HEADING

Essbaseレポート・ライターのHEADINGコマンドは、ページ見出し(デフォルトの見出し、またはSTARTHEADINGおよびENDHEADINGのコマンドで定義される見出し)を表示します。

SUPHEADINGコマンドを使用して見出しの表示がオフになっていた場合、同じコマンドで表示がオンに戻り、次の抑制されていない出力行の直前まで出力され、その後新しいページごとに上部に出力されます(SUPHEADINGが再度使用されるまで)。見出しは、列またはページの選択メンバーに変更があった場合は自動的に調整されます。また、HEADINGコマンドを追加で使用する必要なく、次の出力データ行の前に生成されます。

ノート:

デフォルトの見出しには、ページ・メンバー見出しと列メンバー見出しが含まれます。

構文

{ HEADING }

ノート

  • デフォルトでは、ページと列ヘッダー(まとめてHEADING)はオンになっています。これは、レポート内でこれらが実際の最初の出力行より前に表示されて、次の場合には、再び表示されるようにリセットされることを意味します。

    • 新しいページが生成された場合。

    • ページまたは列ディメンションのメンバーのいずれかが変更された場合。

    • 特定のCOLHEADING、PAGEHEADINGまたはIMMHEADINGによって新しい見出しが指定されます。これらが、「表示」にリセットされると、新しい抑制されない出力行の直前に出力されます。

  • 新規ページと列見出しを、次の抑制されていない出力行を待たずにすぐに生成する場合は、IMMHEADINGを使用します。

  • 通常、見出しはページ見出し(PAGEディメンションのメンバー)と列見出し(列ディメンションの現在のメンバー)で構成されます。列ヘッダーの最後の行は下線付きにもなります。

  • STARTHEADING/ENDHEADINGが使用されている場合、HEADINGコマンドはレポート見出しの構成を再定義します。

  • SUPHEADINGが使用されている場合、コマンドPAGEHEADINGとCOLHEADINGによってページ見出しと列見出しを個別にオンに戻せます。

見出しの例は、STARTHEADINGコマンドの例を参照してください。