemas.xmlsoap.org/ws/2003/05/partner-link/'
xmlns:tns='http://demo.capeclear.com/LoanServices.wsdl'>
          <plnk:role name='loanService'>
     <plnk:portType name='tns:loanServicePT'/>
</plnk:role>
       </plnk: partnerLinkType/>
</wsdl:definitions>
3.0
 
CR361729
(続き)
これを機能させるには、WSDL を次のように変更します。<plnk:partnerLinkType/> 要素で、ネームスペース プレフィックスとそのすべての参照が tns から tns2 に変更されている点に注意してください。
<wsdl:definitions name='LoanServices'
targetNamespace='http://demo.capeclear.com/LoanServices.wsdl'
xmlns:tns='http://demo.capeclear.com/LoanServices.wsdl'
xmlns:wsdl='http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/'>
     ...
     <plnk:partnerLinkType name='loanPartnerLinkType'
xmlns:plnk='http://schemas.xmlsoap.org/ws/2003/05/partner-link/'
xmlns:tns2='http://demo.capeclear.com/LoanServices.wsdl'>
          <plnk:role name='loanService'>
     <plnk:portType name='tns2:loanServicePT'/>
</plnk:role>
       </plnk: partnerLinkType/>
</wsdl:definitions>
3.0
 
CR362461
BEA_HOME のディレクトリ名にスペースが含まれていると、ALSB インストーラは失敗します。
3.0
 
CR362958
パスにネームスペース プレフィックスが含まれた変数構造の作成はサポートされていません。
解決策 : プレフィックスを含まない変数構造を作成します。その後、式でその変数を使用するたびにプレフィックスを追加します。
3.0
 
CR362958
ALSB 3.0 と共に WLP 10.2 または ALDSP 3.0 をインストールする場合、以下の制限があります。
  • 同じ BEA_HOME への ALSB と WLP のインストールがサポートされているのは、開発環境で使用する場合のみです。
  • 同じドメインへの ALSB と WLP のデプロイはサポートされていません。
  • ALSB と WLP を同じ BEA_HOME に共存させる場合は、ALSB ドメインに WLW 10.2 テンプレートが必要です。
  • WLP-ALSB インストールからの WLP のアンインストールはサポートされていません。
  • 同じ BEA_HOME への ALDSP と ALSB のインストールはサポートされていません。
3.0
 
CR367711
プロパティ シートを変更して UNDO または REDO を使用すると、プロパティ シートが正しい状態で表示されません。
解決策 : GUI の正しい状態を表示するには、別の種類のノードを選択してから、編集していた元のノードを選択しなおす必要があります。
たとえば、JavaCallout で、メソッド名を変更し、メソッド パラメータの式を設定します。UNDO アクションを 2 回選択します。JavaCallout ノードが選択されていると、引き続きメソッドと式の名前が誤って表示されます。別の種類のノード (Receive など、JavaCallout ノード以外であれば何でも構いません) を選択してから JavaCallout ノードを選択しなおすと、UNDO 後の正しい状態が UI に反映されます。
10g R3
 
CR374465
EJB 転送サービスを作成または更新するセッションをアクティブ化しているときに、データ バインディング エラーが表示されます。
これらのメッセージは安全に無視できます。
10g R3
10g R3
CR377074
UDDI からのプロジェクトのインポートが失敗し、「リソースが認識されない」という警告が表示されます。
Workshop for WebLogic 用 Oracle Service Bus プラグインを使用して UDDI からインポートすると、問題ビューに次のエラー メッセージが表示される場合があります。
このリソースは、Oracle Service Bus リソース
として認識されず、無視されます。
このエラーは、UDDI へのエクスポート時、UDDI からのインポート時、またはその両方でファイル拡張子が削除されていることが原因と考えられます。
たとえば、WSDL のスキーマ参照が次のように変更されます。
<xsd:import
namespace='http://www.creditpo.org/custele'
schemaLocation='customerEle.xsd'/>
エクスポートまたはインポート後 :
<xsd:import
namespace='http://www.creditpo.org/custele'
schemaLocation='customerEle'/>
解決策 : このエラーを修正するには、次の操作を実行します。
  • リソースに正しい拡張子を追加します。たとえば、XML スキーマ ドキュメントのスキーマ ファイルの最後に .xsd 拡張子があることを確認します。
  • リソースの参照に正しい拡張子を追加します。たとえば、WSDL が schemaLocation の XSD を参照している場合、schemaLocation の値に .xsd 拡張子が含まれていることを確認します。
3.0
 
CR378074
サービスのタイプまたは転送が変更されたときに、メッセージ フローの変数が正しく更新されません。
解決策 : サービスのタイプまたは転送が変更されたときにメッセージ フローの変数が正しく更新されるようにするには、[メッセージ フロー] タブに戻る前にサービスを保存します。
10g R3
 
CR380158
サーバにパブリッシュ済みの Oracle Service Bus コンフィグレーションがワークスペースから削除されたときに、サーバからコンフィグレーションが自動的に削除されません。別のコンフィグレーションをサーバにパブリッシュすることができません。
解決策 : 影響されるコンフィグレーションを Oracle Service Bus サーバから手動で削除します。
10g R3
 
CR380170
Configuration Wizard を使用して JDBC データ ソースをコンフィグレーションし、データベース タイプ属性を [その他] に設定 (たとえば、Oracle Database Real Application Clusters (RAC) JDBC URL を指定) すると、[ユーザ名] フィールドが無効になります。
解決策 : [Additional properties] フィールドでプロパティとしてユーザ名を指定します。次に例を示します。
user=JSMITH
10g R3
 
CR380282
メッセージ フローにブレークポイントを設定してからプロキシ サービスまたは分割-結合の名前を変更すると、ブレークポイントが破棄されます。
10g R3
 
CR380361
ALSB 3.0 では、分割-結合で、初期化されていない変数への挿入が許可されていました。Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) 以降では、このような挿入は失敗し、次のエラーが表示されます。
変数 'VARIABLE-NAME' が値で初期化される前に
参照されています。: Fault
[{http://docs.oasis-open.org/wsbpel/2.0/process/
executable}uninitializedVariable]
解決策 : 分割-結合が ALSB 3.0 では機能するのに Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) では上記のエラーで失敗する場合、挿入前に変数を初期化するように分割-結合を変更します。
10g R3
 
CR380574
分割-結合からエラー ハンドラを削除し、[編集|元に戻す] を使用して削除を元に戻すと、変数プロパティ ビュー、式エディタ、および Xpath エディタのすべてに変数の型情報が表示されません。
解決策 : 変数の型情報へのアクセスを復元するには、分割-結合エディタを閉じて、もう一度開きます。
10g R3
 
CR380756
Workshop for WebLogic で分割-結合のデバッグ中にスタック スレッドが発生する
Oracle Service Bus デバッガがブレークポイントで 10 分以上アイドル状態になっていると、Oracle Service Bus サーバ ログ ファイルに次のメッセージが表示されることがあります。
####<Sep 24, 2008 2:49:08 PM PDT> <Error>
<WebLogicServer> <bvtint02> <xbusServer> <[ACTIVE]
ExecuteThread: '11' for queue:
'weblogic.kernel.Default (self-tuning)'>
<<WLS Kernel>> <> <> <1222292948016>
<BEA-000337> <[STUCK] ExecuteThread: '15' for
queue: 要求 'weblogic.work.SelfTuningWorkManagerImpl$WorkAdap
terImpl@5790d8' の処理中に 'weblogic.kernel.Default (self-tuning)'
は '702' 秒間ビジー状態になっています。これは、コンフィグレーション
された時間 (StuckThreadMaxTime) '600' 秒
を超えています。
サーバはスタック スレッドがあると認識しますが、実際はそのスレッドはアイドル状態の Oracle Service Bus デバッガ スレッドです。Oracle Service Bus デバッガ接続は影響されず、引き続き使用できます。
10g R3
 
CR380889
Oracle Service Bus が MTOM ポリシーと RM ポリシーの両方を含む WSDL をサポートしていません
RM サービスでは MTOM はサポートされません。WS 転送 (WS-RM) を使用し、MTOM が有効なプロキシ サービスを作成した場合、WSDL の有効なポリシーにいずれのポリシーも含まれません。
解決策 : MTOM ポリシーと RM ポリシーの両方がインラインで埋め込まれた WSDL を使用しないでください。MTOM または RM のいずれかを選択するか、いずれも使用しないでください。
10g R3
 
