世代およびレベル名の追加または更新

Essbaseアウトライン内の世代およびレベルには、名前を付けられます。名前は、世代またはレベルを説明する単語または語句です。次に、計算スクリプトまたはレポート・スクリプトで世代名とレベル名を使用して、アウトラインの特定の深さに分析を集中できます。

たとえば、アウトラインのすべての市に対してCitiesという世代名を作成します。計算スクリプトの計算を制限して、市区町村にのみ適用できますが、地域単位を大きくしたり小さくしたりすることはできません。

それぞれの世代またはレベルには、1つの名前のみ定義できます。世代およびレベルに名前を付ける場合は、「ディメンション、メンバーおよび別名の命名規則」の説明に従い、メンバーと同じ命名規則に従います。

Essbase Webインタフェースを使用して世代とレベルに名前を付けるには、キューブの「ディメンション」タブに移動します。ここでは、プレースホルダ・テキストGen1、Gen2をわかりやすい世代名で置き換えるか、プレースホルダ・テキストLev1、Lev2などをレベル名で置き換えることができます。

世代名を追加した場合は、キューブをアプリケーション・ワークブックにエクスポートするときに、Cube.Generationsワークシートに含まれます。必要に応じてCube.Generationsワークシートを更新し、キューブを再構築または再インポートできます。Cube.Generationsワークシートの理解を参照してください。

REST APIを使用してアウトラインを編集する場合は、ディメンションの追加または更新アクションの実行時に、ディメンションpropertiesgenNameまたはlevNameプロパティを更新します。バッチ・アウトライン編集の実行エンドポイントのドキュメントを参照してください。

その他の参照

世代およびベル

ディメンション構築での世代参照

ディメンション構築のレベル参照