Execute Calculation
MaxL execute calculation文は、Essbaseブロック・ストレージ・データベースを計算するために役立ちます。この文を使用して、保管済計算スクリプト、計算文字列またはデフォルトの計算を実行できます。
この文を使用して、特定の保管済計算またはデフォルトの保管済計算(alter databaseで決定)または匿名の(保管されていない)計算文字列を実行できます。
保管されたBSO計算の実行に必要な最小限の権限は、その計算スクリプトをプロビジョニングすることです。匿名計算(CALC-STRINGメソッド)またはデフォルトの計算を実行するには、必要な最小アプリケーション権限はデータベース更新です。
キーワード
MaxL execute calculationを使用すると、次の方法でBSO計算スクリプトを実行できます。
- execute calculation CALC-NAME
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指定された保管済計算スクリプトを実行します。
例:
execute calculation Sample.Basic.Calc1;
データベースと関連付けられている、Calc1という名前の保管済計算スクリプト・ファイルを使用してSample.Basicデータベースが計算されます。
- execute calculation CALC-NAME on database DBS-STRING
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指定された保管済計算スクリプトを、指定したデータベースに実行します。
例:
execute calculation Sample.Calc2 on database Basic;
Sampleアプリケーションと関連付けられている、Calc2という名前の保管済計算スクリプト・ファイルを使用してSample.Basicデータベースが計算されます。
- execute calculation CALC-STRING on DBS-NAME
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本文がCALC-STRINGに含まれている匿名の計算を、指定されたデータベースに対して実行します。
例:
execute calculation 'SET MSG ERROR; CALC ALL;' on Sample.Basic;
匿名の(保管されていない)計算文字列を使用してSample.Basicデータベースが計算されます。
- execute calculation default on DBS-NAME
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指定されたデータベースにデフォルトの計算を実行します。
例:
execute calculation default on Sample.Basic;
- execute calculation CALC-NAME with runtimesubvars RTSV-LIST
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キー/値のペアとして指定されるランタイム代替変数の文字列であるRTSV-LISTにランタイム代替変数を指定した、指定された保管済計算スクリプトを実行します。文字列を一重引用符で囲み、キー/値ペアをセミコロン(文字列の最後のランタイム置換変数の後、および末尾の一重引用符の前のセミコロンを含む)で区切る必要があります。このランタイム代替変数文字列の例では、4つのランタイム代替変数の名前と値が指定されています(たとえば、ランタイム代替変数名aの値は100です)。
'a=100;b=@CHILDREN("100");c="Actual"->"Final";d="New York";'
ランタイム代替変数の文字列は、64 KBを超えられません。
例:
execute calculation Sample.Basic.Calc3 with runtimesubvars ‘a=100;b=50;’;
データベースに関連付けられている、Calc3という名前の保管済計算スクリプト・ファイルと、aという名前のランタイム代替変数の値が100で、bの値が50の、指定されたランタイム代替変数を使用してSample.Basicデータベースが計算されます。
ノート:
計算スクリプトで使用されるランタイム代替変数は、名前とデフォルト値を使用して、SET RUNTIMESUBVARS計算コマンドで宣言する必要があります。RTSV-LISTで別の値が宣言されている場合、デフォルト値がランタイムに上書きされます。
SET RUNTIMESUBVARSで宣言されていないランタイム代替変数をRTSV-LISTに含めた場合、Essbaseでは宣言されていないランタイム代替変数は(警告や例外を生成せずに)無視されます。
計算スクリプトで使用されているランタイム代替変数は、ENABLERTSVLOGGING構成設定を使用してアプリケーションのログ・ファイルに記録できます。
SET RUNTIMESUBVARS計算コマンドで宣言されているランタイム代替変数の名前が、RTSV-LISTで宣言されているランタイム代替変数と同じ場合、RTSV-LISTに指定された値が、SET RUNTIMESUBVARSのデフォルト値を上書きします。
ノート
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保管済計算は、アプリケーション内の特定のデータベースに関連付ける(データベース・レベル)か、アプリケーションにのみ関連付ける(アプリケーション・レベル)ことができます。アプリケーション・レベルで保管された計算を実行するには、アプリケーションのどのデータベースをon database STRING文法を使用して計算するかを指定する必要があります。
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計算スクリプトは、with runtimesubvarsの文法を使用してランタイム代替変数を参照できます。