CR380941
転送エンドポイントのデプロイメントが失敗し、TransportException「ID で登録されている転送プロバイダはありません」が表示される
Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) で、カスタム転送を使用する Oracle Service Bus アプリケーションまたは 以前のバージョンの Oracle Service Bus のサンプル ソケット転送で、サーバの再起動後にエンドポイントをデプロイできず、次のような例外が表示される場合があります。
TransportManagerImpl.endChangeNotification
で例外が発生しました。
com.bea.wli.sb.transports.TransportException:
ID <ID> で登録されている転送プロバイダはありません
解決策 : この問題を回避するために、次のいずれかの操作を実行できます。
  • ALSB フレームワーク スターター アプリケーションでは、転送アプリケーションのデプロイメント順序を 1 より小さい値 (つまり、Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) では 90 より小さい値) に変更します。
  • カスタム転送を使用している場合は、アプリケーション リスナの preStart() メソッドにカスタム転送プロバイダを登録し、転送アプリケーションのデプロイメント順序をデフォルト値 (100) または 100 より大きい任意の値に設定します。

詳細については、『WebLogic Server へのアプリケーションのデプロイ』の「サーバ起動時のデプロイメント順序の変更」を参照してください。

10g R3
10g R3
CR381967
Workshop for WebLogic の WSDL ベースサービスの作成時に、MTOM オプションはデフォルトで有効になっている
Workshop for WebLogic で WSDL ベースの プロキシまたはビジネス サービスを作成すると、MTOM オプションがデフォルトで選択されます。MTOM オプションが有効になると、実行時のメッセージ処理方法に影響する可能性があります。
解決策 : : MTOM を使用しない場合は、Workshop for WebLogic のサービスで MTOM オプションを選択解除します。
10g R3
 
7712218
JCA プロキシ サービスのエンドポイントの正常アクティブ化はコンソールとサーバのログにエラーを示す。
JCA 準拠アダプタが 着信リクエストで JCA プロキシ サービスをアクティブ化すると、プロキシ サービスのエンドポイントは正常にアクティブ化されているように見えますが、コンソールとサーバ ログはアクティブ化エラーを示します。エラーは正確なエラーです。Oracle Service Bus JCA アダプタ フレームワークでは、createEndpoint および activationComplete メソッドによるエンドポイントのアクティブ化に、2 フェーズ コミットを使用します。activationComplete メソッドで例外伝播はサポートしていません。そのため、activationComplete メソッドの実行中に例外が発生した場合、エンドポイントはアクエィブ化されていない場合でも正常にアクティブ化されているように見えます。
10g R3 MP1
 
8175570
複数のデータ ソースが自動的に新しい Oracle Service Bus ドメインに含まれる。
Oracle Service Bus ドメインを作成するとき、デフォルトでは、cgDataSource および cgDataSource-nonXA のデータ ソースが含まれ/デプロイされます。これらのデータ ソースは ALINT ドメインにのみ必要です。ALINT 製品を使用していない場合は、データ ソースを安全に削除/アンデプロイすることができます。
10g R3 MP1
 
8177594
サーバを停止すると、Oracle JCA Database アダプタが java.lang.NoClassDefFoundError を送出する。
ドメイン サーバが停止されると、Oracle JCA Database アダプタが java.lang.NoClassDefFoundError を送出します。サーバの起動時に、着信 JCA Database プロキシ サービスが存在しても Oracle Service Bus は Oracle Database アダプタからの着信リクエストをリスンしません。
解決策 : Oracle WebLogic Server Consoleで、ALSB_HOME/lib/transports/jca/DBAdapter.rar を削除して再デプロイします。
10g R3 MP1
 
8219732
JCA ビジネス サービスと Oracle AQ アダプタを使用するとき断続的なデータベース接続エラーが発生する。
データベースへキューを追加するために、JCA ビジネス サービスを介して Oracle AQ アダプタに要求を送信する場合、断続的なデータベース接続エラーが発生します。
解決策 : JDBC データ ソースのコンフィグレーションで[影響のある接続の削除を有効化] フラグを選択解除します。
10g R3 MP1
 
8219869
maxTransactionSize を変更すると、Oracle Database アダプタと共に使用するJCA プロキシ サービスにデータベース ポーリング例外が発生する。
Oracle Database アダプタと共に使用する JCA プロキシ サービスでは、WSDL サービスで maxTransactionSize を無限から特定のトランザクション数に変更すると、ポーリング例外が発生します。
解決策 : UseDirectSQL="false" になるように、Oracle JDeveloper を使用して WSDL サービスを修正します。
10g R3 MP1
 
8219981
クラスタ内の Oracle JCA Database アダプタを使用するとき、NOWAIT ポーリング例外を受信する。
複数のプロキシサービスがデータベースの同じ行のポーリングを試行するクラスタで、NOWAIT ポーリング例外が発生します。これは、レコードにアクセスしている現在のサービスがレコードをロックするためです。
解決策 : Oracle JCA Database アダプタを介してデータベースをポーリングしている JCA プロキシ サービスのため単一ノード ドメインを作成します。JCA 着信 WSDLで、NumberOfThreads を適切な値に設定します。
10g R3 MP1
 
8358830
JCA Oracle Database サービスを使用してクラスタ内の管理対象サーバが Sybase に重複データベース操作を実行する。
Sybase データベースに対してデータベース操作を実行するために、クラスタ内の Oracle Database アダプタと JCA サービスを使用するとき、クラスタ内の管理対象ノードがメッセージを処理し、重複操作を実行しようとします。Sybase のサポート対象のバージョンは Oracle Toplink のレコードロック機能をサポートしません。そのため、重複操作を実行できます。
10g R3 MP1
 
8405314
Oracle AQ アダプタとトランザクション (XA) データ ソースを使用すると、例外が発生する。
Oracle Service Bus JCA サービスを Oracle AQ アダプタと共に使用するとき、アダプタのデータ ソースはトランザクション (たとえば、XA ドライバを使用する) である場合、例外が発生します。Oracle AQ アダプタは、非 Java トランザクション API (JTA) 環境でトランザクション データ ソースの使用をサポートしません。
解決策 : 以下のいずれかの方法を使用する。
  • アダプタのデータ ソースに対して非 XA ドライバ を使用します。
  • アダプタのデータ ソースに対して XA ドライバ を使用している場合、このコンテキストで着信リクエストにグローバル トランザクション があり、発信リクエストのサービス品質が QoS=exactly-once であることを確認します。
10g R3 MP1
 
8423633
JDBC データベースの Oracle Thin ドライバを使用するときにメモリ不足エラーになる。
JDBC データベースの Oracle Thin ドライバ (XA または 非 XA) を使用するときに、短時間後に Oracle WebLogic Server でメモリ不足エラーを受信します。
解決策 : 以下のいずれかを試行します。
  • 別のドライバを使用します。
  • Oracle WebLogic Server のサーバ起動スクリプトに十分なメモリを割り当てます。
  • データベース接続プールの最大容量を縮小して JDBC 同時方式を抑制します。
10g R3 MP1
 
8428446
Oracle Adapter Suite (iWay) の JCA アダプタを非管理対象モードで使用すると、例外が発生する。
Oracle Adapter Suite (iWay) の JCA アダプタを使用するとき、非管理対象モードで JCA 転送をコンフィグレーションすると、例外が発生します。Oracle Adapter Suite のアダプタは非管理対象モードをサポートしません。
解決策 : 転送コンフィグレーションで、[接続モード] の [Managed] を選択します。
10g R3 MP1
 
8468930
AIX オペレーティング システムで、ペイロード ヘッダおよび AQ ヘッダ両方を含む着信 AQ リクエスト メッセージのリクエスト ヘッダにアクセスしようとすると、NullPointerException が発生する。
解決策 : Oracle Smart Update を使用して、パブリックパッチ EV9B を適用します。
10g R3 MP1
 
