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e-docs > Tuxedo > Tuxedo アプリケーションの設定 > ネットワークへの ATMI アプリケーションの分散 |
Tuxedo アプリケーションの設定
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ネットワークへの ATMI アプリケーションの分散
ここでは、次の内容について説明します。
注記 ネットワークに BEA Tuxedo CORBA アプリケーションを分散する方法については、『BEA Tuxedo CORBA アプリケーションのスケーリング、分散、およびチューニング』を参照してください。
分散型の ATMI アプリケーションとは
分散アプリケーションとは、1 つ以上のローカルまたはリモートのクライアントが、ネットワーク接続された複数のマシン上の 1 つ以上のサーバと通信するアプリケーションです。分散アプリケーションでは、どの場所からでも業務処理を行うことができます。たとえば、企業では、次のような処理を国内各地や海外に分散できます。
最新の電気通信技術やデータのネットワーク化により、この種の分散処理は一般的になりつつあります。このような企業戦略を実現するために開発されたアプリケーションを使用すると、コストを削減し、世界中の顧客にサービスを提供することができます。
BEA Tuxedo システムは、分散アプリケーションの管理タスクを簡略化することにより、このようなアーキテクチャをサポートします。アプリケーションが 1 台のコンピュータで構成されている場合でも、ネットワーク接続された数千台のコンピュータで構成されている場合でも、アプリケーションのすべての構成要素 (クライアントやサーバ、およびそれらを接続するネットワークなど) は、1 つの BEA Tuxedo コンフィギュレーション・ファイルによって管理されます。
分散アプリケーションの例
次の図は、3 台のマシンに分散されたアプリケーションの基本部分を示しています。
図 7-1 分散アプリケーションの例
分散アプリケーションの実装 分散アプリケーションは、コンフィギュレーション・ファイルの NETWORK セクション (およびオプションで NETGROUPS) に定義されているネットワーク上で実装されます。多くの場合、分散アプリケーションでは、コンフィギュレーション・ファイルの ROUTING セクションに定義されたデータ依存型ルーティングが使用されます。分散アプリケーションの設計では、サーバ・グループ、プロセス、トランザクション・マネージャ・サーバ (TMS)、およびリソース・マネージャ (RM) の配置が重要です。 ネットワーク上に分散アプリケーションを設定する場合、アプリケーション管理者はネットワーク管理者と協力する必要があります。大抵の場合、アプリケーション管理者がコンフィギュレーション・ファイルの RESOURCES、MACHINES、GROUPS、SERVICES、および ROUTING セクションに分散アプリケーション用のパラメータを定義し、ネットワーク管理者または MIS 部門の担当者がネットワーク関連のセクションを定義または担当します。 関連項目
ATMI アプリケーションをネットワークに分散する理由
分散アプリケーションには、いくつかの重要な利点があります。初期のビジネス・アプリケーションは、1 台の大型メインフレーム・コンピュータ上で実行するように開発されたものでした。コンピュータ処理はすべて 1 台のマシン上で行われたため、障害が発生するとシステム全体の停止につながりました。しかし、分散アプリケーションの普及により、このようなシステム障害による危険は少なくなりつつあります。
また、アプリケーションを分散することにより、1 つのアプリケーションを論理グループに分割し、これらのグループをそれぞれ適切な場所に配置できるという利点もあります。たとえば、サーバ・グループを作成して、大規模なアプリケーションを管理しやすいサイズの業務別コンポーネントに分割し、最適な場所に配置できます。
分散アプリケーションにより、以下のことが可能になります。
分散アプリケーションの特長
関連項目
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