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Domains の実行時管理コマンドを使用する

Domains コンポーネントを既存の BEA Tuxedo アプリケーションと統合するには、ドメイン・ゲートウェイ・グループとゲートウェイ・サーバのエントリを TUXCONFIG ファイルに追加します。実行中の BEA Tuxedo アプリケーションにマルチ・ドメイン・コンフィギュレーションを追加するには、tmconfig(1) ( tmconfig、wtmconfig(1) を参照) または tmadmin(1) コマンドを使用します。tmadmin を使用すると、Domain ゲートウェイ・グループや個々のゲートウェイの掲示板で使用できる情報をリストすることもできます。

Domains 環境を設定し、統合すると、Domains ソフトウェアに用意されている一連の管理ツールを使用して、Domains 環境を動的に管理できます。たとえば、アプリケーションのどこからでもアクセスできるサービスをリスト化したり、そのリストを変更することができます。Domains ソフトウェアには、BEA Tuxedo のプログラミング・インターフェイス (ATMI) の機能に加え、拡張された機能が備わっているため、クライアントはドメイン内のあらゆるサービスを呼び出すことができます。この機能により、プログラマは、アプリケーション・コードを変更せずに、アプリケーションを拡張したり、分割できます。

次の図は、Domains の管理サブシステムにおける管理コマンドと管理サーバの関係を示します。

Domains の実行時の管理


 

Domains には、次の管理コマンドが用意されています。

注記 TUXCONFIG ファイルの SERVERS セクションで GWADM サーバが定義されている場合に、CLOPT パラメータを使用してゲートウェイ・グループを起動すると、ゲートウェイ・パラメータを指定することもできます

DMADM と Domain ゲートウェイ・グループの移行方法

DMADM は移行することができます。DMADM を新しいマシンに移行するには、次の手順に従います。

  1. DMCONFIG を新しいマシンにコピーし、dmloadcf を実行します。

  2. すべてのドメイン・ゲートウェイ・グループ、たとえば、GWADMとドメイン・ ゲートウェイ (GWTDOMAIN) をシャットダウンします。

    注記 ドメイン・ゲートウェイ・グループは、シャットダウンされない限り動作し続けます。ただし、DMADM が移行されると、ドメイン・ゲートウェイ・グループに対するすべての MIB 要求は失敗します。

  3. DMADM グループを新しいマシンに移行します。

ドメイン・ゲートウェイ・グループは移行することができます。ただし、トランザクションを使用している場合、ドメイン・ゲートウェイ・グループは、同じ種類のマシン間でのみ移行できます。ドメイン・ゲートウェイ・グループを移行するには、次の手順に従います。

  1. DMCONFIG ファイルの DM_TDOMAIN セクションに、次の形式で複数の受信アドレ スを追加します。
    *DM_TDOMAIN
    LDOM NWADDR="//primary:port"
    LDOM NWADDR="//backup:port"

    注記 サードパーティによる IP のフェイルオーバー対応機能が有効な場合、この手順は不要です。

  2. トランザクションを使用している場合は、 Domains のトランザクション・ログを 手動でバックアップ・マシンにコピーする必要があります。

  3. 手順 1 で指定した 2 つのネットワーク・アドレスが、リモート・ドメインの DMCONFIG ファイルに含まれていることを確認します。

  4. ドメイン・ゲートウェイ・グループを新しいマシンに移行します。

 

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