8494140
Oracle Service Bus へのインポート後、Tuxedo サービスがアクティブ化されない。
Oracle WebLogic Server コンソールで WebLogic Tuxedo Connector (WTC) リソースに手動の修正が行われていることが、この問題の原因です。Oracle WebLogic Server コンソールで WebLogic Tuxedo Connector (WTC) リソースの手動の修正がこの問題の原因です。
解決策 : 解決策として、Tuxedo サービスを含む Oracle Service Bus のコンフィグレーション JAR ファイルを再度インポートする前に、Oracle WebLogic Server コンソールからすべての WTC リソースを削除します。Oracle WebLogic Server コンソールに、インポートしている Tuxedo サービスに定義されていない手動でコンフィグレーションした WTC リソースがある場合は、Oracle Service Bus のコンフィグレーションを再インポートする前に、それらも削除する必要があります。次に、Oracle WebLogic Server コンソールにそれらのリソースを再度、手動で作成します。
この問題を回避するには、Oracle Service Bus の WTC リソースを使用する場合は、WTC リソースを Oracle WebLogic Server コンソールではなく、Oracle Service Bus サービス エディタで修正します。ただし、Oracle Service Bus サービスにより定義されていない WTC リソースを使用すると、Tuxedo サービスを含む Oracle Service Bus のコンフィグレーションをインポートするときに、解決策を常に使用する必要があります。
詳細については、『Tuxedo の Oracle Service Bus 相互運用性ソリューション』ガイドの「WebLogic Tuxedo Connector のコンフィグレーション」を参照してください。
3.0
 
8506780
無効なサービス アカウントに切り替えると、JCA プロキシ サービスは非アクティブ化される。
JCA プロキシ サービスで、有効なサービス アカウントを参照して、サービス アカウントの資格を無効な資格に変更すると、認証例外が返され、編集セッションを破棄してもサービスが非アクティブ状態のままになります。
解決策 : プロキシ サービスの新しい編集セッションを開始し、プロキシ サービスの変更を強制的に実行し、セッションを送信します。
10g R3 MP1
 

セキュリティ

問題 ID
説明
検出
修正
CR222177
プロキシ サービスの削除、移動、名前変更、またはクローン作成 (またはプロジェクトやフォルダの削除、名前変更、移動) など、プロジェクトやフォルダ内のプロキシ サービスの URL が変更される操作を行う前に、関連する転送レベル (HTTP および HTTPS) とサービスレベルのアクセス制御セキュリティ ポリシーをすべて削除する
これらのポリシーを削除しない場合、認可プロバイダ データベースにポリシーが残り、以前に保護されていたサービスが保護されなくなるなどの予期しない結果を引き起こしたり、セキュリティの脆弱性を生む可能性があります。

注意 : サービスのクローンを作成すると、アクセス制御ポリシーのクローンは作成されません。

2.5
 
CR234237
クライアントサイドの Web サービス セキュリティ ランタイムに不具合があり、特定の状況で X.509 トークンによる認証が失敗する
JAX-RPC クライアントに渡す資格プロバイダのリストに、ダミーのユーザ名トークン CredentialProvider (次のソース コードを参照) と ClientBSTCredentialProvider が含まれていることを確認してください。この資格プロバイダ リストは、weblogic.wsee.security.wss.CredentialProviderList というプロパティの値としてクライアントに渡されます。
詳細については、『WebLogic Web サービスのセキュリティ』の「メッセージレベルのセキュリティのコンフィグレーション」(デジタル署名と暗号化) にある「クライアント アプリケーションの更新によるメッセージ保護された Web サービスの呼び出し」を参照してください。

import weblogic.security.service.ContextHandler;
import weblogic.xml.crypto.wss.WSSConstants;
import weblogic.xml.crypto.wss.provider.CredentialProvider;
import weblogic.xml.crypto.wss.provider.Purpose;

public class DummyUNTCredentialProvider implements CredentialProvider {

public DummyUNTCredentialProvider() {
}

public String[] getValueTypes() {
return WSSConstants.UNT_VALUETYPES;
}

public Object getCredential(String tokenType,
String issuerName,
ContextHandler ctxHandler,
Purpose p) {
return null;
}

}

2.0
 
CR276562
WebLogic Server WS-Policy 解析で、不明なアサーションを含むポリシーが承認される
サービスにバインドされたポリシーに不明なポリシー アサーションが含まれる場合、ALSB 2.5 サービス検証により警告が生成されます。ただし、このリリースでは WSDL または WS-Policy リソース内の不明なポリシー アサーションはチェックされません。
解決策 : WSDL 内に不明な WS-policy アサーションがないか調べます。WSDL に有効なアサーション エンティティのみが含まれていることを確認します。詳細については、『セキュリティ ガイド』の「Oracle Service Bus プロキシ サービスとビジネス サービスでの WS-Policy の使用」を参照してください。
2.5
 
CR284336
サーバ ログ内に含まれるセキュリティ エラーは、ALSB および WebLogic Server の両方で発生する
エラーは次のとおりです。
「Server Identity fails validation, downgrading to anonymous.」
状況に応じて、以下のいずれかの解決策を選択してください。
  • ドメイン間トランザクションが存在する場合
  • 解決策 : ドメイン間に信頼関係を確立します。

  • ドメイン間トランザクションが存在しない場合
  • ドメイン間トランザクションが存在しない場合、WebLogic Server 9.1 およびそれより前のリリースで、これらのセキュリティ例外が発生することがあります。9.2 から 9.2 へのクラスタ ドメイン間の JMS/JNDI/RMI 呼び出しにおいて、この例外が断続的に発生します。

    解決策 : 9.x ドメインの場合は WebLogic Server Administration Console で、それ以前のバージョンの場合はコマンド ラインで、JTA の SecurityInteropMode を "Performance" にコンフィグレーションします。詳細については、『WebLogic JTA プログラマーズ ガイド』の「ドメイン間トランザクションに対するドメインのコンフィグレーション」にあるセキュリティの相互運用モードの設定を参照してください。

2.5
 
CR293202
SSL の使用時に、WebLogic Server Web サーバ プラグインで ALSB HTTP プロキシ サービスを使用した場合に発生する問題
Web サーバのフロント エンドで HTTPS 要求 (HTTP over SSL) を受信し、その後、WebLogic Server Web サーバ プラグインによって、ALSB HTTP プロキシ サービスが動作している ALSB 管理対象サーバにその要求を転送するシナリオを考えてみます。
SSL を使用せず、HTTP 経由で要求を転送するように Web サーバ プラグインをコンフィグレーションできます。ただし、ALSB HTTP プロキシ サービスはこの要求を HTTPS 経由で送信されたものと解釈し、要求を拒否します。この場合、サーバ ログに次のようなエラーが示されます。
<Exception in HttpTransportServlet.service:
javax.servlet.ServletException: Cannot process
inbound request to endpoint ProxyService
Project/folder/ProxyName over https
解決策 : プロキシ サービスを HTTPS 転送でコンフィグレーションします。Web サーバからのメッセージを 非 SSL ポートで受信しても、ALSB はそのメッセージが本来 HTTPS プロトコルを使用していたことを認識し、HTTPS メッセージとして受け入れます。そのためには、このシナリオでは使用されませんが、ALSB ドメインの SSL ポートを有効にする必要があります。
2.6
2.6 RP1
CR300663
X.509 は、パイプラインの証明書からユーザの DN を取得できない
X.509 証明書に組み込まれたユーザ DN は ALSB メッセージ フローに送信されません。外部サービスを呼び出してユーザのセキュリティ属性を取得し、これらの属性に基づいてメッセージ フロー内でデータ レベルのフィルタ処理を実行することはできません。
この問題は解決済みです。
2.6
2.6 RP1
CR304396
デフォルトで、ALSB は JMS、JDBC、および JNDI に対して匿名のアクセス制御を内部使用します。
セキュリティ ポリシーを追加してこれらのリソースを保護すると、ALSB 組み込みアプリケーションは内部で匿名として実行されるため、失敗します。つまり、これらのアプリケーションには、パーミッションを付与できるセキュリティ ID がありません。
ALSB 2.6 以降では、システム プロパティ bea.alsb.runas.user を設定して、これらの内部アプリケーションにセキュリティ ID を定義できます。たとえば、-Dbea.alsb.runas.user=alsb-system-user とします。これで、セキュリティ ポリシーを追加してこのユーザにパーミッションを付与できます。
2.5
2.6 FP1
CR305954
CR305954
ストア アンド フォワード (SAF) によってメッセージを送信するように複数のクラスタ ドメインをコンフィグレーションした場合、サーバ ログにセキュリティ エラーが記録されることがある
解決策 : ありません。このエラーは無視してもかまいません。
2.6
 
