保護ポリシーを管理するための基本タスク

この項では、保護ポリシーの管理に含まれる基本的なタスクについて説明します。図7-3は、「リカバリ・アプライアンスのワークフロー」に説明されている全体的なワークフローを、保護ポリシーのタスクを強調して示したものです。

図7-3 リカバリ・アプライアンス・ワークフローの保護ポリシー・タスク

図7-3の説明が続きます。
「図7-3 リカバリ・アプライアンス・ワークフローの保護ポリシー・タスク」の説明

通常、保護ポリシーのタスクを実行する順序は次のとおりです。

  1. 計画フェーズでは、データベースを階層でグループ分けし、各階層のリカバリ要件を決定します。

    「リカバリ・アプライアンスの計画」でこれらのタスクを説明しています。

  2. 構成フェーズ(「リカバリ・アプライアンスの設定と構成」を参照)では、各データベース階層に1つの保護ポリシーを作成します。

    1. バックアップ・ポーリングの場所へのアクセス権がリカバリ・アプライアンスにあり、コマンドライン・ツールを使用して構成を実行している場合は、必要に応じて、バックアップ・ポーリング・ポリシーを作成します。

      「バックアップ・ポーリング・ポリシーの作成(コマンドラインのみ)」でこのタスクについて説明しています。

      ノート:

      Cloud Controlを使用すると、ポーリング・ポリシーと保護ポリシーを同じページで構成できます。

    2. 特定のデータベース階層の保護ポリシーを作成します。

      「保護ポリシーの作成」でこのタスクについて説明しています。

  3. 進行中のメンテナンス・フェーズでは(「リカバリ・アプライアンスのメンテナンス・タスク」を参照)、必要に応じて保護ポリシーを変更します。一般的な変更タスクには次のものがあります。