ttRepQueryThresholdSet

このプロシージャは、レプリケーション・エージェントが問合せを実行できる最大秒数を指定し、この秒数を超えると、警告がデーモン・ログに書き込まれます。指定された値は、レプリケーション・エージェントを次に起動したときに有効になります。レプリケーション・エージェントの問合せしきい値は、マテリアライズド・ビューのディテール表に対するSQL実行、ON DELETE CASCADE処理、およびSQL文を実行する一部の内部処理に適用されます。

必要な権限

このプロシージャには、ADMIN権限が必要です。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

このプロシージャはTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

関連ビュー

このプロシージャには関連ビューはありません。

構文

ttRepQueryThresholdSet(seconds);

パラメータ

ttRepQueryThresholdSetには、次のパラメータがあります。

パラメータ 説明

seconds

TT_INTEGERNOT NULL

TimesTenがデーモン・ログに警告を書き込む前に、レプリケーション・エージェントによってSQL文を実行できる秒数。0以上の値を指定する必要があります。デフォルトは0で、TimesTenが警告を書き込まないことを示します。

結果セット

ttRepQueryThresholdSetは結果を返しません。

レプリケーションの問合せしきい値を4秒に設定するには、次のコマンドを実行します。

CALL ttRepQueryThresholdSet(4);