CR320930
ALSB を介してセキュアな JBoss トピックにメッセージを送信するとエラーが発生する
ビジネス サービスに対して JMS サービス アカウントが定義されていても、JMS 接続を取得するためにこれを使用することはできません。セキュアな JBoss トピックにメッセージを送信すると、JBoss は次のエラーを送出します。
'connection is not authorized to add message to destination'
ビジネス サービスに対してサービス アカウントが定義されている場合、関連付けられている資格を使用して JMS 接続を取得できるようになっています。
2.6
2.6 RP1
CR334771
ALSB プロキシ サービスにセキュリティ ポリシーが実装されている場合、および Web サービス クライアントからプロキシ サービスを呼び出した場合、クライアントは例外を受け取るのではなく、タイムアウトします。
2.6
2.6 FP1
CR337944
ALSB ドメインと EJB がデプロイされている WLS ドメインとの間で信頼が有効になっていても、EJB 転送では JAAS サブジェクトの伝播をサポートしません。
解決策 : EJB ビジネス サービスでパススルー サービス アカウントを使用します。
3.0
 
CR346688
セキュリティ コンテキストが伝播されないことによって着信応答メッセージが「匿名」としてキューに入れられるため、セキュリティ ポリシーで着信応答送り先を保護することはできません。
2.6 RP1
3.0
CR349582
ALSB ドメインと他のドメイン (WLI、ALDSP) 間のクロスドメイン セキュリティにより例外が送出される
ALSB ドメインと他のドメイン (WLI や ALDSP など) との間でクロスドメイン セキュリティを使用しようとすると、WebLogic Server は Invalid Subject 例外を送出します。
解決策 : ありません。EJB 間での RMI 呼び出しにクロスドメイン セキュリティを使用することはできません。これは、意図的なものです。RMI 呼び出しは、JMS、JTA、MDB、および WAN のレプリケーション間でのみ機能します。
WebLogic Server のクロスドメイン セキュリティの詳細については、http://download.oracle.com/docs/cd/E12840_01/wls/docs103/secmanage/domain.html を参照してください。
3.0
 
CR360146
[セキュリティおよびポリシーのコンフィグレーションを保持] オプションを選択すると、WS 転送ビジネス サービスのインポート時に、サービス アカウントの参照が保持されません。
解決策 : インポートされたサービス アカウントの参照を保持するには、WS 転送ビジネス サービスのインポート後に参照を必要な値に再設定します。
3.0
 
CR360819
パスワード ダイジェストを使用する Web サービス セキュリティ ユーザ名トークンでは、デフォルトの認証プロバイダを使用する必要がある
DefaultAuthenticator は、パスワード ダイジェスト認証をサポートする、すぐに使用可能な唯一の認証プロバイダです。認証プロバイダの詳細については、AquaLogic Service Bus セキュリティ ガイドの「認証プロバイダのコンフィグレーション」を参照してください。
3.0
 
CR375783
ALSB ドメインから別の ALSB または WLS ドメインに渡される呼び出し元のサブジェクトを検証するために、ドメイン間の信頼関係を有効にする必要があります。
2 つの ALSB ドメイン、または ALSB ドメインと WLS ドメインのそれぞれに、同じ資格を持つユーザが含まれるとします。そのユーザが、要求パイプラインで [呼び出し元のサブジェクトを渡す] が有効な JMS ビジネス サービスを使用して 1 つのドメインから別のドメインに JMS メッセージを渡すと、操作は失敗し、「無効なサブジェクト」の例外が発生します。
解決策 : [呼び出し元のサブジェクトを渡す] が有効な場合、グローバル信頼も有効にする必要があります。グローバル信頼の有効化の詳細については、http://download.oracle.com/docs/cd/E12840_01/wls/docs103/secmanage/domain.html#wp1176064 を参照してください。
10g R3
10g R3
CR379311
Oracle Service Bus から OC4J への一方向 SSL (有効キーなし) で、証明書を履行することなく、暗号化されたペイロード送信を実行できます。
Oracle Service Bus BPEL 転送では、ORMI クライアントを使用して ORMI プロトコルで BPEL PM にアクセスします。ただし、Oracle ORMI クライアントは本来、サーバを認証しません。
解決策 : Oracle Service Bus Java キーストアが、OC4J からのキーの信頼性のある証明書を持っていない場合、SSL 接続の試みが失敗することを確認するには、Oracle Service Bus で次のシステム プロパティを設定します。
  • javax.net.ssl.trustStorePassword : クリア テキスト パスワード。
  • javax.net.ssl.trustStore : 信頼性のある証明書のキーストアへのファイル パス。
10g R3
10g R3
381626
AIX でセキュア双方向 SSL 接続を開こうとしようとすると、失敗する。
AIX プラットフォームで双方向 SSL には、「キー用途」拡張子 digitalSignature、keyEncipherment、keyAgreement を持つために、証明書が必要です。この拡張子を指定しなかった場合は、セキュア接続を開くときにエラーが発生する場合があります。
解決策 : AIX で双方向 SSL のユーザ証明書。
10gR3
 

相互運用性

問題 ID
説明
検出
修正
CR269889
iWay55 インストーラが ALSB 2.5 で動作しない
解決策 : 以下の手順で iWay インストーラをデプロイし、アクセスします。
1. iWay55 インストーラが作成した weblogic91/common/bin/commEnv.cmd ファイルの内容をコピーし、weblogic92/common/bin/commEnv.cmd ファイルの最後に追加します。
2. このファイルを保存し、サーバを再起動します。
2.5
 
CR281003
Sun JDK または JRockit JDK を使用して IBM AIX JDK にエクスポートされた (またはその逆方向にエクスポートされた) 暗号化されたリソースを含む ALSB コンフィグレーション JAR ファイルを移動することはできない
機密データを含むリソースを保護するために ALSB で使用されるパスワードベースの暗号化アルゴリズムには、さまざまな JDK 実装があり、それぞれの間には相違点があります。Sun または JRockit JDK を使用して作成した暗号化リソースを IBM JDK に (またはその逆方向に) インポートする際のエラーは、これらの JDK 実装間の相違によって発生します。
暗号化アルゴリズムの詳細については、http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/guide/security/jce/JCERefGuide.html#PBE を参照してください。
同一の JDK を使用すると、暗号化されたリソースのエクスポートおよびインポートを支障なく実行できます。
解決策 : 異なる JDK 間でエクスポートまたはインポートする場合、[機密データの保護] フラグを選択解除して、パスフレーズなしでリソースをエクスポートします。
警告 : このリソース ファイルには、クリア テキストのパスワードが含まれていることがあります。
2.5
 
CR283942
LLR が有効な Linux SYBASE jRockit 非 XA ドライバを使用すると、デッドロック状況が発生する場合があり、Sybase データベースで SQLException が送出される
解決策 : Linux SYBASE jRockit XA ドライバを使用します。
2.5
 
CR295664
Tuxedo 転送ベースのサービスで、サービスのタイプが XML の場合、Tuxedo クライアントの FLD_MBSTRING フィールドを含む FML32 バッファが XML に変換されない
2.6
 
CR300352
iWay Business Services Engine (iBSE) コンソールでスキーマを生成しようとすると、iWay Service Adapter の NullPointerException が返されることがある
解決策 : ありません。スキーマは正常に生成され、システムで使用できます。NullPointerException は、生成されたスキーマのその後の解析が失敗した場合に発生します。
2.6
 
CR302664
複数の WSDL バインディングが存在するプロキシ サービスの WSDL から C# クライアント スタブを作成すると、.NET wsdl.exe ツールで生成される C# クライアント スタブの WSDL バインディングが適切ではない場合がある
解決策 : C# スタブを生成する対象のサービス バインディングを指定できない場合は、プロキシ サービスの WSDL で未使用のバインディングをコメント化してからクライアント スタブを生成することをお勧めします。
2.6
 
CR338253
Web サービス クライアントからプロキシ サーバ経由で ALSB にアクセスするときに、WSDL の場所としてプロキシ サーバではなくクライアント ホストのアドレスが示されます。
2.6
2.6 FP1
CR339618
JWS で @RunAs ロールが設定されていても、JAX-RPC サービス応答メッセージは「匿名」として生成される
JWS が POJO として実装されており、@RunAs ロールが JWS ファイルで設定されている場合、発信要求メッセージはそのロールのサブジェクトとして消費されますが、発信応答メッセージは「匿名」として生成されます。したがって、ACL セキュリティ ポリシーを使用して発信応答キューを保護することはできません。
2.6 RP1
 
