16 Oracle Trace File Analyzerの管理および構成
この項では、Oracle Trace File Analyzerデーモン、診断収集、および収集リポジトリの管理について説明します。
- Oracle Trace File Analyzerのステータスおよび構成の問合せ
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コマンドを使用して、ステータスや構成を問い合せます。 - Oracle Trace File Analyzerデーモンの管理
Oracle Trace File Analyzerは、UNIXシステムの場合はinit
、Linuxの場合はinit/upstart/systemd
によって実行され、Microsoft Windowsの場合はWindowsサービスとして実行されます。これにより、ノードが起動されると、Oracle Trace File Analyzerが自動的に起動されます。 - リポジトリの管理
Oracle Trace File Analyzerは、すべての診断収集をリポジトリに格納します。 - 収集の管理
Oracle Trace File Analyzerで構成されたディレクトリと診断収集を管理します。 - ホストの構成
Oracle Trace File Analyzer構成にホストを追加するには、tfactl
に対するroot
アクセスまたはsudo
アクセスが必要です。 - ポートの構成
クラスタ内のOracle Trace File Analyzerデーモンは、ポート5000から5005を介して安全に通信します。 - SSLおよびSSL証明書の構成
SSL/TLSプロトコルを表示および制限します。自己署名証明書またはCA署名証明書を使用するようにOracle Trace File Analyzerを構成します。 - 電子メール通知の詳細の構成
自動収集の完了後に、登録された電子メール・アドレスに電子メールを送信するように、Oracle Trace File Analyzerを構成します。 - 索引の管理
Oracle Trace File Analyzerでは、診断データの格納に複数の索引を使用します。
親トピック: 診断データの収集と問題の分類、診断および解決