この項では、Oracle Linux Cloud Native Environmentのリリース1.0.1での主な変更点についてリストします。
Oracle Linux Cloud Native Environmentの更新: 各ノードでOracle Linux Cloud Native Environmentパッケージを更新する方法を示す手順がドキュメントに追加されています。パッケージの更新の詳細は、更新およびアップグレードを参照してください。
Kubernetesの更新: Kubernetesモジュールの更新を可能にするために、olcnectl module updateコマンドが追加されました。このコマンドは、環境内にある各ノードのKubernetesリリースを更新します。
重要Kubernetesモジュールを更新する前に、各ノードでOracle Linux Cloud Native Environmentパッケージをリリース1.0.1に更新してください。
olcnectl module updateコマンドを使用してKubernetesリリースを更新する方法の詳細は、更新およびアップグレードを参照してください。
Kubernetesのインストール: Kubernetesパッケージを自動的にデプロイし、
crio
サービスとkubelet
サービスを有効にして開始するように、olcnectl module installコマンドが変更されました。デプロイメントの前に、パッケージをインストールしたり、これらのサービスを有効にして開始する必要はなくなりました。olcnectl module installコマンドを使用してKubernetesモジュールをデプロイする方法の詳細は、次の場所から『スタート・ガイド』を参照してください:
https://docs.oracle.com/en/operating-systems/olcne/start/install-module-deploy.html
ロード・バランサのインストール:
--virtual-ip
オプションを指定して使用するolcnectl module installコマンドが、Oracle Linux Cloud Native Environmentに付属するロード・バランサを自動的にデプロイするように変更されました。ロード・バランサのデプロイの一部として、NGINXとkeepalivedがマスター・ノードにインストールされます。また、olcne-nginx
サービスとkeepalived
サービスが有効にされ、開始されます。マルチマスタKubernetesクラスタ用のOracle Linux Cloud Native Environment Platform Command-Line Interfaceによってデプロイされたロード・バランサを使用する方法の詳細は、次の場所から『スタート・ガイド』を参照してください:
https://docs.oracle.com/en/operating-systems/olcne/start/deploy-kube-ha.html