CR344722
SmartConnect エクスプローラが、サービス アダプタおよびイベント アダプタのセッション タイムアウトで内部サーバ エラーを送出します。
解決策 : ブラウザを閉じてから再接続します。
2.6 RP1
 
CR345755
XA 接続ファクトリを持ち、SSL ポートでコンフィグレーションされた SAF を使用する JMS アプリケーションでドメイン間要求/応答 JAX-RPC を実行すると、2 つのクラスタ ドメイン間の SSL 接続が失われることがある
2.6 RP1
 
CR345758
SSL ポートでコンフィグレーションされた SAF を使用する JMS アプリケーションでドメイン間要求/応答 JAX-RPC を実行すると、ドメイン内トランザクションがロールバックされることがある
2.6 RP1
 
CR346157
通信しているドメイン内に異なるセキュリティ サブジェクトを持つ JMS アプリケーションで、ドメイン間要求/応答 JAX-RPC を実行している場合、ACL ベースのセキュリティ ポリシーで着信要求キューを保護することはできません。これは、このキューにアクセスするには Stub.USERNAME_PROPERTY および Stub.PASSWORD_PROPERTY を使用して、スタブにローカル ユーザ名とパスワードを設定する必要があるためです。このように設定すると、ローカル サブジェクトがリモート ドメインに伝播され、その結果セキュリティ例外が発生して JWS は実行されません。
2.6 RP1
 
CR346807
WSDL ベースの SAP 着信メッセージには、匿名ではなく、alsb-system-user として transportClient が表示される
2.6 RP1
 
CR346814
SAP イベント アダプタの SAP 着信チャネルが停止した後も、SAP 転送からのメッセージの受信が継続する
2.6 RP1
 
CR347870
プロセス レベル catchAll を作成し、操作からのエラー応答をコンフィグレーションし、応答のメッセージ変数を選択すると、次の検証エラーが表示されます。
パートナ リンク {0} は定義されていません。
このエラーは、生成された応答アクティビティに partnerLink 属性がないために発生します。
3.0
3.0
CR349491
要求/応答 JMS ビジネス サービスの JMS 応答キューからメッセージを受信し、ALSB でその応答を未処理の要求と照合できない場合、サーバ ログにエラーが書き込まれ、メッセージが破棄されます。たとえば、次のような場合です。
  • JMS 応答キューで JMS 相関 ID のないメッセージを受信した場合
  • JMS 応答キューで不明な ID のメッセージを受信した場合 (たとえば、ビジネス サービスがタイムアウトになった後で応答を受信した場合)
解決策 : 実行できる解決策は 2 つあります。
  • Oracle Service Bus 3.0 以降にアップグレードし、WS の信頼性のあるメッセージングを使用します。
  • XA をサポートする JMS 応答キューを使用します。これで、単にメッセージが破棄されるのではなく、メッセージをデキューしたトランザクションが中止されます。JMS を再試行すると、メッセージが再配信されますが、再試行は引き続き中止されます。JMS キューの再試行が制限回数に達すると、メッセージは、任意にコンフィグレーションされたエラー キューに入れられます。これで、アプリケーションでエラー キューを処理することによってエラーからの回復を実行できます。
2.6
2.6
CR358918
負荷が高いときに、基本的な再送信間隔を 30 秒以上に設定すると、確認応答を受け取るまでメッセージを再送信しないため、サービスのパフォーマンスが向上します。
3.0
 
CR359586
負荷の高い状態で WS 転送サービスを使用している場合、多数の一時ポートを使用するように TCP パラメータを調整し、TcpTimedWaitDelay を 30 秒に設定します。
3.0
 
CR367614
電子メール ビジネス サービスの使用時に、接続拒否エラーによってメッセージ スループットが低下する場合があります。
これは、電子メール転送では送信される電子メールごとに必ず新しい接続が作成されることが原因で発生します。電子メールが頻繁に送信されると、SMTP サーバで TCP ソケットが不足する場合があります。これは、複数の電子メールに同じ SMTP サーバ接続を再利用することで回避されます。
10g リリース 3 (10.3) のデフォルトでは、発信電子メール転送で SMTP サーバ接続が再利用されます。
2.6 FP1
10g R3
CR367614
(続き)
送信される電子メールごとに新しい接続が作成される元の動作に戻すには、domain ディレクトリの下の bin ディレクトリにある setDomainEnv スクリプトを編集して、次に示すように com.bea.wli.sb.transports.email.persistentSmtp=false を追加します。
set JAVA_PROPERTIES=-Dplatform.home=%WL_HOME%
-Dwls.home=%WLS_HOME% -Dwli.home=%WLI_HOME%
-Dcom.bea.wli.sb.transports.email.persistentSmtp=false
サーバが切断されている場合は、次回の SMTP サーバ使用時に新しい接続が開かれます。
発信電子メール転送のパフォーマンスは、SMTP サーバのパフォーマンスに依存します。
アイドル接続タイムアウトの時間が経過すると、アイドル クライアントは SMTP サーバによって切断されます。この場合、発信電子メール転送クライアント コードからの接続は、次の電子メールが送信されるまで CLOSE_WAIT 状態のままになります。次の電子メールが送信されるとき、古い接続はすべて削除され、新しい接続が確立されます。
SMTP サーバへの接続が開いているときに SMTP サーバ リソース値を変更すると、キャッシュ内にあるすべてのアイドル接続が閉じられます。現在使用中のすべての接続は、電子メールの送信後に閉じられます。
一部の SMTP サーバでは、SMTP サーバ上のアイドル接続タイムアウトに加えて、接続ごとの最大メッセージ数を履行し、メッセージが制限数に達すると自動的に切断されます。これは、発信電子メール転送クライアントで、電子メールを自動的に新しい接続で再送信することによって自動的に処理されます。
2.6 FP1
10g R3
CR374557
EJB ビジネス サービスのクライアント jar をコンフィグレーションするときに、Linux で ClassNotFoundExceptions が発生します。
Linux システムで、適切なバージョンの Java へのパスを正しく指定しないと、EJB ビジネス サービスのクライアント JAR をコンフィグレーションするときに ClassNotFoundException が発生することがあります。
解決策 : 適切な Java バージョンは 1.6.0_05 です。
使用している Java のバージョンを確認するには、シェルから java -version を実行します。他のバージョンを使用している場合は、1.6.0_05 バージョンの Java の場所を指定するように PATH 環境変数を更新する必要があります。適切でない Java の場所の前にこの場所を指定してください。次に例を示します。
export PATH=/home/user/bea/jrockit_160_05/bin:$PATH
この修正を行うと、エラー「生成 : WSDL の生成中にエラーが発生しました」が発生する場合があります。その場合は、上記のように Java の同じバージョンを指定するように JAVA_HOME 環境変数を更新する必要があります。次に例を示します。
export JAVA_HOME=/home/user/bea/jrockit_160_05
10g R3
10g R3
CR378711
Linux で、「java.io.IOException: パーミッションが拒否されました」が原因で Workshop for WebLogic への JAR のインポートが失敗します。
Linux に Oracle Service Bus IDE をインストールして、異なるグループに属する複数のユーザが使用すると、特定の操作 (インポートやビルドなど) が失敗する場合があります。
これは、Oracle Service Bus IDE で Linux ボックス上の各インストールに同じ共有ディレクトリを使用するため、パーミッションの問題が発生することが原因です。
解決策 :
  • Linux で Oracle Service Bus IDE を使用するときは必ず同じユーザとしてログインします。
  • 同じマシン上の異なる Oracle Service Bus IDE インストールを異なるユーザが使用する場合は、それらのユーザが認証および認可システムの同じグループに属するようにします。
10g R3
 
CR380689
同期 BPEL プロセスを使用すると添付ファイル付き SOAP が失敗します。
Oracle Service Bus から Oracle Application Server 10.1.3.4 上で実行中の同期 BPEL プロセスに添付ファイル付き SOAP メッセージが送信されると、MIME メッセージの添付ファイル部分にアクセスまたは処理するときに失敗します。これは、Oracle Application Server 10.1.3.4 の確認済みの制限事項です。
解決策 : BPEL プロセスを非同期プロセスとしてコンフィグレーションします。
10g R3
10g R3
8176835
着信 JCA プロキシ サービスに対してアクセス拒否エラーが発生する。
着信 JCA プロキシ サービスに対してアクセス制御ポリシーを設定するときに、アクセス拒否エラーを受信します。
解決策 : JCA サービスは、想定されるサブジェクトを、認可するためにプロキシ サービスに渡すことができません。そのため、JCA 着信プロキシ サービスのアクセス制御ポリシーを削除します。
10g R3 MP1
 
