Oracle Linux KVMホストの最小システム要件は次のとおりです。
Oracle Linux 7
インストールのベース環境として最小インストールを選択します。Unbreakable Enterprise Kernel Release 5 Update 1以降
64ビットデュアルコアCPU
推奨: 複数のCPU
CPUは、Intel VT-xまたはAMD AMD-Vハードウェア仮想化拡張機能のいずれかをサポートしている必要があり、拡張機能をホストのBIOSで有効にする必要があります。CPUは、No eXecuteフラグ(NX)もサポートしている必要があります。
2 GBのRAM
テスト済の最大容量: 12 TB必要なRAMの量は、ゲスト・オペレーティング・システム要件、ゲスト・アプリケーション要件およびゲスト・メモリーのアクティビティと使用状況に応じて異なります。
1 Gbps以上の帯域幅を持つ1つのネットワークインタフェースカード(NIC)
推奨: 1 Gbps以上の帯域幅を持つ2つ以上のNIC仮想マシンの移行など、ネットワーク集中型のアクティビティ専用にNICを使用できるように、複数のNICを使用することをお薦めします。
60 GBのOracle Linux Virtualization Manager専用の書込み可能なローカル・ディスク領域で、割当ては次のとおり。
割当て
サイズ
/
(ルート)30 GB
/boot
1 GB
/var
29 GB
UEKを使用したOracle Linuxが動作保証されているx86ベースのサーバーの詳細は、Oracle Linuxおよび仮想化のハードウェア動作保証リストを参照してください。
VDSMによって指定されたウォッチドッグ・デーモンに干渉する可能性があるため、Oracle Linux KVMホストにサードパーティのウォッチドッグをインストールしないでください。
KVMハイパーバイザの動作に影響する可能性があるため、Oracle Linux KVMホストに他のアプリケーションをインストールしないでください。
システム要件とインストールの既知の問題の詳細は、次を参照してください。