予測プロファイルの作成

予測プロファイルは、需要予測の生成で使用される定義を集めたものです。各プロファイルには、予測方法の定義、および需要データを集計するレベルの定義が含まれています。

事前定義済予測プロファイル

事前定義済の予測プロファイルを次の表に示します。

予測プロファイル	作業領域	入力メジャー	出力メジャー	予測表	使用
予測記帳	需要管理需要および供給プランニング	最終記帳履歴	記帳予測	予測記帳定義	記帳履歴に基づいた予測用
交替チェーンの予測記帳	需要管理需要および供給プランニング	最終記帳履歴	記帳予測	予測記帳定義	交替チェーンの現行品目改訂および最新(将来)品目改訂の記帳履歴に基づく予測用
イベント・アクティビティを含む予測記帳	需要管理需要および供給プランニング	最終記帳履歴	記帳予測	予測記帳定義	イベントの影響を考慮した記帳履歴に基づく予測用
製品ライフサイクルを含む予測記帳	需要管理需要および供給プランニング	最終記帳履歴	記帳予測	予測記帳定義	記帳履歴およびローンチ日と中止日に基づく予測用
新製品の特徴ベース記帳予測	需要管理需要および供給プランニング	最終記帳履歴	特徴ベース記帳予測	特徴ベース記帳予測定義	製品需要への影響の分析に使用される履歴記帳および特徴に基づいた新製品の予測用
予測消費	補充プランニング	最終消費履歴	消費予測	予測消費定義	消費履歴に基づいた予測用
予測出荷	需要管理需要および供給プランニング補充プランニング	最終出荷履歴	出荷予測	予測出荷定義	出荷履歴に基づいた予測用
交替チェーンの予測出荷	需要管理需要および供給プランニング補充プランニング	最終出荷履歴	出荷予測	予測出荷定義	交替チェーンの現行品目改訂および最新(将来)品目改訂の出荷履歴に基づく予測用
イベント・アクティビティを含む予測出荷	需要管理需要および供給プランニング	最終出荷履歴	出荷予測	予測出荷定義	イベントの影響を考慮した出荷履歴に基づく予測用
製品ライフサイクルを含む予測出荷	需要管理需要および供給プランニング補充プランニング	最終出荷履歴	出荷予測	予測出荷定義	出荷履歴およびローンチ日と中止日に基づく予測用
新製品の特徴ベース出荷予測	需要管理需要および供給プランニング	最終出荷履歴	特徴ベース出荷予測	特徴ベース出荷予測定義	製品需要への影響の分析に使用される履歴出荷および特徴に基づいた新製品の予測用

事前定義済予測プロファイルは編集できません。ただし、事前定義済予測プロファイルのコピーを作成し、変更して使用できます。

予測プロファイルの作成

これらのステップに従って、予測プロファイルを作成します。

「需要管理」、「需要および供給プランニング」または「補充プランニング」作業領域で、「タスク」パネル・タブの「構成」で、「予測プロファイルの管理」を選択します。

「予測プロファイルの管理」ページが表示されます。
「処理」→「作成」をクリックします。

「予測プロファイルの管理」ページが表示されます。
予測プロファイルの名前と摘要を入力します。
新規または既存の製品の予測プロファイルでベイジアン機械学習を使用する場合は、「機械学習タイプ」で「ベイジアン」を選択します。ベイズ機械学習は、Oracle Demand Managementのアルゴリズムを使用します。

新製品の予測プロファイルで特徴ベースの機械学習を使用する場合は、「特徴ベース」を選択します。特徴ベースの機械学習では、Oracle Fusion Internet of Things Intelligent Applications Cloud Serviceのアルゴリズムを使用します。

ノート:
「補充プランニング」作業領域の予測プロファイルを使用可能にする場合は、Feature-basedを選択できません。
「作業領域で使用可能」で、予測プロファイルを置く作業領域のチェック・ボックスを選択します。

作成した予測プロファイルは、それらの作業領域の予測プロファイルの管理ページにのみ表示されます。また、需要プラン、需要および供給プランまたは補充プランの作成中、「プラン・オプション」ページの「需要」タブの「予測プロファイル」セクションでは作業領域で有効になっている予測プロファイルしか選択できません。
「予測表」で、予測プロファイルの予測表を選択します。

予測表では予測で使用されるデータ集計レベルが定義されます。
「入力メジャー」で、予測プロファイルの入力メジャーを選択します。

このメジャーのデータは、予測における履歴需要の基礎として使用されます。

選択可能なメジャーは選択した予測表内にあり、時間によってディメンション化されているものです。
「出力メジャー」で、予測プロファイルの出力メジャーを選択します。

このメジャーにはプラン実行後の予測が格納されます。

選択可能なメジャーは選択した予測表内にあり、時間によってディメンション化されているものです。また、使用可能なメジャーはプラン間で共有することはできず、現在のデータでリフレッシュされます。
「メジャー・カタログ」で、予測プロファイルのメジャー・カタログを選択します。

予測プロファイルを使用するプランで必要になると思われるメジャー・カタログをすべて選択します。事前定義済のメジャー・カタログは選択できません。
予測プロファイルでBayesian機械学習を使用する場合は、「予測メソッド」タブを使用して予測メソッドおよびメソッド・パラメータを構成します。詳細は、この章の「ベイズ機械学習の予測メソッド」のトピックを参照してください。

予測プロファイルで機能ベースの機械学習を使用する場合は、「予測メソッド」タブでXG Boost予測メソッドのデフォルトの選択を受け入れます。詳細は、この章の「特徴ベース予測の予測メソッド」のトピックを参照してください。
予測プロファイルでベイジアン機械学習を使用する場合は、「分解グループ」タブを使用して分解グループを選択および構成します。詳細は、この章の「分解グループ」のトピックを参照してください。

予測プロファイルで特徴ベースの機械学習を使用する場合は、「機能グループ」タブを使用してメジャー、レベルおよび属性を選択および構成します。詳細は、この章の「機能グループ」のトピックを参照してください。
「予測パラメータ」タブを使用して、予測パラメータを構成します。

詳細は、この章の「ベイズ機械学習の予測パラメータ」または「特徴ベース予測の予測パラメータ」に関するトピックを参照してください。
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