8177112
Oracle Database JCA アダプタを使用する Oracle データベース からの着信アクションに JCA プロキシ サービスを使用すると、矛盾した動作が発生する。
Oracle Database JCA アダプタを介して Oracle データベース内のテーブルからのイベントを取得するために、複数の JCA プロキシサービスが同じ URI を使用している場合、プロキシ サービスの呼び出しに矛盾があります。
10g R3 MP1
 
8178558
Microsoft Windows IIS FTP サーバを使用するとき、FTP 転送に失敗する。
IIS FTP サーバのディレクトリ一覧スタイルを UNIX モードに設定すると、Oracle Service Bus からのファイル転送が失敗します。Oracle Service Bus は、FTP サーバのオペレーティング システムを自動的に検出しますが、IIS FTP サーバ用の Windows の検出時に、UNIX ディレクトリのスタイルの解析に失敗します。
解決策 : IIS FTP サーバのディレクト一覧スタイルを MS-DOS モードに設定します。
3.0
 
8178922
JCA Oracle Database サービスの WSDL およびスキーマを生成するとき、JDeveloper により、java.sql.SQLException のエラーが送出される。
Oracle Service Bus での発信 JCA ビジネス サービスの作成に使用するために、JDeveloper で Oracle DB の WSDL およびスキーマを生成するとき、「BEA DB2 ドライバ」を使用すると、java.sql.SQLException のエラーを受信します。
解決策 : 「DataDirect DB2 ドライバ」を使用します。
10g R3 MP1
 
8179121
Oracle AQ エンドポイントをアクティブにするとき、JCA エンドポイントのアクティブ化に失敗する。
Oracle AQ アダプタ データ ソースに、「BEA の Oracle ドライバ (Type 4 XA)」を使用すると、エンドポイントのアクティブ化が失敗します。
解決策 : データ ソースのために、「Oracle のドライバ (Thin XA)」を使用します。
10g R3 MP1
 
8180709
BPEL を使用していない場合、JCA アダプタ フレームワークが BPEL エラーを送出する。
JCA サービスで、BPEL を使用していない場合、JCA アダプタ フレームワークが BPEL エラーを送出します。JCA フレームワークはアダプタ エラーを TransportExceptions として処理し、アダプタ固有のエラーを転送エラーにマップしません。
10g R3 MP1
 

Oracle Service Bus Console および IDE

問題 ID
説明
検出
修正
CR222586
Graphics Library を初期化できない場合、モニタ モジュールにグラフではなく [Graphics Library Disabled] イメージが表示される
Linux 環境で Graphics Library を初期化できない場合、モニタ モジュールに円グラフと棒グラフの代わりに [Graphics Library Disabled] イメージが表示されます。[サーバ概要] とサーバの詳細、[アラート概要] とアラートの詳細の各ページのリンクも削除されます。この問題が発生する場合、グラフィック ライブラリのサポート (X11) ツールキットがマシンにインストールされていない可能性があります。
解決策 : Linux では、Oracle Service Bus をインストールする前に、X11 モジュールをインストールする必要があります。X11 ツールキットのインストールに必要なライブラリ、または Linux のネイティブ グラフィック ライブラリを分離します。この問題は、"DISPLAY" 環境変数を適切に設定することによって解決できます。
2.0
 
CR227616
アクセス制御ポリシーは、WebLogic Server の管理者だけが定義できる
ALSB リソースのアクセス制御ポリシー (転送レベルの HTTP または HTTPS プロキシ サービス アクセス制御ポリシーとプロキシ サービス ポリシー) を管理できるのは、WebLogic Server に組み込まれている Administrator ロールのユーザだけです。これらのポリシーをコンフィグレーションするには、WebLogic Server 管理者として ALSB Console にログインし、[セキュリティ コンフィグレーション] モジュールの [アクセス制御] を選択します。
2.0
 
CR236033
Windows 2003 Server のデフォルトのブラウザ オプションが原因で、ALSB Console の左側のナビゲーション ペインのリンクをクリックしたときにブラウザの JavaScript エラーが発生する
Windows 2003 Server では、[インターネット オプションArrow symbolセキュリティの設定] がデフォルトで [高] に設定され、アクティブ スクリプトが無効になっています。これが原因で、ALSB Console の左側のナビゲーション ペインのリンクをクリックしたときにブラウザ エラーが発生します。
解決策 : [インターネット オプションArrow symbolセキュリティの設定] で [アクティブ スクリプト] の設定を [有効にする] に変更します。ALSB のコンソール ページでは JavaScript を使用するため、ブラウザで JavaScript が有効になっていることを確認してください。
2.0
 
CR254231
アラート ルールが新しくインポートされたルールで置き換えられる
既存のアラート ルールと同じ ID のアラート ルールをインポートし、インポートしたアラート ルールが別のサービスと関連付けられていると、アラート ルールの動作が矛盾します。
解決策 : アラート ルール ID が同じだが異なるサービスに関連付けられているアラート ルールを含むコンフィグレーションは、インポートしないでください。
2.1
 
CR271866
ALSB Console で、誤った形式のパスを使用して新しいリソースに名前を付けると、コンソールがハングする場合がある
この問題は、WinXP-SP2 または Win03-SP1 の IE ブラウザでのみ発生します。
解決策 : 進行状況を示すポップアップ ウィンドウはキャンセルできません。ALSB Console を実行しているブラウザ インスタンスを閉じて、新しいブラウザを開き、新しいリソース用の有効なファイル パスを入力します。
2.5
 
CR284845
Java コールアウト アクションから呼び出し可能な Java メソッドをリストする際に、ALSB Console に不適切な非パブリック クラスとそのメソッドが含まれる
非パブリック クラスの Java メソッドを選択すると、java.lang.IllegalAccessException が発生します。
解決策 : javap ユーティリティを使用して、クラスのアクセス修飾子を特定することができます。次に例を示します。
javap -classpath {jarfile} {fully_qualified_classname}
2.5
 
CR306906
別のクラスタ ドメインからコンフィグレーション JAR ファイルをインポートした後、ALSB クラスタ ドメインのターゲット クラスタ名がコンソールに間違って表示される
解決策 : ありません。コンソールのクラスタ名を無視してください。間違ったターゲット クラスタ名を編集することはできません。
2.6
 
CR327465
デフォルト (更新しない) 以外のダッシュボード更新間隔を選択すると、ブラウザはダッシュボードを定期的に更新します。これにより、コンソールとやり取りしていなくても、セッションはタイムアウトしなくなります。
解決策 : BEA Systems では、ダッシュボード更新間隔機能を慎重に使用することをお勧めします。コンソール セッションを無人のまま放置しないようにしてください。コンソール セッションがアクティブな間は、再認証を行わずに、他のユーザがそのマシンからコンソール セッションにアクセスできます。
3.0
 
CR336007
クラスタ化されたドメインで、テスト コンソールを使用してビジネス サービスをテストすることはできません。
2.6 RP1
 
CR343122
テスト コンソールに、MQ 要求/応答プロキシ サービスへの間接的な呼び出しの応答が表示されない
間接的な呼び出しを使用して MQ 要求/応答プロキシ サービスをテストした場合、応答は応答キューに保持されますが、テスト コンソールには表示されません。
2.6 RP1
 
CR350158
フロー リソースの [説明] フィールドを Oracle Service Bus Console でしか表示および編集できません。Workshop for WebLogic では現在このフィールドをサポートしていません。[説明] フィールドの値は、Oracle Service Bus Console だけを使用してエクスポートおよびインポートした場合に保持されます。[説明] フィールドの値は、Oracle Service Bus Console からエクスポートし、エクスポートされたリソースを Workshop for WebLogic で変更し、Oracle Service Bus Console を使用してインポートした場合は保持されません。
解決策 : 代わりに分割-結合で定義された文書要素を使用します。
10g R3
 
