3.3 一般的なネットワーク構成

「表3.1」は、Oracle Private Cloud Applianceを構成するための一般的なネットワーク構成ワークシートです。 Oracleにより、データセンターでのインストール準備のために情報を収集するようにリクエストされます。 このワークシートに入力されたパラメータは、アプライアンスの初期化時に入力として使用されます。

表3.1 一般的なネットワーク構成ワークシート

項目

構成

説明および例

ドメイン名

会社のネットワーク・ドメイン名。

例: abc.example.com

リージョン

Oracle Private Cloud Applianceがインストールされている国の名前。

タイムゾーン

有効なタイムゾーン。

ドメイン・ネーム・サーバーのIPアドレス

1台以上のネットワーク・ネーム・サーバーのIPアドレス(最大3つのサーバー)。

例: 10.25.45.123, 10.25.45.125

NTPサーバー

Network Time ProtocolサーバーのIPアドレス。

例: 10.12.13.14

検索ドメイン

名前参照の検索ドメインのリスト。

例: example.com , example.org

デフォルトのゲートウェイ

組織内のデフォルト・ゲートウェイのIPアドレス。

例: 10.203.72.2

管理ノードのIPアドレス1

会社ネットワーク内の最初の管理ノードのIPアドレス。

例: 10.203.72.101

管理ノードのホスト名1

会社ネットワーク内の最初の管理ノードのホスト名。

例: manager1

管理ノード2のIPアドレス

会社ネットワークの2番目の管理ノードのIPアドレス。

例: 10.203.72.102

管理ノード2のホスト名

会社ネットワーク内の2番目の管理ノードのホスト名。

例: manager2

管理仮想IPアドレス

会社ネットワークの管理ノード・クラスタの仮想IPアドレス。

例: 10.203.72.100

管理 VLAN ID

管理ネットワークのデータ・センターVLANタグ(該当する場合)。

例: VLANタグ20

vPCドメインID

スパイン・スイッチのvPCドメインIDは、環境内で一意である必要があります。デフォルト値は1です。

例: vpc domain 1