CR354968
要求のペイロードがない WSDL ベースのサービスに、テスト コンソールを使用することはできません。
3.0
 
CR379172
開発モード ドメインで、オンライン ヘルプのリンクで 404 エラーが発生します。
Oracle WebLogic Server Administration Console をデプロイすると、コンソールとヘルプ アプリケーションの両方がデプロイされます。Oracle Service Bus Console は、このヘルプ アプリケーションに依存します。開発モード ドメインでは、Oracle WebLogic Server Administration Console はオンデマンドでデプロイされます。この場合、Oracle WebLogic Server Administration Console にアクセスしない場合は、コンソールもヘルプ アプリケーションもデプロイされず、Oracle Service Bus Console で使用可能になりません。プロダクション モード ドメインでは、サーバの起動時に Oracle WebLogic Server Administration Console がデプロイされます。
解決策 : Oracle Service Bus Console にアクセスする前に Oracle WebLogic Server Administration Console にアクセスします。
10g R3
 
CR380489
テスト コンソールを使用してサイズの大きい (数 MB の) ペイロードを HTTP プロキシに送信すると、java.lang.OutOfMemoryError で操作が失敗する場合があります。
解決策 : ペイロードのサイズを小さく (数 KB に) するか、スタンドアロンの Java テスト クライアントを使用します。
10g R3
 
8180191
WSDL および 依存リソースを Oracle Service Bus プロジェクトにインポートすると、参照エラーを示す。
WSDL を Oracle Service Bus プロジェクトにインポートしてから依存リソースをインポートしても参照エラーが返されます。
解決策 : 『Oracle Service Bus Console の使い方』の「プロジェクト、フォルダ、およびリソースの操作」の「Loading Resources from a URLに示す「Resources from URL」機能を使用して、WSDL をインポートします。Oracle Service Bus プロジェクトで、[インポート|Oracle Service Bus|Resources from URL] を選択するときに、Oracle Workshop for WebLogic でパラレル機能を使用できます。
10g R3 MP1
 
8180544
Oracle Service Bus Console でプロパティ名が通常のテキストとして表示されない
Oracle Service Bus Console でサービスをコンフィグレーションするとき、プロパティ名が通常のテキストではなく、コード化した内部プロパティ名として表示されます。
解決策 : ブラウザを新しいバージョンにアップグレードします。たとえば、Firefox 1.5 のバージョンを使用している場合は、それよりも新しいバージョンにアップグレードします。
10g R3 MP1
 
8365337
「ビジネス サービス コンフィグレーションには少なくとも 1 つの URI が必要です」メッセージが Workshop for WebLogic Business Service エディタに表示される。
Oracle Workshop for WebLogic では、Oracle JDeveloperで作成した WSDL からビジネス サービスを作成するとき、URI が指定されていてもビジネス サービスのために、最低 1 つの URI が必要であるというエラーメッセージが表示されます。
解決策 : エラーを解除するには、ビジネス サービスを保存します。
10g R3 MP1
 
8395168
有効な JCA WSDL からのサービスを作成するとき例外が発生する。
Oracle Service Bus Console では、JCA ビジネス サービスまたはプロキシ サービスから WSDL リソースを作成後、新しい JCA WSDL リソースからサービスを作成しようとすると、例外が発生します。
解決策 : JCA WSDL リソースから新しいサービスを作成するとき、転送を「http」に変更します。
10g R3 MP1
 
8453817
既存の JCA サービスから新しいサービスを生成するとき、Workshop for WebLogic が失敗する。
Oracle Workshop for WebLogic では、サービスを右クリック > Oracle Service Bus > Generate Proxy/Business Service を使用して、既存の JCA サービスから新しいサービスを生成しようとすると、新しいサービスが作成せずに、エラー ログに例外が表示されます。
解決策 :[ファイル新規作成ビジネス / プロキシ サービス] を使用して、新しいサービスを作成します。
10g R3 MP1
 

BEA XQuery Mapper

問題 ID
説明
検出
修正
CR222617
制約ビューの式のボックスに式を貼り付けるとエラーが発生する
制約ビューの式の左辺または右辺のボックスに式を貼り付けると、コンパイル エラーが発生します。
解決策 : 式の左辺または右辺のボックスに式を貼り付けるのではなく、入力します。
2.0
 
CR223103
無効になっているノード リンクの削除操作を元に戻しても元に戻らない
解決策 : 〔Ctrl〕を押しながら〔Z〕を数回押すと、削除操作を元に戻す処理が行われます。
2.0
 
CR223388
再帰的な要素では、テスト ビューでソース データが正しく生成されない
再帰的な要素の生成データは空です。そのため、このような生成された再帰的な要素を使用する場合、結果のデータは実行時のテスト ビューでも空になります。
解決策 : 生成されたデータを修正してからクエリを実行します。
2.0
 
CR225672
デザイン ビューでネームスペースの変更を回復できない
XQuery ファイルを開いたままスキーマ ファイル (XQuery ファイルで使用される) のネームスペースを変更すると、ユーザがデザイン ビューに切り替えたときにこの変更を回復できません。
解決策 : XQuery ファイルを閉じ、プロジェクトを更新してから再び XQuery ファイルを開きます。
2.0
 
CR225715
MFL データのテストで未使用の XML ファイルは必須ではない
トランスフォーメーション ファイルに入力として XML スキーマと非 XML スキーマの両方が関連する場合、XML スキーマは出力ではマップされない場合でも、このようなトランスフォーメーションのテストを行うには、XML と MFL (非 XML 型) の両方のソース データが使用可能であることが必要です。ただし、これは XML のみのトランスフォーメーションの場合はあてはまりません。
2.0
 
CR225903
非 XML ファイル間に結合リンクがあると、結果データが正しくない
結合リンクがあると、非 XML 要素の結果のデータが正しくありません。結合リンクを削除すると、結果のデータが正しく生成されます。
2.0
 
CR226069
ターゲット ノードを選択すると If-Then-Else 式が表示されない
If-Then-Else 式があるターゲット ノードをクリックしても、この式が表示されません。ただし、この問題が発生するのは、XQuery ファイルを開いて最初にノードを選択したときだけです。
解決策 : いずれかのターゲット ノードをクリックしてから、必要なターゲット ノードをクリックします。
2.0
 
CR231623
テスト ビューで [データの生成] を選択すると、すべての choice のデータが生成される
choice 要素は、多くの choice の中から、一度に 1 つのデータの choice だけを受け入れます。テスト ビューで [データの生成] を選択すると、choice 要素のすべてのケースのデータが生成されます。そのため、choice 要素のデータが生成されると検証エラーが発生します。
解決策 : データを生成する要素以外のすべての要素を削除します。
2.0
 
CR234550
テスト ビューでサイズの大きい XQuery ファイルを開く場合の問題
テスト ビューでサイズの大きい XQuery ファイルを開こうとすると、「初期化しています。お待ちください...」というメッセージが表示されて XQuery Mapper がハングする場合があります。
解決策 : XQuery ファイルを閉じて、再び開きます。ファイルを開く処理の途中でビューを切り替えないでください。
2.0
 
CR234857
結合条件 OR の AND への変更が機能しない場合がある
Eclipse で、対象ノード項目をクリックし、いずれかの [or] を右クリックして、ポップアップ メニューの [結合条件を AND に変更] を選択しても、何も起こらない場合があります。

注意 : この問題は常に発生するわけではありません。偶発的な問題です。

2.0
 
CR234891
[データ リンクを構造リンクに変換] オプションがコピー リンクの右クリック メニューに表示されない
コピー リンクを右クリックしたときに、[データ リンクを構造リンクに変換] オプションが右クリック メニュー オプションに表示されません。
解決策 : コピー リンクを削除して、いずれかの子要素と子要素の間にリンクを作成します。次に、親要素と親要素の間にリンクを作成します。これが構造的なリンクになります。子要素と子要素のリンクは削除します。
2.0
 
CR234961
コピー リンクの右クリック メニューで [コードの表示] オプションを選択してもコードが表示されない
コピー リンクを右クリックして [コードの表示] オプションを選択しても、関連するコードがソース ビューに表示されません。
解決策 : [ソース] タブをクリックして手動でソース ビューに切り替えます。
2.0
 
CR250692
サイズの大きいスキーマで新しい XQuery トランスフォーメーションを作成すると XQuery Mapper が突然終了する
サイズの大きいスキーマを使用する、多くの入力が含まれた XQuery ファイルを XQuery Mapper で開けなくなります。
解決策 : スキーマの入力数を制限します。
2.1
 
CR252888
非 XML から XML および XML から非 XML にデータを転送するときに、コピー リンクを作成できない
ソースの型とターゲットの型の両方でデータ構造が似ていても、コピー リンクは作成されません。
解決策 : 親要素と親要素の間のリンクを作成します。このリンクを右クリックし、[自動マップ] オプションを選択します。
2.1
 
CR252895
実行時に非 XML 結果データの日付フォーマットを検証できない
結果が非 XML の場合、テスト ビューで日付フォーマットが検証されません。これは、XML から非 XML へのトランスフォーメーション特有の問題です。
2.1
 
CR252944
ターゲットが非 XML の場合にネームスペース プレフィックスが生成されない
ターゲットが非 XML の場合、ターゲット ネームスペース プレフィックスが XQuery ソースに正常に生成されません。このため、テスト ビューで XQuery を実行するとこの問題が発生します。
解決策 : ソース ビューで、メインの XQuery 関数の element() にターゲットの型を指定し、各ターゲット要素のネームスペース プレフィックスを追加します。
2.1
 
CR346985
インライン XQuery 変数が必ず型 xs:string としてバインドされます。
ALSB でインライン XQuery の変数がバインドされると、型 xs:string になります。これにより、xs:string と互換性のない定数の操作でパーサ エラーが発生する場合があります。
解決策 : 明示的な XQuery キャストを使用して、型の互換性を確保します。たとえば、次のインライン XQuery は失敗します。$itemsTotal は型 xs:double ですが、xs:string としてバインドされ、10000 でのテストで互換性がありません。
if ($itemsTotal < 10000) then ...
このインライン XQuery が機能するようにするには、$itemsTotalxs:double に明示的にキャストします。
if (($itemsTotal cast as xs:double) < 10000) then ...
3.0
 
CR380493
CR381270
Oracle Service Bus 10g R3 の Workshop for WebLogic で XQuery ファイルを作成中、XQuery Mapper で関数 fn-bea:execute-sql() が使用できません。[問題] ビューに「不明な関数」を示すエラー メッセージが表示されます。その結果、XQuery ファイルを Oracle Service Bus サーバ インスタンスにパブリッシュできません。
解決策 : Oracle Service Bus Console を使用して XQuery ファイルをアップロードします。この解決策を使用すると、エラーは発生せず、execute-sql 関数は正しく機能します。この問題を解決するには、サポートに連絡してください。
10g R3
パッチ

インストールとアップグレード

問題 ID
説明
検出
修正
CR328278
コードの不具合によって、MFL タイプ名のネームスペース URI 部分が適切に処理されないために、MFL タイプ名を解決できないことがあります。
解決策 : xq ファイルをアップグレードする前に (または、このバグが原因で、すでにアップグレードに失敗している場合)、テキスト エディタで xq ファイルを開き、戻り値の型とパラメータのタイプ名のネームスペース URI 部分を削除します。次に例を示します。
xquery version '1.0' encoding 'Cp1252';
(:: pragma bea:mfl-element-parameter
parameter='$tcp_UZoned_Decimal_Range_Test1'
type='tcp_UZoned_Decimal_Range_Test@schemas/tcpuzoneddecimalranges' ::)
(:: pragma bea:mfl-element-return
type='tcp_UZoned_Decimal_Range_Test@schemas/tcpuzoneddecimalranges' ::)
次のように、"type" 属性の値を編集して @schemas/tcpuzoneddecimalranges の部分を削除する必要があります。
xquery version '1.0' encoding 'Cp1252';
(:: pragma bea:mfl-element-parameter
parameter='$tcp_UZoned_Decimal_Range_Test1'
type='tcp_UZoned_Decimal_Range_Test' ::)
(:: pragma bea:mfl-element-return type='tcp_UZoned_Decimal_Range_Test' ::)
この編集が終わったら、XQuery エディタで xq ファイルを開きます。これで、プラグマの通常のアップグレードが正常に実行されます。
3.0
 
CR348242
BEA Smart Update ツールを使用して ALSB 2.6 から ALSB 2.6 RP1 にアップグレードした場合、必要なパッチが自動的にはインストールされない
解決策 : 次のオプションのいずれかを使用してアップグレードします。
  • BEA サポートから ALSB 3.0 RP インストーラを入手し、アップグレード インストールを実行します。
  • または

  • BEA Smart Update ツールを使用してアップグレードした後、Smart Update ツールを使用してパッチ セット Q4MZ をインストールすることにより、パッチ BZ6J (CR287220)、7KCW (CR326377)、Z7MC (CR320630)、および JJPY (CR334500) を自動的にインストールします。Smart Update コマンドライン ツールを使用する場合は、パッチ セットおよびパッチを必ず同じダウンロード ディレクトリにダウンロードしてください。
2.6 RP1
 
CR376336
Mercury プロファイリング ツールのサポートが有効の場合、Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3.0) のインストールが失敗します。Oracle Service Bus には JDK 1.6 が必要ですが、これは、Mercury Interactive のクラスで使用する JVMPI インタフェースをサポートしなくなりました。
解決策 : 環境に Mercury プロファイリング ツールへの参照が含まれていないことを確認し、再インストールします。たとえば、次の _JAVA_OPTIONS 環境変数が未設定であることを確認します。
_JAVA_OPTIONS: -Dawt.toolkit=mercury.awt.awtSW
-Xrunmicsupp
-Xbootclasspath/a:C:\PROGRA~1\COMMON~1\MERCUR~1\
SHARED~1\JAVAAD~1\classes;C:\PROGRA~1\
COMMON~1\MERCUR~1\SHARED~1\JAVAAD~1\classes\mic.jar
10g R3
10g R3
CR379573 CR381350
Solaris で、CUI/コンソール モードで upgrade.sh を実行すると、「致命的なエラー」が発生します。
Solaris での upgrade.sh の使用は、GUI モードでのみサポートされています。CUI/コンソール モードではサポートされていません。
10g R3
 
CR380349
以前のリリースから Oracle Service Bus 10g リリース 3 (10.3) にアップグレードした後で、次のような衝突のメッセージが表示される場合があります。
  • [OSB Kernel:398022]該当するマッピングが
    WSDL オペレーションのサービス定義内で
    見つかりません : OPERATION-NAME
  • [OSB Kernel:398034]2 つの操作は同じ着信メッセージを
    予期しているため、メッセージ本文と異なるセレクタを使用する
    必要があります
解決策 : エラー メッセージの指示に従って、WSDL またはサービスを更新します。
10g R3
 
CR380373
CR381269
新しいドメインの作成時に、JDBC データ ソースのカスタマイズを選択した場合、wlsbjmsrpDataSource 以外のデータ ソースを選択してから wlsbjmsrpDataSource を選択しなおすと、Oracle Service Bus スクリプトが画面から消えることがあります。
この問題は、WebLogic Integration と WebLogic Portal が Oracle Service Bus 10g R3 と同じ BEA_HOME にインストールされている場合に発生します。
解決策 : [前へ] ボタンをクリックして前の画面に戻り、[次へ] ボタンをクリックして [JDBC データ ソースのコンフィグレーション] 画面に戻ります。wlsbjmsrpDataSource のスクリプトが再び表示されます。
10g R3
 
8255636
Oracle Service Bus 10gR3 アップグレードを Maintenance Pack 1 にロールバックするとエラーが発生する。
Oracle Service Bus 10gR3 を Maintenance Pack 1 にアップグレードした後、元の Oracle Service Bus 10gR3 インストールにロールバックして Maintenance Pack 1 をアンインストールしているというエラーが表示される。
解決策 : バックアップから手動で元の Oracle Service Bus 10gR3 環境に戻します。
10g R3 MP1
 
8465415
Oracle Service Bus 10 gR3 Maintenance Pack 1 へのアップグレード後、Jaxen plug-in のバージョンが異なる。
Oracle Service Bus 10gR3 Maintenance Pack 1 へのアップグレード後、setDomainEnv スクリプトのクラスパスの Jaxen plug-in バージョンが、アップグレード ドメインと新しいドメインとで異なります。
この違いによる悪影響はありません。両方のプラグイン JAR ファイルは同一です。2 つのプラグイン ファイルの違いは、バージョン番号のみです。
10g R3 MP1
 


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